ホームページ作成会社選びのポイント

ホームページ作成会社選びのポイント

公開日:2018/2/26
 最終更新日:2018/2/26

ホームページを既にお持ちの企業や、これから持とうと考えている企業にとって、一度作ったホームページが何年使えるのか気になるところではないでしょうか。

ホームページ自体はサーバーなどのホームページ構築環境が変わらない限り半永久的に使用できますが、企業のイメージやサービス、運営者やユーザーの取り巻く環境などが変わることで、 一般的にはホームページを公開してから3~5年などでリニューアルを検討する企業が多く見られます。

例を挙げると、Googleによる検索結果のアルゴリズムの変化やスマートフォンの普及など、そのままにしておくと集客効果が薄れてしまったり、ユーザーの使い勝手も悪くなってしまい、完全なリニューアルや大幅なテコ入れをしなければならない場合もあります。

3~5年の長い期間、企業の顔として働いてくれるホームページを作成する際に重要になるのが作成会社選び、しっかりとしたパートナーを選ぶためのポイントをご紹介いたします。

なお、ホームページ作成をご検討なら、Wepageをご検討ください。


01ホームページ運用は貴社が行うことが大前提

ホームページ作成は以下のような6段階の工程に分けることができます。

1~6全てをコンサルティングしている作成会社や、企画のみ、デザインのみに特化している作成会社、また開発を専門に行う作成会社もあります。せっかくホームページを作るんだから面白いコンセプトやキレイなデザインのホームページを作りたい、と思われがちですが、ホームページ作成会社は作成のプロであり、貴社のビジネスのプロではありません

見た目をどう作るかではなく、公開後どのように運用(コンテンツを追加)していくかもホームページ作成時にしっかりと検討しましょう!

  • 1.企画・校正
    • ホームページのコンセプトや目的、更新などの運用方法や宣伝方法を策定します。
      ※この部分のみを発注した場合でも費用が発生する作成会社も多いです。
  • 2.設計ル
    • サイトマップやページの遷移図、ワイヤーフレームなどを作成します。
  • 3.デザイン
    • 必要な素材を準備し、ホームページのデザインを作成します。
  • 4.WEBページ化
    • デザインに基づいてコーディングを行ったり、システム(CMS)を実装します。
  • 5.公開・納品
    • 完成したホームページを公開します。
  • 6.最適化
    • SEOなどの検索エンジン対策や、コンテンツの追加を行いホームページを運用します。

02経験や実績の有無を見極める

企業のホームページが一般的になってからまだ十数年、WEB作成業界はまだまだ歴史の浅い分野です。数多く作っていればいいというわけではありませんが、どのような会社のホームページを作ってきたかという数は、その作成会社の実績となり、寄せられているお客様の声はその作成会社の信頼となります。

現在では、レストラン・居酒屋などの飲食店、美容院・エステ・ゴルフ場・ピアノ教室など暮らしや生活に関わる身近なお店、病院・クリニック・動物病院・老人介護施設などの医療・福祉、工務店やリフォーム業者、旅館・ホテルなどの観光業、弁護士事務所や司法書士、税理士などの士業まで、ありとあらゆる事業者がホームページを持つようになっています。

貴社の業種の経験の有無を確認することも失敗しない作成会社選びのポイントとなります。


03安いには理由がある

インターネットで見かける作成会社の中には格安で作成・保守・運用を請け負う業者も数多く存在します。ホームページはインターネットでの集客を行うものであるため、インターネットでの集客を目的としてホームページを作成する例として、集客力があるホームページであるとはいえますが、そのような作成会社の多くがお客様との全てを電話・メールのみで完結してしまいます。

契約時の比較検討だけでなく、契約後にホームページを作成する際に、担当者とはホームページページの完成までにかなり頻繁なコミュニケーションをとることになります。顔が見えない電話やメールだけでは、時として円滑なコミュニケーションが取れない場合も。

提案や商品説明、契約だけでなく、必要に応じて作成に際しても訪問してくれる作成会社を選ぶと、スムーズにホームページ作成が進みます。


04「作成費」だけじゃない、ホームページの料金

ホームページ作成の料金は一般的にページ数に応じて決まります。1ページのボリュームやデザインの質によってコーディングにかかる時間が変わるため、作成内容によって細かく料金が異なる作成会社も存在します。大手になればなるほど1ページあたりの作成単価が高くなる傾向にある一方、「格安ホームページ作成」を謳い、低単価でホームページを作成する業者も存在します。一般的な作成会社は「作る」のみとなり、その後のサポートや、デザイン変更・コンテンツ追加などのホームページ更新や機能追加などの改修は別料金となります。

また、ホームページは「作る」以外にも、サーバー費用やドメイン費用のような「保守・運用費(ランニングコスト)」がかかります。ホームページに解析ツールなどの機能追加をする場合に月額費用がかかる場合もあります。

作成会社を選ぶ場合は、その後のホームページ運用まで含めてトータルでいくらかかるのか比較することが重要です。


05ホームページは作ってからがスタート! その後のサポートでも比較する

ホームページを何のために作るのか、を考えると、ホームページを持つ目的とはホームページを作るだけではなく「ホームページを使って○○すること」です。ホームページは作って終わりではなく、貴社の目標や課題を達成することのスタートとなります。

ホームページを公開してみて初めてユーザーの反応が分かり、結果として思いもよらない行動をとったり、異なるユーザーのニーズを把握することもあります。せっかく凝ったデザインに仕上げても導線などのユーザービリティが悪ければ効果の上がらないホームページとなってしまいます。ホームページのどこに問題があるのか、公開後に判明したことを改修・追加してホームページを改善して目標や課題を達成することがホームページ運用となります。

であれば、作る時同様作った後の対応も作成会社選びの判断基準にすべきではないでしょうか。

意外なことかもしれませんが、ホームページ運用やサポートの専門チームを保有しているのはごくわずかです。契約時の営業マンもホームページ運用のプロではありません。解析や市場・ニーズの分析どのような対策をとればよいかなどのアドバイスや作成のサポートも行ってくれるかなど、作成後のサポート体制の有無を比較することも作成会社選びの重要なポイントとなります。



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