ワードプレス(WordPress)とは 特徴をわかりやすく解説!
ワードプレス(WordPress)について、その種類やメリットデメリット、費用や開始に必要なものまで、初心者の方にもわかりやすく解説します。
2022/7/15
公開日:2021/11/12
最終更新日:2023/5/19
現代では、会社・店舗の紹介や個人の趣味・仕事の発信のために、ホームページを作るのは必須になりつつあります。
しかし、これからホームページを作ろうと考えている方の中には、
「ブログとホームページ、どちらを使えばいいの?」
「ブログやホームページはどういう構築方法があるのか」
というお悩みを抱えている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、ブログとホームページそれぞれの特徴や違い、使い分けのポイントをわかりやすく解説します。
それぞれの構築方法や集客アップのためのコツまでご紹介しますので、ぜひブログとホームページの違いを理解し、適切なホームページを作っていきましょう。
なお、ホームページ作成をご検討なら、Wepageをご検討ください。
はじめにブログ・ホームページそれぞれの特徴を紹介します。
それぞれの特徴を理解すると、どのような違いがあるのかも把握しやすいです。
では、早速見ていきましょう。
ウェブログ(Weblog)の略称で知られるブログは、以下のような特徴があります。
すぐに始められて、情報発信をしやすい点は、ホームページにはないメリットです。
では、それぞれの特徴について見ていきましょう。
ブログはホームページと違い、開設・更新がしやすい特徴があります。
特に、無料ブログであれば開設後すぐに記事の投稿ができ、HTMLやCSSといった知識も必要なく文字・色の装飾が可能です。
定期的な情報発信を必要とするサービス・商品ならば、ブログは最適な媒体といえるでしょう。
ブログにはホームページのようにデザイン性の幅はありませんが、テンプレートが用意されています。
テンプレートデザインの中ならば、ある程度のカスタマイズができるので、どのようなブログにするか決めやすいです。
また、テンプレートのデザインは開発者・あるいは運営元が随時メンテナンスをしてくれます。
そのため、デザインの更新があればアップデートをするだけでいいという手軽さもブログの特徴です。
ブログは時系列で記事が表示され、期間限定のセールや新商品の紹介など、最新情報を見つけてもらいやすいです。
逆に、古い情報は埋もれてしまうデメリットもあり、コンテンツ量が多くなればなるほどカテゴリを設定して見やすくまとめておく必要があります。
当サイトであるホームページ作成大学を例に出すと、
などのようにユーザーのニーズに合わせてカテゴリを分けていますので、ぜひ参考にしてください。
ブログは更新が前提だからこそ、定期的な記事の作成・修正が必要です。
例えば、ホームページの作成方法を知りたい方がいたとします。
その方に全く同じ内容で、2010年に作成された記事と2021年に作成された記事、どちらを読むか聞いたとしましょう。
おそらくほとんどの方が2021年の記事を選ぶはずです。
ブログの更新がしやすい利点は、相手にリアルタイムの情報を提供できる意味でもあります。
だからこそ、ブログは定期的に情報を発信し、既存記事の修正を行っていくことが必要です。
ブログにはアメーバブログ・はてなブログのように無料で始められるものから、WordPressのように有料で始めるものもあります(WordPress自体はオープンソースのソフトウェアなので無料で利用できますが、WordPressをインストールするレンタルサーバーが必要になってきます)。
無料のブログサービスは初期費用や運営コストがかからない分、運営元の広告が自動で貼られてしまいます。
また、ドメインも運営元が指定したものを使用するなど、さまざまな制限がある点がデメリットです。
一方、有料ブログサービスは初期費用や運営コストはかかるものの、自身が決めた広告を表示できます。
ドメインも自由に設定でき、デザインカスタマイズも無料ブログより自由度が高いです。
趣味程度にとりあえずブログを始めるなら無料、会社や店舗、商品のPRがしたいなら有料と使い分けましょう。
ブログの具体例として、当社が運営している「Wepage」が挙げられます。
ホームページ作成大学は、ホームページ作成に関するノウハウを提供するメディアです。
それぞれのカテゴリをみると、時系列にコンテンツが投稿されており、ブログ形式になっているのがわかります。
続いて、ホームページの特徴についてです。
ホームページには以下の特徴があります。
会社のコーポレートサイトや商品・サービスに関する情報をまとめるならホームページがおすすめです。
では、それぞれの特徴について詳しく見ていきましょう。
ホームページはトップページや固定のページを作り、成約や成果に至るまでの情報をまとめやすいのが特徴です。
購買意欲の高いユーザーがホームページに訪れた際に、
といったページがまとめられていれば、信用性や成約に繋がる可能性が高まります。
逆に、どのページに飛べば自分が知りたい情報を見つけられるだろうか、と悩んでしまう構造だと、購買意欲が高くてもページを離脱してしまうでしょう。
時系列関係なく、購買したくなる情報をまとめられるのは、ホームページの強みですね。
ブログと違い、ホームページはデザインのカスタマイズが自由です。
カスタマイズするためにはHTMLやCSS、ファイルのアップロード方法などの知識が必要にはなりますが、覚えておけば自分がイメージするデザインを表現できます。
また、現在では簡単に編集ができるCMSと呼ばれるシステムもあるので、HTMLやCSSの知識がある程度あれば、ブログよりも自由なカスタマイズが可能です。
ホームページ作成はブログと比べると時間・コストがかかります。
理由は、ホームページのサイト構築にはプログラミングスキルが必須だからです。
特に、トップページに動画を載せたい、マウスを置いたら文字が出てくるなどの凝ったサイトを作るにはHTML・CSS以外にもPHPやJavaScriptと呼ばれるプログラミング言語の習得が必要です。
プログラミングスキルを持っていない、サイトを作る時間がない方は、CMSと呼ばれるツールを利用するかホームページ制作業者に依頼する方法も1つでしょう。
ブログ・ホームページの特徴で紹介したようにそれぞれで目的・用途が異なります。
ブログは最新情報の発信に適したサイト形式です。
投稿に関する複雑な知識がいらないため更新もしやすく、デザインも決められた中から利用します。
また、情報の鮮度や拡散力にも優れており、Web集客やサイトのSEOを高めたいときにブログを用いるといいでしょう。
一方、ホームページはサービス・商品の説明に適した、Web上の名刺といえるサイト形式です。
サービスや商品に興味を持ったユーザーが訪れるので、成約率を高めたいときに用いられます。
トップページを中心として階層を作り込むため、ホームページは更新頻度もさることながら、情報が整理されているかもとても重要になります。
ブログ・ホームページそれぞれの違いがわかりやすいよう、以下の表にまとめました。
ブログ | ホームページ | |
コスト | 〇 | ▲ |
最新情報 | 〇 | ▲ |
情報拡散力 | 〇 | ▲ |
デザインカスタマイズ | ▲ | 〇 |
SEO・集客 | 〇 | ▲ |
成約率(CV) | ▲ | 〇 |
必要な知識 | 少ない | 多い |
更新頻度 | 多い | 少ない |
向いているコンテンツ |
・最新の情報
・お知らせやコラムなど更新や追加されることが前提の情報 |
・会社情報や商品・サービスの説明など、重要度が高く、更新の頻度が低い情報 |
さらに、メリット・デメリットについても比較をしていきましょう。
ブログ | ホームページ | |
メリット |
・更新・投稿しやすい
・情報拡散力に優れている ・Web集客やSEOに強い ・潜在ニーズのユーザーも来訪してくれる ・開設が簡単 |
・コーポレートサイトやポートフォリオにできる
・商品・サービスを詳しく紹介できる ・問い合わせや資料送付も設置可能 ・デザイン・レイアウトが自由 ・自社・店舗のPRができる |
デメリット |
・デザインのカスタマイズ幅が狭い
・無料ブログは長期的なSEO対策には不向き |
・最新情報の発信にはやや不向き
・HTML・CSSの知識が必要になる場合もある |
「ブログはリアルタイムの情報発信」に特化、「ホームページは成約率アップやブランド認知」に特化と覚えておくとわかりやすいですね。
ブログの最大のメリットは、Web集客やSEOに効果的な点です。
ユーザーのニーズに合わせて設定したキーワードで記事を作成していけば、ブログへの流入数を増やして検索エンジンの評価を高めることができます。
結果として顕在ニーズだけでなく、潜在ニーズのユーザーも流入する可能性があるので、より多くの成約の機会が訪れるでしょう。
ただし、無料ブログでは成果が得られにくく、デザインのカスタマイズ性はホームページよりも劣ってしまうのがデメリットです。
ホームページの最大のメリットは、成約やPRに特化したデザイン・設計にできる点です。
ブログとは違いページの固定ができるため、多くのユーザーに見て欲しいコンテンツを表示させられます。
また、デザイン・レイアウトが自由なので、画像やアニメーションによるインパクトを与えて注目を集める方法も取り入れやすいです。
一方、デメリットは最新情報の発信に不向きな点です。
ページを固定するため、ユーザーにとっては最新情報を追いづらくなります。
ただし、労力は増えてしまいますが、最新情報やお知らせの項目を設けておけば解消できるので、デメリットと言うよりはブログに比べて不向きという認識が適切でしょう。
ブログとホームページは、構築方法によって難易度が異なり、以下のような点にも違いがあります。
では、上記の点を含めて、ブログとホームページの構築方法について見ていきましょう。
費用 |
初期費用0円~
月額費用0円~ レンタルサーバー不要 |
開設までのスピード | 数分~ |
更新の難易度 | 専門知識不要で誰でも簡単 |
デザイン |
テンプレート
自由度・カスタマイズ性は低い |
無料のブログ・ホームページ作成サービスは、低コストで始められるのが大きなメリットです。
開設・更新も簡単でHTMLやCSSといった専門知識の習得は必要ありません。
ただし、デザインはテンプレートから選ぶため、自由度・カスタマイズ性が低くオリジナリティという点では劣ってしまうでしょう。
また、ブログ・ホームページ作成サービスによっては広告が表示される点や独自ドメインが使えない点もデメリットです。
一部、有料オプションによって広告の非表示や独自ドメインが使用できるブログ・ホームページ作成サービスもあります。
ブログ・ホームページの開設・運用の基本的な部分を学びたい場合には、無料のブログ・ホームページ作成サービスを利用するのが最適です。
本格的な運用を検討しているなら、この後に紹介するCMSや静的サイトで構築するのがいいでしょう。
費用 |
初期費用0円~
月額費用1,000円~ 別途レンタルサーバー代必要 |
開設までのスピード | 数時間~半日 |
更新の難易度 | 多少の専門知識の習得が必要 |
デザイン |
テンプレート
自由度・カスタマイズ性が高い |
CMS(コンテンツマネジメントシステム)は、専門知識を習得せずともブログ・ホームページの開設・運用ができるシステムです。
多くの方が利用しているCMSなら、インターネット上に情報が存在しているため、不明点があってもすぐに調べて解決できるでしょう。
利用するCMSによっては、初期費用や月額費用が多少発生する場合がありますが、業者に外注するよりもはるかに安く済みます。
自由度やカスタマイズ性も高い反面、多少の専門知識の習得が必要です。
CMSで世界トップシェア率を誇るWordPressは、プラグインやテーマを用いることで、デザインや機能を簡単に設定・実装できます。
また、HTML・CSSを利用すれば、より自由度の高いカスタマイズができるのも魅力です。
費用 |
初期費用0円~
月額費用0円~ 別途レンタルサーバー代必要 |
開設までのスピード | 数週間~数ヶ月 |
更新の難易度 | 専門知識が必要 |
デザイン | 自由にデザイン・カスタマイズ可能 |
HTMLとCSSのプログラミング言語を利用してゼロからブログ・ホームページを構築したのが静的サイトの特徴です。
他の構築方法よりも作成時間と労力がかかり、専門知識がない方では実装が難しい方法になります。
静的サイトは表示スピードが速く、セキュリティを堅牢にしやすいため、コーポレートサイトやビジネス用のホームページに用いられるケースが多いです。
もし、自身に専門知識がなく、時間の確保が難しい場合には、制作会社への依頼を検討しなくてはいけません。
自身のサイトを作る際にブログ・ホームページどちらがいいのか、ある程度理解いただけてきたのではないでしょうか。
ここでは、より具体的に使い分けのおすすめポイントを紹介します。
ブログとホームページどちらがいいか、迷った際の参考にしてください。
情報を発信し続けて権威性を獲得したいなら、間違いなくブログがおすすめです。
例えば、正しい筋トレを紹介するサイトを作るとします。
その場合、
といった理由から、ブログ形式でサイトを作った方がスムーズです。
情報発信をし続けることが前提なら、ホームページよりブログを利用しましょう。
会社のコーポレートサイトや、ブランディング用のポートフォリオを作るなら、ホームページがおすすめです。
情報を整えて、こだわりや理念を伝えやすくするのは、ブログよりホームページの方が優れています。
ホームページはデザインの多彩さもあり、独自のカラーを出しやすいのもおすすめの理由です。
Web集客を目的としているならブログが最適です。
ホームページだと会社・商品PRがメインとなり、どうしても成約率を高めるためのサイト構成に偏ります。
しかし、ブログなら購買意欲の高いユーザーだけでなく、潜在的ニーズを持ったユーザーも集客可能です。
単体のサービス・商品の成約率(CV)を重視するならホームページが向いています。
例えば出張マッサージ店が成約率を重視したサイトを作りたい場合、
など、知りたい情報がサイトにまとめられていると、ユーザー側も安心して依頼ができます。
一方、ブログでは時系列で記事を投稿していくため、少し見にくくユーザーにとって丁寧ではありません。
ブログでも固定ページを利用する方法もありますが、店舗の顔・名刺となる部分ですので、ホームページで整えた方が見栄えもいいでしょう。
ブログ・ホームページを利用する目的は人それぞれですが、サイトを通じて集客率をアップさせたいと考えているのは同じなはずです。
では、最後にブログ・ホームページで集客をアップさせるコツについて3つ紹介します。
ぜひ、できるものから取り入れていきましょう。
ブログとホームページを両方運用すると、どちらのメリットも活かすことができます。
例えば、ブログで自然検索ユーザーの流入数を増やし、興味のある方をホームページへ誘導する導線設計をしたとしましょう。
そうすると、顕在ニーズだけでなく潜在ニーズのユーザーもホームページに訪れてくれる可能性が高まり、成約率にもよい影響を与えます。
また、ホームページの内容を深く知りたい方のためにブログを設けておくと、よりユーザーの悩みを解決できるでしょう。
ユーザーの集客はWebサイトのみではありません。
近年ではSNSで情報を集めている方も多く、うまくアプローチをすればWebサイトへの誘導も可能です。
利用するSNSによってユーザーの年齢層や興味のあるカテゴリが変わります。
自身・自社がどのような商品・サービスを提供するのかを明確にし、最適なSNSを使ってアピールをしていきましょう。
ブログを使ってSEOを意識したコンテンツを量産すれば、検索上位へ表示されやすくなります。
基本的には、ブログをホームページの内容補足や詳細を伝えるコンテンツを発信するメディアとして運用するといいでしょう。
ブログの記事が評価されると全体の評価が高まるので、ホームページ自体が検索上位に表示されやすくなります。
長期的なスパンで施策を行わなければならないものの、SEO対策はコストをかけずにできる集客戦略のひとつです。
今回は、ブログとホームページの違いや構築方法の選び方について解説しました。
用途や目的によってブログとホームページを使い分けるのは重要ですが、"ブログ+ホームページ"が最もおすすめの方法です。
もし併設するための時間・コストが気になるようでしたら、当社のWepageをご検討ください。
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