無料のホームページ作成サービス11選を徹底比較
自分でホームページを作成しようとお考えの方に向けて、無料で使えるホームページ作成サービスを中心に厳選してご紹介いたします。
2021/4/2
公開日:2022/7/15
最終更新日:2022/7/15
ワードプレスとは、プログラミングの知識がなくてもホームページやブログの作成ができるCMS(コンテンツマネジメントシステム)の一種です。
世界で最もシェア率が高く、8,000種類以上のテンプレートと55,000個以上のプラグイン(外部の拡張機能プログラム)を有しています。
カスタマイズ性に富んでいるため、オリジナルのデザインを作るのに適したCMSと考えていいでしょう。
実際に、国内でも多くの企業がワードプレスを導入・運用しています。
ワードプレス以外にもジンドゥー(Jimdo)やウィックス(Wix)など、CMSは種類が多彩です。
他CMSが気になる方は、以下の記事で紹介しているので参考にしてください。
ワードプレスの利用方法には2種類あり、
のどちらを利用するかで料金は異なります。
一般的に用いられるのが、レンタルサーバーにワードプレスをインストールして使う「WordPress.org」です。
WordPress.orgは無料で使えますが、レンタルサーバーやドメイン代など、その他の費用が発生します。
詳しい費用は後述しますので、気になる方は参考にしてください。
一方、WordPress.comはサーバー等の準備が不要なオンライン上で利用できるサービスで、プランごとに以下の費用が発生します。
種類があると困惑してしまうかもしれませんが、基本的には前者の「WordPress.org」を利用すれば問題ありません。
本記事についても、基本的にはインストール型の「WordPress.org」についてご紹介してまいります。
ワードプレス のメリット・デメリットを簡単に比べてみましょう。
詳しい部分は後ほど紹介するので、気になる方は下へスクロールしてください。
メリット | デメリット |
カスタマイズの自由度が高い | カスタマイズによってはプログラミング知識が必要になる |
無料で利用可能 | 作業量が多く、セキュリティなどの管理の時間捻出が必要 |
利用者が多いため、Web上に情報が多く掲載されている | 不明点は自身で調べる必要がある |
ワードプレスは、拡張性かつ自由度の高い無料のホームページ作成ツールです。
これが最大のメリットですが、同時にデメリットにもなります。
全く知識がなくても作成はできるものの、知識があった方が理想のデザインやコンテンツを作れる、と捉えていただくと良いでしょう。
ワードプレスでは、直感的な操作でHTMLのタグ付けや見栄えの編集ができます。
例えば、ページタイトルをインターネット上に表示・認識させる場合、「
ワードプレスで使えるテンプレート数は8,000種類以上にものぼり、豊富な中から自社・自身に合ったものを見つけられます。
同業他社と差別化のために独自性を出したい場合でも、テンプレート選びで困ることはないでしょう。
ワードプレスのテーマテンプレートには無料・有料の2種類あります。
テンプレート種類 | 長所 | 短所 |
無料 |
・導入コストがかからない
・テンプレート数が豊富 |
・サポート・SEO対策が不十分な場合が多い
・英語でデザインされている場合が多い |
有料 |
・カスタマイズ機能が整備されている
・SEO対策が施されている場合が多い |
・導入コストがかかる
・有名なテンプレートはデザインが被る場合がある |
無料のテンプレートは導入コストがかからず、有料よりも種類が豊富です。
ただし、海外のクリエイターが作成したテンプレートが圧倒的に多いため、英語力がないとカスタマイズが難しい場合もあります。
また、クリエイターによってサポートやSEO対策にバラつきがあるので、使いやすさでは有料よりも劣るのがデメリットです。
一方、有料のテンプレートはカスタマイズがしやすく、そのままでも十分にホームページとして運用ができます。
ホームページデザインよりもコンテンツに注力したい場合には、有料の方がおすすめです。
しかし、導入コストがかかり
おおよそ以上のような金額がかかります。
どちらがいいのかは、利用者の好みによって異なるので、よく考えて無料・有料のテンプレートのどちらを使うか決めましょう。
ワードプレスはブログのようにページの作成・更新ができるので、難しい操作が必要ない点もメリットです。
タイトルやメインコンテンツ、画像の貼り付けに至るまで、わかりやすい操作レイアウトに仕上がっています。
ワードプレスの投稿形式の1つであるビジュアルエディターでは、改行も表示に反映されるので、余白を作りたい場合も簡単です。
ワードプレスはカスタマイズの自由度が高く、自身のイメージしているデザインや機能、構成にすることができます。
ただし、本当に0から理想のホームページにカスタマイズしたいなら、HTML・CSS・PHPといったプログラミング言語の習得が必要です。
そのため、初心者でも簡単にホームページが制作でき、プログラミング知識があればさらに本格的に制作が可能なCMSといえます。
手のこんだホームページを作りたい意思があるなら、プログラミング言語を習得する時間の確保が必要でしょう。
学習時間を確保できない場合でも、外注を使ってカスタマイズしてもらうなど、対処できる方法があるのもワードプレスの魅力です。
ワードプレスを使ったホームページ制作依頼は、0から作るよりもコストが抑えられる点もメリットです。
ワードプレスを構成するPHPと呼ばれる言語を駆使すれば、やりたいことはなんでもできるようになります。
例えば、以下のような操作が実現可能です。
以上のように、PHPを学習しておけば、ワードプレス内でこの機能が欲しいと思ったときに実装できる汎用性の高さがあります。
ワードプレスのカスタマイズ性の高さは、豊富にあるプラグインによる機能追加があげられます。
本来ならプログラミング言語が必要なものの、ワードプレスならプラグインを検索してインストールするだけで実装可能です。
上記のような機能を実装し、魅力的なホームページに仕上げることができます。
ただし、プラグインによってはインストール後に詳細設定をしなければ動かないものもあるので注意が必要です。
また、プラグインによっては説明言語が英語のみであったり、日本語非対応で組み合わせによっては作動しなかったりします。
プラグインを使えば機能追加ができるものの、リスクがある点は理解しておきましょう。
画像ファイルの管理や投稿・削除が簡単なのもワードプレスのメリットです。
画像ファイルについては「メディアライブラリ」と呼ばれる項目にグリッドあるいはリスト表示できます。
このメディアライブラリから管理・投稿・削除ができるので、記事を執筆中にスムーズに画像添付が可能です。
タイトルを入力しておけば、検索機能を使って数ある画像ファイルの中から該当するものをピックアップもできます。
ワードプレスにはコメントの管理機能があるのも、ブログを運用したい方にとってはメリットです。
コメント欄が不要なら非表示にもできるので、用途に合わせてコメント欄を設けて管理・運用していきましょう。
ワードプレスは「Googleアナリティクス」などのアクセス解析ツールと連携ができます。
また、アクセス解析ができるプラグインをインストールして利用するのも可能です。
企業サイトやECサイトなど、PV数やCVRを基に改善を行うWebサイトは、アクセス解析の設置は必須です。
ワードプレスのように、アクセス解析の連携が簡単なのは、操作が不慣れな方にもメリットといえるでしょう。
ワードプレスは、複数人にユーザー権限を割り振って操作することもできます。
利用できるユーザー権限は以下の5つです。
ユーザー権限 | 可能な操作 |
管理者 | ワードプレス内の全ての操作 |
編集者 | コメントやリンク管理、固定ページの編集などの操作 |
投稿者 | 記事の投稿・編集・公開の操作 |
寄稿者 | 記事の下書きと編集 |
購読者 | 記事の閲覧のみ |
ユーザー権限を正しく割り振ることで、スムーズかつ正常なホームページ運用・管理ができます。
世界トップのシェア率を誇るだけあり、インターネット上にはワードプレスに関するノウハウ情報がたくさん公開されています。
そのため、調べる時間さえあれば、ワードプレスの操作・設定に関する不明点は解決できるでしょう。
ワードプレスに関する情報を日本語で掲載しているホームページも増えましたが、マニアックな部分は英語が多いです。
もし気になる情報を調べても出てこない場合は、英語で検索してみるといいかもしれません。
ワードプレスは専門的なプログラミング知識は不要なものの、カスタマイズやデザインの幅を広げるなら知識の習得は必要になります。
そのため、プログラミング知識が全くない状態で、理想のイメージを再現するのは難しいかもしれません。
ワードプレスを扱えるようになるには、HTML・CSS・PHPの3つのプログラミング言語の知識があると便利です。
よくわからないままプログラミング言語を使って、デザインが崩れてしまうケースも少なくないので注意しましょう。
ワードプレスには独自のPHPを用いた「テーマ関数」と呼ばれるプログラムがあります。
このテーマ関数の知識がないと、ワードプレスのカスタマイズの拡張性の高さを実感することは難しいでしょう。
ただし、上記は初期の状態からワードプレスを構築する場合に限ります。
そのため、よほどこだわったデザインやシステムを実装したいと希望しない限りは問題ないでしょう。
ワードプレスで使用するテンプレートをそのまま使ってもオシャレなデザインは多いです。
しかし、集客や誘導するためのデザインスキルは別途習得しなくてはいけません。
ユーザーの視線の動きや、ホームページ内で最もよく閲覧される場所などを含め、デザインスキルは磨いておくべきです。
SEO対策を施しているテンプレートはワードプレスにはありますが、コンテンツSEOは自身で行う必要があります。
例えば、
などです。
上記の要素はテンプレートだけでは補えないSEO対策になります。
集客力のあるホームページに仕上げるために、SEOの知識も習得していきましょう。
ワードプレスを利用するにはサーバー・ドメインを用意しなくてはいけません。
サーバーについてはレンタルサーバーの利用がおすすめです。
ドメインについては独自ドメインを販売している業者があるので、付けたいドメイン名が使えるかを確認してください。
サーバーにワードプレスをインストールして利用することになるので、必ずサーバー・ドメインの取得は忘れないようにしましょう。
ワードプレスは自由度が高いからこそ、不正アクセスなどのハッキングを防ぐためのセキュリティ対策が必要です。
信頼できるセキュリティ対策に関するプラグインをインストールしておけば、安心でしょう。
ホームページ制作を外注する場合には、更新可能範囲がどこまでなのかを事前に話しておくといいかもしれません。
制作会社は専門知識とスキルを用いてワードプレスをカスタマイズし、依頼されたデザインやシステムを制作・実装します。
そのため、自社が介入できるのはブログやコンテンツの更新部分のみ、というケースも珍しくありません。
もし、将来的にカスタマイズを検討しているなら、更新範囲を先に伝えておきましょう。
ワードプレスに関してわからないことがあっても、サポートはメールのみで、電話やチャットは実施していません。
基本的にはインターネットで情報を調べて自身で解決するのが最善です。
もし、カスタマイズを行っている最中に不具合が起こったとしても、メールだと返信に日数がかかることが予想されます。
そのため、プログラミング知識がない方や自身で調べて解決するのが不安な方には操作が難しい場合もあるでしょう。
ワードプレスは日々進化されているので、バージョンアップが頻繁に行われます。
管理画面の「更新してください」と呼ばれる項目をクリックするだけなので更新は簡単です。
しかし、バージョンアップは頻繁に行われるため自身でその都度行うのは手間がかかるように感じる場合もあるでしょう。
また、システムだけでなくプラグインのバージョンアップも行う必要があります。
もし、システムだけ先にバージョンアップすると、プラグインが正常に作動しない場合もあるのです。
システムのバージョンアップはセキュリティ対策にもなるため、どちらも更新できるように定期的にチェックしておきましょう。
ホームページを公開するには、必ずドメインが必要になります。
「https://〇〇.com」の〇〇部分を指し、文字を自由に組み合わせて取得可能です。
ドメインには、共有ドメイン・独自ドメインの2種類あり、基本的には独自ドメインがおすすめです。
共有ドメインは取得費用が無料ではあるものの、複数人で共有して使うので、SEO効果が出にくいデメリットがあります。
一方、独自ドメインは自身だけが保有するドメインのため、サイトとしての信頼性やSEO対策が効果的な点がメリットです。
ワードプレスを使ったホームページの公開には、ドメインだけでなくサーバーも必要です。
サーバーは、インターネットを通じて他のコンピューターにホームページを表示させるのに必要なデータを保管するコンピューターを指します。
サーバーを自身で運用・管理するとなると高度な知識と費用が発生するので、レンタルサーバーを用いるのが一般的です。
レンタルサーバーは月額料金が発生するものの、自身でサーバーを保有するよりもはるかに手間がなく安上がりなのです。
ワードプレスにはデザインテーマが8,000種類以上あり、ホームページのイメージに近いものを選ぶことになります。
8,000種類以上もあるので選ぶだけでも骨が折れる作業に思われがちですが、どれがおすすめなのかはインターネット上で公開されています。
インターネット上にある先人たちの情報を参考にして、ある程度テーマを絞り込んでおくのもいいでしょう。
また、先ほど紹介したように、デザインテーマには無料・有料があり、それぞれで長所・短所が存在します。
自身が想定しているホームページのイメージに合ったデザインテーマを見つけてみましょう。
独自ドメイン・レンタルサーバー・デザインテーマそれぞれで、費用が発生します。
独自ドメインについては、語尾に記載される「.com」や「.net」、「.jp」などによって価格が変動します。
ドメインは初回に登録料がかかり、以降、更新年ごとに料金が発生する仕組みです。
登録料については年間1円〜1,080円ほどが相場で、更新料金は年間1,000円〜3,000円になります。
登録料が安いからといって、使わないドメインまで取得してしまうと、更新費用で多く取られてしまう可能性があるので注意です。
レンタルサーバーは提供している会社によって料金が変わります。
大規模かつ精巧なホームページを作る場合を除いて、レンタルサーバーは月額1,000円〜2,000円程度で済むでしょう。
レンタルサーバーの選び方については以下の記事で紹介しているので参考にしてください。
最後のデザインテーマですが、無料のものを利用すれば料金はかかりません。
有料のものでも、買い切りで大体1万円〜2万円です。
上記3点を合計すると、おおよそ2万円〜4万円かかると考えましょう。
ワードプレスのインストールからログインまでの流れについて見ていきましょう。
今回は、エックスサーバーでワードプレスをインストールする手順をご紹介します。
エックスサーバーでは、ワードプレスを簡単にインストールする機能が付いています。
その他のレンタルサーバーでも簡単インストール機能がある場合があるので、選ぶポイントにしても良いかもしれません。
インストール手順は以下の通りです。
もし、WordPressの簡単インストールがない場合は、データを格納するデータベースである「MySQL」を準備しなくてはいけません。
その後、MySQLユーザーの追加をします。
最後にMySQLアクセス権を設定すれば完了です。
「ワードプレスを検討したものの、使い方が初心者には難しそう・・・」
「もっと簡単なCMSでホームページ作成がしたい」
もし、以上のようなお悩みをお持ちなら、弊社が提供する「Wepage」をご検討ください。
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もしご不明な点があっても、オンライン会議ツールで作成をサポートさせていただきます。
そのため、自身で調べるのが苦手な方や、ホームページ作成が初心者でも安心です。
Wepageでは無料プランをご用意しておりますので、まずはお気軽にご利用ください!
ホームページ作成について参考になる記事をいくつかご紹介します。
以下の記事では、ホームページ制作費用の相場をご紹介しています。
自作する場合だけでなく、ホームページ制作会社に依頼する際の相場や費用を抑えるポイントも触れているのでチェックしてみてください。
以下の記事では写真ギャラリーのサイト制作についてご紹介しています。
主にWordPressで作成する際の手順について触れており、有名なサイト事例も参考になるでしょう。
以下の記事では、ホームページ運用の仕方についてご紹介しています。
ホームページは公開したら終わりではありません。
むしろ運用をしていくことこそが目的となるので、何をすればいいのかわからない方は、ぜひ以下の記事を参考にしてなさってください。
今回はワードプレスの特徴やメリット・デメリット、インストールの手順についてご紹介しました。
ワードプレスはCMSの中で最もシェア率が高く、多くのユーザーに愛されています。
拡張性と自由度の高さは魅力ではあるものの、人によってはデメリットになる場合もあるでしょう。
そのため、本記事を参考にしてご自身でもワードプレスが使えそうなのかを判断してみてください。
もし、もっと手軽なCMSを利用したいとお考えの場合は、ぜひ弊社が提供しているWepageをご検討ください。