ペライチの評判ってどう？悪い口コミ・いい口コミまとめ！料金プランや使い方も解説

今回は、予約機能やオンライン販売機能つきのホームページが開設できる「ペライチ」を紹介します。

その名の通り、１ページで完結するホームページが作成でき、商品や事業紹介のようなミニサイトが簡単に制作できます。
「新商品のキャンペーン紹介用のページを作って、ウェブ予約する経路が欲しい」と、思っている方にオススメのサービスです。

チラシやパンフレットのようなホームページの開設ができる「ペライチ」のメリットや使い方を解説して、口コミなど実際に利用した際の評判も合わせて紹介していきます。
商品やサービスの紹介から予約、販売まで可能なホームページを考えている方は、是非参考にしてみてください。

なお、ホームページ作成をご検討なら、Wepageをご検討ください。

一般的な「ホームページ作成ツール」は、新着情報や商品説明、会社概要にお問い合わせなど、複数の目的で制作した各ページを、メニューやリンクで組み合わせて１つの冊子にまとめるようなイメージで作成します。

しかし、ペライチでは決済や予約などの機能をまとめて１ページで完結させるようにホームページを作成します。

SNS連携や問い合わせなども１ページで完結すると、制作する側は複数のページを管理する手間が省け、さらに利用者が迷子にならないシンプルなホームページが作成できます。

例えば、セールやキャンペーンのチラシや、商品タグのQRコードからリンクするランディングページ、セミナーや実店舗の予約システムなど小規模なホームページを手早く作成して活用できるサービスになっています。

そのため、ペライチでは公開できるページ数の上限があり、最も多いプランでも上限が20ページに設定されています。

１-１．ペライチの料金プランについて

ペライチには、無料で利用できる「スタートプラン」を含めて５つの料金プランが用意されています。
有料プランには30日の無料期間が設定されているため、予約や決済などの各種機能を事前に試用が可能になっています。

また、すべての有料プランは２年、５年の複数年の契約で長期割引が受けられます。

①ライトプラン

無料の「スタートプラン」では広告が表示されますが、ライトプランはその広告が非表示になる、有料プランの中では最安のプランです。

独自ドメイン、フォーム設置、テーマカラー変更など必要最低限の機能が利用でき、スタートプランでは作成可能ページ数が１ページだった制限が、３ページに拡張されます。

HTMLやCSSによるカスタマイズができないため、デザインに拘りが無く、できるだけ低コストでホームページ作成をする場合には十分なプランです。

②レギュラープラン

「ライトプラン」に、HTMLやCSSを使ったカスタマイズとオンライン決済機能、アクセス解析が追加されたプランです。

公開できるページの上限が５ページになり、クレジットカードやコンビニ支払い、銀行振込などの決済機能が追加されてショッピングサイトの運営が可能になります。

また、閲覧数（PV）や利用者数（UU）を確認できるアクセス解析を使って、作成したページの利用状況が把握できます。

③ビジネスプラン

「レギュラープラン」に、ページのカスタマイズや予約、メルマガ配信などの機能が追加されたプランです。

利用者が、カレンダーで予約状況を確認しながら日付・時間を指定して予約を行い、クレジットカードなどで決済まで可能なページの制作が可能です。

その他にも、運営側の承認を必要とする予約受付や、予約フォームのカスタマイズ、当日予約など、様々な予約の設定ができます。

美容院やクリニックなどの施術サービスや塾など、事前予約を伴う店舗の業務効率化に利用できるプランです。

④オプション機能

ページ数を１ページ単位で追加できるオプションや、ウェブ予約、オンライン決済など、有料プランで追加される機能を個別に追加できるオプションがあります。

公開するページを充実させたい場合や、無料プランで広告だけ非表示など、必要な機能だけを選択して低コストでホームページを運用したい場合に活用できます。

レビューサイトの口コミに寄せられた、ペライチへの批判的な意見と実際の使い勝手について紹介します。

２-１．使い方が限られる

公開ページ数の上限が設定（無料プランは１ページ、有料プランは3～20ページ）されているため、複数のページで、情報量を多く扱うホームページの作成には向いていません。

運用コストを考えると、少ないページ構成で収益や成果が見込める、ランディングページや予約サイトなどの、特化した仕様での使い方になります。

２-２．デザインのカスタマイズが出来ない

豊富に用意されたテンプレートを選んで、ページのデザインを行えますが、無料プランの場合には、フォントや文字サイズの変更などのページのカスタマイズが行えません。

ページのカスタマイズを行うには、「レギュラー」プラン以上か、「タグ（HTML/CSS/JS）埋め込み」オプションなどの有料プランにアップグレードする必要があります。

ネットの口コミに寄せられた、ペライチに肯定的な意見と実際の使い勝手について紹介します。

３-１．時間をかけずにホームページを開設

ウェブサーバーやドメイン設定など、専門的な知識が不要でホームページを公開できます。

また、豊富に用意されたテンプレートから好みのデザインを選択するだけで、目的や業種など用途に合わせた雰囲気のレイアウトが完成し、ワープロ感覚で内容を編集するだけでページが完成します。

３-２．豊富なテンプレートで簡単デザイン

会社案内や商品紹介の他にも、店舗や施設紹介、イベントやセミナーなどの用途に適した無料のテンプレートが400種類以上あり、短時間でホームページのデザインが完成します。
美容や福祉、塾など業種に適したデザインも選べるため、雰囲気のあるホームページのデザインがすぐに完成します。

配色や背景の画像などに費やす時間を、ページの内容を考える時間に充てられるため、ホームページを短時間で公開できます。

３-３．ショッピングサイトも可能

有料の「レギュラープラン」または「決済機能」オプションを利用して、クレジットカードやコンビニ決済・銀行振込で、オンライン販売を行うページが作成できます。

また「ビジネスプラン」または「予約機能」オプションを追加して、美容院やクリニック、塾などの予約をオンラインで受け付けるページの作成も可能です。

ただし、「あんしんガイドライン（ペライチで掲載できない商品、情報について）」には、寄付やクラウドファンディングなど、掲載できない商品もあるので、ショッピングサイトとして利用する際には注意が必要です。

実際に利用しているユーザーからの口コミ情報を基に、ペライチの注意点やデメリットを紹介します。

４-１．ページ数に制限がある

公開できるページ数に制限があるのは、他のホームページ作成サービスと使い勝手の面で大きな比較ポイントです。

無料プランは１ページ、最上位の有料プランでも20ページの制限があり、有料オプションを使っても１ページに月額300円の固定費が発生します。

複数のページで構成されたホームページをペライチで作成するのは、維持費の面でデメリットになります。

４-２．カスタマイズ性が乏しい

HTMLやCSSを編集してテンプレートのレイアウトにカスタマイズを行いたい場合、「タグ（HTML/CSS/JS）埋め込み」オプションを追加するか、有料プランにアップグレードする必要があります。

テンプレートをそのまま使う場合には問題になりませんが、他サイトと少し違うデザインにしたい場合やデザインに拘りたい場合には、デメリットになります。

ペライチの機能や利用中のユーザーからの口コミ情報を基に、メリットを紹介します。

５-１．専門知識を使わず初心者でもホームページが作成できる

テンプレートでデザインを選択後は、編集画面の案内に合わせて「見出し」や「リスト」、「画像」などのパーツを組み合わせて編集するだけページが完成します。

ウェブに関する専門知識は不要で、レイアウトに合わせて文字を入力するだけで見映えの良いページを短時間で作成できます。

５-２．テンプレートの種類が390種類以上と豊富

ホームページの用途に合ったデザインを、豊富なテンプレートから選ぶことができます。

豊富なテンプレートから、ネイルサロンやエステサロン、フィットネスなど細かな業種や、セミナーやイベント、店舗の紹介など用途や目的別に探すことができます。

５-３．無料のプランがある

公開できるページが１つという制限がありますが、初期費用や月額費用が不要なホームページが作成できます。

ランディングページや、商品紹介ページなど、とにかくコストをかけずに短時間で公開できるメリットがあります。

５-４．予約・決済などの便利な機能がある

有料プランで利用できる「決済」や「予約」オプションで、ショッピングサイトやオンライン予約サイトを作成できます。

「決済」機能は、クレジットカードやコンビニ決済、銀行振込などが設定できます。
また、コーヒー豆や紙おむつのような定期購入（サブスクリプション）に対応した決済も可能です。

「予約」機能では、美容室やクリニックや、オンラインセミナーの受付など、カレンダーで空き状況を確認しながら日付・時間で予約ができます。

テンプレートを選んでホームページを手軽に制作できる同様なサービスに「グーペ」があります。
２つのサービスを比較して、ペライチとの違いを見てみましょう。

６-１．料金システムの違い

グーペには無料版が提供されていません。
15日の試用期間後は「ライト」または「スタンダート」の２プランから選択して使い続ける形になっています。

ペライチでは無料版が提供されています。
しかし、公開できるページが１ページという制限があり、ホームページとしては使い辛い面があります。

また、グーペには初期費用の設定があり、ペライチは月額費用のみで開始できます。
極力コストを抑えたい場合には初期費用も気になるポイントです。

グーペとペライチの料金システム比較表

※ペライチの月額費用は年額一括払い時の試算です。

６-２．ページ数の違い

グーペにはページ数による制限はありません。
サーバーの容量があれば無制限にページの追加ができます。

ペライチはプランに応じて、3～20ページの上限が設定されるため、複数のページを公開する予定の場合には使い勝手が悪くなります。

また、「ページ追加オプション」で公開ページの上限を増やすことができますが、1ページ月額330円となります。
将来的にページが増えそうな場合には、グーペの方をおすすめします。

グーペとペライチの公開ページ数比較表

６-３．機能の違い

ペライチは「レギュラー」プランで、オンライン決済が利用できますが、グーペには「決済機能」が用意されていません（決済を利用するには、同社が提供する「カラーミーショップ」サービスの別途契約が必要です）。

また、グーペには、メールでも送信できる「クーポン発行」機能が標準で使えますが、ペライチにはクーポン機能がありません。

ホームページを介してオンライン販売をする場合にはペライチが向いていますが、実店舗の集客目的でホームページを開設するような場合にはグーペの方に有用な機能があるといえます。

ここまで、他のサービスとペライチとの比較をしてきましたが、実際にペライチに向いているページ用途をご紹介します。

参考： 無料のホームページ作成サービスおすすめ12選！メリット・選び方もご紹介

７-１．プロフィールやコーポレートサイト

「コーポレートサイト」のように、事業内容や実績紹介を掲載するミニサイトとして利用できます。
個人事業主でも「プロフィール紹介」のように、著書や過去に引き受けた仕事内容など、名刺よりも詳しい内容を相手に伝える手段として活用できます。

公開ページ数に制限がありますが、１～３ページくらいに集約したミニサイトであれば閲覧する側も見やすいサイトに仕上がります。

参考： コーポレートサイトとは？意味や役割・必要なコンテンツを事例付きで解説

７-２．ランディングページ

商品やサービスの内容を端的に紹介するランディングページとして利用できます。

商品タグに印刷したQRコードや、検索で表示されたリスティング広告などのリンク先として、利用者に詳しい内容を表示するページが作成できます。
リンク先として利用するため、検索エンジンへの対策も不要で、商品紹介に特化してページ数の制限をメリットとして使えます。

また、１ページであれば完全無料で利用できるため、アフィリエイトの広告を設置するページとしても利用できます。

参考： ランディングページの作り方や注意点、おすすめツールを紹介！

７-３．セミナーやキャンペーン向けの受付ページ

公開できるページの上限があるため、有料プランの月額費用における１ページあたりのコストが他サービスよりも高い計算になります。

しかし、無料プランに「予約」と「決済」オプションを追加で運用した場合、月額2,200円で利用できます。

例えば、有料セミナーやキャンペーンなどイベントの受付ページとして短期間利用であればメリットがあります。

既に稼働しているサイトに決済や予約機能を追加するよりも、月額2,200円でオンライン支払まで可能な受付用のページを短期間で利用できるのです。

ペライチはアカウント登録後30日間が無料期間となるため、有料版の機能と使い勝手を試すことが可能です。
実際にアカウント作成から有料プランへのアップグレードは次のステップで行います。

８-１．アカウントの作成

「アカウントの新規作成」画面で登録を行います。

メールアドレスとパスワードを入力して新しくアカウントを作成する他に、ラクスル会員、FacebookやGoogleにアカウントで登録が可能です。

新しくアカウントを作成した場合には、メールアドレスに確認用URLが送信されるので、URLにアクセスし認証後にペライチの無料期間が開始されます。

８-２．無料期間でお試し利用

アカウント作成後は、マイページ画面でページの作成を行います。

ホームページを作成する流れとしては、テンプレートを検索して好みのデザインを選び、用意されたヘッダー画像や見出し、内容などのブロックを組み合わせるようにレイアウトを行います。

最後に、タイトルや見出しの内容を編集してページが完成します。

アカウント登録後30日間、すべての機能を無料で利用できるため、ペライチの使い勝手を確認できます。

８-３．有料プランにアップグレード

無料期間が経過すると自動で無料プランに移行し、機能が制限されます。
有料プランの機能を使うためには、マイページの［アップグレードする］からペライチの契約を行います。

契約期間や支払い方法を設定後に、有料プランにアップグレードされます。

ペライチでホームページを作成する手順について、もう少し詳しく紹介していきます。

９-１．テンプレートを選択

アカウント作成後に表示される［マイページ］の［新しいページを作成する］から始めます。

［テンプレート一覧］画面で、ページに適用するデザインを選びます。

様々なデザインが用意されているため、用途や目的、業種などカテゴリーでイメージするデザインを絞り込めます。

９-２．ページ編集

テンプレートのデザインが適用されたページの下書きが表示されます。

追加したいコンテンツ（見出しやボタンなど）があれば、ページ内の（＋）アイコンをクリックして選択します。

アンケートや問い合わせで利用するフォームなども追加可能です。

９-３．画像をアップロード

テンプレートで利用されている、写真や画像を変更します。

ペライチで用意されている画像やアイコンも利用できますが、パソコンに画像や写真が用意されている場合にはアップロードしてページに追加できます。

９-４．ハイパーリンクの設定

ページの内容に合わせて、ボタンのテキストや、見出しを編集します。
編集したい場所をマウスでクリックするとワープロのように文字のサイズや色、スタイルが変更できます。

また、リンク先を指定してハイパーリンクも設定可能です。

９-５．ホームページ公開

下書きしたページを、プレビューして確認します。

プレビュー画面の上部のアイコンをクリックすると、タブレットやスマートフォンで表示した際のレイアウトを確認できます。

最後にページを表示する際のURL（ドメイン名）、タイトルやファビコン、検索エンジンでの表示に関する設定を行い、ページを公開します。

参考： favicon(ファビコン)とは　作成・設定方法や無料ツールなどを一挙紹介！

ご紹介した「ペライチ」を利用すれば、HTMLやウェブサーバーなどの専門知識が不要で、短時間でホームページを開設できます。

当社では、ペライチと同じホームページ作成サービスである「Wepage」をご提供しています。
Wepageでは無料プランもご用意しております。

サポートが充実したプランなど、用途に合わせた他のプランもご用意しております。

今回は、低コストで手軽にウェブ予約やオンライン決済が可能なホームページが開設できる「ペライチ」を紹介しました。

簡単に予約や決済機能の追加ができるため、ペライチを使って、商品の予約注文などオンライン販売用のページや、セミナーやフィットネスなどの教室など、ウェブ予約の受付用ページとして利用できます。

ぜひ、ホームページの作成をする際に参考にしてください。