無料のホームページ作成サービス11選を徹底比較
自分でホームページを作成しようとお考えの方に向けて、無料で使えるホームページ作成サービスを中心に厳選してご紹介いたします。
2021/4/2
公開日:2022/8/25
最終更新日:2022/8/25
「そもそもホームページやブログにお問い合わせ先は必要なの?」
と、疑問に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、お問い合わせ先を作ることによって
以上の利点があるため、企業をはじめ、多くのWebサイトに必須だといえます。
では、お問い合わせ先がなぜ必要なのか、利点ごとに詳しく見ていきましょう。
お問い合わせ先があると、Webサイト運営者と連絡をしなければならないユーザーが窓口として利用できます。
もし、Webサイトに問い合わせフォームがない場合、連絡先が見つからずに大きなクレームに発展してしまう可能性があるので注意したいところです。
ユーザーの気持ちを考えるなら、問い合わせ先がある方が会社や運営者情報を調べなくてもスムーズに連絡できて安心でしょう。
Googleアドセンスのような広告サービスの審査を通過するには、問い合わせ先の記載が必要なケースが多いです。
多くのブログ、Webサイトでは広告による収入を行っており、自社で検討している場合もあるかもしれません。
中には問い合わせ先の記載が不要な広告はあるものの、審査を有利に進める点では設置しておいた方がいいでしょう。
Webサイトやブログに問い合わせ先があると、訪れたユーザーに連絡できる安心感を与えます。
問い合わせ先があるということが信頼の証になるので、企業サイトやECサイトでは必ず設置すべきです。
商品・サービスを提供するWebサイト・ブログである以上は、ユーザーとの信頼関係の構築は収益に大きく影響します。
連絡を取る手段としてだけでなく、信用や安心によってユーザーが快適にWebサイトに訪れてもらえるように準備しておきましょう。
運営しているWebサイトやブログのテーマによって、企業・個人から仕事の依頼をもらえる場合があります。
依頼したい企業・個人にとっては、問い合わせ先があるとスムーズに連絡を取れるので、設置していない場合に比べて発注率は高くなるでしょう。
特に企業からの依頼の場合は、多くのビジネスチャンスが生まれる可能性を秘めています。
自身が正当に運営をしている意味も込めて、問い合わせフォームは設置しておくことがおすすめです。
連絡先を公開する手段はいくつかあります。
その中でも、安全かつスムーズにやりとりできるのは、やはりお問い合わせフォームでしょう。
メールアドレスでは、質問や取引のメールだけでなく迷惑メール・スパムメールが届く可能性もあります。
そうなると、連絡をしたい目的を持ったユーザーのメールが埋もれてしまうケースもゼロではありません。
また、ユーザーによってはSNSを利用していない場合も考えられ、企業ホームページへの誘導も段階を踏む手間が増えます。
以上を考慮すると、Webでの連絡手段は、企業ホームページのお問い合わせフォームが最も効率的だといえるでしょう。
中には、「お問い合わせフォームでも迷惑メールやスパムメールが届くのでは?」と思う方もいるかもしれん。
その場合は、画像認証を用いることで対策ができるので、他の連絡手段よりも負担とリスクを減らすことができます。
WordPressにお問い合わせフォームを設置するなら、「Contact Form 7」がおすすめです。
Contact Form 7は、WordPressにある無料で利用できるプラグインで、自作しなくても複雑な知識不要で誰でも簡単にお問い合わせフォームが作成できます。
基本設定をしたあとは、ショートコードを必要ページに貼り付けるだけでお問い合わせフォームができるので、利便性も抜群です。
WordPressでお問い合わせフォームの作成に困ったら、ぜひ「Contact Form 7」を検討してみてください。
Contact Form 7の特徴を簡単にまとめると以下の通りです。
実は、Contact Form 7はTakayuki Miyoshiさんという日本の方が開発しました。
そのため、日本語に対応しており、使い方がわかりやすい点も特徴であり魅力です。
また、利便性の高さから多くの方が利用しており、使い方・カスタマイズ方法はインターネット上にたくさん掲載されています。
そのため、自社Webサイトに合わせたお問い合わせフォームの設置も簡単にできるでしょう。
まずはContact Form 7のインストールと有効化からしていきましょう。
以上の操作で、Contact Form 7のインストールから有効化が完了です。
WordPressのダッシュボードにある「お問い合わせ」をクリックすると、上の画像のような画面が開きます。
その中で、「コンタクトフォーム1」という項目があるので、カーソルを合わせて「編集」をクリックしてください。
編集画面を開いたら、タイトル下に
というタブが表示されているのを確認し、「フォーム」を選択してください。
ここでは、お問い合わせフォームに必要な項目を設定します。
ページには以下の画像のように表示されるので、お問い合わせ時に必要な項目やタイトルを設定しましょう。
もし、簡単な問い合わせフォームで問題なければ、最初から設定されている
以上のままで進めていきましょう。
続いてメールの設定です。
「メール」タブは、「フォーム」タブの横にあるので、クリックして画面を遷移させてください。
この項目では、主にお問い合わせフォームが送信された場合の通知を、自分宛に届ける設定を行います。
以上の4つのタグを利用して、カスタマイズしていきますが、基本的にタグを使った変更はしなくても問題ありません。
もし、送信者宛にもメールを送りたい場合は、「メール(2)を使用」というボックスにチェックをつけてください。
Contact Form 7では、1フォームにつき2つのメールを作成できるため、自分宛・送信者宛に作成したい場合に活用しましょう。
続いて、メッセージの設定です。
「メール」タブの隣に「メッセージ」タブがあるのでクリックして画面を遷移させましょう。
この項目は、確認画面などお問い合わせフォームの送信に関するメッセージの表示を編集できます。
例えば、以下のようなケースで、対応するメッセージが編集可能です。
送信の種類 | メッセージ |
メッセージが正常に送信された | ありがとうございます。メッセージは送信されました。 |
メッセージの送信に失敗した | メッセージの送信に失敗しました。後でまたお試しください。 |
入力内容に不備が見つかった | 入力内容に問題があります。確認して再度お試しください。 |
基本的に変更しなくても問題ありませんが、もし他の言葉に置き換えたい場合は、該当箇所を選択して入力しましょう。
最後はそのほかの設定です。
「メッセージ」タブの横にある「その他の設定」を開いてください。
その他の設定は、サンクスページやWordPressログインユーザーのみ送信可能など、追加で設定したい機能をコードで記入する箇所です。
もし、お問い合わせフォームに追加したいカスタマイズがあれば、インターネット上で探してみましょう。
以上でコンタクトフォームの設定は完了なので、問題なければ「保存」ボタンをクリックしてください。
コンタクトフォームの設定を保存すると、一覧画面に「ショートコード」という項目にコードが表示されます。
固定ページにお問い合わせフォームを反映させるには、このコードをコピペすれば完了です。
ショートコードをクリックして、メモ帳などに貼り付けておきましょう。
ショートコードをコピーしたら、WordPressのダッシュボードにある「固定ページ」の「新規追加」をクリックしてください。
ブロックエディタに遷移したら、左上の「+」ボタンをクリックしましょう。
「+」ボタンを開くと、追加するブロックが表示されるので、ヴィジェットのカテゴリ内にある「ショートコード」を選択してください。
するとショートコードを貼り付ける箇所が表示されるので、先ほどコピーしておいたコードをペーストしましょう。
「公開」ボタンを押して、Webサイトにお問い合わせフォームが作成されているか確認してください。
上記の画像のように正常に表示されていればお問い合わせフォームの設置完了です。
お問い合わせフォームを設置したら、スパムが届かないような対策を施すことをおすすめします。
必ずしもスパム対策は必須ではないものの、関係のないメールが何通も届いてしまうのはストレスです。
そのため、スパム対策をして快適な運用ができるようにしましょう。
スパム対策には、Googleが提供している「reCAPTCHA」というツールを利用します。
reCAPTCHAを利用するには、事前にサイトキーとシークレットキーを入手しなくてはいけません。
「Google reCAPTCHA」へアクセスし、事前に入手しておいてください。
まず、ワードプレスのダッシュボードの「お問い合わせ」にある「インテグレーション」をクリックしてください。
画面が遷移したら、「reCAPTCHA」という項目の「インテグレーションのセットアップ」を選択しましょう。
「インテグレーションのセットアップ」を選択したら、reCAPTCHAのサイトキーとシークレットキーを入力し、「変更を保存」で完了です。
お問い合わせフォームは、テンプレートでも十分便利なツールとして通用します。
しかし、さらにカスタマイズをして、自サイト独自のお問い合わせフォームにしたいという方も中にはいらっしゃるでしょう。
そこで次に、
の4種類のカスタマイズ方法についてご紹介します。
お問い合わせページの入力欄に文字を表示させたい場合、「テキスト」のテンプレートを使用します。
「フォーム」にある「テキスト」タグを使うと、ボタン内の設定で文字の指定が可能です。
「テキスト」タグを開いて、「デフォルト値」にテキストを入力してください。
その際、「このテキストを項目のプレースホルダーとして使用する」にチェックを入れるのも忘れないようにしましょう。
問題なければ右下にある「タグを挿入」を押して完了です。
タグの挿入をしてから「保存」を押すと、上の画像のようにテキストが表示されるようになります。
もし、直接テキストを入力したい場合は、ショートコードの後に「placeholder "文字入力"」で代用可能です。
ラジオボタンは、該当する項目にチェックを入れてもらう設定ができます。
フォームにある「ラジオボタン」タグを選択すると、メニューが開くので、チェックを入れたい項目を「オプション」内に入力してください。
改行を入れることで、各項目が分けられる仕様になっています。
全て入力し終えたら「タグを挿入」をクリックして完了です。
ラジオボタンが反映されると上の画像のようになります。
チェックボックスは、複数にチェックを入れられる要素を設定できます。
使い方としては、
といったように、複数該当するようなアンケートを実施する際に活用可能です。
ラジオボタンと設定方法は同じなので、シーンに合わせて使いわけてみてください。
ドロップダウンメニューは、該当する項目をドロップダウンメニューで表示させ、選択できるようにするタグです。
選択項目が複数あって、画面が見にくくならないように配慮する際に活用できるでしょう。
設定方法はラジオボタンやチェックボックスと変わらないので、導入しやすいはずです。
これまでお問い合わせフォームはContact Form 7がおすすめとご紹介して、設置方法や手順についてご説明してまいりました。
しかし、「Googleフォーム」を使えば、プラグインを利用せずにお問い合わせフォームを設置することも可能です。
これからGoogleフォームでのお問い合わせフォーム設置もご紹介いたしますので、ぜひご自身が導入しやすい方法を選んでみてください。
Googleフォームのページを開き、「Googleフォームを使う」をクリックし、「新しいフォームを作成」を選択しましょう。
すると、上の画像のようなページに遷移するので、右赤枠のメニューから「記述式」を選択しましょう。
その後、「質問」と記載してある部分に「お名前(任意で変更してください)」と入力します。
必ず入力してほしい項目は、右下にある「必須」という項目をクリックしておけば問題ありません。
以上で、名前の項目は設定完了です。
続いてメールアドレスの項目を作成します。
新しく項目を作る場合は、画面右にある「+」ボタンをクリックしましょう。
そうすると、新しい項目が表示されるため、名前の項目同様に「記述式」を選び、左の入力欄に「メールアドレス」と記載しましょう。
最後に「必須」をクリックして完了です。
続いて、題名の項目作成です。
名前やメールアドレスと同じ流れで作っていきましょう。
メッセージの本文の項目作成は、上記で作った手順と若干異なります。
今までは「記述式」を選択していましたが、メッセージ本文では「段落」を選んでください。
段落では、記述式とは違い、長文による回答ができるようになっています。
全ての項目を作成できたら、最後にフォームタイトルを入力しましょう。
今回はわかりやすいように「WordPressに導入するお問い合わせフォーム」と設定しました。
基本的には「お問い合わせ」で問題ありませんので、各自で好きなタイトルを設定しましょう。
フォームタイトルを入力したら、あとはワードプレスに導入するのみです。
画面右上にある「送信」をクリックし、「フォームを送信」の項目を表示させましょう。
その中で「<>」というマークをクリックし、「HTMLを埋め込む」という項目に遷移することを確認してください。
正しく表示されたら、画面右下の「コピー」をクリックして、メモ帳などに貼り付けておきましょう。
WordPressのダッシュボードにある「固定ページ」に、先ほどコピーしたリンクを貼り付ければ完了です。
今回ご紹介したContact Form 7は、基本的にWordPress内でのみ使えるプラグインとなっています。
しかし、世の中には多数のお問い合わせフォームがあり、WordPress以外のCMSで使えるツールも多いです。
もし、Contact Form 7やGoogleフォームが自社に合わない場合でも、問い合わせフォームを作成できるツールは多数ありますので、そちらを試してみましょう。
今回は、WordPressでお問い合わせフォームを作成する方法、管理方法まで解説しました。
Contact Form 7やGoogleフォームを用いれば、簡単にお問い合わせフォームを設置できる点をご理解いただけたと思います。
Webサイトにお問い合わせフォームがあるとさまざまなメリットを受けられます。
ぜひ本記事を参考にして、お問い合わせフォームの導入を実施してみてください。