予約受付できるホームページを作成する方法

予約受付できるホームページを作成する方法

公開日:2024/9/30
 最終更新日:2024/9/30

「ホームページで予約受付ができるシステムを導入したい」
「予約システムの選び方が知りたい」

美容院やサロンなど、ホームページに予約受付システムを導入したい店舗は多いです。
しかし、実際に導入する際に予約受付ページの設置の仕方がわからないという方がほとんどなのではないでしょうか。

そこで今回は、予約受付ができるホームページの作成方法と予約システムの選び方について解説します。
おすすめの予約システムについても紹介するので、ぜひ参考にしてください。

なお、ホームページ作成をご検討なら、Wepageをご検討ください。


01予約受付できるホームページを作る3つの方法

予約受付できるホームページを作る3つの方法

予約受付できるホームページを作る方法として、主に以下の3つがあります。

  • 予約システムを導入する
  • 開発会社に発注する
  • 自分で作る

それぞれで費用・難易度が異なるため、ご自身で実現できそうなものを選択しましょう。
では、それぞれの方法について解説します。

1-1.予約システムを導入する

すでにパッケージ化されている予約システムをホームページに導入する方法が一つです。

ホームページ内に設置された予約フォームに、顧客が予約行動を起こすと、オンライン上に情報が登録されます。
ホームページ運営者は、予約システムを開くと顧客情報および予約日の確認ができるという仕様です。

予約システムによって利用できる機能・決済方法・顧客管理方法が異なるため、ご自身が操作しやすいUI/UXであるかも選定の基準となるでしょう。

費用は予約システムの利用料だけで、導入時間もさほどかかりません。
手間・費用を考慮すると、最もコストパフォーマンスが高い方法といえるでしょう。

1-2.開発会社に発注する

複雑な機能やデザインを考えている場合、開発会社に発注するのがいいでしょう。

開発会社ごとに予約システムのベースがあるので、ご自身の利用イメージに近いものを提供している会社を選ぶといいかもしれません。
もちろんゼロから予約システムを作る、ベースのシステムをカスタマイズして提供してもらうことも可能です。

開発会社に依頼する分、ご自身が制作する手間はないものの、費用は高くなってしまいます
予算が十分に確保されているなら、開発会社へ発注する選択肢も視野に入れておきましょう。

1-3.自分で作る

予約受付システムを自分で作るのも方法としてあげられます。

自分で作る場合、制作時間はかかってしまうものの、費用は格段に抑えることが可能です。
また、ご自身がイメージしている予約受付システムにもできるので、カスタマイズの幅がある点も魅力でしょう。

ただし、予約受付システムを開発するための高度なプログラミングスキルが必要です。
いますぐ予約受付システムを導入したい、という方にとっては不向きの方法といえます。


02予約受付システム5選

これからホームページを作る、あるいはすでにホームページを制作している場合、予約受付システムの導入が最も手軽でおすすめです。

ここでは、予約受付システムを5つご紹介するので、ホームページに合致しそうなものを探してみてください。

2-1.RESERVA(レゼルバ)

RESERVA(レゼルバ)

RESERVA(レゼルバ)は株式会社コントロールテクノロジーが提供している予約受付システムです。

累計導入社数が28万件を超えるほどの実績があり、シンプルながら豊富な機能が使える特長が人気の秘訣です。
予約受付から決済・顧客管理・集客までをワンストップでまとめられるので、一元管理による効率化を図ることができます。

フリープランも用意されているため、操作感やシステムデザインを知りたい方でも試しやすいです。

決済機能も使える予約受付システムがほしい、とにかく使いやすさを重視したい方は、RESERVA(レゼルバ)を検討しましょう。

運営会社 株式会社コントロールテクノロジー
URL https://reserva.be/
料金 ・フリー:0円
・ブルー:3,520円/月
・シルバー:5,500円/月
・ゴールド:11,000円/月
・エンタープライズ:22,000円/月
決済機能 あり
他ツール連携 ・Zoom
・LINE
・Facebook
・Googleカレンダー
・Googleアナリティクス

2-2.STORES(ストアーズ)予約

STORES(ストアーズ)予約

STORES(ストアーズ)予約はSTORES株式会社が提供している予約受付システムです。
累計導入社数15万以上あり、用途に合わせて多彩な決済手段を用意しているのが特長です。
POSレジとの連携でき、実店舗との会計を一元管理もできます。

業種を問わない柔軟なUI/UXのため、使いやすい予約受付システムを導入したいと考えているならSTORES予約を検討しましょう。

運営会社 STORES株式会社
URL https://stores.jp/reserve
料金 ・フリー:0円
・スモール:9,790円/月
・チーム:19,690円/月
・ビジネス:28,600円/月
・エンタープライズ:66,000円/月
決済機能 あり
他ツール連携 ・Zoom
・LINE
・Googleカレンダー
・Googleアナリティクス
・Salesforce
・Reserve with Google
・Google My Business

2-3.Square(スクエア)予約

Square(スクエア)予約

Square(スクエア)予約は、Square株式会社が提供している予約受付システムです。
ヘアサロンやパーソナルトレーニングなど、業種問わず使いやすいデザインで設計されています。

Square予約は決済手数料も比較的安く3.6%で利用可能です。
初期コストを抑えて予約システムを導入したい、POSレジを利用している・利用する予定がある方は、Square予約がいいでしょう。

運営会社 Square株式会社
URL https://squareup.com/jp/ja/appointments
料金 フリー:無料
プラス:3,000円/月
プレミアム:8,000円/月
決済機能 あり
他ツール連携 ・Wix
・Mailchimp
・freee会計

2-4.ChoiceRESERVE(チョイスリザーブ)

ChoiceRESERVE(チョイスリザーブ)

ChoiceRESERVE(チョイスリザーブ)は株式会社リザーブリンクが提供している予約受付システムです。
月間の予約件数に応じてコースが用意されているため、どのコースに入るべきかがわかりやすくなっています。

  • Aコース:~300件/月
  • Bコース:~2,000件/月
  • Cコース:~5,000件/月
  • Dコース:~10,000件/月

在庫管理や顧客情報を管理しやすく、機能面も充実しています。

ただ、下位プランへの変更をする際は、手数料として55,000円(税込)かかるため、プランを選ぶ際は、月間予約件数の把握が必要です。

適切な価格帯で予約受付システムを利用したい方は、ChoiceRESERVEを検討してみましょう。

運営会社 株式会社リザーブリンク
URL https://yoyaku-package.com/
料金 ・Aコース:22,000円/月
・Bコース:44,000円/月
・Cコース:88,000円/月
・Dコース:176,000円/月
・Enterprise:要問い合わせ
※初期費用33,000円必要
決済機能 あり
他ツール連携 ・Zoom
・LINE
・Googleアナリティクス
・GoogleMeet
・Salesforce

2-5.Airリザーブ

Airリザーブ

Airリザーブは株式会社リクルートが提供している予約管理システムです。

予約者が好きな時間に申し込む自由受付タイプと運営者が設定した予約枠に申し込む事前設定タイプの2種類がベースになります。
シンプルなインターフェースになっているので、運営者・予約者ともに使いやすいシステムである点が特長です。

AirレジやAirウェイト予約情報との連携ができるので、Airビジネスツールをすでに導入している方によりおすすめできる予約受付システムとなっています。

運営会社 株式会社リクルート
URL https://airregi.jp/reserve/
料金 フリー:0円
ベーシック:5,500円/月
スタンダード:11,000円/月
プレミアム:要問い合わせ
決済機能 なし
他ツール連携 ・Airレジ
・Airウェイト予約情報
・Googleアナリティクス

03予約システムの選び方

予約システムの選び方

ご自身のホームページに最適な予約システムを選ぶ場合、以下の項目を中心に比較をするのが適切です。

  • 導入・運用コストは予算範囲内か
  • 必要な機能はあるか
  • 利用したい決済方法はあるか
  • セキュリティ対策
  • サポート体制は問題ないか

では、それぞれの選び方について詳しくみていきましょう。

3-1.導入・運用コストは予算範囲内か

予約システムは初期費用・月額費用が発生するため、それに伴うコストが予算の範囲内であるかどうかを確認する必要があります。

また、予約システムの中でもプランが分かれている場合が多いです。
自分にとって最適な機能を持つプランが、予算内に収まるかどうかを見極めなくてはいけません。

もしリーズナブルな価格でシステムを導入したい場合は、予約件数の上限や使える機能を細かくチェックしましょう。

3-2.必要な機能はあるか

予約システムは単に予約ができるだけではなく、顧客情報の一元管理メール配信など便利な機能も搭載されています。
そのため、どのような機能が必要なのかを決めておいたほうが、最適な予約システムを選定しやすくなるでしょう。

特に決済機能顧客・予約管理機能、セキュリティといった部分は利便性に直結する部分なので、予約システムを選ぶ際は忘れずに確認しておいてください。

3-3.利用したい決済方法はあるか

利用したい決済方法はあるか

利用したい決済方法があるのか、という部分もチェックすべきポイントです。

理想をいうなら、クレジットカードや電子決済など、決済方法が多彩にあるほうが顧客にとっては喜ばれるでしょう。

また、できるだけコストを抑えたいなら、決済手数料も選定基準として見ておくべきです。

例えば、「STORES予約」の決済手数料は 4.9 %+99円「Square予約」は3.6%と異なる価格帯が設定されています。

決済方法は利用動機にも関わる重要な要素になるため、慎重に吟味しましょう。

3-4.セキュリティ対策

予約受付システムでは顧客情報を管理する都合上、セキュリティ対策は堅牢であるほど安心です。

ハッキングなどによって顧客情報が漏洩してしまうと、顧客だけでなくご自身にとっても大きな損害を与えてしまいます。
また、一度個人情報の流出した事実があると社会的な信用を失い、今後の集客にも悪影響になるでしょう。

  • SSL設定がされているか
  • 不正アクセス防止対策がされているか
  • その他情報漏洩に関する対策

予約システムを選定する際は、上記部分も見ておくようにしてください。

3-5.サポート体制は問題ないか

予約システムの操作に不安がある場合は、サポート体制に問題がないかどうかも確認すべきでしょう。

サポートサイトが充実しているか、あるいはチャットや電話でサポート案内してくれるかなど、人によってしてほしい対応方法は異なります。

予約システムにトラブルが起きた際に、すぐ対応してもらえる体制が整っているか、という部分も見ておくと、万が一の際も安心です。


04まずは簡単手軽に!予約フォームを使ってみる

まずは簡単手軽に!予約フォームを使ってみる

まずは簡単に予約フォームを使ってみるのもいいかもしれません。
シンプルな予約フォームは比較的簡単に自作できるので、実装がしやすいでしょう。

ただし、充実した機能やデザインを実装するなら、高度なプログラミングの知識が必要になってきます。

もし、CMS(コンテンツマネジメントシステム)を使用しているなら、すでにそういった機能を持つプラグイン(拡張機能)が用意されている可能性もあります。
プラグインなら、ご自身で難しいコードをプログラムする必要がないため、クオリティの高い予約フォームを実装できるでしょう。

予約フォームは、以下のようなメリットがあります。

  • 24時間いつでも予約をしてもらえる
  • 予約管理ができる
  • 予約データを分析・活用できる

予約ができるだけでも機会損失を防げるので、ホームページへ予約受付システムの導入を検討中の場合は、ひとまずフォームの設置も検討してみてはいかがでしょうか。


05ホームページ作成ならWepage

もしホームページ作成をする段階なら、弊社が提供している「Wepage」がおすすめです。

Wepage

Wepageは、プログラミング知識が不要で、誰でも簡単に本格的なホームページが制作できるツールです。

Wepageでは無料プランもご用意しております。
ぜひWepageに触れてみていただき、ご自身の理想のホームページを作ってみましょう。


06まとめ

今回は、予約受付ができるホームページを作成する方法について、予約システムの選び方もあわせて解説しました。

予約受付システムを導入するには、以下の3つの方法があります。

  • 予約システムを導入する
  • 開発会社に依頼する
  • 自作する

それぞれで制作時間や費用が異なるため、予算や機能などを含めて選択することが必要です。

もし予約システムを導入する場合でも、同様に慎重な選定をしなくてはいけません。
今回おすすめした予約システムは、いずれも価格とサービスのコストパフォーマンスが良いので、迷っている方はいずれかから選ぶといいでしょう。

ぜひ予約受付システムを導入して、スムーズに予約ができるホームページを作ってみてください。



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