ホームページの構成を考える!ページの作り方を解説
ホームページ作成に必要となる構成イメージと、それを具体的にページに表現しユーザーに伝える方法を解説。
2021/7/2
公開日:2022/5/27
最終更新日:2023/10/31
ホームページを使った集客の重要性が増した現在、学習塾や予備校を経営されていて、ホームページを作成したいとご希望でも、いざ作るとなるとどのようなホームページにしたらよいかお悩みの方は少なくありません。
本記事ではそのような学習塾や予備校関係者の方のために、学習塾や予備校のホームページデザイン事例から、人気のホームページになるためのポイントまで、わかりやすく解説いたします。
なお、ホームページ作成をご検討なら、Wepageをご検討ください。
参考になる学習塾・予備校のホームページデザインの事例をまとめました。
それぞれホームページでは特徴が異なりますので、ご自身の運営している学習塾・予備校に合うように取り入れていきましょう。
栄光ゼミナールは、ベースカラーをホワイトにしたシンプルなデザインのホームページです。
ホームページの多くは、ファーストビューにインパクトを残す画像やアニメーションを設置します。
しかし、栄光ゼミナールはあえて用いず、必要な情報のみ淡々と掲載する構成が特徴です。
シンプルかつ整頓されたデザインを参考にしたい場合は、栄光ゼミナールを参考にしましょう。
登竜会は指導力・学習支援が業界トップレベルの学習塾です。
ファーストビューに受験生が授業を受けている様子とともに、”東大生プライベート塾”というキャッチコピーを大きく写しています。
登竜会のデザインは訴求力の高さが印象強く、ランディングページのような構成になっているのが特徴的です。
生徒数の増加を狙ったホームページを作りたい場合には、登竜会のデザインが参考になるでしょう。
高木塾は完全無学年制を実施している点が他塾とは違った学習カリキュラムの学習塾です。
デザインは非常にシンプルで、トップページのメインコンテンツには、お知らせと体験入学の項目、また難関中学への合格実績を掲載してシンプルにしかし必要な項目を絞ったアピールをしています。
ホームページの構成とデザインは、新規の生徒さんだけではなく在校生への連絡も兼務したものになっています。
またそれら在校生へのお知らせコンテンツはトップページの中でファーストビュー内やメニューにわかりやすい位置に配置されており、集客だけでなく在籍している生徒・親御さんへの見やすさに配慮されているホームページという印象です。
見やすさ・使いやすさを重視したい場合には、高木塾のデザインを参考にしてください。
お茶の水ゼミナールは、ファーストビューに豊富なグローバルメニューを設置し、見た人が気になるページへ移行できるような配慮が見られます。
また顧客満足度ランキングトップクラスを誇る実力ある学習塾であり、ファーストビューの直下で大きくその実績をアピールしています。
さらにファーストビューのすぐ下には“おすすめ情報”を設けて、独自の学習カリキュラムを伝える工夫をしている点もポイントです。
他の学習塾・予備校とは異なるデザイン性を用いながら、しっかりと信頼性・訴求ができている点が参考になるでしょう。
TOMASは、1対1の対面指導にこだわりを感じるファーストビューが特徴的なホームページです。
対面指導への強いこだわりを持っているからこそ、
以上をトップページの上部で解説し、親御さん・生徒へ安心と安全をアピールしています。
担任制の1対1の個別指導を徹底しているからこそ、それをTOMASの強みとして訴求力を強めることに成功しているといえるでしょう。
自身が運営している学習塾・予備校の強みを訴求力に活かしたいと考えているなら、TOMASは参考になるでしょう。
個別学習のセルモのホームページは、ポップで明るく爽やかなイメージのデザインで作られているのが特徴です。
イラストを多用して視覚的に情報を訴えている点も、デザイン性のよさを感じます。
以上の悩みを持っているなら、個別学習のセルモのホームページを参考にしましょう。
明光義塾のホームページは、シンプルかつカラーの使い方が特徴的です。
項目ごとに色を変えて、それぞれがわかりやすいようにデザインされています。
色の使い方を学びたい場合に参考になるでしょう。
個別指導スクールIEは、魅力的なスライドショーを使った独創性あふれるデザインのホームページです。
個別指導スクールIEの学習カリキュラム以外にも、勉強に関するお役立ち情報を掲載し、ホームページ自体への集客も行っています。
学習塾・予備校独自のイメージやブランド力をデザインで表現したい場合に、個別指導スクールIEは参考になるでしょう。
超個別指導まつがくのホームページは、”夢に、地図を。”という手書きの文字でメッセージ性を強く表現しているのが特徴です。
”夢に、地図を”や超個別指導という珍しいワードを使うことで注目させ、それぞれについて説明ページを設けています。
キャッチコピーやメッセージ性について参考になるホームページです。
個別指導の森塾のホームページは、ファーストビュー内に大きく無料体験について記載、訴求力を高めています。
ファーストビューにはさらに月額料金の記載や、無料体験と授業料確認ページにすぐアクセスできるようにボタンを設け、導線を強化しています。
サイトデザイン自体もシンプルな色使いながらはっきりすっきりとした見やすいデザインで、授業のイメージを動画にしてわかりやすく掲載するなど、保護者・学生ともに安心感と信頼感が高まるコンテンツが掲載されています。
訴求力を強めるデザインや構成作りについて大いに参考になるホームページです。
学習塾・予備校にとって、生徒が志望している学校の合格、目標偏差値への到達は実績になります。
実績の多い学習塾・予備校の方が、お子さんを通わせる親御さんにとっては安心なはずです。
「この学習塾・予備校に通わせれば合格できる」という気持ちにさせるためには、実績掲載するのは必須コンテンツになります。
以上の数値を具体化させていけば、より信頼性が増すでしょう。
学習塾・予備校がどのようなカリキュラムで勉強を教えているのかも、親御さんにとっては気になる部分です。
お子さんが1〜2年後に目標の成績、あるいは試験に合格できるカリキュラムなのかを伝える工夫をしましょう。
例えば、以下のような項目を明確に記載します。
特に、自身が所属する学習塾・予備校独自のカリキュラムがある場合は、指導方法についてわかりやすく記載しましょう。
親御さんやこれから入る生徒さんに、この学習塾・予備校なら安心という信頼感を与える必要があります。
そのためには、学習塾・予備校全体の指針となる教育方針が必要です。
講師やスタッフも教育方針に沿って日々の指導にあたっていることがわかれば、熱意・信念も共感してもらえるでしょう。
生徒さんが目標の学校に合格した、あるいは偏差値が上昇したなどの結果が出ているなら、合格体験談・生徒の声を設けるべきです。
人というのは、何かモノ・サービスを購入する際には第三者の意見を参考にするものです。
そのため、実際に学習塾・予備校で結果を出している生徒さんをクチコミとして紹介し、信頼度を高めましょう。
特に劇的な成果が出ている生徒さんを取り上げた方が、希望を与えられる可能性が高いです。
など、より注目を集められるような体験談・生徒の声を作っていきましょう。
どのような料金プラン・コースがあるのかも、入塾希望の親御さんにとっては重要な部分です。
受験対策コースや資格試験対策コースなど、自身が所属している学習塾・予備校で展開しているプランは全て記載しましょう。
ただし、個別指導塾によって、個人に合わせた学習カリキュラム・プログラムを展開している場合があります。
その際は、明確に料金を提示できないので、過去の事例を参考に費用の目安を記載しておきましょう。
また、振込以外にもカード払いに対応しているかなど、支払い方法の明記も忘れないようにしてください。
親御さんが学習塾・予備校に通わせる上で重要視するポイントが、講師の質や経歴です。
いくらネームバリューのある学習塾・予備校でも、講師陣の指導力がないと、生徒の成績は向上しません。
そのため、
以上の3点を軸として、講師陣を紹介するページを設けていきましょう。
また、可能であれば顔写真を掲載しておく方が、親御さん・生徒さんともに安心です。
授業体験や資料請求によって、より具体的に学習塾・予備校に通うイメージをしてもらいます。
特に授業体験は、実際に学習塾・予備校の施設や授業風景、講師と面会できるため、気になる親御さんも多いはずです。
ホームページに掲載する場合は、どちらの項目も目立つ場所に配置するようにしましょう。
学習塾・予備校での学習環境がどうなっているか、施設案内の項目を設けるのも必要です。
学習室だけでなく、
など、施設内に関する情報は、写真を用いながら積極的に掲載しましょう。
アクセスについては、
以上を記載し、自宅から通える距離かを判断してもらいましょう。
最近では、感染拡大防止対策を掲載している学習塾・予備校のホームページが多いです。
・入室時の検温と消毒
・マスクをして授業を受けることを徹底
・机やイス、ドアノブなどを頻繁に消毒
・定期的な換気
など、生徒と講師ともに徹底するルールを記載しましょう。
感染拡大防止対策を行っていることがホームページでもわかれば、親御さんとしても安心です。
お知らせ・イベントを設置すれば、既存の生徒さん・親御さんに情報周知が可能です。
など、ホームページを確認してもらえば生徒さんが覚えておくあるいは口頭での伝え忘れも防げます。
最近では、LINE公式アカウントの運用に力を入れている学習塾・予備校も多いです。
ほとんどの親御さんや生徒さんがLINEを使用しているため、情報伝達に優れたツールといえます。
お知らせ・イベントの告知をLINE公式アカウントで代用もできるでしょう。
学習塾・予備校に関して問い合わせの多い項目をよくある質問にまとめておくのも効率的です。
問い合わせ対応の負担を減らせるため、講師としての業務に専念できるでしょう。
よくある質問は、ホームページを開設した後に随時追加していく流れになるはずです。
そのため、更新がしやすいホームページデザインにしておくのも視野にいれておきましょう。
学習塾・予備校のホームページで人気を出す、つまり入塾や入校数をアップさせるなら、以下のポイントを意識すべきです。
・ホームページの制作目的を明確にする
・ターゲットを決める
・学習塾・予備校の強みを理解する
そもそも、ホームページは何のために制作するのかがはっきりしていないと、曖昧なデザインになりやすいです。
「他の学習塾・予備校がホームページを作っているから何となく…」という気持ちは絶対にやめましょう。
また、誰をターゲットにするのかも重要です。
基本的には、学習塾・予備校に通わせる親御さんをターゲットにホームページをデザインすると、成果が出やすくなります。
その上で、自身が運営する学習塾・予備校の強みをホームページ内でアピールしていきましょう。
詳しいポイントについては、以下の記事でまとめています。
興味のある方は、本記事とあわせてお読みください。