人気サイトの特徴とは?参考サイトや作成方法・種類を解説
ホームページを作成・公開したら、人気サイトに育てたいと思うもの。本記事では人気サイトに共通するポイントを抑えつつ、目的に合わせた効果的なサイトの種類についても解説します。
2021/12/22
公開日:2022/08/25
最終更新日:2022/08/25
「自分の知りたいことを、インターネットを使って調べる」という行為が当たり前となった現代、コーポレートサイトは企業にとって必要不可欠なものになりました。
しかしいざコーポレートサイトを作成しようと思っても、どういう目的で作成するのか、どんな内容を作成すればいいのか、など躓いてしまう方も多いのではないでしょうか。
今回はコーポレートサイトについて
など、詳しく解説いたします。
なお、ホームページ作成をご検討なら、Wepageをご検討ください。
コーポレートサイトとは、自社に関する情報を発信する、インターネット上の名刺とも呼べるホームページを指します。
顧客や求職者、ステークホルダーやマスコミなど、多くの方をターゲットに自社情報を公開する場所です。
基本的には、
などの情報を掲載します。
自社を調べる際に必ず訪れるWebサイトであり、デザインやコンテンツのクオリティによって印象が左右される重要な役割も持っています。
ホームページとは、Webサイト全体あるいはトップページを指すケースがあります。
そう考えると、コーポレートサイトもホームページと呼ぶことができ、両者に違いはないように感じるはずです。
ただし、正確に表現するなら「企業情報の発信に特化したホームページ」がコーポレートサイトとなるでしょう。
コーポレートサイト以外にも、企業が運営するサイトはいくつかあります。
例えば、企業が提供している商品・サービスの販売に特化しているサイトはECサイトと呼びます。
人材募集に特化している場合は採用サイト、自社保有のメディアはオウンドメディアサイトと呼ばれる場合が多いです。
その他、以下のようなサイトがあります。
このように、Webサイトは目的・役割によって呼び方が異なります。
詳しい種類や特徴について知りたい方は、以下の記事で紹介しているので、気になる方は合わせて読んでみてください。
コーポレートサイトは、広報としての役割があります。
例えば、自社で新商品を開発した場合、コーポレートサイトの最新情報欄やプレスリリースを使って告知ができます。
その情報を見たマスコミに取り上げてもらい、報道してもらうといった使い方がコーポレートサイトでは可能です。
また、自社情報が詰まっているからこそ、企業の第一印象としての役割も担っています。
以下のどちらがコーポレートサイトの第一印象が良いでしょうか。
おそらくBの方が印象は良いはずです。
このように、コーポレートサイト自体が企業の印象を決めるため、見る人にどのようなイメージを抱いて欲しいのかを決めておかなくてはいけません。
それ以外にも、ターゲットとなるユーザーに認知してもらう目的もあります。
さらにコーポレートサイトの役割・目的を知りたい方は、以下の記事で詳しくご紹介していますので、本記事とあわせてチェックしてみてください。
コーポレートサイトがあると、企業が存在している証拠になります。
現代では、わからない情報はインターネットを利用して調べることはもはや当たり前の行為です。
「この商品・サービスを提供している会社が知りたい」
「会社名は知っているけど、どんな事業をしている会社なのだろう?」
といった疑問を持つユーザーに対して、解決できる情報を提供するのがコーポレートサイトです。
ユーザーはコーポレートサイトがあることで、企業としての信頼と安心感を抱いてくれるでしょう。
コーポレートサイトは企業広告になる点もメリットです。
事業内容や商品・サービスの紹介、事業に関連したコンテンツの発信などを行って、認知度を高め、自社のファンを増やしていけるでしょう。
そうしてサイト自体にユーザーが集まると、ディスプレイ広告やリスティング広告よりも低いコストで、宣伝効果を発揮するようになります。
人材採用に活用できるのもコーポレートサイトの魅力です。
コーポレートサイトには、企業の情報が詰め込まれているため、自社に興味のある求職者へ積極的なアプローチができます。
求職者の多くは、採用ポータルサイトなどの求人媒体を活用し、自身が興味のある事業を行っている企業について認知します。
その際に、
以上のような情報を求めて、コーポレートサイトをチェックするケースが多いです。
その際、期待に応えられる充実したコンテンツを掲載したコーポレートサイトであれば、優秀な人材の確保にも貢献できるでしょう。
自社の理念に沿って働いてくれる優れた人材の確保は、会社の命運に関わる重要な業務です。
だからこそ、採用応募に踏み切ってもらえるような情報と企業のイメージが伝わるデザインのコーポレートサイトを作成するのがおすすめです。
コーポレートサイトは、ユーザーへのサポートをスムーズにさせる上でもメリットになります。
例えば、事業や商品・サービスに関する「よくある質問」や「お問い合わせ」を設置しておくなどです。
最近では、AIによる自動返信機能が付いたチャットツールも普及しつつあり、ユーザーへのサポートは効率的になりつつあります。
サポートがスムーズになれば顧客満足度も上昇し、業務効率も高まるため、企業としての成長に大きく貢献が可能です。
コーポレートサイトは、ユーザーへのサポートをスムーズにさせられる点においても、役立つツールの側面も併せ持っているのです。
コーポレートサイトは顧客との関係を良好に保ちやすくするからこそ、ビジネスチャンスが増える点にも期待ができます。
商品・サービスについて料金やプラン内容、お客様の声などを丁寧に掲載すれば、新規顧客獲得へ貢献できるでしょう。
また、お問い合わせフォームを設置しておけば、窓口としての役割も担えるため、さまざまな対応が可能になります。
コーポレートサイトの印象は、企業のイメージとしてユーザーに伝わるため、デザインにはある程度のこだわりは必要です。
サイト全体のカラーやレイアウトにしても、企業イメージに大きく影響します。
そのため、予算や日数の確保ができているなら、どのような企業なのか伝わるデザインに仕上げられるようにこだわるべきでしょう。
ただし、コーポレートサイトのデザインによって、大きな集客効果やブランディングになるかは、一概にあるとはいえません。
デザインだけでなく、SEOや集客が見込めるような施策を行わなければ、訪れるユーザー数に期待はできないでしょう。
複雑なシステムやアニメーションを取り入れる場合を除き、どれだけデザインに力を入れるかはある程度の状況判断が必要です。
シンプルなデザインながら、しっかりと企業イメージを伝えられているコーポレートサイトも多くあります。
こだわっていないから企業のイメージが伝わらない、ということはないので安心しましょう。
コーポレートサイトには、共通で必須なコンテンツと、ユーザーが企業を理解しやすくなる推奨コンテンツがあります。
必須コンテンツについては企業を理解する上で重要なので、事前に用意しておき、必ず組み込めるようにしておきましょう。
推奨コンテンツについても可能な限り用意しておいた方が、ユーザーが自社を理解しやすくなります。
ただし、サイト公開後に拡張という形で組み込んでも問題ないため、まずは必須コンテンツを優先して用意すべきです。
また、どのコンテンツが必須・推奨かを以下にまとめました。
コンテンツ | 必要度 |
会社概要 | 必須 |
サービス/商品の説明 | 必須 |
価格 | 必須 |
IR情報 | 必須 |
個人情報保護方針 (プライバシーポリシー) |
必須 |
サイトマップ | 推奨 |
採用情報 | 必須 |
代表メッセージや社員の紹介 | 推奨 |
スタッフブログ | 推奨 |
実績一覧 | 推奨 |
お客様の声 | 推奨 |
最新情報 | 推奨 |
よくあるお問い合わせ(FAQ) | 推奨 |
お問い合わせフォーム・資料請求フォーム | 必須 |
では、コンテンツごとにどのような内容を記載すべきなのかを見ていきましょう。
会社概要や概略は企業のプロフィールのようなもので、多くのユーザーが訪れるコンテンツです。
以下の6つの項目は最低限記載しておきましょう。
もし、より細かく記載して信用度を高めたいのなら、以下の項目も追加するのがおすすめです。
自社にとってどの情報を掲載すべきかを取捨選択し、わかりやすいように表でまとめておくようにしましょう。
自社で提供している商品・サービスについて説明するページを設けるのは、集客においてマストなコンテンツといえます。
ユーザーが会社名ではなく商品名・サービス名のみ知っている場合でも、自社コーポレートサイトまでたどり着けるようにするためです。
主要となる商品・サービスはもちろんのこと、自社で提供しているものは全て記載できるようにしましょう。
もし、複数の商品・サービスを取り扱っている場合は、ページを分けて紹介するのも見やすい構成のポイントです。
自社の商品・サービスの魅力を余すことなく紹介できるページに仕上げていきましょう。
商品・サービスを提供している場合は、価格を掲載するのも忘れてはいけません。
いくつかのプランが用意されているなら、価格と提供サービスや特徴をわかりやすく表にまとめておくと、視認性が向上します。
もし価格を公表したくない場合は、資料請求やお問い合わせなどへの導線づくりを忘れずに行いましょう。
IR情報は株主や投資家の方に対して、投資の判断に必要な情報を提供するコンテンツです。
株主や投資家が投資の判断ができるよう、以下の項目を用意しておくのが適切です。
上場企業の場合、IR情報は必須のコンテンツとなるため、抜かりなく準備しておきましょう。
個人情報保護方針は、個人情報保護法に基づいて作成される方針で、コーポレートサイトやいち企業として信用を得るために必要なコンテンツです。
多くのコーポレートサイトでは、フッターと問い合わせフォームにリンクを設置しています。
基本的にはテンプレートを用意すれば問題ありませんが、より企業に沿ったものを用意したい場合は、行政書士に作成を依頼しましょう。
サイトマップは、コーポレートサイト内にある全ページをリスト化し、見やすくしたものを指します。
ユーザー向け(HTMLサイトマップ)・検索エンジンのクローラー向け(XMLサイトマップ)の2種類の用意が必要です。
WordPressなどのCMSを用いている場合、自動でサイトマップを生成するプラグインがあります。
手動で作るのは少し手間になるため、自動生成できるプラグインやツールを用いておくと便利でしょう。
採用活動を行っている場合、採用情報の設置もコーポレートサイトには必要です。
求人媒体では制限されてできなかった、自社の強みや特色を思う存分アピールできます。
また、先輩社員のインタビューや社長からのメッセージなどを加えることで、働く不安の解消や企業理念の共有、熱意の共感にもなるでしょう。
優秀な人材を確保したい場合、特に採用情報に力を入れてコンテンツ制作にあたってください。
代表メッセージや社員の紹介は、企業の印象や採用応募時のイメージをより鮮明にさせるのにおすすめです。
採用情報にまとめるのも良いですが、トップページに掲載しても問題ありません。
代表メッセージや社員の紹介では、コーポレートサイトのイメージに合うようにカラーやレイアウトにこだわりましょう。
また、笑顔の写真を掲載すれば、職場の雰囲気を明るく伝えることが可能です。
企業にどのようなイメージを持って欲しいのかも考え、掲載する写真にも工夫を凝らしていきましょう。
会社の一日や、日々の仕事で社員が考えていることを掲載するのがスタッフブログの役割です。
企業の裏側を見られるので、求職者にとってはありがたいコンテンツとなるでしょう。
また、日常だけでなく商品・サービスに関連したジャンルのノウハウや知識を掲載するコラム式のブログでも集客に良い影響を与えます。
最近のコーポレートサイトでよく見かける手法で、商品・サービスに対して潜在的なニーズを持つ層へアプローチする方法です。
日常の発信かノウハウの発信、どちらのブログにするかは企業の運営方針によって決めていきましょう。
企業がどれだけの実績を持っているのか、一覧で確認できるようなページがあると、信頼度が高まります。
掲載できる実績が多いほどブランディングになるので、自社の実績を洗い出しておきましょう。
また、実績を掲載する際は、できるだけ内容や料金や日数などの数字、取引社名などを具体的に掲載できると、より権威性が増します。
文章だけでは伝わりにくい部分は、画像や動画を活用してアピールしていきましょう。
商品・サービスを購入する際に、第三者の意見を参考にするのは、現代の消費行動においては一般的です。
そのため、コーポレートサイトにもお客様の声を掲載しておき、商品・サービスの購入を促してあげましょう。
お客様の声は、できるだけ具体的な内容を記載してくれた方の意見を取り上げておくと、より細かな部分を伝えられるのでおすすめです。
企業にとって新しい情報を発信する項目として、最新情報のページを設けておくのも良いでしょう。
プレスリリースや新商品・サービスの発表、イベントの告知など、企業が積極的に活動しているのをアピールできる点もメリットです。
企業あるいは商品・サービスについて、お問い合わせの多い内容については、あらかじめよくあるお問い合わせ(FAQ)を設けておくべきです。
ユーザーにとっては、問い合わせをするあるいは調べる手間を省くことができ、商品・サービスに興味・関心の高い状態を保てます。
一方、企業側も同じ問い合わせに対応する必要がなくなるので、業務効率化には最適なコンテンツといえるでしょう。
また、一問一答形式であれば拡張もしやすいため、コーポレートサイトを運用しながら、その都度更新していきましょう。
お問い合わせフォームや資料請求フォームは、ユーザーが自社に興味がある場合に起こすアクションとして重要なコンテンツです。
サイトを見てわからない部分があるとき、お問い合わせフォームから企業へ連絡が取れる手段があると、顧客としても安心でしょう。
より対応をスムーズにさせるなら、お問い合わせフォームに「よくあるお問い合わせ(FAQ)」ページのリンク設置がおすすめです。
ここまでコーポレートサイトの具体的なコンテンツについてご紹介してまいりました。
それでは実際に当社の提供するサービス「Wepage」で作成されたホームページ作成事例をご紹介します。
建設業のホームページ作成事例です。
一番良く見られるトップメインビジュアルに実際の施工事例の写真を大きく見せることで、閲覧者に「この会社に依頼したい」と思わせるような作りになっています。
また、家の形に写真を切り抜くことで、何の会社のホームページなのかがすぐにわかることもポイントです。
多くの実際の施工実績、また依頼や工事の流れを掲載することで、閲覧者に信頼感や安心感を持ってもらうことも狙いとしています。
下記のページでは建築業のホームページ作成ポイントをさらに詳しい内容をご紹介していますので、ぜひご覧ください。
製造業のホームページ作成事例です。
メインビジュアルは動画でインパクトを出しています。
意外に思われるかもしれませんが製造業は製造工程や職人さんの仕事風景、機械など動画映えすることが多く、閲覧者にもより具体的にイメージしてもらうことができます。
併せて実績や特長を掲載することで実力をアピールします。
製品カタログをPDFでいつでもダウンロードできるようにすることで冊子で発送するよりも手間がかかりません。
今回はコーポレートサイトの意味や役割、必要なコンテンツについて解説しました。
もし、これからコーポレートサイトの制作を検討しているなら、弊社が提供している「Wepage」がおすすめです。
Wepageでは、誰でも簡単に本格的なホームページを作れるよう、直感的な操作を可能にしています。
できるだけ予算を抑えるため、サイトを自社制作したいが知識がないので不安、という企業様に最適です。
また、各業種の業種に合った文章や写真、動画素材もすでにシステム内にご用意していますので、それらをご自身の会社に合った内容に書き換えるだけで、すぐにコーポレートサイトが作成できます。
さらに、Wepageでわからないことがあれば、弊社スタッフが会議ツールを用いて丁寧に解説いたします。
Wepageでは無料プランもご用意しております。
もし、コーポレートサイトを自社で制作したいとお考えの場合は、ぜひ1度Wepageをお試しください。
ご不明点・ホームページ作成に関するお悩みがあれば、ご相談も随時受け付けておりますので、お気軽にご連絡ください。