ホームページを手軽に作成できる「CMS」とは?
ホームページ作成でよく使われるCMSとはという疑問をCMSサービスの特徴や導入するメリットなどと一緒にご紹介します。
2021/11/5
公開日:2022/5/25
最終更新日:2023/5/19
インターネットやスマートフォンが普及しオンライン学習などが当たり前の現在、学習塾や予備校もホームページが欠かせない存在になってきています。
インターネットやホームページで情報収集をし、比較・検討されるということが当たり前になっているのです。
今回は学習塾や予備校の集客でも重要な役割を担うホームページについて、その作り方やポイント、参考になる事例やその作成費用や相場感などを徹底解説いたします。
なお、ホームページ作成をご検討なら、Wepageをご検討ください。
塾のホームページによって個性は異なり、デザインやコンテンツもさまざまです。
しかし、よく見てみると、以下のような項目が共通して掲載されているのがわかります。
学習塾・予備校のホームページに掲載する項目に迷っている方は、上記を参考にして作成してみてください。
では、それぞれの項目の概要について見ていきましょう。
どのような教育方針・コンセプトで指導しているのかは、学習塾・予備校にとって最重要項目です。
実際に有名な学習塾・予備校の教育方針やコンセプトを以下に記載しましたので参考にしてください。
親御さんが教育方針・コンセプトに賛同して入塾を決める場合も少なくありません。
そのため、自身が運営している学習塾・予備校で、どのような教育を徹底しているかをホームページ上でわかりやすく記載しましょう。
合格実績は、学習塾・予備校の信頼性を伝える武器になります。
具体的な数値や学校名を出してアピールしていきましょう。
体験者の声も、実績と同じく学習塾・予備校の武器になります。
など、実績と同じく具体的に、かつ入塾を検討している方の後押しになるような声を集めると、迷っている方の参考になるはずです。
カリキュラムや授業紹介では、どのような指導のもとで授業がされているのかを紹介するページです。
特にカリキュラムは、子どもの学習スタイルに合っているか親御さんにとっては気になる項目になるでしょう。
そのため、指導風景や写真・動画を用いて、よりカリキュラムが伝わりやすいページに仕上げる必要があります。
学習塾・予備校で行っているコースや料金の掲載も必須の項目になります。
料金を掲載する際は、コースの詳細がわかるようにしておくとさらに親切です。
申込・入会フォームも忘れてはいけません。
ホームページを一通り見て、すぐに入塾の手続きができる流れを作れるからです。
せっかく入塾を決めても、フォームがないことで申し込みを諦めたとなっては大きな機会損失になります。
そのため、申込・入会フォームはわかりやすい場所に目立つ色で大きく配置するといいでしょう。
学習塾の選定基準において、自宅から近い、あるいは周辺の治安が安全かどうかも重要な要素です。
もし、郊外にある学習塾の場合には車による送迎が予測されるため、駐車場の有無もチェックしておきたいところでしょう。
そのため、施設情報やアクセス詳細を掲載しておくのは、学習塾を選ぶポイントになり得ます。
最近の傾向では、ホームページ内にGoogleマップを埋め込み、経路を検索しやすいよう配慮されているケースも多いです。
講師陣の経歴は、生徒・親御さんともに気になる部分です。
また、人柄が伝わるプロフィールを掲載しておけば、指導してもらう前に心構えができるので、生徒側への配慮にもなります。
安心してもらえるよう、学習に関する項目だけでなく、できるだけプライベートに関する項目もあわせて掲載しておきましょう。
学習塾・予備校のホームページは、教室や学習環境・雰囲気を知ってもらう役割があります。
親御さんとしては、
上記の部分が気になるはずです。
今の時代、実際に足を運んで学習塾・予備校の環境・雰囲気を知ることは少なく、ホームページから判断する場合が多いでしょう。
ホームページから学習塾・予備校の環境や雰囲気を感じとるからこそ、ホームページもそれに即して正しくデザインし作成しなくてはいけません。
もう1つの役割は、学習塾・予備校の実績を見てもらう点です。
親御さんが学習塾や予備校を選ぶ際、お子さんが目指している学校に合格させられる実績を持つかが決め手の1つになります。
そこで、ホームページに記載してある難関校に何人輩出した、あるいは偏差値を上げたなどの実績を参考にするはずです。
わざわざ資料を取り寄せなくても、ホームページから学習塾・予備校のおおよその実力を判断してもらえます。
入塾・入校の申し込みや問い合わせの窓口になるのもホームページの役割です。
親御さんの生活によっては、営業時間内に電話による問い合わせができない場合もあります。
ホームページに申し込み・問い合わせフォームがあれば、24時間いつでも申請できるため、親御さんにとっては安心です。
このように、インターネット上で窓口の役割を持てるのが、ホームページを持つ大きな役割になります。
ホームページ上でお知らせを告知すれば、親御さんや生徒さんへ連絡できる掲示板のような役割にもなります。
上記のような周知事項をホームページ上で行えば、問い合わせ対応業務を減らすことも可能です。
学習塾・予備校ホームページを作る前に、目的の設定をしなくてはいけません。
なぜ今回、学習塾・予備校ホームページを作るに至ったのかを明確にしましょう。
・学習塾・予備校に入塾する生徒数を増やしたい
・学習塾・予備校の生徒や親御さんへ連絡する場所を設けたい
上記は例ですが、制作目的によって必要なコンテンツ・デザインが変わります。
生徒数を増やしたいなら、受験に関するコンテンツや実績のアピールを強くしていかなければいけません。
もし既存の生徒や親御さんへの連絡場所とすることが目的なのであれば、集客のためではないのでホームページをさほど作り込む必要はありません。ですが、場合によってはパスワード設定などの機能が必要になるかもしれません。
まずは、ホームページの制作目的をはっきりさせてから、本格的な作成工程に移っていきましょう。
学習塾・予備校の場合、入塾するのはお子さんですが、ターゲットにするのは親御さんです。
なぜなら、この塾に入りたいか決める最終的な決断は、保護者である親御さんに委ねられるからです。
ターゲットを決めるときは、下記のように、なるべく1人の人物像が浮かび上がるまで細かく設定しましょう。
年齢 | 38歳 |
年収 | 500〜600万円 |
家族構成 | 子ども2人(14歳と10歳)の4人家族 |
塾を探すきっかけ | 子どもがサッカーの強い高校に行きたいと言い始め、調べたところ偏差値が少し足りないことに気づいた。子どもが目標としている高校に合格させてくれる塾を探している |
塾に求めること | 自宅から通える距離で、目標としている高校あるいは偏差値が近い高校の合格実績がある塾、料金は問わない。 |
性格・嗜好 | 子どもとのコミュニケーションが多く、子どもの意見を尊重したい。子どものサッカーの大会や練習試合には必ず出席する。 |
上記まで具体的にすれば、ホームページに必要なデザインやコンテンツも決めやすくなります。
すでに学習塾・予備校を運営しているなら、どのような親御さんがいるのかを調べてターゲットに設定するのもいいでしょう。
経営する学習塾・予備校はどのような強みを持っているのか把握しておくのも作成時には重要です。
上記のように強みを把握していれば、ホームページでアピールする材料や実績になります。
自身が運営している学習塾・予備校の強みを把握しつつ、競合他社についても分析して違いを見つけていきましょう。
ホームページに何を掲載すべきなのか整理しておくと、後々デザインするときにスムーズです。
また、ホームページ全体が把握できるので、現状何が不足しているのかも明確になり、準備すべきものが見えてきます。
必要項目については、後ほど詳しく紹介するのでそちらを参考にしてください。
ホームページを制作する上で、自社制作するのか外注するのかは最初に決めておくべきです。
なるべく予算を抑えたいのなら、自社制作を検討しましょう。
自社制作をする場合、ホームページの制作知識が必要ですが、知識さえあればさほど予算をかけずにオリジナリティのあるデザインに仕上げられます。
また、CMS(コンテンツマネジメントシステム)を使えば、
以上のようなメリットがあるので、自社制作の場合はCMSがおすすめです。
一方、外注の場合は費用が高くなるものの、プロ級のデザインやシステム実装ができます。
などの要望があれば、外注を検討しましょう。
ホームページを制作する上で、参考になる事例がある方が、デザインやコンテンツのイメージが沸きやすいはずです。
以下の記事では、魅力的な学習塾・予備校のホームページ事例を載せているので、気になる方はあわせてお読みください。
学習塾・予備校のホームページ制作を外注する場合、
・規模数(ページ数)
・必要なシステム(アニメーションや顧客管理システム)
・デザインのこだわり
によって費用が大きく変わります。
規模数で考えると、おおよその相場は以下の通りです。
規模数 | 費用相場 |
小規模(1〜10ページ) | 10万〜30万円 |
中規模(10〜30ページ) | 30万〜300万円 |
大規模(50ページ以上) | 300万円以上 |
自社制作する場合には、ドメイン代とサーバー代のみ、あるいはCMS利用代のみなので、大体2〜5万円が費用相場になります。
外注やCMSを利用する際は、上記に加えて月額料金が発生する場合もあるため、予算は十分に余裕をもっておきましょう。
できる限りオリジナルの写真・画像を用意した方が、自社のイメージが伝わりやすく信頼感も得られやすいのでおすすめです。
より高画質かつ見栄えのいいものを用意するならプロのカメラマンに依頼した方がいいでしょう。
トップページや講師紹介はプロのカメラマンに、その他の部分はフリー素材のように使い分けるとコスト削減につながります。
また、人の写真を使う場合は、必ず許可を得てからでなければトラブルの元になるので注意が必要です。
特にインタビューや体験談で生徒の写真を使う際は、使用許諾書にて許可を締結しておくと安心です。
SEO対策をすれば、狙ったキーワードで検索上位に表示できるため、学習塾・予備校のホームページでもすべきです。
例えば、「東京 塾 おすすめ」で検索表示1位を獲得できた場合、多くのユーザーがホームページに訪れるようになります。
ただし、ホームページ自体の価値を高めなければ検索上位は獲得できません。
そのため、生徒や親御さんにとって役立つ学習塾・予備校や勉強に関するお悩みを解決するようなコンテンツを挿入するのがおすすめです。
お悩み解決のコンテンツを増やして、ホームページの需要が増えれば、検索結果にもよい影響をもたらします。
ぜひ、学習塾・予備校のホームページでもSEO対策をしていきましょう。
運用・更新は自社で行った方が利便性がよく、コスト削減にもなります。
外注に任せると、すぐに更新したい場合にタイムロスが生まれ、思うように反映できない場合があります。
基本的には自社で管理できるよう、外注する際も運用・更新を行いたい旨は事前に伝えておくようにしましょう。
もし運用・更新の頻度がさほど高くない、あるいは管理する時間が取れないなら、無理に自社で行う必要はありません。
今回は学習塾や予備校のホームページ作成手順について、掲載するための必須項目や作成ポイント、具体的な事例などをご紹介しました。
ホームページで実績や信頼性を適切に効果的にアピールすることで、受講希望者の意欲を高めることができます。
ぜひ活用していきましょう。
ホームページ作成をご検討であれば、ぜひ弊社が提供している「Wepage」もご検討ください。
Wepageは誰でも簡単にホームページが作れるCMS(コンテンツマネジメントシステム)です。
フリープランは完全無料で利用ができ、これまで多くの企業様に導入をしていただいた実績があります。
直感的な操作から豊富なテンプレートや素材、充実した機能をラインナップしているので、ホームページ制作の知識がなくても安心です。
またホームページをプロに作って欲しいと考えるお客様のご要望にお応えするため、Wepageでは、プロ制作プランの提供も行っております。