ホームページ作成にプログラミング言語は絶対必要?プログラミング言語の種類を解説
ホームページ作成に必要なプログラミング言語について解説します。具体的な作成手順から、プログラミング以外での作成方法なども併せてご紹介。
2023/3/31
公開日:2023/12/1
最終更新日:2023/12/1
ご自身または自社でホームページ作成を検討する際、ホームページ・Webサイトの違いは何なのか、またどちらを作るべきなのか、迷っている方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、ホームページとWebサイトの違いや種類について解説します。
本記事を読めば、どのようなページ・サイトを作るのが自社に最適なのかがわかるはずです。
特に種類によっては、ホームページの役割が変わってくるため、理解して適切なホームページ・Webサイトを作っていきましょう。
なお、ホームページ作成をご検討なら、Wepageをご検討ください。
ホームページという言葉には、主に以下の3つの意味があります。
ホームページと呼ばれる場合の多くは、Webサイトと同じ意味で扱われます。
そのため、
といった際は、どちらもWebサイトのことであると捉えても問題はありません。
また、ホームページと呼ぶ際のほとんどが、Webサイトと同義で扱われます。
本記事においても、ホームページ=Webサイトとしてご説明しておりますので、同じものであるようご認識いただければと思います。
中には、インターネットブラウザを開いた最初のページをホームページと呼ぶ場合もあります。
インターネットブラウザとは、その名の通りインターネットを開く際のソフトを指し、
上記がブラウザ名です。
ブラウザを立ち上げた際に、最初に表示されるページをホームページと指すこともあるので、念のため覚えておきましょう。
少し複雑ではありますが、ホームページにはWebサイトのTOPページという意味もあります。
ブラウザを開いた最初のページという点から、Webサイトの先頭ページ、つまりTOPページを指すケースもあるのです。
英語圏では「home page」をTOPページと認識している点からも、ホームページと同義と捉えて問題ないでしょう。
特に英語圏で使用する場合は、全体をWebサイト、TOPページをホームページと考えてください。
日本においては、ホームページ=Webサイトで通用し、前後の文脈からTOPページを指すのかを判断すればいいでしょう。
ホームページに関連する単語で混同しがちな以下の4つをピックアップしました。
それぞれで何を指しているのかが異なるので、この機会に違いを覚えて正しく使い分けるようにしましょう。
前述したように、Webサイトはホームページと同じ意味で使われます。
・トップページ
・会社概要
・新着情報
・採用情報
・お問い合わせ
・会社概要
・アクセス
上記のような複数の単一ページをまとめたものがWebサイトです。
サイト(site)という言葉自体が、敷地や場所を表す英単語であり、Webページが集まる場所と認識できます。
会社のホームページを立ち上げる場合には、どのようなページを集める場所にするのかを検討し、作成していきましょう。
Webページは、情報が掲載してある単一のページを指します。
Webサイトやホームページが集合体であれば、Webページはその中の1つです。
Webページは、HTML(HyperText Markup Language)と呼ばれる言語で記述し、CSS(Cascading Style Sheet)で装飾します。
また、ページ内でアニメーションのような動きを出すためには、「JavaScript」などの言語を駆使する必要があります。
最近では、上記のような言語を直接入力しなくてもWebページ作成ができるので、ホームページ初心者の方でも制作・運用が可能です。
ブログは「ウェブログ(Web log)」の略称であり、日記形式および時系列順でコンテンツや情報を投稿・公開するホームページです。
企業が運営するホームページにおいては、ノウハウやインタビューといったユーザーに有益な情報を提供する媒体として活用されます。
ユーザーのニーズに合わせてコンテンツを提供できる点においては、ブログはSEOに有利です。
そのため、ホームページ内にブログを併設し、全体的な自然検索流入数を増やす施策を講じている企業も多いです。
インターネットを利用する上で、Webという言葉を見たことがない人はいないでしょう。
Webとは、インターネット上の情報を表示させるために必要なシステムです。
正式名称はWorld Wide Webで、インターネット上の情報はクモの巣のように世界中に張り巡らされている点から名付けられています。
上記は全てWebに含まれており、現在でも無数のコンテンツが生み出されています。
ホームページの種類は、どのような目的で作るのかによって、以下のように分類できます。
では、それぞれのホームページの特徴や掲載される情報について見ていきましょう。
企業に関する情報を掲載するホームページをコーポレートサイトと呼びます。
主に自社について知ってもらうのが目的で、顧客だけでなく取引先や投資家、求職者や社員など、あらゆる方が訪れるものです。
コーポレートサイトは、以下のような情報を掲載します。
中には、商品・製品の紹介ページや採用ページを設けている場合もあります。
コーポレートサイトは、インターネット上の名刺としての役割も持っているため、誠実さ・信頼感を与えるデザインが好まれる傾向です。
ブランドの認知度や価値観を伝えることを目的としたホームページがブランドサイトです。
イメージや魅力を印象付けるため、写真や動画を用いてユーザーにアピールする場合が多いです。
コーポレートサイトでもブランドの紹介をするパターンもありますが、ブランドサイトのほうがより特化した情報の掲載ができます。
ブランドサイトでは、以下のような情報を掲載します。
上記のようなブランディングを意識したコンテンツ作りが大切です。
サービスサイトとは、提供しているサービスをより多く認知してもらう、あるいは申し込んでもらうことを目的としたホームページです。
インターネットで商品・サービスを申し込んだ経験のある方は、イメージしやすいでしょう。
サービスサイトには、主に以下の情報が掲載されています。
サービスサイトは顕在ニーズのあるユーザーが訪れるため、ターゲットに絞ったデザインやコンテンツに特化させるのがおすすめです。
ECサイトは、インターネット上で商品を販売し、購入手続きまでを目的としたホームページです。
楽天市場やAmazonといったECモールに出店する方法もありますが、自社ECサイトから販売している企業・事業者も少なくありません。
ECサイトでは、以下のような情報を掲載します。
購入を検討しているユーザーが訪れるので、ショッピングカート機能が充実しているか、商品について細かく説明しているかが大切です。
採用サイトは、人材の獲得を目的として作るホームページです。
採用に特化して作られるホームページのため、自社で働きたくなるような情報の掲載が求められます。
上記のような情報を掲載すれば、自社の理念やミッションを理解した応募者がエントリーしてくれるので、ミスマッチの減少に期待できます。
求人媒体とは異なり、低コストかつデザインや文章量の制限なく自社のアピールが可能な点がメリットです。
オウンドメディアは、自社が発信するメディア全般を指しますが、ここでいうのは自社運営のブログです。
オウンドメディアでは、自社商品・サービスに関する情報の発信を行い、見込み客との接触機会の増加や認知向上を目的とします。
掲載しているコンテンツが検索上位に表示されると、より多くのユーザーに自社および商品・サービスを知ってもらえるきっかけになるでしょう。
そのため、オウンドメディアの運用はSEO対策を徹底し、検索上位表示を目標とするのが一般的です。
ランディングページは、自社商品・サービスの成約を目的とする単一で作られた縦に長いページです。
成約させるための商品・サービス情報が1ページで作られているので、ユーザーはスクロールするだけで、知りたい情報を取得できます。
ランディングページの目的はその多くが成約である点から、ファーストビューはインパクトのある画像やキャッチコピーを用いるパターンがほとんどです。
リスティング広告をクリックした際に表示されるページだと考えるとイメージしやすいでしょう。
また、ランディングページから離脱させないために、他ページへのリンクがない点も特徴です。
ホームページに関する言葉の意味や種類がわかったところで、ここではホームページ作成の流れについて、大まかに解説します。
まず、サーバーとドメインの契約は必須です。
サーバーは、ホームページを表示させるためのデータ・ファイルを保管する役割があります。
基本的にはレンタルサーバーを利用するのがコストパフォーマンス的にもおすすめです。
ドメインは、「https://www.◯◯.◯◯」の◯部分を指しており、どのサーバーのデータ・ファイルを表示させるのかを指定する役割があります。
サーバー・ドメインを契約したら、ホームページの設計をします。
ホームページは以下の3つの作成方法から検討して制作しましょう。
もし、自社で制作するのであれば、CMSやホームページ作成ツールだと、専門知識が不要かつ手軽に作成できるのでおすすめです。
HTML・CSSで作る場合は、最もコストがかからないものの、専門知識が必要かつ制作時間がかかります。
より高品質なデザイン・システムのホームページが作りたい、制作リソースが確保できない場合には、制作会社への依頼を検討しましょう。
制作会社への依頼を行う場合には、相応の費用が発生するため、予算の捻出も忘れないようにしてください。
制作方法を決めたら、あとはデザイン・コンテンツの制作です。
ホームページの種類や目的、ターゲットに合わせて適切なデザイン・コンテンツを制作・挿入しましょう。
デザイン・コンテンツの制作が完了したら、ホームページの公開および運用です。
大まかには上記の流れでホームページを作成しますが、規模が大きくなるほど、当然に制作期間も長くなります。
そのため、ホームページ作成を決めたら、公開日までに間に合うようスケジュール管理の徹底もしておきましょう。
下記記事では、ホームページの具体的な作り方や費用、期間について解説しているので、気になる方はあわせて読んでみてください。
ホームページは完成したら終わりであると考える方も多いですが、成果を出すなら公開後の運用が大切です。
例えば、検索上位表示を狙うなら継続的なブログコンテンツを追加しなくてはいけません。
特にSEOの評価は最低でも4ヶ月から1年ほどかかるので、長期的なスパンで対策が必要です。
短期間で成果を目指すために広告を運用する方法もあります。
どちらを実行するにせよ、仮説・検証を繰り返して改善していくには、公開後の運用がポイントになる点を覚えておきましょう。
ホームページに問い合わせフォームを設置した場合、対応業務が必要な点も公開後の運用にあげられます。
問い合わせ内容は、商品・サービスに関する質問だけでなく、クレームや返品、資料請求などさまざまです。
全ての問い合わせに対応するには、問い合わせ先に指定したアドレスを定期的に確認する必要があります。
中にはチャットボットを利用して、問い合わせ対応業務の削減を図っている企業もあるので、業務効率を高められる技術は積極的に導入しましょう。
さらに、ホームページの情報およびサーバー・ドメインの更新・管理もしなくてはいけません。
特に、サーバー・ドメインの更新を忘れてしまうと、ホームページが開けなくなるので注意しましょう。
ホームページ公開後の運用については、以下の記事で詳しく解説しています。
本記事とあわせてチェックしてみてください。
今回はホームページとWebサイトの違いや種類について解説しました。
基本的にホームページとWebサイトは、どちらもWebページの集合体という意味で扱われ、違いはありません。
種類も目的によってさまざまですが、それぞれのターゲットに合わせてデザイン・コンテンツを制作する点では同じです。
ぜひ、ホームページ・Webサイトの意味を理解し、成果の出るホームページを制作していきましょう。