工務店のホームページ制作のポイントとは?作成する際の注意点まで解説

工務店のホームページ制作のポイントとは?作成する際の注意点まで解説

公開日:2022/3/18
 最終更新日:2022/3/18

「工務店の集客のためにホームページを作りたいけど、どんなホームページにすれば良いの?」

新しくオープンした、あるいは既存の店舗の集客力アップにホームページの制作を考えている工務店の方も多いでしょう。
しかし、実際ホームページを制作するとなると、どのようなデザイン・コンテンツにすればいいかわからない・・・。

今回は、そんな方のために、工務店のホームページ制作のポイントについてご紹介します。
作成する際の注意点についても触れていくので、ぜひこの記事を参考にかっこいいホームページを作っていきましょう。

なお、ホームページ作成をご検討なら、Wepageをご検討ください。


01工務店のホームページ制作のポイントとは

1-1.施工事例は写真とともに掲載する

施工事例が掲載されていると、顧客が依頼する際にイメージがしやすくなるのでおすすめです。
施工写真も一緒に載せておくと、よりイメージがしやすく、自店舗のこだわりを細部まで見せられます。

実際に、多くの工務店でさまざまな施工事例をホームページに掲載しており、

  • 角度
  • インテリアの配置
  • 光量

にも配慮されたクオリティの高い写真も見受けられました。

施工事例はホームページの中で最も重要なコンテンツです。
ホームページに訪れた顧客を建てたくなる・住みたくなる気持ちにさせられるよう、高品質な写真・施工を心がけていきましょう。

1-2.ターゲットに合わせたデザイン・構成にする

ホームページ全体のデザインや構成は、想定するターゲットに向けたものでなければいけません。

例えば、築10〜15年の戸建てに住んでいる4人家族をターゲットにするとします。
そうすると、施工事例に掲載する内容は内装リフォームをメインにする、コンテンツ(ホームページに掲載する文章や写真など)も内装に関するものを多く載せておく、のような構成になるはずです。

築10〜15年の戸建てに住んでいる4人家族をターゲットにしているのに、

  • 新築に力を入れている工務店です
  • 注文住宅はおまかせ!

など、ターゲットが求めるものとずれた訴求をしてしまうと、思ったような集客ができません。
ターゲットに合わせたデザイン・構成は、常に意識しましょう。

1-3.“お客様の声”を載せて安心感を与える

商品・サービスを吟味するユーザーにとって、第三者の意見は購入・申込を左右する重要な情報です。

ただし、口コミサイトによくあるような、ありきたりな意見を掲載しても、見込み客の心には刺さりません。
施工後のアンケートや会話の中で、親身になって話してくれるお客様に、あらためて取材を行い、心に響くような声を語ってもらうのがベストです。

掲載時、できればお客様の名前(イニシャルでも可)、顔写真があるとより信頼感や安心感が高まります。

1-4.資料請求・来店予約フォームを設置しておく

ホームページを制作する最大の目的は、自社の工務店を利用してもらうことです。
しかし、ホームページを見ていきなり依頼を申し込むのは珍しく、数ある工務店から比較・検討して決めるはずです。

そのため、まずはホームページ内には資料やパンフレットを請求できるフォームを設置しておきましょう。
可能ならホームページ上でダウンロードできるようにしておくと、顧客にとっては面倒に感じず喜んでもらえます。

また、来店・来場予約フォームの設置もおすすめです。
自社の工務店に依頼したい、あるいは実際に店舗で話をしてみたいとなった際に、ホームページのどこから頼めばいいのかわからないと、せっかくの見込み客も離脱してしまう可能性があります。

成約率を高めるためには、資料請求・来店予約フォームの設置を忘れないようにしましょう。

1-5.こだわりや強みを掲載する

自社は何にこだわっているのか、どのような強みがあるのかを一目でわかるようにするのも大切です。

ホームページに訪れるユーザーは、トップページのファーストビューを見て、その店舗の印象を決めます。
ターゲットとなるユーザーに

  • 何を伝えたいのかわからない
  • 求めているものと違った

と思われないよう、自社のこだわり・強みを洗い出し、ホームページに反映させましょう。

たとえば、“施工の早さ”を強みとしているなら

  • 業界トップレベルの施工の早さ
  • 丁寧かつスピーディーな施工が自慢です

のような文言をホームページ内、できればファーストビュー内に挿入してみてください。

1-6.SNSと連携しておく

最近では、ホームページだけでなくSNSから集客するのも主流になりつつあります。

  • ツイッター
  • インスタグラム
  • フェイスブック
  • ライン
  • ティックトック

など、自社で運用しているSNSがあれば連携しておくようにしましょう。

ホームページ開設当初はGoogleに評価されない時期が続くため、集客はほとんど見込めません。
だからこそ、SNSを通じて集客を狙い、SNS・ホームページの両方から集客効果を狙っていくようにしましょう。

工務店のホームページ制作のポイントとは

02工務店のホームページを制作する上での注意点

2-1.ホームページの目的を決めておく

なぜホームページを制作するのか、目的を決めておかなければ全てが曖昧になります。

  • 誰に
  • どんなサービスを提供し
  • どうなってもらいたいのか

この3つを明確にしておくと、ホームページの目的が見えてきやすいです。

「誰に」の部分は

  • 年齢
  • 性別
  • 家族構成
  • 年収

までペルソナを絞り込みます。

ペルソナとは、“ターゲット”よりもさらに深く詳細に、製品を使用する典型的なユーザーを表すために作成された仮想的な人物像のことです。
設定したペルソナがどうなってもらいたいのかを考えると、それに沿ったデザインやコンテンツを追加していけばいいので、後々の運営がしやすくなります。

また、ホームページ制作会社に依頼する際も、目的が伝われば理想のデザインを作ってもらいやすくなるでしょう。

2-2.運用・更新がしやすい設計か確認する

ホームページは作って終わりではありません。

作ったあとはSEO施策や問い合わせ対応などをする必要があります。
そのため、運用・更新がしやすいかを考えて設計を行いましょう。

HTML・CSSのようなプログラミング知識がある方がいないなら、CMSの導入がおすすめです。
CMSはプログラミングの知識がなくても簡単にホームページを制作できるツールです。

制作にかかる時間的なコストも抑えられるので、ホームページを自社制作するなら、ぜひCMSを検討してみてください。

2-3.スマホ対応のデザインにしておく

最近は、PCよりもスマホでインターネットを見るユーザーの方が多いです。
だからこそ、ホームページもスマホ対応のデザイン(レスポンシブデザイン)にしておく必要があります。

スマホでホームページを見たときに、写真と文字がずれている、文字化けしているなどがあると、ユーザーはページを離脱しかねません。
ホームページを作るときは、スマホ対応のデザインにするのを忘れないようにしましょう。

2-4.ホームページ制作会社に依頼を検討する

クオリティの高いホームページを作るには、制作会社に依頼をするのが手っ取り早いです。
しかし、

  • コストがかかる
  • 更新・運用のしやすさ
  • 理想のデザインの擦り合わせ

以上の点を把握した上で依頼を検討しなくてはいけません。

コストをかけたにもかかわらず、更新・運用がしにくくデザインもイメージと違った、というトラブルは避けるべきです。
そのため、ホームページ制作会社に依頼する際は、自社の目的や想定しているデザインを言葉にできるようにしておきましょう。

工務店のホームページを制作する上での注意点

03工務店のホームページの実例

3-1.株式会社 清水工務店

株式会社 清水工務店

株式会社 清水工務店は、トップページに施工写真のスライドショーを載せてインパクトを与えています。

下にスクロールすると、お客様が実際に住んでいる雰囲気の写真も掲載されていて、よりリアルな生活感が、安心感と信頼を演出させています。
SNSには最新の工事日記を載せており、ホームページとSNSを連動させた効率のいい集客も参考になるでしょう。

3-2.アールデザイン株式会社

アールデザイン株式会社

アールデザイン株式会社はクオリティのある家づくりを目指している工務店で、施工事例からもセンスが伝わるこだわりを感じます。

デザイナーやプロデューサーのプロフィールもあり、訪れたユーザーがこのお店に依頼したいと思えるような設計がホームページに散りばめられています。
施工事例・お客様の声も豊富にあるので、参考にすべき点も多いでしょう。

3-3.株式会社フォーラス&カンパニー

株式会社フォーラス&カンパニー

株式会社フォーラス&カンパニーは中古物件のリノベーションをメインにした工務店です。

トップページには家族の笑顔+住まいの写真を載せて、全体を淡色でまとめることで、親しみやすさや優しさを感じられるホームページになっています。

シンプルに見えて作り込まれたデザインなので、よりハイクオリティなホームページを目指しているなら、参考にしたいホームページの1つです。

3-4.株式会社 工藤工務店

株式会社 工藤工務店

株式会社 工藤工務店は施工事例にコンセプトやデータを事細かに記載し、より具体的なイメージがしやすいよう配慮がされているホームページです。

建築現場の様子を日々ブログ形式で更新しているため、家を建てる・リフォームする際のこだわりを感じられる工夫もポイントです。
どのような情報を提供すればいいか迷っている際に参考になる設計をしているホームページといえます。

3-5.シンプル工務店

シンプル工務店

シンプル工務店はその名の通り、シンプルでリーズナブルな家づくりを目指している工務店。
コンセプトに沿って、ホームページもシンプルに仕上げています。

施工事例のネーミングも短くシンプル且つユーモアがあり、コンセプトがわかりやすいからこそ細部までこだわれる良い例です。
はっきりとしたコンセプトがあるとどんなホームページに仕上げられるか参考になりますね。

3-6.株式会社 建販

株式会社 建販

株式会社 建販は木材の扱いにこだわりを感じる工務店で、使用する写真に合わせた朱色のメインカラーで構成されたホームページです。

ところどころにイラストを取り入れて、ポップさを出しているのも親しみやすさが感じられます。
コンセプトを5つに分けながら、うるさくならないような配置でストーリー性を出している点が他のホームページにはないポイントです。

3-7.株式会社イチエ建匠

株式会社イチエ建匠

株式会社イチエ建匠は和と洋を組み合わせた家づくりを強みとしている工務店です。

ユーモアなデザインをあえて一部だけ見せたスライドショーにすることで、訪れたユーザーの興味・関心をくすぐるトップページに仕上げています。

また、施工事例ごとにブログと連動させて、完成までのストーリーを辿れるのも、ユーザビリティのある工夫です。


04まとめ

今回は、工務店のホームページ制作のポイントについてご紹介しました。
ホームページ制作にあたって、コンセプトやデザインが集客に左右されるといっても過言ではありません。

だからこそ、参考になるホームページを見てインスピレーションを働かせ、よりよいホームページに仕上げていきましょう。

しかし、外注でホームページ制作業者に依頼するとどうしても費用がかかるなどの理由で、なるべく自社でホームページを作りたい、と考えている企業様がいらっしゃいましたら、ぜひWepageの利用もご検討ください。

Wepageは、各業種に対応したそれぞれの業種に適した文章や画像の雛形を準備しています。その中にはもちろんリフォーム・内装工事業や木造建築工事業などの建設業も含まれていますので、それらを使って簡単にホームページが作成できます。

また、まるでホームページを直接編集しているかのような見たまま編集機能で、写真・文章の掲載から、デザインの変更まで、ご自身で自由に簡単にホームページを編集できます。

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