ホームページで使う画像サイズを徹底解説!
ホームページに使用する画像コンテンツの適切なサイズとは?画像を綺麗に表示させるサイズについて徹底解説。
2021/2/5
公開日:2021/2/5
最終更新日:2021/2/5
Googleは検索順位を決めるための評価を、PCサイトではなくモバイルサイトを基準として行う「モバイルファーストインデックス」方式への移行を段階的に進めてきました。
2021年3月末には、すべてのサイトがモバイルファーストインデックスへ完全移行すると発表されており、対応待ったなしの状態です。
(2019年7月1日以降にGoogleが新規サイトとして認識したサイトは、最初からモバイルファーストインデックスが適用されています。)
SEOへの影響も懸念されるモバイルファーストインデックスについて、自社のサイトが対応できているか、影響を受けるのか不安に思われている方も多いのではないでしょうか。
本記事では、そのような方のために、モバイルファーストインデックスの概要やSEOへの影響、具体的な対策方法を解説します。
なお、ホームページ作成をご検討なら、Wepageをご検討ください。
モバイルファーストインデックス(MFI)とは、前述のように検索結果の表示順位を決めるための評価を、モバイルサイトの評価を軸にしていくインデックス方式を指します。
従来は、Webページの情報を収集するクローラーが、PCサイトの内容を読み取って検索結果に反映させていました。
モバイルファーストインデックス移行後は、モバイルサイトを基準にした評価方法に変わるため、準備ができていないサイトは検索順位に変動が起きる可能性があります。
Googleがモバイルファーストインデックスを推進してきた背景として、スマートフォンユーザーの増加があります。
総務省が公表している『情報通信白書』を参照すると、2019年時点でのスマートフォン保有世帯の割合は83.4%*と、我が国においても驚異的な比率を誇っています。
(*出典:総務省「令和2年版 情報通信白書」)
2015年には、スマートフォンからの検索数がPCからの検索数を上回ったとGoogleの公式ブログで発表され、Googleはスマートフォンユーザーを意識した施策を取るようになりました。
PCでの閲覧しか対応していないサイトの場合、スマートフォンから閲覧すると「画面の一部分しか表示されない」「サイトが重くなかなか表示されない」など、ユーザビリティーに関する問題が多々発生します。
Googleは、基本的に「ユーザーにとってより良いコンテンツを提供すること」を標榜しています。
そのため、モバイル検索重視の評価方法に舵を切るようになりました。
結論からご説明すると、スマートフォンで表示した際に、モバイルフレンドリーでないサイトは検索順位で悪影響を受ける可能性があります。
モバイルファーストインデックスでは、PCとスマートフォン向けの検索結果を別々に作成する訳ではありません。
モバイルサイトの評価をもとに、PC・スマートフォン共通の検索結果が作成されます。
そのため、サイトが低評価を受けてしまうと、モバイルサイトだけでなく、PCサイトからのユーザーの流入数も減少してしまう可能性があります。
すでにモバイル対応をしているサイトであっても、モバイルサイトで掲載されるコンテンツ数が、PCサイトよりも極端に少ないと、やはり評価が悪化してしまいます。
Googleは、モバイル対応していなくとも、全くインデックスが行われないという訳ではなく、大きな被害はないと発表しています。
しかし、そもそもスマートフォンユーザーが増加している事実を踏まえると、ユーザビリティー向上のためにも、早急にサイトをモバイル対応させる必要があるでしょう。
Googleは、準備ができたサイトからモバイルファーストインデックス移行を進めており、2020年3月には「70%がすでに移行済み」と発表しています。
自社サイトがモバイルファーストインデックスに適用しているかどうかは、Googleが提供するSearch Console(サーチコンソール)で確認できます。
モバイルファーストインデックスは、Googleが対象サイトに対して順次適用している状態ですので、サイトがまだ未対応であったとしても、特に焦る必要はありません。
自社サイトがモバイルファーストインデックス方式に切り替わると、Googleから通知のメールが届きます。
通知メールの件名には「Mobile-first indexing enabled for https://www.xxxxx.jp/」と表示され、モバイルファーストインデックスが有効になった旨の内容が記載されています。
モバイルファーストインデックス移行に備えて対策が必要なのは下記のようなサイトです。
PC向けサイトとモバイル向けサイトを別々のURLで運用している場合は、下記の点に注意が必要です。
モバイル向けサイトのみコンテンツを大幅に割愛している場合は、評価が低下する可能性があります。
掲載する文章、画像、動画などは、PC向けサイトとできるだけ差異がないようにしましょう。
モバイル向けサイトで使用する画像や動画は、Googleの規定するガイドラインに即したものにしましょう。
「サイズが小さすぎる」「解像度が低い」など、低品質なコンテンツを使ってはいけません。サポートされているファイル形式かどうかも重要な要素です。
適切な画像の選び方はこちらの記事を参考にしてください。
PC向けサイトでは1ページで表示している内容を、モバイル向けサイトではページ分割(ページネーション)している場合、分割せずに表示方法を統一しましょう。
モバイル対応が急務です。モバイル対応するには
いずれかの方法があります。
①の場合、前述したように注意点が多く、複数のサイトを管理するコスト・手間も発生します。
これからモバイル対応を検討するのであれば、Googleも推奨しているレスポンシブウェブデザイン対応のサイト作成がお勧めです。
レスポンシブウェブデザインとは、PC・モバイル向けで同一のURL・コンテンツを採用するデザインです。
ユーザーが使用しているデバイスに応じて、自動でコンテンツを最適化して表示するため、PC・モバイルサイト間でコンテンツが変わるリスクを防げます。
また、リンクによる評価がPC向けサイトとモバイル向けサイトで分散せず、1つのURLに集約できるのも大きなメリットです。
自社サイトがモバイル未対応の場合「いつまでにモバイル対応したサイトに移行するべきなのか」と疑問に思われる方もいらっしゃるでしょう。
その結論は「なるべく早く」となります。
当初、モバイルファーストインデックスは2020年9月までに、すべてのサイトで適用される予定でした。
しかし、新型コロナウイルス(Covid-19)の感染拡大による影響を受け、モバイルファーストインデックスへの移行を、2021年3月に延期すると発表しています。
2021年1月時点では、スケジュール通りに移行が実施されるかどうかは不明瞭ではあります。
しかし、冒頭でもお伝えした通り、スマートフォンユーザーの数は大きな割合を占めています。
自社サイトがモバイル対応をしていない場合、モバイルファーストインデックスへの移行時期に関わらず、早急に対応を検討するべきでしょう。
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