自分でホームページ作成は難しい?作り方や基礎知識を解説
自分でホームページを作成する3つの方法や具体的な手順など、注意点やどんなメリット・デメリットがあるかも含めて詳しく解説します。
2024/1/31
公開日:2024/12/27
最終更新日:2024/12/27
部活動のホームページは、入部者数の増加や活動内容の周知に便利です。
しかし、ホームページ制作の知識・スキルがないと、どのようにデザインすべきなのか迷ってしまうでしょう。
そこで今回は、部活のホームページを初心者でも簡単に作成する方法について解説します。
本記事を読めば、誰でも部活のホームページ制作のコツを理解できるはずです。
なお、ホームページ作成をご検討なら、Wepageをご検討ください。
いきなりホームページを作成するよりも、すでに完成された参考となる事例をヒントにするほうがイメージは湧きやすいです。
ここでは、部活動のホームページ事例を3つご紹介します。
早稲田大学野球部のホームページは、見やすさ・わかりやすさを重点としているデザインが特徴です。
トップページには最新の試合結果や次の試合予定が掲載されており、早稲田大学野球部に関心がある方へ速報を届けられるよう配慮がされています。
またグローバルメニューには、ホームページに訪れた方が気になるようなコンテンツをまとめており、迷わずにサイト内を循環できます。
トップページ下部にFacebookやX(旧Twitter)の投稿を埋め込み、ホームページ・SNSともに積極的に更新していることをアピールしています。
積極的な活動や更新は、訪れた方へ安心感や信頼感を与えられ、誠意のある部活動という印象を与えることができるでしょう。
帝京平成大学 女子サッカー部のホームページもシンプルながらクオリティの高い仕上がりなので参考になるはずです。
トップページには、スライドショーで部活動メンバーや練習の雰囲気を紹介しています。
また、どのような環境で練習して試合結果はどうなっているのか、部員の努力が伝わるようなコンテンツで構成されている点も特徴です。
カラーもポイントで用いている以外はホワイトがベースなので、コンテンツ重視のホームページだといえます。
東邦ガス硬式野球部も部活動のホームページとして参考になるでしょう。
特徴的なのはトップページのスライドショーにある画像です。
キャップ・バット・ボールのアップ画像を用いて野球部というイメージを強く残しています。
また、必要最低限なコンテンツのみ残し、運用のしやすさにもこだわって作られている点も初心者向けデザインといえるでしょう。
部活動のホームページを作成する方法は、主に以下の3つです。
では、それぞれの作成方法によるメリット・デメリットを解説します。
クオリティの高い部活動ホームページを作るなら、ホームページ作成業者に依頼するのが最も効果的です。
ホームページ作成のプロが対応してくれるので、自分たちでは実装できないシステムやデザインを含め、短期間で制作してくれます。
デメリットとしてはコストがかかってしまう点です。
テンプレートデザインやCMSを介したホームページ制作なら費用は抑えられますが、それでも数万円~数十万円かかってしまう点は把握しておきましょう。
自作する方法の1つとして、ホームページ作成ツールを利用する方法があります。
ホームページ作成に関する便利な機能やデザインのテンプレートが搭載されたツールなので、自作ながら時短かつある程度のクオリティで制作可能です。
ツールの費用は数千円~数万円で済み、中には無料で利用できるものもあります。
デメリットは、同じツールを用いれば似たようなデザインになってしまう点です。
なるべくデザインが被らないようにしたいなら、テンプレート数が豊富なホームページ作成ツールを選びましょう。
HTMLやCSSといったプログラミング言語を用いて自作する方法もあります。
HTMLやCSSを用いれば、自由自在にデザインをカスタマイズでき、なおかつ費用がかかりません。
なるべく金銭的コストを抑えてホームページが作りたいなら、HTML・CSSを用いた自作がいいでしょ。
しかし、専門の知識とスキルが必要になるので、初心者が取り組むには不向きです。
HTML・CSSによる自作は、あくまである程度のスキルを持った方の選択肢だと覚えておいてください。
部活動ホームページを作りたい場合のおすすめはホームページ作成ツールです。
自作するよりも費用はかかってしまいますが、手軽にホームページを作ることができます。
初心者の方でも直感的な操作で本格的なデザインに仕上げられるので、コストパフォーマンスを考慮するとツールを活用するのがよいでしょう。
ホームページの作成方法が決まったら、いよいよ準備に移ります。
ホームページを作る前に、以下の点を明確にしておきましょう。
では、それぞれの項目について詳しく解説します。
まずは、「なぜ部活動のホームページを作らなければならないのか」という点を深掘りしてください。
ホームページを作る目的が明確でなければ、デザインやコンテンツに統一性がなくなってしまいます。
例えば、少年野球で親御さんが安心して送り出してもらえる部活動ホームページにしたい、という目的があったとします。
上記の目的があると、信頼や誠実さがアピールできるデザイン、お子さんの活動や親御さんへ連絡用のページなどが必要になる、とわかってくるはずです。
以上を参考に、今一度部活動ホームページを作る目的を明確にしてみてください。
目的を決める際も重要ですが、誰にみてもらいたいかもホームページのデザイン・コンテンツ決定に左右します。
親御さん向け・部員になりたい方向け・スポンサーになりたい方向けなどさまざまです。
それぞれ知りたい情報が異なるので、自然とホームページの構成も合わせなくてはいけません。
目的とともに誰に見てもらいたいか、具体的なターゲット設定も忘れずに行ってください。
最後の準備として、ターゲットが必要とする情報を用意する作業です。
例えば、部員になりたい方をターゲットにするなら、部活やメンバーについて、最近の試合結果や予定、活動場所をまとめておきましょう。
どのターゲットだとしても、部活動ホームページに最低限必要な内容もあるので、気になる方は次章をチェックしてください。
部活動のホームページに必要な内容をまとめると、以下の5点です。
では、それぞれの項目について詳しく見ていきましょう。
部としてどのような理念やポリシーで活動しているのか、概要や紹介する項目は、全ての方向けに必要です。
理念やポリシーなどの概要は、そのチームで活動したい、応援したいという気持ちを強いものにしてくれます。
また、部としての伝統や慣習があるなら、一緒に記載しておくと礼節を重んじる印象も与えられるでしょう。
部がどのような成績を残しているのか、ざっくりとした情報が知りたい方や見学してみたい方向けに必要なのが試合予定や試合結果の項目です。
結果がわかれば、応援している方向けに有益なホームページにもなるので、試合のある部なら必ず掲載しておきましょう。
どのくらいの頻度で活動しているのかを把握してもらいたいなら、スケジュールの項目を追加しておくのも良いです。
部外の方が見るだけでなく、部員が練習予定を確認するという目的でも利用可能です。
利便性の高いホームページのほうが多くの方から見てもらいやすくなるので、カレンダーや直近のスケジュールを投稿するなど、工夫してみましょう。
どのような選手・スタッフがいるのかがわかると、部内の雰囲気が伝わりやすくなるのでおすすめです。
紹介する際はできるだけ顔写真があるほうが良い印象を与えやすくなります。
好きな食べ物や好きな色など、部活動とは関係のないプロフィールを掲載してユーモアさや親近感を演出するのもいいでしょう。
入部にはどのような条件があるのか、募集をしているかなど、入部希望の方へ向けたページがあると安心です。
募集条件や人数、体験入部可否など、入部希望の方が不安になりそうな要素を解消できるページに仕上げていきましょう。
部活動のホームページを制作する上で、以下の2点に注意しなくてはいけません。
それぞれの注意点を把握し、正しいホームページ作成・運用を続けていきましょう。
ホームページの作成・運用には、費用が発生する点をふまえて行動しなくてはいけません。
たとえば、ホームページを作成する際の初期費用および運用費用は、以下のような項目および相場になります。
もしホームページ作成を依頼するなら、さらに数万円~数十万円の初期費用が発生するでしょう。
特に運用費用は忘れがちなので、どのくらいの予算がかかるのかをあらかじめ算出しておくことを推奨します。
ホームページのデザインにこだわりすぎてしまうあまり、運営・更新がしづらくなってしまうのはNGです。
誰が使ってもわかりやすく操作しやすいようなホームページに仕上げておくのが理想的だといえます。
運営・更新のしやすさにこだわるなら、初心者でもわかりやすいホームページ作成ツールを検討しましょう。
今回は部活のホームページを初心者でも簡単に作成する方法について解説しました。
予算に余裕があるならホームページ制作会社に依頼するのがクオリティも高いでしょう。
ただし、運用・更新のしやすさや価格のコストパフォーマンス面を考慮すると、ホームページ作成ツールを用いるのがおすすめです。
また、部活動のホームページを作る上で大切なのは、目的とターゲットです。
自分好みのデザインではなく、必ず目的とターゲットに合わせたホームページに仕上げていきましょう。
ぜひ、ご自身の所属する部活動をホームページから盛り上げてみてください。