ホームページへ簡単に決済機能を導入しよう
ホームページへの決済機能導入方法について、その種類から利用できる決済方法まで、業種による使い方事例も併せてご紹介します。
2023/09/29
公開日:2023/12/29
最終更新日:2023/12/29
最近では、農家・農業の方でもホームページを作成し、Web上での販売やブランディングを行っている傾向にあります。
中には、自分の農家・農業ホームページ作成のために、どのようなデザインがいいのか、掲載すべき項目が知りたい方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、農家・農業の方のために、ホームページ事例や作成のポイントについて解説します。
なお、ホームページ作成をご検討なら、Wepageをご検討ください。
実際に農家・農業はどのようなホームページを作成しているのかを見ていきましょう。
デザインやレイアウト、掲載項目の参考にしてみてください。
曽我農園は新潟にあるフルーツトマトを専門に取り扱っている農園です。
越冬トマトをイメージさせるために、ホワイトカラーをベースにしたデザインになっており、使う写真も雪や白色を背景に使っている点にこだわりを感じます。
また、ページのスクロールを行う際も、まるで雪が降る・積もるようにゆっくりフェードインさせる工夫など、細かな部分にもコンセプトの表現がみられます。
自身で取り扱っている農作物にバックボーンやストーリーがある場合には、曽我農園のようなホームページ演出、ブランディングの仕方は参考になるでしょう。
阿蘇さとう農園は、阿蘇でしか育たない高菜をはじめさまざまな野菜と動物を育てている農園です。
ブランディングや認知の拡大のためにホームページを作成し、そこから販売へとつなげているような導線づくりがみられます。
阿蘇さとう農園では直売所がないため、ホームページからECサイトへ誘導しており、「阿蘇タカナード」と呼ばれる商品をアピールしたデザインです。
全体的にイラストを用いたデザインで、なおかつ丸みのあるフォントで親しみやすさや温かさを演出しているのも参考になるでしょう。
一般社団法人イシノマキ・ファームは、宮城県石巻市にあるビール醸造や農業の担い手など、さまざまな事業を行っている法人です。
手掛けるプロジェクトがわかりやすいように、トップページにはスライドショーを設けてアピールしています。
使用する写真やフォントに丸みを与えることで、親しみやすさを強調させている点も特徴です。
「私たちの事業」では、写真を階段状に下げて掲載し、独自のデザイン性を出しているのも参考になります。
取り扱う農産物やプロジェクトが多岐にわたる場合のデザインやレイアウトで悩んでいる方は、イシノマキ・ファームのホームページを見てみましょう。
有限会社横田農場は、コシヒカリやあきたこまちなどのお米を取り扱っている農場です。
ファーストビューでどのような農場かわかるよう、
といったアピール方法を取り入れています。
また、取り扱っているコメの品種説明、栽培へのこだわりを解説など、お米に対しての熱意をホームページ全体で伝えている点も特徴的です。
自身の農園・農業について熱意やこだわりをホームページ内で伝えていきたいと考えているなら、横田農場のデザインやコンテンツをヒントにしてみましょう。
果実堂テクノロジーは農業のIoT化や科学的アプローチで業務効率化や生産性向上を目指す企業です。
農家・農園というよりは、BtoB事業としての立ち位置が強く、そのため全体的にコーポレートサイトのようなデザインで作られています。
自社のことおよび事業案内と事例紹介をコンテンツに含め、透明性・信頼性のアピールを行っている点もポイントです。
もし農家・農園ではなく企業としての携わる事業でホームページを作るのが目的なら、果実堂テクノロジーのようなデザインを参考にしてみてください。
農家のホームページを作成する際、以下の4つのポイントを意識すると、デザインやコンテンツが作りやすくなります。
では、それぞれのポイントについてくわしくみていきましょう。
ホームページを制作する前にしておきたいことが、目的とターゲットの明確化です。
なぜホームページを制作するかの目的が明確にならなければ、達成すべき目標も洗い出せず、成果が得づらいものになります。
逆に、目的が明確になるとターゲット像も掴みやすくなり、どのようなユーザーに向けてホームページをデザインすればいいのかが見えてくるはずです。
上記のような目的の明確化を行い、付随するターゲット像を絞り込んでいきましょう。
ターゲットを明確にすれば、自ずと訪れるユーザーがどのような情報を知りたいのかがわかるはずです。
例えば、農園での野菜をインターネットで販売し、購入率を高めたいと考えた場合、以下のような情報を掲載します。
ユーザーは、知りたい情報を解決できないとアクションを起こさないので、どのような情報を求めてホームページに訪れるかを予測しましょう。
その上で、必要となる情報を掲載すれば、自然とユーザーにとって有益で充実したホームページに仕上がるはずです。
自身の農園の魅力を最大限にアピールするには、高品質な写真を用いるのも効果的です。
農作物の新鮮さ・みずみずしさといった部分が写真から伝わると、食べた際にどのような味・食感になるのか、というイメージにもつながります。
ホームページでは実際に見る・触るができないからこそ、できるだけリアルに近づいた高品質な写真を使用するのが重要です。
もし、自身で写真を撮影するのが不安な場合には、プロのカメラマンに依頼するのも検討しておくといいでしょう。
ホームページは完成したら終わりではなく、むしろ運用・更新こそファンを作る糸口になります。
どのような活動をしているのか、キャンペーンやイベントがあればお知らせに掲載するなど、地道な更新作業の継続が必要です。
また、SNSを併用すると、その拡散性によりファンを集めやすくなります。
SNSは、投稿の内容次第で急速にアクセスを集めることも可能です。
特にキャンペーンやイベントとの相性がよく、ホームページと併用次第では効率のいい集客ができるでしょう。
地道な更新とSNSを併用して、自身の農園・農業を応援してくれるようなファンの獲得・育成をするのも、ホームページ作成のポイントだと覚えておいてください。
農家がホームページを持つメリットは、主に以下の3つです。
では、それぞれのメリットについて見ていきましょう。
ホームページはいわば24時間365日稼働する名刺です。
農協や店舗販売を通じてしか知り得なかった自身の農作物が、不特定多数の方へ知ってもらうきっかけになります。
上記は個人ユーザーだけでなく、飲食店やスーパーマーケットで卸す農作物を探している事業者の方も対象です。
そのため、うまくホームページで農作物の魅力がアピールできれば、販路拡大も見込めるでしょう。
また、ホームページ内に購入できるシステムを実装しておけば、成約率の増加にもつながります。
ホームページが検索結果の上位に表示させることができれば、効率的な集客が可能になる点もメリットの1つです。
検索上位に表示させるにはSEO(検索エンジン最適化)対策が必要になるため、ユーザーの悩みやニーズに沿ったキーワードでコンテンツを作成しなくてはいけません。
労力や運用に充てる時間が増えてしまうものの、うまくいけば見込まれる集客効果は絶大です。
SEO対策の効果はすぐに得られるものではなく、長期的なスパンで検証していきます。
そのため、効率的な集客をすぐに目指そうとするのではなく、地道な継続のもとでファンを作ることを心掛けるようにしましょう。
ホームページはお客様とのコミュニケーションツールとしても活用できます。
自身の農家・農業に関する情報を定期的に発信できれば、より農作物への想いが伝わり、安心して購入できるようになるでしょう。
問い合わせフォームを設置しておくのも、安心感・信頼感を得られるポイントです。
ホームページを見ただけではわからない部分について、ユーザーから質問がくるので、適切にやりとりを行いましょう。
問い合わせを分析しユーザーの傾向が把握できれば、ホームページでのよくある質問コンテンツの追加やSNSでの情報発信など、自社の情報発信コンテンツとしても活用きます。
そうすると、ユーザーの意見にも応えてくれる農園として、よりユーザーがつながりを感じられ、応援してもらいやすくなるでしょう。
近年は、インターネットから最新情報や知りたい内容を調べるのが当たり前の時代です。
だからこそ、農園を知ってもらう情報を発信し続け、常に安心と信頼を届けられるように意識すべきでしょう。
農家のホームページを作成する場合には、必要最低限掲載すべき項目がいくつかあります。
ホームページにどのような項目が必要か迷った際は、ぜひ本項を参考に取り入れてみてください。
自身の農園では、どのようなコンセプトや想いをもっているのかを伝える項目です。
よりこだわりをもって農作物を作っていることが伝われば、閲覧したユーザーは安心して購入ができるでしょう。
また、どのような事業を行っているのかを紹介しているホームページもあります。
農家のホームページにおいて、最もユーザーが知りたい情報は、どのような生産物を作っているかです。
といった部分を掲載しておくと、ユーザーが判断しやすく、親切なホームページに仕上がります。
価格については、別途制作したECサイトにて記載しているホームページも多いです。
その場合、生産物紹介の項目で見つけてもらいやすいようにリンクを設置しておきましょう。
時期によっておすすめできる季節の商品をコンテンツとして掲載するのも、農家・農業のホームページには大切です。
季節の商品はおいしいだけでなく、栄養価も高く、よりたくさんの方に食べてほしいと考える農家は多いでしょう。
そのため、下記のような情報を掲載しておくと、よりユーザーにとって季節の商品が魅力的に見えます。
人によっては、調理方法がわからない場合もあるので、レシピを載せておくのもいいかもしれません。
ホームページをご覧になったユーザーが、どこで購入すればいいのかを明確にするため、直売所やネットショップの案内も掲載しておくべき項目です。
直売所では、どのような生産物を販売しているのか、アクセスや営業時間などを記載しましょう。
ネットショップを別途保有している場合には、ホームページ上でリンクを設置する項目を作成しておきます。
直売所・ネットショップどちらも展開している場合は、ページを統一しておくとユーザーは見つけやすくなるでしょう。
問い合わせや対応業務を減らす、訪れたユーザーの疑問や不安を極力なくすという目的で、よくある質問の項目は大切です。
ホームページを運用してから、問い合わせの多い内容を随時よくある質問にまとめておくのもいいでしょう。
誰がどのような想いで生産しているのかがわかるように、スタッフ紹介ページを設けておくのもおすすめです。
顔がわかるような写真を用いておくと、購入する側としては安心感・信頼感が増すでしょう。
スタッフ紹介で用いる写真もできるだけ高品質なものがいいですので、プロのカメラマンに依頼を検討するのも視野に入れておきましょう。
中には、農業体験がしてみたいと考えてホームページに訪れるユーザーもいます。
もし、自身の農園で農業体験ができる場合には、上記項目を掲載しておくべきでしょう。
農業体験ではどのような業務を体験できるのか、時間や流れを記載しておくと、ユーザーの参加イメージが湧きやすくなるのでおすすめです。
最近では、環境・CSR活動を記載するコーポレートサイトが増えており、農家・農園も例外ではありません。
CSR活動とは、収益を求めない環境活動やボランティア、寄付活動を指しており、企業としての社会的責任を示す項目です。
もし、環境・CSR活動を行っているのであれば、ホームページ内に掲載しておくのを忘れないようにしましょう。
日々の更新やユーザーへ最新情報を伝えるための項目が「お知らせ」です。
お知らせは、ホームページ内で起こった事象だけではなく、現実でユーザーに伝えるべき内容があった場合も活用できます。
例えば、直売所の定休日以外の休業やポップアップストアの告知などです。
お知らせの欄で告知しておけば、多くのユーザーの目にとまるため、キャンペーンやイベントの周知にも利用できます。
農園に訪れたいと考えている方のために、交通案内の項目を載せておきましょう。
交通案内では住所だけでなく、Googleマップを埋め込んでおくとユーザーがわかりやすくなるのでおすすめです。
また、バスや電車で訪れる必要がある場所の場合には、最寄りのバス停や駅を記載しておきましょう。
会社案内は、自身の農家・農園の概要を記載する項目です。
上記の項目を記載しておけば問題ないでしょう。
もしスタッフを募集しているなら採用情報の掲載も忘れずにしておくべきです。
・募集職種
・業務内容
・雇用形態
・勤務地
・給与
・諸手当(通勤手当や残業手当など)
・勤務時間
・応募方法
上記の項目があれば、求職者にとってわかりやすいページになるでしょう。
もしこれから農家のホームページ作成を検討しているなら、弊社が提供しているWepageをおすすめします。
Wepageは、農家・農業に最適なデザインテンプレートが充実しており、パソコンやスマホからでも操作が可能で、誰でも簡単に3ステップでホームページ作成ができます。
初心者の方でも更新もしやすいような設計にこだわっていますので、作成作業がわからなくて断念してしまう、といったことがありません。
また、わからない場合もサポート専用のWebサイトやメール、契約いただくプランによってはサポートスタッフへの電話も可能なので、安心してホームページ作成・更新が行えます。
Wepageでは無料プランもご用意しております。
この機会に、ぜひWepageに触れて、操作のしやすさや豊富なデザインを実感してみてください。
今回は農家・農業のホームページ作成にあたって、参考になる事例集やポイントについて解説しました。
自身の農園の魅力を十分に伝えられるホームページにできれば、販路拡大や集客効果が見込めるでしょう。
ぜひホームページ制作の目的が達成できるようなデザイン・コンテンツを掲載し、自身の農園を最大限にアピールしてみてください。