ホームページのアクセス解析
ホームページを訪問した人が 「どこから」「どうやって」来たのか、また、その滞在時間や閲覧ページ数などのあらゆるデータを取得し、分析することでアクセス数を増やすことができます。
2018/4/12
公開日:2018/4/12
最終更新日:2018/4/12
ビジネスは競争の激しい既存市場(レッド・オーシャン)が常。
未開拓市場であるブルー・オーシャン戦略を切り開くためや、同じ事業でも競合他社に打ち勝つため、競合他社が何をしているか競合分析を行うことでライバルに打ち勝つ方法を模索することが重要です。
自社の売り上げを伸ばすために、自社の強みや弱みを客観的に分析してライバルと差をつけるため、競合他社の分析方法をご紹介します。
なお、ホームページ作成をご検討なら、Wepageをご検討ください。
インターネットで物を買う、またはサービス利用を申し込む場合、一般的なユーザーはどういった行動を取るでしょうか?
多くの人は、インターネット検索を行い、検索結果に表示されたいくつかのホームページを見てページの中身を見ながら比較したり、違いをまとめて比較できる比較サイトを利用して、最終的にどの商品・サービスを利用するか決定しています。
つまり、自社のホームページの商品・サービスを利用してもらうためには、競合他社との比較に打ち勝つ商品・サービスを提供することも重要ですが、自社のホームページを選んでもらうことも重要となるのです。
競合他社のホームページの分析を行い、競合他社に打ち勝つホームページを作るポイントについてまとめていきます。
競合を分析する前に、まずは自社のターゲットとなる顧客像を明確にする必要があります。
アメリカの経営学者フィリップ・コトラーSTP(S:セグメンテーション、T:ターゲティング、P:ポジショニング)こそがマーケティングの基本であるというマーケティング論を提唱しました。
まず、自社の商品・サービスをどのような人が利用しているのか、年齢、性別、職業、収入、居住地域などの顧客の人口統計学的属性を調査します。
次に、どのような経路で商品・サービスを利用するのか流入経路を分析し、その流入経路のスタイル、好み、価値観、ロイヤリティ、親密度などの心理的属性を調査します。
ホームページに限って行う場合はGoogle アナリティクスや検索キーワード調査ツールなどで、どのようなサイト経由・キーワードで流入してくるのか を調査します。
最後に、どのような顧客が何を求めて自社に訪れるのか具体的な需要や欲求を条件とする属性を分析して顧客のニーズ・ウォンツを把握することで、自社のターゲットとなる顧客像を明確にすることができます。
自社のターゲットとなる顧客像が明確となったら、競合他社を選定します。
近年はネット社会となったことで、性別や年代の違いなく情報が行き渡る時代になりました。したがって、インターネット上での競合会社は、必ずしも同業種で同規模の会社というものではなく、インターネット上で、ユーザーが必要とする情報を検索した際に、そのキーワードに合致していると思われるホームページが競合他社となります。
自社のホームページのターゲットに設定したユーザーが検索するキーワードで検索した際に、検索結果に表示されたホームページがインターネットにおける競合他社となります。
競合他社を選定したら、競合他社のホームページがどのような方法でそのホームページに顧客を集めているのか調査します。
どのような人がどのくらい訪問しているのか年齢、性別、職業、収入、居住地域などの顧客の人口統計学的属性、アクセス数・平均滞在時間・流入経路などを調べることで他社ホームページの集客方法が把握できます。
あわせてお読みください。
参考: ホームページのアクセス解析
自社のホームページの解析はWepageのアクセス解析機能や Google アナリティクスで行うことができますが、競合他社のホームページを分析する場合は、様々な分析ツールを使用します。ここでは競合他社のホームページ調査ができるツールの一部を紹介します。
競合他社のホームページの内容を調査して、訪問した人がホームページにどのような印象を抱くのか、コンテンツの充実度やデザイン、機能性、ナビゲーションを含むホームページの使いやすさなどを総合的に評価して自社の商品・サービスとの違いを比較します。
自社のホームページのコンテンツを作成するにあたり、競合他社が成功している部分について積極的に模倣し、他社にないコンテンツを積極的に強化します。
競合他社のホームページを分析して、自社のウィークポイントを補強し、ストロングポイントはより強化することで、よりよいホームページを作ることができます。