SEOに強いサイトマップの作り方【XMLとHTMLの仕組みを解説】
SEOに効果的なXMLサイトマップ・HTMLサイトマップ、具体的にどう作成すれば良いのかわからないといった悩みを抱える方に作成方法を解説します。
2021/1/28
公開日:2023/3/31
最終更新日:2023/3/31
ホームページを作りたいけれど、プログラミングは苦手、と思われている方もいらっしゃると思います。
今回は「ホームページ」を作成する上で利用可能な「プログラミング言語」の種類について解説します。
また、プログラミングに関する専門知識がなくても、ホームページを簡単に作成できる方法についても合わせて紹介していきます。
ホームページの作成するために必要なプログラミング言語ついて興味のある方は、是非参考にしてみてください。
なお、ホームページ作成をご検討なら、Wepageをご検討ください。
結論からいうと、ホームページ作成にはプログラミングは必ずしも必要ではありません。
曖昧な回答になっていますが、これには2つの理由があります。
1つめの理由は、プログラミングと聞くと、「C++」や「Basic」のようなソフトウェアを開発する難解な言語を思い浮かべる方が多いかもしれません。
しかしブラウザで表示されるページは、「HTML」を使って文字や画像を表示しています。
HTMLも言語の1つですが、プログラミングのような作業は行いません。
2つめの理由は、「JavaScript」や「PHP」のように、ウェブページで利用できるプログラミング言語が存在します。
例えば、アンケートページで必須項目の入力判定や、郵便番号を入力して住所の一部を表示する操作は、プログラミング言語を使って処理を行っています。
これらの機能が必要であれば、上記のようなプログラミング言語を使った作業が必要となります。
このように、ホームページの作成にはプログラミング作業は必要ではありませんが、プログラミング言語を追加することで、ページの利便性が上げられるのです。
ではまず、ホームページでテキストや画像を表示するために必要な言語を紹介してまいります。
HTML(HyperText Markup Language)はページを構成する主要な言語です。
末尾が” Language(言語)”となっているので、HTMLはマークアップ言語の1つです。
タグと呼ばれる”<>”記号を使って、ブラウザの表示されるテキストや画像の表示スタイルやレイアウトを記載できるのが特徴です。
CSS(Cascading Style Sheet)はページのテキストや画像などを装飾するために利用する言語です。
単独では実行できないため、以下のようにHTMLなど別の言語と組み合わせてテキストや画像の色やサイズ、枠線などの装飾に利用します。
CSSは設定用の記述に見えますが、”スタイルシート言語”と呼ばれています。
SNSで有名なTwitter社が最初に開発した、CSSを使いやすくしたフレームワークです。
BootStrap が開発される前は、CSSのコーディングはページやサイト毎にCSSを書いていく必要があり、重複する部分が多く時間や手間など非効率な作業でした。
汎用的に作成されたBootStrapを読み込むことで、ページ内のCSSのコーディング量を減らして、テキストや画像に装飾を行うことが可能です。
次のようなリンクをHTML内に追加してBootStrapを利用します。
上記の例では、画像がブラウザの幅に合わせて拡大縮小するように扱われます。
では次に、ホームページで利用できるプログラミング言語をご紹介します。
JavaScriptはブラウザと共に進化してきたプログラミング言語です。
当初は多くの人に使われていたブラウザ「Netscape Navigator」に実装された独自機能でした。
その後、他のブラウザでも利用できるように改良され、現在では様々なブラウザで動作するポピュラーなプログラミング言語です。
プログラミング言語なので、HTMLやCSSなどの言語では出来ない、演算が可能になります。
その他にも「ボタンをクリックして別の処理を開始」、「メッセージをポップアップさせる」などページにアプリのような動作を追加できます。
jQueryは、JavaScriptを使いやすくするライブラリです。
JavaScriptはページ毎にコードを追加する必要があります。
そのため、複数のページを制作する際に、同じコーディング作業を繰り返すことになります。
CSSのBootStrapと同様に、JavaScriptを効率よくコーディングできるようにjQueryは開発されました。
JavaScriptを知らない初心者でも、呼び出し方をマスターすれば簡単にコーディングが可能になります。
その他にも、チームでページを開発する際に、jQueryを利用することでコードが統一化され開発効率が上がります。
実際にjQueryは次のようなコーディングをHTML内に追加して利用します。
実行すると、ページにメッセージがポップアップ表示されます。
Vue.jsは、JavaScriptを使いやすくするフレームワークです。
jQuery同様に、ページにJavaScriptを追加する際の効率化を図ることができます。
jQueryに似ていますが、コーディングする量を低減するためのjQueryライブラリに対して、Vue.jsはコーディング効率を上げるフレームワークとして利用します。
そのため、jQueryの方がJavaScriptの機能を多く実現できますが、コーディング作業はVue.jsの方が効率的に実装できるという特徴があります。
実際にVue.js は次のようなコーディングをHTML内に追加して利用します。
実行すると、ページにメッセージがポップアップ表示されます。
PHPは、ウェブサイトやアプリケーションを開発するために使われるプログラミング言語です。
ブログやホームページを制作する際に使われる「WordPress」でも利用されているスクリプト言語として知られています。
JavaScriptのようにページ内に直接コードを埋め込んで実行するのではなく、ウェブサーバー内で動作してページを生成するような使い方で利用します。
実際にPHPは次のようなコーディングをHTML内に追加して利用します。
実行すると、ページにメッセージの文字が表示されます。
Pythonは元々、ソフトウェア開発向けしてリリースされたプログラミング言語です。
読みやすく、効率的なコーディングができるように開発されており、他の言語と比べて余剰な機能が削られている反面、セキュリティ性が高くなっている言語です。
そのため、機械学習のデータ処理で使われることが多く、AIブームによって急激に世界中で認知された言語です。
その使いやすさから、ウェブアプリでも利用されるようになり、最近では「YouTube」の動画再生や検索などで使われていることが明らかになり更に認知度が上がりました。
Rubyは日本人が開発したプログラミング言語です。
そのため、日本語に近いコーディングが可能で国内のエンジニアが多く利用しています。
ウェブサイトの制作やスマホアプリの開発に優れた言語で、国内では料理レシピサービス「COOKPAD(クックパッド)」などで採用されています。
また、オープンライセンスが採用されているので、個人・商用を問わず無償で利用が可能です。
Javaは、プラットフォームに依存しないプログラミングを可能にする目的で開発された言語です。
WindowsやMacintosh、Linuxなど異なるシステムで動作するアプリを開発する場合、それぞれにアプリケーションを開発する必要があります。
しかし、Javaで作成されたコードは、それぞれのシステムで動作する特徴があります。
最近では、AndroidやiOS(iPhoneやiPad)上でもJavaで作成されたコードが動作するため、様々なデバイスで動作するウェブサイトやアプリケーション開発として用いられています。
Perlは、歴史が古く30年以上前からリリースされているプログラミング言語です。
機能がモジュール化されており、インターネット上の管理システムからダウンロードして、ネットワークや計算、ファイルシステムなど、必要な機能を後から追加できます。
最近では新しい言語に移行するアプリやサイトも増え、利用シーンは減ってきてはいますが、Perl はRuby同様にフリーソフトとして無料で利用が可能であるため根強い人気があります。
ではHTMLやJavaScriptなどの言語を使ってホームページを作成する基本的な手順はどのようなものか、ご紹介します。
ページを表示するためのファイルを作成し、HTMLやCSS、JavaScriptなどの言語で編集を行います。
ウェブページに関するファイルは、テキストファイルとして編集できます。
そのため、Windowsの「メモ帳」やMacintoshの「テキストエディット」など標準のアプリでも作成できます。
その他にも、コード入力支援などの機能が無料で使える「Visual Studio Code」などのエディターを利用して、コード入力作業を効率的に進めることも可能です。
作成したファイルを保存して、ホームページとして表示するためにはサーバーが必要です。
多くの場合、データセンターで稼働しているサーバーを月額費用などで間借りする「レンタルサーバー(ホスティング)」を利用します。
その他にも、AWS(Amazon Web Service)やGCP(Google Cloud Platform)など、クラウド上で自前のサーバーをインストールして稼働させる方法もあります。
どちらの方法も、サーバーの仕様やデータ容量、トラフィック量などでプランが設定されています。
公開するホームページの目的に応じて契約を行いましょう。
インターネット上で、ホームページを公開するには「ドメイン名」も必要になります。
ブラウザのアドレス欄に入力する、“https://domain.name/index.html” などのURL先頭部分のことで、使用されていなければ独自のキーワードで取得できます。
ドメイン登録サービスを使って取得を行うか、レンタルサーバーを契約する際のオプションとして取得できます。
実際にブラウザに入力したURLでサーバー内の構成ファイルを表示するには、ネームサーバーの設定が必要になります。
レンタルサーバーのオプションとしてドメイン名を契約している場合には、自動設定されるため、特別な作業は必要ありません。
しかし、ドメイン登録サービスで取得している場合には、サーバーのIPアドレスを関連付けするためにサーバー側でネームサーバーの設定を行います。
稼働させたサーバーに、制作しておいた構成ファイルをサーバーにアップロードします。
多くの場合、FTPソフトを利用してアップロード作業を行います。
他にも、ブラウザで簡単にファイルがアップロードできる「ファイルマネージャー」のようなアプリケーションが提供されている場合があります。
アップロード後、ブラウザにURL(“https://domain.name/index.html”など)を入力して、制作したファイルの動作テストを行います。
表示されない場合には「URLの確認」や「構成ファイルの記載漏れ」「ネームサーバーの設定」など、各種設定や記載ミスをチェックします。
ブラウザのエラー画面の「詳細表示」などをクリックして不具合の詳細な情報を確認すると、エラーの原因を特定しやすくなります。
では次に、プログラミングやウェブに関する知識を不要でホームページを作成する方法をご紹介します。
制作するホームページのアイデア(デザインや内容)と予算があれば、制作会社に依頼する方法があります。
普段からホームページ制作を手掛ける業者であれば、サーバーやドメインの契約などの依頼も可能です。
また、デザインや掲載内容、画像作成なども依頼できますが、コストに反映されるため、費用対効果を考えて依頼しましょう。
CMS(Contents Management System)は「WordPress」を代表とする、プログラミングの作業なしでホームページを構築するシステムです。
テンプレート化された豊富なデザインが用意されており、好みのテンプレートを選ぶだけで、ホームページの外観が完成します。
後は、画像やテキストを編集し、ワープロ感覚で見出しや本文の色やサイズを変更してホームページを作成できます。
ホームページを完成させるまで、HTMLやCSSの知識は必要ありません。
さらに、PHPなどのプログラミング言語を利用してCMSで制作したホームページのデザインや機能をカスタマイズも可能です。
「グーペ」や「Jimdo(ジンドゥー)」、「Wix」のようなホームページ作成に特化したウェブサービスもあります。
ホームページ作成サービスの場合、費用にサーバー環境が含まれているため、別途サーバーを設置する必要がありません。
ドメイン契約もサービスとして提供されている場合が多く、ページの作成以外の設定や契約の手間が無くなります。
また、問い合わせフォームや、ウェブ予約や決済用のカートを設置する機能が用意されているため、将来的にオンラインビジネスを始める予定がある場合でも利用できます。
ほとんどのサービスには試用期間や無料プランが用意されているため、手間を減らしてホームページを作りたい場合には最適な方法です。
今回はホームページの制作に必要なプログラミング言語についてご紹介しました。
HTMLやCSSなどウェブページに関する知識があれば、「PHP」や「Python」のようなプログラミング言語に頼らずホームページの制作が可能です。
また、最近では専門知識がなくても「CMS」や「ホームページ作成サービス」などのツールを利用して、簡単にホームページの制作ができます。
Wepageでは無料プランもご用意しております。
また、Wepageならレンタルサーバーなどの設備を用意しなくても、たった3分でホームページを作成して公開が可能です。
ユーザーサポートが充実したプランなど、用途に合わせて様々なプランもご用意していますので、まずは無料プランでお気軽にご利用ください!
Wepageの制作事例を紹介します。
美容サロンの紹介ホームページ向けに制作された事例です。
上部にメニューを表示した構成で、レスポンシブデザインが採用されておりスマートフォンでも最適化された表示ができる設計になっています。
TwitterなどSNSボタンが設置されて、利用者のコメントや拡散に活用できる機能も追加されています。
また、フォームによる予約受付機能もあり、利用者の利便性と店舗の電話対応などの省力化をホームページで実現しています。
介護施設の紹介ホームページ向けに制作された事例です。
最初に目が行く部分に大型の画像がアニメーションで表示される構成で、高齢者でも読み取れる大きな文字で内容が表示されています。
電話での問い合わせ先が常に表示される構成で、フォーム操作に不慣れなユーザーの連絡手段の優先順位が考えられています。
また、GoogleMap上に場所を表示するコンテンツも用意されており、施設を選ぶ際の「場所」情報を分かりやすく提供しています。
他にも、以下には業界別に制作された事例が豊富に掲載されています。
ぜひご参考になさってください。
今回は、ホームページを制作する際に利用できる「プログラミング言語」について紹介しました。
HTMLやCSSなどの他に、JavaScriptやPHPなど専門的なプログラミング言語が利用できれば、自分の思い通りのホームページを制作可能です。
また、専門的なプログラミング言語の知識が無くても、「CMS」や「ホームページ作成サービス」を利用することで、ホームページの制作は可能です。
汎用的に用意された「予約」や「決済」機能を使って、ショッピングサイトなどオンラインビジネスも可能なホームページを短期間で制作できます。
ぜひ、ホームページの作成をする際に参考にしてください。