ホームページ作成は難しい?自分で作成する方法を難易度別にご紹介!
ホームページ作成は難しいのか?自分で作成する方法を難易度別にご紹介します。具体的に必要なものから注意点までしっかり解説します。
2023/2/28
公開日:2023/5/10
最終更新日:2023/5/10
SNSで情報発信を続け影響力も出始めたら、いよいよ自己紹介ページを持ちたい!とお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで本記事ではそんな方のために、自己紹介ページ(サイト)の作り方のポイントと注意点について解説します。
なお、ホームページ作成をご検討なら、Wepageをご検討ください。
自己紹介ページとは、その名の通り自身について、あるいは現在行っている事業の情報を掲載するためのページです。
主に個人事業主やフリーランスの方が作成するケースが多く、中には小・中規模の会社の代表者が作成している場合もあります。
そのページを閲覧すれば、おおよそどのような人、経歴なのかがわかるように作成するのが適切です。
混同しやすいものに、ポートフォリオサイトがあります。
ポートフォリオサイトは、どちらかというと制作物や受賞歴などの実績にフォーカスされたサイトです。
一方、自己紹介ページおよびサイトは、ある人物の人柄や経歴にフォーカスされます。
お互いに掲載する内容が重複する可能性は高いものの、どちらにフォーカスされるのかによって、呼ばれ方が違うのを覚えておきましょう。
自己紹介ページには
という3つの役割があります。
では、それぞれの役割について詳しく見ていきましょう。
自己紹介ページは、他社との差別化としての役割があります。
たとえ類似の商品・サービスを提供していたとしても、自己紹介ページがあることで運営者の顔が見えてくるはずです。
プロフィールや経歴など、運営者や企業の代表者のことがわかると、それだけで他社との違いになるでしょう。
信頼性を高めるための役割としても、自己紹介ページは役立ちます。
商品・サービスを購入する際に、どのような方・企業が販売しているのか不透明な場合、ユーザーは不信感を抱くでしょう。
一方、自己紹介ページが掲載されていると、誠実さ・熱意を伝えられるので、より安心して購入・契約してくれるはずです。
自己紹介ページには、親近感をアピールできる側面も持っています。
例えば、運営している企業代表者の出身地が一緒だった場合、出会ったことがなくても親近感が湧いてしまうはずです。
家族構成や経歴、年齢など、自己紹介ページには多彩な情報を掲載することで、一人の人間が運営していると認識させられます。
親近感は警戒心を解き、より商品・サービス・企業を知ってもらうきっかけになるので、自己紹介ページは大切な役割といえるでしょう。
自己紹介ページのメリットはどのような点にあるのでしょうか。
ここでは、大きく4つに分けてメリットをご紹介します。
自己紹介ページでは、自分自身を紹介するために必要な情報だけを掲載することができます。
SNSでは自分のプロフィール欄には文字数制限があり、古い投稿は埋もれてしまうため、限られた中でアピールしなくてはいけません。
一方、自己紹介ページでは、自由に自分の情報を掲載できるため、訪問者にとって必要な情報を的確に伝えることができます。
また、ムダな情報を排除して、ページの読みやすさに配慮できる点もメリットでしょう。
Webサイトやホームページのテーマによって、掲載したい自分自身の情報は異なるはずです。
自己紹介ページでは、見せたい情報を厳選できる点もメリットで、強み・経験・実績・スキルをWebサイトやホームページに合わせて掲載できます。
もちろん、全ての経歴を掲載するのも信頼や親近感を与える要因になるでしょう。
しかし、情報精度を高める点では、何を掲載すべきか取捨選択したほうが、的確に自分のことを知ってもらえるはずです。
経歴や実績をアピールしやすいのも自己紹介ページのメリットです。
各ページに自分の経歴・実績を簡単に掲載する場合はあるものの、より詳しい内容はページの意図とずれてしまう可能性があります。
しかし、閲覧者の中には自分の経歴や実績、スキルについて深く知りたいと思ってくれる方もいるでしょう。
その場合に自己紹介ページがあれば、効率よくアピールできるので有効です。
「この人なら依頼しても問題ない」と思ってもらうには、人柄を知ってもらうのも大切です。
自己紹介ページでは、経歴や実績だけでなく、
といったように、自分の人柄を知ってもらう場所でもあります。
SNSでは堅いような印象を受けたが、趣味がお菓子作りで意外と家庭的だった、というギャップで好印象も与えられるかもしれません。
自己紹介ページは作成と更新の手間がある点がデメリットです。
自分自身のことを記載するため、Webサイトを作成するほどの労力はないものの、情報を整理・記載する時間はかかってしまうでしょう。
実績や経歴が追加された場合も更新しなくてはいけません。
顧客とのやりとりや自身の発言などで炎上してしまった場合、自己紹介ページが攻撃・批判対象になってしまう可能性がある点もデメリットです。
特に炎上した事案がネット上やニュースで取り上げられた場合、名前や企業名を検索すると自己紹介ページも表示されてしまいます。
そうなると、心ないメッセージが寄せられてしまい、精神的なダメージを受けたり、場合によっては仕事に影響があったりするかもしれません。
上記については自己紹介ページを作成すること自体のデメリットという訳ではありませんが、日頃から炎上しないようリスク管理を徹底しておきましょう。
最近では、自分で自己紹介ページを作る方法も多種多様になっています。
ここでは、
の3つについてメリット・デメリットを見ていきましょう。
サイト作成ツールは、プログラミングなどの専門知識を必要とせず、誰でも簡単にホームページ制作が可能なツールです。
自己紹介ページだけでなく、ポートフォリオやブログページを考えている方は、サイト作成ツールを利用するといいでしょう。
将来的にWebサイトへの転向やデザインの変更・拡張を視野に入れている場合にも、サイト作成ツールは最適です。
また、サイト作成ツールの中には、SNS連携ができるものもあり、並行して効率よく運用もできます。
ただし、無料で利用できるツールも多い一方で、そういった場合は機能が制限されているパターンも少なくありません。
充実した機能を使いながら自己紹介ページを作りたいなら有料プランを検討するなど、ある程度の予算が必要でしょう。
そのほかにも、デザインはテンプレートから選ぶ場合がほとんどなので、オリジナリティには欠けてしまいます。
より独自性のあるページやWebサイトに仕上げたいなら、このあと紹介するコーディングで自作する方法を用いましょう。
もうひとつの方法が、HTML・CSSといったプログラミング言語を用いたコーディングによる作成法です。
ゼロからページやサイトを作るため、自分がイメージしているデザインやシステムを自由に構築できます。
独自性のある自己紹介ページにしたい、プログラミング言語を使いこなせるという方は、コーディングによる自作を考えてもいいでしょう。
また、Webデザイナーやプログラマー、エンジニアの方にとっては、自作したページやサイト自体が自分の技術をアピールできる場になります。
ただし、HTMLやCSS以外にも、PHPやJavaScriptといった専門的なスキルが必要になる場合がある点がデメリットです。
さらに、コーディングする際は、それなりの労力が必要なため、ある程度の時間の確保が必要でしょう。
手軽に自己紹介ページを作りたいという方にとっては、不向きな作成方法といえます。
3つ目の方法は、自己紹介サイト特化型サービスの利用です。
URL | RESUME |
URL | Proff(プロフ) |
上記のようなサービスでは、自己紹介ページを作成するのに最適なテンプレートと機能が搭載されています。
もちろん専門的な知識は必要なく、直感的な操作で自己紹介ページの作成が可能です。
また、先ほどの2つのサービスは無料で利用できるので、誰でも使いやすい点もメリットでしょう。
必要としているのが自己紹介ページのみであれば、特化型サービスが向いています。
一方、自己紹介ページ以外のコンテンツを作成することができないので、もし拡張予定があるならおすすめはできません。
あくまで自己紹介に特化したページ・サイトを作成したい場合に最適なサービスと覚えておきましょう。
自己紹介に必要な項目を理解していれば、情報を集めやすくなるでしょう。
ここでは、自己紹介ページに載せるべき項目と書き方のコツについて解説します。
まずは、自身がどのような人であるのかを簡潔にまとめた自己紹介文が必要になります。
このとき注意したいのが、読んだ人が理解しやすいよう簡潔にまとめることです。
どのような魅力的な文章でも冗長な表現が多く、伝えたい内容が遠回しだと閲覧者は読む気がなくなってしまいます。
そのため、最長でも15行以内にまとめておきましょう。
また、自己紹介文に上手くエピソードを盛り込むのが、読み手から興味を集めやすくなるポイントです。
エピソードを盛り込めば、人柄が伝わるだけでなく商品・サービスや企業の歴史が見え、より共感を得やすくなります。
上記をもとに、まずは思いつく限り文章を書いてみましょう。
文章を書き終えたら、短くまとめることができないか、不要なエピソードはないか選定していくと、まとまりやすくなるので参考にしてみてください。
共通点を見つけてもらいやすい点として、出身地・出身校の記載はしておくべきでしょう。
出身地や出身校が一緒であるだけでも、一気に親近感や仲間意識が芽生え、興味・関心を集めやすくなります。
出生地に加えて、育った地域も一緒に書き加えておけば、より共通する人の数が増えるでしょう。
「出身が◯◯なら私と一緒だ!」
「◯◯なら隣町だしあの周辺で育った人なのか」
上記のように意識を自分に集められるので、可能な限り出身地・出身校は書き出しておくことをおすすめします。
誕生日に関する情報も、自己紹介ページでは効果的な項目のひとつです。
初対面の方とする話題として、
・生年月日
・干支
・星座
などを挟んで発展させていくパターンがあります。
「何年生まれですか?」
「平成◯年です」
「そうでしたか!それだと私の一学年先輩にあたりますね」
「オリンピックの野球で日本が優勝した影響で、自分は野球部に所属していました」
「同じです!私もオリンピックのプレーが記憶に焼きついて野球部に加入しました!」
というように、世代に合わせた会話を進めていきます。
上記のように、誕生日に関する情報があると、周辺の世代や同じ干支・星座で仲間意識を持たせることが可能です。
生年月日のついでに干支・星座も記載しておくと、より丁寧なプロフィールができあがるでしょう。
自己紹介ページに訪れたほとんどの方は経歴を確認します。
運営者や代表者がどのような職務経歴・勤務経歴を持っているのかを確認し、信用に値するキャリアプランを辿っているのかを見極めるはずです。
例えば、Webデザイナーと一言でいっても、前職が以下のように異なれば、仕事を依頼する幅が変わります。
自分が依頼したい業務が、その人の得意領域であるかどうかも判断できる材料になるので、経歴は詳しく記載した方がいいでしょう。
実績を掲載した方が、信頼性において有利になります。
上記の中で記載できる実績があればまとめて記載しましょう。
ポートフォリオとは異なり、実績については簡単に紹介する程度で十分です。
もし、作品や実績について詳しく掲載したい場合は、別途ポートフォリオページを設けるといいかもしれません。
個人事業主・フリーランスの方にとっては、特にスキルの掲載は必須です。
デザイナーやコーディングを生業とする場合には、どのような言語やソフトウェアを使用するのか明記しておきましょう。
もし、視覚的に判断できるようにしたいなら、取得しているスキルをイラストにしてまとめておくのも、パッと見てわかりやすく工夫できるポイントです。
趣味・趣向がわかると、ビジネスだけでなくプライベート間での仲間意識が生まれるので、掲載すべき項目でしょう。
例えば、山登りが趣味と記載しておけば、同じ趣味を持った人から興味を持ってもらえます。
ビジネスだけ行うパートナーを探していたとしても、共通の趣味・話題があるのはプラスの印象を与えるはずです。
など、趣味・趣向を持っているならできる限りあげておくようにしましょう。
学生時代の部活動や現在も行っているスポーツも、共感を得やすい項目です。
特に部活動に関しては、独特なルールや合宿での経験、失敗談・成功談が似ているパターンが多いです。
そういう経験あったなぁという共感が得られると、心の距離が近づき、意気投合しやすくなるでしょう。
趣味にも似た部分はありますが、同じ部活動に所属していると仲間という認識が強くなります。
プロスポーツ観戦をしている際、同じチームを応援している他人同士が肩を組み合うのを見かけたことはないでしょうか。
これは、同じスポーツやチームを応援している意識が仲間だという認識を強めているからです。
自己紹介ページを見た方に警戒心を与えないようにするためにも、過去の部活動や好きなスポーツの記載はあったほうがいいでしょう。
好きな言葉や座右の銘があれば、書いておくといいかもしれません。
同じ言葉が好きな人や、その言葉に興味を持ってくれると、自分に対して信頼感や親近感を持ってもらう要因になるはずです。
好きな言葉や座右の銘を記載する際は、なぜその言葉なのか、理由についても明記しておくとわかりやすいでしょう。
SNSやブログなど、他メディアの情報があれば掲載しておくべきでしょう。
自己紹介ページに興味を持った方の中には、SNSでどのような発信をしているんだろうと気になる場合もあるからです。
SNSの場合は、フォローもしてもらえるよう一言添えておくのもいいかもしれません。
自己紹介ページを設けるなら、顔写真は必須なコンテンツです。
使用する写真は、プロのカメラマンが撮ったものよりも、自然な表情や情景が写ったスナップ写真のほうが好まれる傾向にあります。
もし、SNSも運用しているなら、なるべく同じ写真を使って統一感を出したほうがいいでしょう。
自己紹介ページで信頼感や親近感を得てもらうためには、避けるべき注意点について理解しなくてはいけません。
では、どのような点に注意すべきなのかを3つに分けてご紹介します。
最初に注意事項について記載している方も多いですが、警戒心を強めてしまう可能性があるので注意が必要です。
以前に自己紹介ページでトラブルがあった場合、同じようなことが起こらないように最初に注意事項を記載する気持ちも理解できます。
しかし、ご自身が警戒した記載をしてしまうと、訪れた方も警戒した気持ちで見ざるを得ないので、できる限りオブラートな表現で伝えるべきでしょう。
注意事項を掲載する場合は、ページの下部や問い合わせページに小さめの文字で伝えるのがおすすめです。
自身の実績や経歴が華々しくても、自慢話に見えてしまう表現・書き方をしてしまうのはNGです。
特に、ビジネスをしていく上で対等に話をしてくれる方、という印象のほうが依頼はされやすいでしょう。
その点を考えると、他社や他人を見下す発言も避けるべきです。
あなたの品格を下げないためにも、自慢話は避け、信頼できるような記載・発言を心がけてください。
自己紹介ページだからといって、個人情報を記載しすぎるのもよくありません。
自身を知ってほしいからといって、住所や電話番号などを書いてしまうと、悪用されてしまう可能性もあります。
今回紹介した項目をもとに、個人情報が特定されすぎないようなページを作ってみてください。
今回は、自己紹介ページの作り方のポイントや注意点について解説しました。
自分のことを記載するページだからこそ、信頼感や親近感、仲間意識を持ってもらえる構成にするのが大切です。
ぜひ本記事を参考にして、自分の魅力が最大限伝わるような自己紹介ページを作ってみてください。ト