SEOに強いホームページとは?制作時に行うべき対策方法を解説
ホームページ運用で最も重要なSEO対策、費用を掛けずに自社でも出来る簡単な対策方法をご紹介いたします。
2020/12/11
公開日:2021/1/28
最終更新日:2021/1/28
サイトマップとは、ホームページ内のページを1つにまとめたページのことを指します。
検索エンジンとユーザーの双方に、自分が今どこのページにいるのかを伝える役割があります。
また、XMLサイトマップ・HTMLサイトマップと呼ばれる2種類のサイトマップがあります。
サイトマップがSEOに有用なものとは聞いたことがあるものの、具体的にどう作成すれば良いのかわからないといった悩みを抱える方は多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、XMLサイトマップ・HTMLサイトマップの概要と作成方法を解説します。サイトマップはSEOに非常に重要な要素の1つでもあるため、ぜひ参考にしてください。
なお、ホームページ作成をご検討なら、Wepageをご検討ください。
まずは、XMLサイトマップとHTMLサイトマップが、それぞれどのようなものであるかを見ていきましょう。
XMLサイトマップを一言で表すと、検索エンジンにホームページ内のコンテンツを認識させ、適切に評価してもらうためのページになります。
XMLサイトマップがあることで、検索エンジンのクローラビリティが向上するとともに、下記2つのメリットを享受できます。
ホームページ内のページ数が多くなると、どうしても通常のクローリングでは、処理できないページが出てきてしまいます。
そういったときにサイトマップが存在することで、通常のクローリングでは処理できなかったページを認識することが可能になるため、ホームページ全体のSEO評価を高められることに繋がります。
なお、XMLサイトマップは検索エンジン向けのものであるため、ユーザーが目にする機会はほとんどありません。
XMLサイトマップが検索エンジン向けのものであることに対して、HTMLサイトマップは、ユーザー向けに作られたサイトマップです。
本記事を読んでいる皆様も、フッター付近にリンクのみが置かれているホームページを目にしたことがあるのではないでしょうか。
HTMLサイトマップが存在することで、ユーザーは「今自分がどのページにいるのか」を把握することができ、ユーザビリティーの向上に繋がります。
ユーザビリティーが向上することで、ホームページの滞在時間が延び、結果的にSEOに好影響をもたらすことが期待できます。
ホームページ自体のサイトマップ構造検討などについては別の記事で詳しくご紹介しているので、合わせてお読みください。
上述したように、サイトマップの作成は、検索エンジンとユーザーの双方にメリットのあるSEO対策です。
基本的にどのようなホームページであっても有用なものではありますが、下記の特徴を満たす場合は、サイトマップの導入は必須であると言っても過言ではありません。
つまり、検索エンジンとユーザーにとって、特定のページにアクセスしにくいホームページです。
こういったホームページにサイトマップを設置し、どのようなページにもアクセスしやすい状態を作ることで、検索エンジンとユーザーの双方に好まれるホームページへと改善できます。
具体的なサイトマップの作り方を見ていく前に、サイトマップを作る前に重要なことを理解する必要があります。サイトマップを作るには、下記3つを踏まえた構成を作ることが大切です。
それぞれのポイントを順番にご説明します。
まずは、サイトマップに必要なページを書き出しながら、洗い出してみましょう。
「すべてのページを作る必要はないのか」と疑問に思われる方も多いかもしれませんが、サイトマップは、必ずしもすべてのページを含める必要はありません。
たとえば、カテゴリページ・アーカイブ・タグページなどは、サイトマップに含めないことが一般的です。
なぜなら、これらのページは「重複コンテンツ」として扱われてしまうことがあるからです。
重複コンテンツとして扱われてしまうと、ホームページ全体のSEO評価を損ねることに繋がってしまい、せっかくのサイトマップが意味をなさなくなってしまいます。
従って、カテゴリやアーカイブなどはサイトマップに含めない形で、サイトマップに必要なページを洗い出してみましょう。
必要なページを洗い出すことができたら、次は書き出したページを、カテゴリ別に分類していきます。
通常、ユーザーの目に触れるHTMLサイトマップは、1つのホームページに対して1つのみ存在します。
しかし、その1つのサイトマップの中で、さらにカテゴリごとに分類してあげることで、よりユーザビリティーを向上させられます。
最後に、それぞれのカテゴリに分類することができたら、そのカテゴリの中で重要度に優先順位を付けましょう。
重要度の高いカテゴリから優先してサイトマップに組み込むことで、ユーザーに視覚的に重要なページであることを訴求できます。
サイトマップの作り方は、こちらの記事も参考にしてください。
参考: サイトマップの作り方
サイトマップにはXMLとHTMLの2種類があると解説してきましたが、まずはXMLサイトマップの作り方から見ていきましょう。
XMLサイトマップを手動で作成するのは、エンジニアとしての知識が必要となり、お勧めできません。
ホームページの作成・運用に用いるCMS(コンテンツ管理システム)によっては、XMLサイトマップを自動で生成する機能が備わっており、その機能を使って作成するのが最も手軽な方法です。
例えば、Wepageなら、特別な設定を行うことなく、ホームページを作成するだけで、XMLサイトマップも自動で生成されます。
これからホームページを作成される方は、CMSの機能をよく確認しましょう。
CMSの機能が使えない場合は、Googleが紹介しているようなサイトマップの自動作成ツールを利用する方法もあります。
https://developers.google.com/search/docs/advanced/sitemaps/build-sitemap?hl=ja
XMLサイトマップの作成が完了したら、サイトマップをGoogleに伝える手順に移ります。
GoogleにXMLサイトマップの存在を伝えるためには、Google Search Consoleを使用します。
導入がまだ済んでいない方は、Googleアカウントのみで簡単に開設できますので、事前にGoogle Search Consoleのアカウントを用意しておきましょう。
Google Search Consoleの設定方法や機能はこちら
Google Search Consoleのアカウントを開設したら、下記の手順でXMLサイトマップを送信します。
上記4つの手順が完了すれば、今後新しく記事を公開しても、自動でGoogleにサイトマップを送信してくれるようになります。
以上で、XMLサイトマップの作り方は終了です。
HTMLサイトマップは、ホームページの全ページのリンクを一覧にまとめたページです。
作成の際は、ページの抜けや漏れがないように注意しましょう。
ただ羅列するのではなく、階層構造を分かりやすく示したり、カテゴリごとに色分けしたりすると、ユーザーは視覚的に認識しやすくなります。
また、最近はサイトマップページを設けるよりも、フッターにページ一覧を表示し、サイトマップの役割を果たすことが一般的になりました。
フッターはどのページにも表示されるため、ユーザーが今いる場所を把握でき、回遊率を高める効果が期待できます。
ページ数が20ページ以下であれば、フッターをサイトマップとして利用するのもお勧めです。
最後に、SEOに強いサイトマップと、SEOに弱いサイトマップの違いについて見ていきましょう。
SEOに強いサイトマップとは、検索エンジンのクローラーにしっかりと認知されており、なおかつユーザーからしても見やすいなどの特徴が挙げられます。
一方のSEOに弱いサイトマップとは、サイトマップ自体にユーザーがたどり着けない・検索エンジンに認知されていないなどの特徴が挙げられます。
こういったサイトマップを設置してしまうと、かえってSEOにマイナスの影響を与えてしまうため、定期的にサイトマップの状態を確認していくことが重要です。
SEOに強いサイトマップとして機能させるためにも、検索エンジンにサイトマップの存在を知らせることを前提に、ユーザーにとって見やすいデザインを心がけましょう。
ホームページを作成すると、Googleに伝えるためのXMLサイトマップが自動で生成され、さらにホームページのページ一覧はフッターに表示されます。
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