不動産のホームページ制作~デザイン事例からポイントまで解説

不動産のホームページ制作~デザイン事例からポイントまで解説

公開日:2025/1/31
 最終更新日:2025/1/31

近年の不動産業界では自社ホームページに集客し、売上および認知度を向上させる動きが強まっています。
自社でもホームページを立ち上げ、より成果を出しやすい環境を整えようと考えている担当者も多いでしょう。

しかし、問題なのはどのようなデザインとコンテンツでホームページを作ればいいのか、という点です。

そこで今回は、不動産のホームページ制作方法やデザイン事例、掲載すべき項目などのポイントをまとめました。
本記事を読めば、不動産のホームページ作成方法を理解できるでしょう。

なお、ホームページ作成をご検討なら、Wepageをご検討ください。


01不動産業界における自社ホームページの役割

不動産業界における自社ホームページの役割

不動産業界でホームページを持つのは重要な役割があります。

まず1つ目が、信頼性や安心感を与えられる点です。

不動産サービスは決して安くはない価格帯で提供されるため、顧客は信頼や安心できる企業を選びます。
ホームページがあると、インターネット上で名刺のような役割を果たし、どのような不動産業なのかを明示してくれるのです。

2つ目に、ホームページがあると24時間365日集客ができる点があげられます。
店舗が営業していない時間でも、インターネットで情報が閲覧できるので、効率の良い広告として機能してくれるでしょう。

3つ目の役割は、見込み顧客へアプローチが可能な点です。
方法によっては、見込み顧客へ自社の存在をアピールでき、さらなる利益向上を狙うことができます。

上記を考慮すると、不動産業界で自社ホームページを持つことは、非常にメリットがあると理解できるでしょう。


02不動産ホームページの事例

ここでは、参考となる不動産ホームページについていくつかご紹介します。

デザインやコンテンツ、どのような工夫がされているのかがわかると、自社ホームページに取り入れやすくなるので、ぜひ参考にしてください。

2-1.きぼう不動産グループ

きぼう不動産グループ

きぼう不動産グループのホームページは、テキストや画像が動く工夫がされており、先進的でスタイリッシュなデザインが特徴です。
ホワイトとオレンジのカラーを取り入れ、清潔感や爽やかなイメージのあるホームページに仕上がっています。

デザインのクオリティも高いので、オリジナリティやこだわったホームページに仕上げたいなら、参考にすべき不動産だといえるでしょう。

2-2.アーバナイズ株式会社

アーバナイズ株式会社

アーバナイズ株式会社のホームページは、ファーストビューにインパクトを与えるこだわりが感じられるデザインが特徴です。
大きな街並みの画像の中に「これからも、この街で。」というキャッチコピーが目立ち、思わず注目してしまいます。

全体的に規則的で整ったレイアウトのため、誠実さが強調されている点もポイントです。
信頼してもらえる、誠実さがアピールできるデザインを取り入れたいなら、アーバナイズ株式会社を参考にするとよいでしょう。

2-3.株式会社丸山アーバン

株式会社丸山アーバン

株式会社丸山アーバンは、さまざまなデザインの工夫が凝らされているホームページが特徴です。

例えば、トップページのすぐ下にあるスライドショー式の画像は、ドアの形に切り抜かれており、おしゃれさが演出されています。
また、高画質の写真を用いて清潔感を与えつつ、イラストを取り入れて親しみやすさもアピールしている点が独自性を高めているポイントです。

参考となるデザインやレイアウトが多数散りばめられているので、一見の価値があるホームページといえるでしょう。


03不動産ホームページ制作の4ステップ

不動産ホームページ制作の4ステップ

不動産ホームページを制作するには、以下の4ステップを順序よく進めるのが基本です。

  • 企画を作成する
  • 設計する
  • 制作を行う
  • 公開する

ここでは簡単に解説しますが、以下の記事で詳しく触れていますので、気になる方はぜひあわせて読んでください。

3-1.企画を作成する

まずはなぜホームページを立ち上げることになったのか、どのようなデザイン・コンテンツが必要なのかを企画する段階です。

企画を綿密にしておかないと、作成中にズレが生じてしまい、想定しているホームページにならないケースが多々あります。
ターゲットやデザインを含め、入念な企画のもとホームページ作成にあたりましょう。

3-2.設計する

企画が完成したら、ホームページを設計する作業です。

設計段階では、どのような情報が必要でページ数はどのくらいになるのかを決めます。
ワイヤーフレームと呼ばれる、ホームページの型枠を仮作成しておくと、認識のズレが生じにくく作業効率を高められるのでおすすめです。

3-3.制作を行う

制作を行う

設計が完了したら、ホームページ制作に着手しましょう。
ホームページ制作には、以下の3種類があります。

  • ホームページ制作会社に委託する
  • ホームページ作成ツールで制作する
  • HTML・CSSで制作する

いずれもメリット・デメリットがありますが、コスパを考慮するとホームページ制作ツールを用いるのがおすすめです。

3-4.公開する

ホームページが完成したら、最後に公開作業です。
ホームページが問題なく動作・表示するかをテストし、公開してください。

また、公開したらそのまま放置するのではなく、随時情報の更新をする必要があります。
そのため、更新がしやすいホームページにしておくと、公開後の作業がしやすく便利です。


04不動産ホームページに掲載すべき項目

不動産ホームページに掲載すべき項目

不動産ホームページには、以下の項目が掲載されています。

  • 会社概要
  • 取扱物件一覧
  • 物件検索機能、物件詳細情報
  • お客様の声
  • よくある質問
  • スタッフ紹介
  • お問い合わせフォーム

では、それぞれの項目について具体的に解説します。

4-1.会社概要

表示しているホームページは、どのような会社が運用しているのかを知ってもらうのが会社概要です。
会社概要では以下の情報を掲載する場合が多いです。

  • 会社名
  • 所在地
  • 代表取締役
  • 設立日
  • 資本金
  • 事業内容
  • 従業員数
  • 取引先銀行
  • 提携先
  • 公式サイト(サービスサイト)

どのようなホームページにも会社概要は必須の項目なので、情報の準備と整理は事前に済ませておきましょう。

4-2.取扱物件一覧

自社でどのような物件を取り扱っているのかを掲載する項目です。

不動産業界において、魅力的な物件であるかどうかが売上に直結します。
そのため、使用する写真はできるだけ高画質なものを使用し、詳細を見たくなるような工夫を施しましょう。

4-3.物件検索機能、物件詳細情報

物件検索機能、物件詳細情報

ホームページの利便性を高めるには、物件検索機能がおすすめです。

訪れたユーザーが希望の物件を探しやすいよう、絞り込みの条件を追加しておくとよいでしょう。

また、検索で表示された物件の詳細が閲覧できるページも必要です。

  • 価格
  • 間取り図・内観写真
  • 設備・駐車場有無
  • 所在地・最寄駅(駅からの時間)
  • 築年数
  • 入居条件

上記の項目は最低限記載し、物件に興味を持ってもらえるよう豊富な情報を提供しましょう。

4-4.お客様の声

ユーザーの多くは第三者の意見を参考にするため、自社を実際に利用した方の声を掲載しておくのもおすすめです。

お客様の声は、利用しなければわからない内容であるほど価値が高まり、見た人が興味・関心を抱きやすくなります。
特に応対品質を気にする方は多く、どのように案内・提案してくれたか、といった部分は掲載すべきです。

お客様の声を掲載する際は、あらかじめ聞いておく内容をまとめておくと、情報に統一感が出て、閲覧した方が参考にしやすくなるでしょう。

4-5.よくある質問

よくある質問ページがあると、ユーザーのちょっとした疑問・質問が解決でき、行動を起こしやすくなります。
営業をしている際に多い問い合わせをまとめておくと、閲覧者にとってより便利なページに仕上がるでしょう。

また、よくある質問ページはデザインにこだわる必要はなく、一問一答形式のシンプルな作りにしておくのもポイントです。
ホームページを運用していく中で、随時必要だと思う内容があれば追加・更新していきましょう。

4-6.スタッフ紹介

スタッフ紹介

スタッフ紹介があると、どのような方に対応してもらえるかが明確になるため、ユーザーにとっては安心できる項目です。

より親しみを持ってもらうために、顔や全体像の写真だけでなく、プロフィールを掲載しておくのもいいでしょう。

不動産に関する資格を持っているなら、スタッフ紹介のページでアピールすることで、「この人なら安心して任せられそう」といった信頼性を高められるのでおすすめです。

4-7.お問い合わせフォーム

物件の内見予約や自社に関する質問などに応えるため、お問い合わせフォームの設置を忘れてはいけません。

ホームページへ訪れた方が迷わないように、お問い合わせフォームはなるべく目立つ位置に配置しましょう。


05不動産ホームページ制作のポイント

不動産ホームページ制作のポイント

不動産ホームページを制作する際は、以下の2点を意識すると、よりクオリティの高いデザインに仕上がります。

  • 見やすさと使いやすさの重視
  • 信頼感を与えるデザイン

ぜひ最後まで読み進めて参考にしていただき、満足度の高いホームページに仕上げていきましょう。

5-1.見やすさと使いやすさの重視

見やすさと使いやすさの重視

不動産のホームページは見やすさと使いやすさを最重要にデザインすべきです。

おしゃれなデザインではあるが、見づらく情報が探しづらいホームページでは、ユーザーが使いたいと思わなくなってしまいます

見やすさや使いやすさを重視するなら、以下のような点を意識するといいでしょう。

  • シンプルな作りになっている
  • レイアウトに規則性がある
  • 一目でどの情報があるか見つけられる
  • 特定の方に向けたホームページに仕上がっている

上記が意識できれば、見やすく使いやすいホームページに仕上がるはずです。

5-2.信頼感を与えるデザイン

不動産業界は顧客に信用してもらう必要があるため、信頼感を与えるデザインを取り入れるのも必須です。
今回紹介した事例でも、全て信頼感を与えるようなデザインになっていました。

例えば、使用する写真は高画質であるほど清潔感が高まり、誠実な印象を与えることができます。
コンテンツもオリジナリティのある内容に仕上がれば、自社独自の強みや魅力がアピールでき、親しみやすさも生まれてくるはずです。

見やすさと使いやすさだけでなく、信頼感を与えられているデザインかどうかもチェックしておきましょう。


06不動産ホームページにおけるスマホ対応の重要性

不動産ホームページにおけるスマホ対応の重要性

不動産ホームページは、必ずスマホ対応のデザインにすべきです。

インターネットを閲覧する際、多くの方がスマホを用いるため、適切なサイズで表示させなければ見づらさ・使いにくさを感じてしまうでしょう。
特に、消費者向けの不動産サービスを提供しているなら、スマホに最適化されたホームページは必須です。

最近ではレスポンシブデザインと呼ばれる、自動で各デバイスに合わせて表示してくれるシステムがあります。
レスポンシブデザインを用いれば、パソコン用・スマホ用それぞれのページを作る必要がないのでおすすめです。

ホームページを作る場合は、スマホユーザーにも見やすいかどうかも意識してデザインしていきましょう。


07不動産ホームページ制作ならWepage(ウィーページ)

ホームページ作成ツールを用いて効率よく制作したいなら、弊社が提供しているWepage(ウィーページ)がおすすめです。

Wepageのテンプレートはすべてレスポンシブデザイン対応で、誰でも簡単に本格的なホームページが制作できます。
テンプレートの種類も2万種類あり、不動産に合わせたデザインも豊富にご用意しております。

Wepageの利用は基本無料のため、この機会にぜひ機能・操作性をお確かめください。


08まとめ

今回は不動産ホームページについて、デザイン事例や制作のポイントを解説しました。

不動産ホームページにおいて重要なのは、見やすさ・使いやすさとともに信頼性が感じられるデザインになっているかどうかです。
また、不動産のホームページには業界独自の必要な項目もあり、充実したコンテンツに仕上げなければなりません。

上記をふまえた上で、ぜひ魅力的な不動産ホームページに仕上げてみてください。


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