初心者でもできる?Canvaでホームページ作成

初心者でもできる?Canvaでホームページ作成

公開日:2024/8/30
 最終更新日:2024/8/30

「Canvaでホームページが作れるって本当?」
「初心者でもCanvaは扱えるのか知りたい」

Canvaの利用経験がない方にとっては、ロゴなどのデザインのみに使用するツールだと考えてしまいます。

結論からいえばCanvaでホームページ作成は可能で操作がしやすく、初心者にこそおすすめのツールです。
しかし、作成において注意したい点もいくつか存在しています。

そこで今回は、Canvaでホームページを作成する方法やメリット・デメリットについて解説します。

なお、ホームページ作成をご検討なら、Wepageをご検討ください。


01Canvaとは?

Canvaとは?

Canvaとは、専門知識が不要で誰でも簡単にバナーやロゴ、画像加工ができるデザインツールです。
誰でも無料で利用でき、豊富な写真・画像素材を活用することも可能で、多くのデザイナーや非デザイナーからも愛用されています。

バナーやロゴだけでなくホームページ作成機能も搭載しており、さまざまなデザインテンプレートが配布されています。

ドラッグ&ドロップで操作できるため、直感的なイメージでホームページのデザインが作成可能です。
有料プランでは、より多彩なテンプレートが選べるようになるので、デザインにこだわりたい方にもおすすめできるようなツールになっています。


02Canvaでホームページ作成をする手順

では、具体的にCanvaを使ったホームページ作成手順についてご紹介します。
Canvaの作成手順は、大まかに以下のような流れです。

  • テンプレートの選択
  • 文字・画像の編集
  • プレビューで作成したホームページを確認
  • ドメイン取得・公開

では、それぞれの手順についてみていきましょう。

2-1.テンプレートの選択

まずはホームページのデザインテンプレートを選択しましょう。
手順としては、はじめにCanvaにログインし、ホーム画面左にある「テンプレート」を選択してください。

「テンプレート」を選択

続いて「テンプレート」の横にある「>」をクリックし、プルダウンの中にある「ビジネス」の「>」をクリックしましょう。

「ビジネス」の「>」をクリック

その後、「Webサイト」をクリックするとホームページのデザインテンプレートが表示されます。
スタイルやテーマなど、フィルターを活用すればイメージに似ているテンプレートが検索しやすくなるので試してみてください。

「Webサイト」をクリック

気になるテンプレートをクリックするとプレビュー画面が表示されますので、問題がなければ「このテンプレートをカスタマイズ」を選択しましょう。

テンプレートをクリック

2-2.文字・画像の編集

テンプレートを選択したら、続いて文字・画像の編集です。
編集したい部分の画像およびテキストをクリックし、適切なものに変更しましょう。

編集したい部分の画像およびテキストをクリック

テキストや画像は、以下のような編集が可能です。

  • サイズ
  • カラー
  • フォントの種類
  • レイヤー(背面・前面)
  • 配置(左・中央・右)
  • エフェクト
  • アニメート
  • 透明度

テキストや画像はドラッグ&ドロップで自由な位置に移動できるため、イメージ通りのテンプレートではなくとも問題ありません。

画像については、ご自身で用意した写真・画像をアップロードして使用できますが、Canvaで用意されている素材から選ぶこともできます。

テキストや画像はドラッグ&ドロップで自由な位置に移動

また、Canva内にはアニメーション・動画素材があり、ホームページ内に動きを入れることも可能です。
動きのあるホームページが作れると、興味・関心を集めるきっかけにもなるため、うまく取り入れてみてもいいかもしれません。

ただし、動的素材はその分ホームページの表示速度を低下させる原因になります。
どこかのポイントに用いるのは効果的ですが、あまりにも多く取り入れると、表示速度低下によりユーザーにストレスを与えてしまうので注意しましょう。

もしテキストや画像にリンクを設置したい場合には、以下のような手順で追加してください。

  • 該当テキスト・画像をクリック
  • 「・・・」をクリックし「リンク」を選択
  • 空欄に挿入したいURLを入力して「完了」をクリック
該当テキスト・画像をクリック
「・・・」をクリックし「リンク」を選択
空欄に挿入したいURLを入力して「完了」をクリック

他にも、テキストをグループ化し、範囲内の文章を結合させる方法もあります。

テキストをグループ化し、範囲内の文章を結合

グループ化をすると、範囲内のテキストごと移動・固定させられるため、うまく活用してみてください。

2-3.プレビューで作成したホームページを確認

テキストや画像の編集が完了したら、プレビューで作成したホームページを確認しましょう。

プレビューで作成したホームページを確認

一点注意して欲しいのが、パソコンだけでなくスマホにも適したデザインになっているかという点です。

最近ではスマホでインターネットを閲覧するユーザーが7割以上を占めています。(出典:総務省「令和5年版 情報通信白書」)
そのため、ホームページはスマホユーザーに適したデザインであることが必須条件といえるでしょう。

Canvaのプレビュー画面では、パソコン・スマホのどちらも確認可能です。

プレビュー画面
プレビュー画面

パソコン・スマホのどちらで閲覧しても読みやすい、ユーザーが求めている情報にたどり着きやすい点を意識して適宜修正を行いましょう。

2-4.ドメイン取得・公開

プレビューで確認して問題なければ、いよいよホームページの公開です。
ホームページを公開するには、ドメインを取得しなくてはいけません。

Canvaでは、以下のいずれかの方法でドメインを取得します。

  • Canva提供の無料ドメインを使用する
  • 独自ドメインの購入・使用
  • 既存ドメインの使用

Canvaを通した独自ドメインの購入は、海外規約に準ずる必要があるため、おすすめは無料ドメインの使用あるいは既存ドメインの使用です。

まずは、ホームページ作成画面の右上にある「Webサイトを公開」をクリックしてください。

「Webサイトを公開」をクリック

Canvaが提供する無料ドメインを使用する場合には、「WebサイトURL」に設定したいドメイン名を入力し、「Webサイトを公開」を選択しましょう。

「WebサイトURL」に設定したいドメイン名を入力

独自ドメインを購入、既存ドメインを使用する場合は「カスタムドメインを使用」をクリックし、表示された項目の中から適切なものを選んでください。

「カスタムドメインを使用」をクリック
表示された項目の中から適切なものを選ぶ

問題なければ「Webサイトを公開」でホームページを公開しましょう。

ブラウザを開いて、URLを入力して問題なくホームページが表示されたら公開作業は完了です。


03Canvaでホームページ作成をするメリット

Canvaでホームページ作成をするメリット

Canvaでホームページを作成するメリットは、以下のとおりです。

  • 無料から使える
  • テンプレートや素材を使って簡単に作れる
  • 操作が簡単

では、それぞれのメリットについてみていきましょう。

3-1.無料から使える

Canvaは優秀なデザインツールながら、無料で使えるというメリットがあります。
「Canvaを使ってみたいけど操作性がわからない」という方でも、無料プランから使用できる気軽さが魅力です。

ホームページを作るにあたって、Canvaの無料プランでも画像・テンプレート素材は豊富な中から選べます。
プランのアップグレードも好きなタイミングでできるので、まずは無料プランから始めて操作感に慣れてみるのもいいでしょう。

3-2.テンプレートや素材を使って簡単に作れる

Canvaのメリットは、多彩なテンプレートや素材を使って簡単にホームページが作れる点です。

デザインをゼロから作るとなると、より具体的なイメージ作成作業から始めなければならず、未経験の方には難易度が高くなります。

一方、Canvaはすでに基礎が完成したテンプレートが多種多様にあり、自分好みにカスタマイズするだけです。
デザインの知識がなくとも、イメージに近いあるいは魅力的に感じるテンプレートを選ぶだけで、一定のクオリティに仕上げることができます。

テンプレートや素材の活用で、初心者でも素敵なホームページになる点は、Canvaの大きなメリットといえるでしょう。

3-3.操作が簡単

Canvaは操作が非常に簡単で、難しい知識は必要ありません。

本来であれば、ホームページ作成においては画像やテキストを表示させるためにHTML・CSSといった専門知識を用いる必要があります。
しかし、Canvaはドラッグ&ドロップを基本とした操作のみでデザインの編集が可能です。

HTML・CSSの知識がない、習得するための時間の確保ができない方にこそ、Canvaのメリットは魅力的になるでしょう。


04Canvaでホームページ作成をするデメリット

Canvaでホームページ作成をするデメリット

Canvaには魅力的なメリットもありますが、以下のようなデメリットがある点は注意が必要です。

  • 複数ページ作成できない
  • カスタマイズに制限がある
  • 問い合わせフォームが作成できない
  • 計測タグの埋め込みができないためGoogle Analyticsなどが使えない

上記のデメリットを理解して、ご自身が作りたいホームページにCanvaが合っているかを確認しましょう。

4-1.複数ページ作成できない

Canvaは1ページごとの作成しかできず、複数ページの作成ができません。
もし中規模・大規模なホームページを作成する場合には、Canvaは利用対象から外れてしまいます。

ただし、ページの長さには制限がなく、コンテンツを好きなだけ盛り込むことができます。
そのため、LP(ランディングページ)や名刺代わりのポートフォリオサイトの作成に向いているでしょう。

また、作成できるホームページ数は無料プランが5つ、有料プランは無制限です。
お試しでCanvaの無料プランを使用している方は、ホームページの作成数が制限されている点は理解しておきましょう。

4-2.カスタマイズに制限がある

Canvaはお手軽ツールである一方で、カスタマイズには制限があります。

たとえば、グローバルナビゲーションの設置や検索機能、ショッピングカート機能は搭載できません。
カスタマイズの制限によって、どうしてもデザインの幅が狭まってしまう点もデメリットです。

本格的なシステムの導入やカスタマイズ性を考慮するなら、Canvaではない方法でホームページ作成を検討しなくてはいけません。

4-3.カスタマイズに制限がある

問い合わせフォームが作成できない点もCanvaのデメリットです。

正確には、Canva自体に問い合わせフォーム機能がないので、もし設置するなら外部のページに誘導する方法を取らなくてはいけません。

対策例としては、お問い合わせというテキストやバナー画像にリンクを設置し、外部のお問い合わせフォームのページに誘導する方法です。
しかし上記の場合、外部ページへの誘導が詐欺サイトや有害なサイトだと勘違いされる可能性もあるでしょう。

Canvaの無料ドメインで「https://○○.my.canva.site」というホームページを作った場合、問い合わせフォームが「https://○○.com」だと怪しさを感じてしまうユーザーもいるかもしれません。

問い合わせフォームを設置する予定なら、Canvaは適切ではないかもしれません。

4-4.計測タグの埋め込みができないためGoogle Analyticsなどが使えない

Canvaでホームページを作成すると、計測タグの埋め込みができません。

Google Analyticsをはじめとした計測ツールが使えない以上、ホームページのアクセス分析が不可能です。
ホームページ運用において、アクセス分析ができないと効果的な仮説・検証ができず、成果を上げようとすると苦戦を強いられるでしょう。

もし効率のいいホームページ運用をするなら、計測タグの埋め込みができるツールおよびCMS(コンテンツマネジメントシステム)を利用しましょう。


05ホームページ作成ならWepage

もし手軽な操作感だけでなく本格的なホームページ運用も検討しているなら、弊社が提供している「Wepage」をおすすめします。

Wepage

Wepageは、Canvaのような手軽さに加えて複数ページの作成計測ツールタグの埋め込みが可能です。

  • 成果が出るホームページを運用したい
  • ホームページ作成のスキル・知識がない
  • 問い合わせフォームや決済機能などが充実してほしい

上記のような要望がある方は、Wepageが向いています。

Wepageでは無料プランもご用意しております。
少しでもWepageにご興味がございましたら、ぜひこの機会にご利用ください。


06まとめ

今回はCanvaなら初心者でもホームページ作成ができるのか、作成手順やメリット・デメリットについて解説しました。

Canvaはバナーやロゴを作成するデザインツールですが、ホームページ作成にも活用可能です。
無料で始められるだけでなく、豊富なテンプレートや画像素材があるので、イメージがなくてもある程度のデザインは作成できます。

ただし、カスタマイズの制限や解析タグの埋め込み不可など、ホームページ運用をする上ではデメリットになる点も見受けられます。
そのため、ホームページ作成を体験してみたい方にとっては試してみたいツールの1つといえるでしょう。

ぜひCanvaに興味がある方は、本記事を参考にホームページ作成をしてみてください。



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