会社ホームページにテンプレートは使用できる?テンプレート選びのポイントからおすすめまで紹介

会社ホームページにテンプレートは使用できる?テンプレート選びのポイントからおすすめまで紹介

公開日:2022/3/25
 最終更新日:2024/5/31

今や当たり前となった企業ホームページ。
「会社のホームページ作成を任されたけど、プログラミングやデザインの知識がなくて困っている…」という方もいらっしゃるのではないでしょうか。

そこでおすすめなのがホームページのテンプレート使用です。

しかし、「テンプレートはありきたりなデザインになるから、会社のホームページに使用して問題ないのか」ということが気になりますね。
今回は、会社のホームページにテンプレートを使用して良いのか、選び方のポイントやおすすめテンプレートまで一挙にご紹介します。

なお、ホームページ作成をご検討なら、Wepageをご検討ください。


01ホームページテンプレートとは

ホームページテンプレートとは

ホームページにはレイアウト・デザインが存在し、その形をあらかじめ作っておいたものがテンプレートです。

テンプレートを利用すれば、文章と画像を挿入するだけで、基本的なホームページが完成します
通常、ゼロからホームページを作るとなると、HTMLやCSSといったプログラミング言語の習得から始まります。

さらに、プログラミング言語をレイアウトやデザインに合わせて組み合わせなければならず、複雑な作業が必要です。

しかし、ホームページテンプレートでは、すでに言語を使ってコーディング(プログラミング言語を記述してウェブページを作成すること)された状態のものを使用できます。
そのため、プログラミングの知識が不要でホームページが作成できるのです。


02テンプレートを使ったホームページ作成のメリットとは

テンプレートを使ったホームページ作成のメリットとは

2-1.ホームページ作成の知識が不要

テンプレートを利用する最大のメリットは、HTML・CSSの知識が不要でホームページを作れる点です。

言い換えると、テンプレートは誰でもホームページが作れるようになる夢のようなツールといえます。
最近ではテンプレート数が豊富なCMS(簡単にホームページが作れるシステム)も多く提供されています。

例えば、CMSの中でもシェア率トップを誇るWordPressは、現在使用できるテンプレート数が有料無料含めて8,000種類以上もあります。

「会社のホームページにテンプレートを使用したら、ありきたりなデザインになってしまうのでは?」
「テンプレートを使ってもデザインのカスタマイズで結局知識が必要になるのでは?」

という悩みを解消できるテンプレート数ですね。

2-2.制作時間の短縮になる

テンプレートはすでにレイアウト・デザインがあらかた決まっているので、ゼロから作るのに比べて制作時間が短縮可能です。
さらに、言語を打ち込む必要がなく、直感的な操作で文字の装飾や画像の挿入ができるので、その点も作業時間の削減になります。

「会社のデザインイメージを伝えられたけど、具体化させる時間も技術もない」
「早急にホームページを作りたい!」

上記のようなお悩みも、イメージに近しいテンプレートを選んで対応すれば、迅速に解決できるでしょう。

2-3.低コストで制作が可能

ホームページをWebサイト制作会社に依頼する場合、規模にもよりますが大体30万円以上はかかります。
しかし、テンプレートを用いれば、Webサイト制作会社に依頼する半分のコストで制作が可能です。

かかる費用は以下の通り。

  • CMS利用費:無料〜3万円/年
  • テンプレート費:無料〜3万円
  • ドメイン・サーバー代:1.5万〜2万円

合計すると、大体2万円〜8万円以内に収まります。

「ホームページ制作に予算をあまりかけられない・・・」
というお悩みにこそ、テンプレートを使ったホームページ制作がおすすめです。


03テンプレートを使うデメリットとは

テンプレートを使うデメリットとは

テンプレートを使ったホームページはメリットがありますが、デメリットもいくつか存在します。

一つ目が、デザインの自由度が制限されてしまう点です。

テンプレートはすでにベースが完成されたデザインのため、カスタマイズやコンテンツの追加を行うと、レイアウトが崩れる可能性があります。
オリジナルなデザインに仕上げていきたい場合には、テンプレートの使用は不向きといえるでしょう。

二つ目は、他社とデザインが被ってしまう点です。

テンプレートは誰もが利用できるデザインだからこそ、同じツール・サービスを利用している企業とデザインが被る可能性があります。
コンテンツや用いる画像・動画によって差別化を図ることはできますが、どうしてもベースとなる部分が似るのは避けられません。

制作時間の短縮や低コストに抑えるためにテンプレートを使用するのは最適なものの、自社の強みや魅力を存分に活かしたい場合には不向きな場合もあります。

会社のホームページにテンプレートを使うなら、メリット・デメリットを理解した上で活用するようにしましょう。


04テンプレートを使ったホームページ作成はこんな方におすすめ

テンプレートを使ったホームページ作成はこんな方におすすめ

テンプレートを使ったホームページ作成は、以下のような方・会社におすすめです。

  • 社内にホームページ制作スキルを持った社員が在籍していない
  • ホームページの公開が差し迫っている
  • 制作コスト・時間を抑えてホームページが作成したい
  • コンテンツ力で自社の強み・魅力を表現できる

ホームページにテンプレートデザインを利用する会社は多く、決して珍しいことではありません
上記に該当する方・会社なら、積極的にテンプレートを活用すべきでしょう。

ただし、テンプレートなら何でもいいわけではなく、自社に適したデザイン・レイアウトであるかを吟味すべきです。
ぜひ、自社にぴったりなデザインのテンプレートを見つけ、活用してみてください。


05テンプレートを選ぶ時に注意するポイント5つ

テンプレートを選ぶ時に注意するポイント5つ

5-1.自社のイメージにあったテンプレートはあるか

テンプレートによって特徴がそれぞれあるので、自社のイメージにあうものを選ぶ必要があります。

例えば、コスメやファッション系のホームページの場合は、かっちりしたデザインよりは、丸みを帯びた柔らかい印象のデザインがいいでしょう。

ホームページのコンテンツが充実していてもデザインが自社のイメージと異なると、ユーザーが抱く印象と違ってきてしまい、購入意欲に影響してしまったり、ブランディングに影響を及ぼしたりしてしまうといった可能性があります。

まずは自社のイメージをはっきりさせて、それに見合ったテンプレートを選ぶようにしましょう。

5-2.目的としているホームページのカラーに合っているか

デザインと同様にカラーが自社のイメージに合っているかも重要です。
特にベースカラーはホームページ全体の色になるため、自社イメージにぴったりな配色があるか確認しましょう。

選択するテンプレートによっては導入後にカラーを簡単に変更できる場合もあります。

5-3.表示速度を考慮したテンプレートか

ホームページの表示速度は早ければ早いほどユーザーにストレスをかけません
選ぶテンプレートによっては表示速度が遅く、ユーザーがストレスを感じ、ページを離れてしまうことも。

実際、2018年にGoogleが表示速度と直帰率の関係について調査を発表していますが、表示速度が落ちるごとに直帰率が上昇する、という結果になっています。

表示速度の変化 直帰率
1秒→3秒 32%上昇
1秒→5秒 90%上昇
1秒→6秒 106%上昇
1秒→10秒 123%上昇

表示速度は挿入する画像が大きく影響するものの、選ぶテンプレートによっても変わります。
ホームページの表示速度を調べるツールは、Googleが無料で提供している「Google PageSpeed Insights」が有名です。

5-4.ユーザーにとって使いやすいか

いくらおしゃれなデザインだといっても、コンテンツが見にくい仕様ならユーザーも使いにくさを感じるはずなのでおすすめできません。

欲しい情報が見つけにくいホームページであれば、それだけでストレスを感じて離脱してしまうユーザーもいます。
そのため、テンプレートを選ぶ際は、ユーザーにとってコンテンツが見やすく使いやすいかもポイントにして選びましょう。

例えば、以下のようなコンテンツがユーザーにとって使いやすい要因になります。

内容 理由
ページを下にスクロールした後に、TOPへ戻るボタンがある 見終わった後にスクロールせずページのトップへ戻れる
縦長のレイアウトで情報をバランスよく詰め込む 1行に何個も情報があると見にくくなる。
1行に多くて2〜3つの情報が理想
コラムに見出しがついている 記事の内容把握がしやすく、気になる項目にページを飛ばすことができる

会社のイメージやターゲットに合わせたテンプレートを選ぶのも大切ですが、ユーザーの使いやすさも忘れずに考慮して選びましょう。

5-5.レスポンシブデザイン対応か

パソコンで正常に表示されていても、スマホだとデザインが崩れてしまうテンプレートも多くあります。
どのデバイスでもデザインが崩れないようにするには、レスポンシブデザインに対応しているテンプレートを選びましょう。

実際に総務省が調査した結果には、パソコンよりもスマホを使ってホームページを見るユーザーの方が多いとされています。


06おすすめのホームページテンプレート

6-1.Wepage

Wepage

Wepageはデザインテンプレートという既存の概念ではなく、「ダイナミックデザイン」をコンセプトに開発されたホームページサービスです。

レイアウト・カラー・メニューやボタンのイメージなどを瞬時に変更でき、その組み合わせは1万種類以上!オリジナリティを出すのに最適です。
さらに各業種におすすめのテンプレートが用意されているため、ゼロから組み立てる必要もなく自社にぴったりのものを見つけやすいのも魅力。

写真・動画素材も豊富に揃っているので掲載する画像に迷う必要もありません。

  • 多くのテンプレートから自社に合ったものを選びたい
  • ホームページ運営に必要な機能は揃っていて欲しい
  • 素材を集めるのが苦手
  • スマートフォンでもホームページ作成・編集したい

上記のような方はWepageがおすすめです。

6-2.Jimdo

Jimdo

200万ユーザーが利用する実績を持つJimdoは、一般的な企業サイトだけでなくECサイトにも対応したテンプレートを用意しています。
テンプレート数は約40種類と少なめなものの、基本利用は無料なので費用を抑えてのホームページ作成が可能です。

  • ホームページ制作コストをできるだけ抑えたい
  • ECサイトの運営も考えている
  • とりあえずスピーディーにホームページを制作したい

以上の方にJimdoがおすすめです。

6-3.Wix

Wix

WiXは約190カ国で利用されているホームページ作成サービスです。

700種類以上のテンプレートでかつレスポンシブデザイン対応なので、複雑な知識不要でホームページ制作ができます。
基本操作はドラッグ&ドロップと直感的な操作が可能。

  • ホームページ作成の知識がない
  • コストを重視してテンプレートを選びたい
  • 作成コストを抑えたい

以上の方はWiXがおすすめです。

6-4.Template Party

Template Party

テンプレートによって複数のカラーを選択できる特徴を持つのがTemplate Partyです。
「好みのテンプレートを見つけたけど、ベースカラーが自社のイメージに合わない・・・。」という悩みを解決します。

さらに、テンプレート数も約1800種類以上と豊富で、制作マニュアルも確認できるため、安心してホームページを制作できます。

  • テンプレートのカラーを重視したい
  • 少しデザインのカスタマイズをしたい
  • サポートしてもらえるサービスを利用したい

以上の方にTemplate Partyはおすすめです。


07まとめ

会社のホームページはテンプレートを利用するべきなのか、メリットやポイントを解説いたしました。

結論、しっかりと自社に合ったものを選べば、コーポレートサイトだけでなくECサイトでもテンプレートを使用しても問題ありません。
むしろ時間短縮やコスト削減のメリットもあるため、自社制作をするなら積極的に取り入れましょう。

ぜひ、理想のテンプレートを見つけて、素敵なホームページを作成してください。


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