
集客を増やすホームページの導線づくり
閲覧者の滞在時間が長く、コンテンツをじっくり見ているのに問い合わせがないのであれば導線が原因かもしれません。集客に結びつく導線づくりのポイントを考察。
2018/10/2
更新日:2025/4/30
「問い合わせフォームってどのように作ればいいの?」
「どうせなら成果の出やすい問い合わせフォームを設置したい!」
ホームページやWebサイトを作る際、問い合わせフォームの設置を前提としている方は多いでしょう。
問い合わせフォームはコンバージョン率を高める上で非常に重要な要素であり、できれば緻密な設計のもとで設置しておくべきところです。
そこで今回は、問い合わせフォームの作り方とコンバージョン率アップのコツを含め、活用方法について解説します。
なお、ホームページ作成をご検討なら、Wepageをご検討ください。
問い合わせフォームがなぜ重要なのか、その答えについて、以下の観点で取り上げてみましょう。
まず、ホームページ上で顧客と直接つながる窓口としての役割があります。
ホームページや商品・サービスに触れた際に感じた疑問・質問は、設置されたフォームに問い合わせることで解決できます。
顧客がどのような考えを持つのか、不備やトラブルがないかどうかを判断でき、なおかつ顧客の不安も解消可能です。
メールや電話だと連絡までのステップが多くて億劫になる方でも、問い合わせフォームなら利用してくれる可能性があります。
問い合わせフォームはホームページを閲覧している際にすぐに遷移ができ、気軽さでいうとメールや電話よりも優れています。
そのため、より多くの意見や情報が収集可能です。
他にも、問い合わせフォームではなく会員登録やアンケート調査として活用できるため、使い方次第で多様なコンテンツを作ることができます。
問い合わせが増えるフォーム作成のポイントとして、以下の点を意識しましょう。
それぞれのポイントを意識し、クオリティの高いフォームを作成してみてください。
問い合わせフォームは凝ったデザインにする必要がなく、むしろシンプルなほどユーザーから好まれます。
ユーザーからすると疑問や質問を相談したい項目なので、動きのあるデザインやアニメーションで注目を集める必要はありません。
また、入力項目も最低限で済ませるようにすべきです。
入力項目が多いと、ユーザーは手間に感じて相談や質問をせずに離脱する可能性が高くなります。
CTA(行動喚起)を工夫するだけでも、問い合わせフォームの利用率は上昇します。
例えば、以下のような方法で利用率増加を狙うことができます。
実際に疑問や不安があったとしても、問い合わせフォームが自然と目に入らなければ行動しないという方も珍しくありません。
そのような方の背中を押してあげられるよう、問い合わせフォームを目立たせるCTAを実施しましょう。
問い合わせを増やすには、スマホで見た時にわかりやすく目立つ位置なのか、デザインにズレがないかを確認すべきです。
現代においてパソコンだけでなくスマホで情報を探すユーザーも多く、「令和6年 情報通信白書」では、以下のような統計が出ています。
パソコン | スマートフォン | |
インターネット利用率(個人) | 47.4% | 72.9% |
つまりスマートフォン最適化は、自ずと大多数のユーザーに向けた施策になるのです。
問い合わせフォームのデザインを確認する際は、パソコンだけでなくスマホでも問題ないか忘れず確認しましょう。
ここでは、問い合わせフォームでよくある失敗例について、どのように改善すべきなのかを解説します。
これから紹介する失敗例にあてはまる方がいましたら、改善策を参考に修正してみてください。
なるべく多くの情報を顧客から収集したいがあまり入力項目が多すぎてしまうと、かえって問い合わせ率の低下を招きます。
ユーザーが入力するのに手間を感じさせない程度の項目数を見極めるのが、改善のポイントです。
例えば、商品・サービス利用の感想を収集したいだけなら、名前や生年月日を入力させる必要はありません。
商品・サービスを利用したきっかけや、利用した際に感じたこと、改善点など、最低限の項目を心がけましょう。
上記のように問い合わせフォームをどのように用いるのかによって、必要な項目数が変わります。
問い合わせ数が増えないときは、入力項目が多すぎていないかどうかの確認から始めましょう。
問い合わせフォームを用いる際、セキュリティ対策が不十分だったために情報が盗まれてしまったというケースも珍しくありません。
特に、個人情報を入力する必要があるフォームの場合、信用を失う事故にまで発展するので十分に注意が必要です。
セキュリティ対策としては、以下のような項目があります。
また、プライバシーマークやISOといったセキュリティに関する認証を取得するのもおすすめです。
上記は個人情報の保護や管理体制が適切であると判断されなくては認証されないので、取得できると顧客に安心感を与えることができるでしょう。
問い合わせフォームの設置に関して、入力ルールや必須項目がわからないという意見も見受けられます。
目的の曖昧な問い合わせフォームを作ると、効率よく情報収集ができず、得られた情報を活かし切れないのでおすすめできません。
まず、必ず入力しなければいけない項目、必須ではない項目を洗い出し、「必須・任意」のマークをつけましょう。
必須項目に関しては、その後の対応に影響するものを選定してください。
典型的な問い合わせフォームを想定するなら、名前やメールアドレスだけで対応可能なので必須にします。
上記の項目があれば、電話番号や生年月日は入力されていなくても対応できるため任意とし、ユーザーの負担を和らげてあげましょう。
このように、対応時に必要な項目については必須、必要ではないがあるとスムーズあるいは情報収集に役立つものには任意として選び分けるのがおすすめです。
問い合わせフォームを一から作成するよりも、ツールを用いるほうが簡単かつ便利です。
ここでは、問い合わせフォーム作成ツールの比較ができるよう、それぞれの特徴や料金プランなどを解説します。
Googleが提供しているGoogleフォームは、無料かつ手軽に利用できるのが魅力です。
Googleアカウントを取得しているならすぐに利用ができ、スプレッドシートと組み合わせるとより効率よくデータを収集できます。
一般的な問い合わせフォームの設置や、とりあえずすぐに設置できる問い合わせフォームを探している方は、Googleフォームを検討しましょう。
初期費用 | 無料 |
月額費用 | 無料 |
フォーム設置上限数 | 無制限 |
アクセス解析 | ○ |
formrun(フォームラン)は誰でも簡単に問い合わせフォーム設置ができる点を強みとしています。
問い合わせ以外にも予約・日程調整や注文受付、採用エントリーといった多岐に渡るフォームの設置が可能です。
HTMLやCSSの知識があるなら、コード型フォームで自由自在なカスタマイズができる点もformrun(フォームラン)の特徴としてあげられます。
使いやすさもありながら、充実した機能を求める方はformrun(フォームラン)を検討しましょう。
初期費用(税込) | 無料 |
月額費用(税込) |
FREE:無料
BEGINNER:4,268円 STARTER :14,278円 PROFESSIONAL:28,380円(税込) |
フォーム設置上限数 |
FREE:1フォーム
BEGINNER:5フォーム STARTER :50フォーム PROFESSIONAL:無制限 |
アクセス解析 | ○(STARTERプラン以上) |
フォームメーラーは、利用者のニーズに合わせて多彩なプランが用意されているツールです。
Freeプランでも設置数上限が5フォーム、項目数が7つまでと、コストパフォーマンスの高さがうかがえます。
Standardプランからはアクセス解析の導入や独自ドメイン設定、Googleスプレッドシートとの連携が可能です。
プランアップ、プランダウンも自由となっているため、問い合わせフォームの需要に合わせてコスト削減ができるツールといえるでしょう。
初期費用 | 無料 |
月額費用 |
Free:無料
Lite:1,485円 Entry:1,980円 Standard:3,960円 Premium:7,920円 |
フォーム設置上限数 |
Free:5フォーム
Lite:10フォーム Entry:20フォーム Standard:100フォーム Premium:300フォーム |
アクセス解析 | ○ |
もしこれから問い合わせフォーム付きホームページを作成するなら、弊社が提供しているWepage(ウィーページ)をご利用ください。
Wepage(ウィーページ)は、誰でも簡単に本格的なホームページが作成できるサービスです。
ホームページ作成はもちろんのこと、問い合わせフォームの作成もシステム内で手軽にでき、作業の効率化を図ることができます。
フリープランのご用意がありますので、ご興味がございましたらお気軽にご利用ください。
今回は、問い合わせフォームの作り方やコンバージョン率アップのコツについて解説しました。
問い合わせフォームは、顧客と直接つながることができ、さまざまな情報を収集できる重要なコンテンツだとわかってもらえたはずです。
ユーザーからの問い合わせを増やすには、必要最低限の入力項目を心がけ、自然と利用したくなるCTA(行動喚起)を目指しましょう。
ぜひ本記事を参考にしながら、目的達成のための高品質な問い合わせフォームを制作してください。