人気サイトの特徴とは?参考サイトや作成方法・種類を解説
ホームページを作成・公開したら、人気サイトに育てたいと思うもの。本記事では人気サイトに共通するポイントを抑えつつ、目的に合わせた効果的なサイトの種類についても解説します。
2021/12/22
公開日:2022/9/30
最終更新日:2022/9/30
SEO対策で重要視される良質なコンテンツについて、昨今ではオウンドメディアを運営する企業も珍しくはありません。
しかしいざオウンドメディアを作成しようと思ってもどうしたらいいかわからないという状況は多いのではないでしょうか。
そこで本記事では、オウンドメディアの目的から構築の費用相場、その内訳、費用を抑えるポイントなどを解説します。
オウンドメディアの開設をご検討中の方はぜひ参考になさってください。
なお、ホームページ作成をご検討なら、Wepageをご検討ください。
オウンドメディアマーケティングとは、自社が運営するメディアでユーザーに有益な情報を発信し、コンバージョンに結びつける手法です。
一般的なサイトとは異なり、自社商品・サービスの紹介や解説といったカタログのようなコンテンツの発信がメインではありません。
コンバージョンとなるきっかけを与えるために、顕在的・潜在的どちらの悩みも解決できる価値のあるコンテンツ発信をするのがオウンドメディアです。
そのため、自然流入によるアクセス数を稼ぐため、対策キーワードをもとにしたコンテンツをメインに制作します。
ペイドメディアやアーンドメディアと組み合わせて施策を行って、効率のいいマーケティングを行うケースが多いのも特徴です。
1つ目は、潜在顧客から認知してもらい、顧客へと昇華させることです。
流れとしては、自社商品・サービスの利用まで気づかない潜在的な悩みを持つユーザーに対して有益なコンテンツを発信します。
その結果、自身のニーズが自社商品・サービスを利用すると解消できると気づいてもらう、という流れです。
また、購入や申し込みではなく、無料会員登録や自社認知度の向上がコンバージョンの場合もあります。
オウンドメディアの2つ目の目的は、顧客を優良顧客にさせることです。
悩みをもつユーザーに対して、有益なコンテンツの発信を続けるメディアというのは、その人にとって価値の大きいものになります。
そうなると、オウンドメディアに何度も訪れるようになり、継続したコンバージョンが生まれる機会が多くなるのです。
また、コンテンツ内に自社あるいは商品・サービスへの熱意を含めておけば、応援したい気持ちが強くなります。
接触時間が長ければ長いほど愛着がわく、という心理法則にもあるように、オウンドメディアを通して顧客を育てられるのも運営目的になるでしょう。
3つ目は、ノウハウの蓄積と検索エンジンへのカバーです。
TwitterやInstagramなどのソーシャルメディアやニュースメディアは、最新情報が最も接触機会が多くなるメディアです。
そのため、何か悩み・不安を解決するために調べる際は、検索エンジンがほとんどでしょう。
コンテンツを蓄積していくことで専門性のあるオウンドメディアは、検索エンジンからの評価も高いです。
そうすると、商品・サービスに関連したキーワードで検索したユーザーへコンテンツを上位表示させ、自社の存在を気づかせてくれる資産になります。
ノウハウや集客するための武器となるコンテンツを蓄積できるのがオウンドメディアのメリットといえるでしょう。
もし、オウンドメディアを立ち上げるとなった場合、目的によって費用と相場は異なってきます。
もちろん本格的な大規模メディアを検討している場合、それなりの費用がかかってくる点は理解しておかなくてはいけません。
そのため、どこまでを依頼範囲として外注するかを決めておくと、メディア構築がスムーズに進むはずです。
細かな費用はばらつきがあるものの、おおよその目的別費用相場を以下の表にまとめました。
目的 | 初期費用 | 運用費用 | 制作期間 | 発注先 |
低コストで小規模なオウンドメディアを作りたい | 無料〜30万円以下 | 無料〜1万円 | 1週間〜1ヶ月 |
CMS
クラウドソーシング 中小規模の制作会社 |
独自のデザインやコンテンツを作りたい | 30万円〜150万円 | 1万円〜5万円 | 1ヶ月〜2ヶ月 |
中小規模の制作会社
大手制作会社 |
集客できる大規模なオウンドメディアを作りたい | 100万円〜300万円 | 5万円〜20万円 | 2ヶ月〜4ヶ月 |
中小規模の制作会社
大手制作会社 |
既存のオウンドメディアをリニューアルしたい | 300万円以上 | 20万円以上 | 3ヶ月〜6ヶ月 |
中小規模の制作会社
大手制作会社 |
特に、既存のオウンドメディアをリニューアルする際は、メディアのデザインだけでなくコンテンツリライト・新規追加も含むため高額になります。
では、それぞれの価格ごとに、どのようなオウンドメディア構築ができるのか見ていきましょう。
オウンドメディアをなるべく低コストで運営したい場合は、WordPressのようなCMSを用いて構築する方法がほとんどです。
CMSは個人でも利用できる仕様なので、自社内で全て完結させるのが最もコストを抑えられる構築法です。
また、外注の場合は、基本的に写真やコンテンツを自社側で用意しなければなりません。
外注先では、簡単なデザイン実装や最低限の運営ができるサポートを行うため、その際にかかる費用と考えましょう。
CMSにあるデザインテンプレートを用いるため、制作期間は1週間〜1ヶ月程度です。
発注先は、金額で見るならCMS・クラウドソーシング・中小規模の制作会社の順に安く抑えることができます。
デザインや独創性は気にせず、とりあえずオウンドメディアの運営を始めてみたい方向けの相場です。
独自のデザインやコンテンツでオウンドメディアを構築したい場合、上記のような相場になります。
自社で運用する点を考え、こちらもCMSを利用し、テンプレートデザインをカスタマイズしたデザインになる場合が多いです。
また、デザインの中で申し込みや資料請求フォームの設置など、簡単なカスタマイズも制作会社では担当してくれます。
ただし、写真やコンテンツは自社側で用意する場合が多く、全て外注する場合は150万円を超えてしまう可能性もあるでしょう。
そのため、オリジナリティのあるデザインとシステムを用いて、コンテンツの運用・更新は自社で行いたい方の相場になります。
戦略的かつ大規模なオウンドメディア構築を考えているなら、この相場帯が効率がよくおすすめです。
オリジナルデザインだけでなく、写真やコンテンツの提供も制作会社側でしてくれます。
また、ターゲット層や対策キーワードの選定、場合によってはコンサルや本格的サポートまで対応してくれる場合もあります。
会員ログイン機能やサイト内検索など、本格的なシステムカスタマイズを希望している場合は、200万円以上はかかると考えましょう。
オウンドメディアを成功させたいのなら、サイトの構築ではなくコンテンツの設計や市場調査が何より大切です。
上記の部分を制作会社がサポートしてくれるため、成果を出しやすい相場帯ともいえるでしょう。
既存のオウンドメディアを集客できるようにリニューアルしたい場合が、最も費用相場が高くなります。
どのようなサイト設計で運用していけば集客ができるのか、市場調査と本格的なコンサルティングがメインです。
また、自社専用のCMS開発を行う場合でも、300万円以上はかかるものと考えましょう。
予算が高い分、制作会社の強みを理解して依頼をしなければ、思うような成果が出ない可能性もあります。
そのため、自社の課題となる部分を強みとしている制作会社を見つけていく時間の確保が必要でしょう。
オウンドメディアにかかる費用は、構築費と運用費の2つにわけられます。
構築費は、オウンドメディアを立ち上げる際にかかってくる費用で、近年ではWordPressのようなCMSを用いるケースが増えてきました。
CMSはHTMLやCSSといったプログラミング知識が不要で、誰でもホームページが構築できるシステムです。
メディアの方針が明確になっていてもホームページを構築できるスキルがない、という企業でも参入できるのがCMSの魅力でしょう。
CMSの利用は基本無料、あるいはリーズナブルな価格帯で提供されているので、低コストでのメディア構築が可能です。
上記に加えて、ドメイン代とサーバー代がかかるだけなので、近年では構築費用相場は減少傾向にあります。
運用費については、オウンドメディアは長期的な運用で自然流入数増加とコンテンツ資産の蓄積を図ります。
そのため、SEOをはじめ、マーケティングやデータ解析の知識・スキルが必要です。
現在では、上記のスキルをサポートしてくれるツールが、多くの企業から提供されていますが、導入費が発生します。
もし、コンテンツの作成やコンサルティングを依頼する場合には、さらに費用が発生するものと考えていいでしょう。
上記をふまえると、長期的なスパンで見るとオウンドメディアは構築費用よりも運用費用の方がコストがかかります。
専門的な知識・スキルがない状態で運用を続けてしまうと、効果が見込めず、メディアを閉鎖してしまうケースも珍しくないでしょう。
また、自社内で全て対応しようとすると、更新頻度が滞ってしまう、コンテンツの質の担保ができずアクセス数が落ちてしまう場合も考えられます。
オウンドメディアを効率よく効果的な運用を目指すなら、プロの視点でサポートを受けるのが賢い選択です。
そうなると、オウンドメディアは運用費がネックであると判断できるのではないでしょうか。
オウンドメディアを立ち上げる際は、構築費だけでなく運用費にも注目して、適切な予算確保を行ってください。
オウンドメディアの構築にかかる費用を細かくすると、以下の4つに分類できます。
各工程でどのくらいの費用がかかるのか、それぞれで見ていきましょう。
戦略設計費は、オウンドメディアの方向性やコンセプトを決めるための企画・ディレクションにおける費用です。
この段階では
といった部分を、制作会社と自社で話し合い、より具体化する作業がメインです。
この工程で発生する費用を、戦略設計費ではなく企画・ディレクション費や初期費用と記載している制作会社もあります。
初期設定費として戦略設計を組み込む場合、CMSのアカウント取得や設定費用も含まれている場合が多いです。
以上をふまえて、戦略設計費は5〜15万円が相場価格でしょう。
マーケティング費は、オウンドメディアのコンテンツ内容をどうするか、サイト構造などを設計するための費用です。
戦略設計で決定した目的やターゲット、デザインをもとに、集客までの導線や内部構造を決定します。
特にコンテンツの内容は、集客や成約に直結する大切な部分です。
などのように、該当するオウンドメディアで成果が出るよう調査と立案をし、骨組みを決める作業になります。
また、この段階では依頼側の要望も取り入れるため、どのようなコンテンツに仕上げたいのかも意見しましょう。
ただし、動画や漫画の制作は対応していない、といったように制作会社によって作業範囲、強みが異なります。
検討している制作会社が、どの領域まで対応できるのかを把握してから見積もりや依頼をしましょう。
マーケティング費の相場も5万〜15万円なので、戦略設計費と合わせて10万〜30万円前後です。
デザイン費は、オウンドメディア全体のデザイン設計にかかる費用です。
CMSのデザインテンプレートを使用してカスタマイズする場合は、比較的コストを抑えられます。
一方、1からデザインする場合は相応に費用が高くなるため、予算との兼ね合いで折り合いをつけなくてはいけません。
ただし、オウンドメディアは、コーポレートサイトやECサイトのように凝ったデザインにする必要はないでしょう。
なぜなら、オウンドメディアはコンテンツを見てもらうためのサイトであり、デザインはある程度整っていれば問題ないからです。
そのため、自社のブランドイメージや想定しているデザインを実現してもらうのが良いでしょう。
コーディング費はプログラミング言語を用いて、インターネット上にオウンドメディアを表示させるための費用です。
オウンドメディアのデザインやシステムを実装させるのにかかった時間や作業に対して支払われるので、複雑であるほど費用は高くなります。
ここでコストを抑えたいなら、やはりCMSを用いるのを提案すべきでしょう。
WordPressでは、プラグインを用いれば入力・お問い合わせフォームも簡単に実装できます。
また、オウンドメディアに挿入するコンテンツを外注している場合は、コーディング費に含まれているケースもあります。
オウンドメディアの運営にかかる費用は、主に以下の4種類です。
大体、以下のような相場になります。
費用項目 | 価格相場 |
サイト維持費 | サーバー代:8,000〜5万円/年 ドメイン代:100円〜10万円/年 |
マーケティング費 分析・改善費 |
10万〜30万円/月 |
コンテンツ制作費 | 2万〜30万円 |
マーケティングや分析・改善費は、長期継続する必要があるので、月額料金制で対応している制作会社が多い印象です。
コンテンツ制作費に関しては、記事のボリュームや種類が複数あるため、価格にばらつきが出てしまいます。
では、それぞれの費用について詳しく見ていきましょう。
サイト維持費は主に、サーバー代とドメイン代が該当します。
インターネット上にオウンドメディアを表示させるには、必ずサーバーとドメインが必要になるため、閉鎖しない限りは発生し続ける費用です。
サーバー代に関しては、月額利用料だけでなく、3,000円〜2万円前後の初期費用が発生する場合があります。
ドメイン代については、競争率の高さによって価格が変動するため、ばらつきが大きくなってしまいます。
初年度100〜1,000円前後で購入できるものもあれば、10万円もするドメインもあるので、ドメイン名は慎重に選ぶべきです。
また、ドメイン代は初年度が安く、更新費用が高くなる傾向にあります。
そのため、更新費用が急に高くなってしまったと焦らないよう、覚えておきましょう。
マーケティング費は、オウンドメディアが参入する市場や競合の調査、コンテンツの対策キーワード選定作業にかかる費用です。
特に、効率よく成果を出していくには、マーケティングのスキルが問われます。
適切なターゲティングや、カスタマージャーニー、検索ニーズの把握など、潜在的・顕在的な悩みを持つユーザーをいかに掌握するかが鍵です。
また、ホームページを開設したら終わりではなく、継続して市場を調査しなくてはなりません。
そのため、ホームページの運用自体は自社で行い、マーケティングだけ外注するという方法も視野にいれておきましょう。
分析・改善費は、オウンドメディア運用後に得られたデータを分析し、アクセス数や成約率にどう活かすかを立案・実行する作業にかかる費用です。
上記の作業には、依頼主側も確認できるよう、SEOやコンテンツ評価などのレポートが月次で届く体制をとっている制作会社も多いです。
いくらマーケティングのプロが制作したオウンドメディアでも、開設後に集まったデータとズレが生じることも少なくありません。
分析・改善では、このズレを修正し、オウンドメディアの運営目的を達成させる道筋を立てていく作業が必要です。
もし、分析・改善作業を外注する場合でも、自社側で担当者や責任者を設けて、一緒に取り組まなければなりません。
自社側の知見と外注側のスキルが組み合わさることで、より良質なコンテンツを作成でき、オウンドメディアが成長していくのです。
そのため、分析・改善費の予算を出す際は、外注費だけでなく、社内の人件費も発生する点を覚えておきましょう。
コンテンツ制作費は、オウンドメディアに掲載する記事を作成する作業にかかる費用です。
どのくらいの本数と文字数のコンテンツを挿入するのか、という点だけでなく、どのような種類のコンテンツを作るのかによっても費用が変動します。
できるだけ予算を抑えたいなら、クラウドソーシングサービスを利用すると、低コストで記事作成を依頼可能です。
ただし、SEO対策や文章力を求めるなら、制作会社に依頼した方が高品質なコンテンツに上がる可能性は高いでしょう。
また、記事の種類や内容にも価格の差が生じやすいです。
近年ではオリジナルコンテンツが高い評価を得るため、専門的な記事になるよう監修者を付けたり、インタビューや調査を実施する場合もあります。
こうなると、制作会社側の負担も大きくなるので、1本5万円以上など制作費用も高くなります。
さらに動画コンテンツを制作する場合には、1本20万円になるケースも珍しくありません。
継続した情報提供を考えるとコストは抑えたいものの、完成したコンテンツはオウンドメディアの資産になります。
検索上位に表示されると、コンバージョンに大きく貢献するようになるため、予算を惜しみなくつぎ込む決断もすべきでしょう。
オウンドメディアはコンテンツ力が大切なので、費用対効果を視野に入れつつ、予算を決定します。
運営する際に注意してほしいのが、オウンドメディアは発生する費用の種類が多いという点です。
特にコーポレートサイトを制作している企業からすると、オウンドメディアにかかる費用の種類が把握しきれない場合もあります。
コーポレートサイトは固定された情報を制作することがほとんどのため、初期費用が高くなりがちです。
一方、オウンドメディアは自然流入数を増やすために、SEO対策や継続的なコンテンツの追加をしなくてはいけません。
そうなると、コンテンツ制作費や分析・改善費、マーケティング費が発生し続けることになるのです。
オウンドメディア運営を失敗してしまうのは、上記費用の把握が十分ではなかったケースが多いです。
もし、予算を誤ってしまうと
といった事態になり、結果的にオウンドメディアは閉鎖に追い込まれてしまいます。
オウンドメディアを運営する際は、継続的な予算がかかるだけでなく、人材リソースの確保も十分にすべきでしょう。
オウンドメディアの開設を外部に委託する場合、複数の制作会社から相見積もりを取って比較をするケースが多いでしょう。
ホームページ制作に依頼した経験がないと、費用の安さを優先して選んでしまいます。
しかし、費用が安いという理由だけで制作会社を選ぶと、大きな失敗を招いてしまうかもしれません。
最近では、サイト設計から運用までを10万円前後で行ってくれる格安制作会社も増えています。
ですが中身を見てみると、WordPressのデザインテンプレートのみ対応のシンプルなサービスのケースがほとんどです。
細かなカスタマイズを注文するとなると、オプション費用で通常よりも高くついてしまう可能性もあるでしょう。
そのため、料金の安い制作会社を選ぶ場合は、サポート内容に注目して、自社が想定しているオウンドメディアを形成できるか、よく吟味してください。
上記の事態を避けるには、サービスやサポート内容、料金内訳が詳細に提示されているかを確認しましょう。
その中で、できるだけ料金が抑えられている制作会社に絞る方が、失敗する確率はグンと減ります。
また、自社側の対策によって費用を抑えることもできるため、こちら側でコストを抑えられるような工夫もしておきましょう。
オウンドメディアの制作・運営を外部に委託する際、自社でどこまで対応可能なのかも明確に決めておくのも必要です。
自社で対応できる部分は、外注費用に含まれなくなるので、コストを抑えた運営が可能になります。
例えば、自社にWebマーケティング部門があり、良質なコンテンツの制作が可能なら、サイト設計やセキュリティ、保守管理のみ外注すればいいでしょう。
要件定義を提出できるなら、戦略設計費が安くなる制作会社もあります。
もし社内でメディア運用に長けている人材がいない場合は、総合的に支援してくれる制作会社を選ぶべきでしょう。
総合的に支援してもらう場合、費用は高くなってしまうものの、社内リソースを必要最低限に抑えられ、専門家による効果的なメディア運用が可能です。
上記をふまえて、自社がどこまで対応できるのか、どの範囲を外注するのか整理しておきましょう。
ここまでの内容をまとめると、オウンドメディアの立ち上げから運用時に抑えておきたいポイントは以下の通りです。
ぜひ、相場を覚えてオウンドメディア構築・運営の外部委託の把握に活用してください。
オウンドメディアの構築費用を算出する際は、制作スタッフの人件費を考えるとわかりやすいです。
ホームページ制作は、そのほとんどが人件費で、
以上の方が作業するほど費用は高くなります。
例えば、コンテンツ制作も依頼本数が増えるほどWebライターが稼働しなければなりません。
デザインやシステムを実装する際、複雑であればあるほど複数のスタッフで対応したり、作業時間が長くなったりします。
このように、オウンドメディアの構築費用は、制作会社スタッフがどれだけ稼働しているかを考えると算出しやすくなります。
特にオウンドメディアは長期的な運営をしなくてはならず、他サイトよりも運用費が高くなりがちです。
オウンドメディアの構築を依頼する際は、運用費も含めたトータルコストを考えて、委託先を選ぶようにしましょう。
制作会社で価格差が出てしまう理由の1つは、作業の対応範囲です。
例えば、CMSのテンプレートを用いてオウンドメディアを構築する場合、すでに基礎的なデザインは作られています。
そのため、制作陣の作業時間が減少し、その分依頼主側に低コストで提供できるのです。
逆に、独自のデザインやシステム、動画コンテンツなどを作る場合は、価格が高くなってしまいます。
特にSEOやマーケティングに長けている会社に依頼する際は、通常より高くなる傾向にあります。
以上を考慮すると、価格を抑えるためには、制作側の作業時間をどれだけ減らせるかがキーポイントです。
例えば、打ち合わせまでにデザインやレイアウトのラフ案を提出しておけば、会議時間の短縮になり、コストを抑えることができます。
それ以外にも
といったような作業を行えば、料金を抑えるための交渉が可能です。
現在では、クラウドソーシングサービスによって、各作業を低価格で依頼できます。
クリエイターによって技術力が大きく異なるため、見極める必要はあるものの、価格を抑える点では効果的です。
まとめると、価格差の出る理由と費用を抑えるのは、以下のポイントが大切なので覚えておきましょう。
サッカー選手の中でも得意ポジションがあるように、制作会社にも得意分野が存在します。
パートナー選びで失敗しないためには、
以上の3点を意識して、制作会社を選びましょう。
オウンドメディアの肝となる部分は、デザインやシステムではなくコンテンツです。
なので、質の高いコンテンツ制作を期待できる会社なのかどうか見極める目を持つ必要があります。
コンテンツ力をウリにしている場合は、アクセス数やシェア数についての実績をアピールしているはずです。
また、実際に制作会社がポータルサイトやメディアを運営している、コピーライターを抱えている場合には、コンテンツ力に期待できるでしょう。
一般的なホームページ制作とは異なる部分で制作会社を選ばなくてはいけない点は、注意しておきましょう。