工務店のホームページ制作~デザイン事例から必要なページまで解説

工務店のホームページ制作~デザイン事例から必要なページまで解説

公開日:2022/3/18
 最終更新日:2025/2/28

「工務店の集客のためにホームページを作りたいけど、どんなホームページにすれば良いの?」

新しくオープンした、あるいは既存の店舗の集客力アップにホームページの制作を考えている工務店の方も多いでしょう。
しかし、実際ホームページを制作するとなると、どのようなデザイン・コンテンツにすればいいかわからない・・・。

今回は、そんな方のために、工務店のホームページ制作のポイントについてご紹介します。
作成する際の注意点についても触れていくので、ぜひこの記事を参考にかっこいいホームページを作っていきましょう。

なお、ホームページ作成をご検討なら、Wepageをご検討ください。


01工務店のホームページの目的と重要性

工務店のホームページの目的と重要性

工務店がホームページを持つことは、「信用・集客・求人」の点で重要な意味があります。

一人に1台はスマートフォンあるいはパソコンがある現代で、インターネットでの情報収集は当たり前の時代です。
買い手の動向も手軽に情報収集ができるインターネットを経由する傾向があり、ホームページは名刺の役割をもつようになりました。

インターネットにホームページがあれば、どのような会社および事業者が運営している店舗なのか、どのようなサービスが利用できるかがわかります。
そのため、ホームページは、一定の信用が得られるビジネスツールだといえるでしょう。

また、ホームページが検索結果に表示される機会が多くなるほど、見込み顧客にもアプローチができるので、集客にも活用可能です。
集客用に特化したコンテンツ制作を外部に委託する企業・事業者も珍しくありません。

他にも、工務店のホームページ内に採用ページを設置すると、求人媒体としての役割も果たします。


02工務店のホームページの実例

ここでは、工務店のホームページデザイン事例についていくつかご紹介します。

各ホームページには、デザインやコンテンツに工夫がされているので、イメージが湧かない方は、事例をもとにヒントを得てみましょう。

2-1.株式会社 清水工務店

株式会社 清水工務店

株式会社 清水工務店は、トップページに施工写真のスライドショーを載せてインパクトを与えています。

下にスクロールすると、お客様が実際に住んでいる雰囲気の写真も掲載されていて、よりリアルな生活感が、安心感と信頼を演出させています。
SNSには最新の工事日記を載せており、ホームページとSNSを連動させた効率のいい集客も参考になるでしょう。

2-2.アールデザイン株式会社

アールデザイン株式会社

アールデザイン株式会社はクオリティのある家づくりを目指している工務店で、施工事例からもセンスが伝わるこだわりを感じます。

デザイナーやプロデューサーのプロフィールもあり、訪れたユーザーがこのお店に依頼したいと思えるような設計がホームページに散りばめられています。
施工事例・お客様の声も豊富にあるので、参考にすべき点も多いでしょう。

2-3.株式会社フォーラス&カンパニー

株式会社フォーラス&カンパニー

株式会社フォーラス&カンパニーは中古物件のリノベーションをメインにした工務店です。

トップページには家族の笑顔+住まいの写真を載せて、全体を淡色でまとめることで、親しみやすさや優しさを感じられるホームページになっています。

シンプルに見えて作り込まれたデザインなので、よりハイクオリティなホームページを目指しているなら、参考にしたいホームページの1つです。

2-4.株式会社 工藤工務店

株式会社 工藤工務店

株式会社 工藤工務店は施工事例にコンセプトやデータを事細かに記載し、より具体的なイメージがしやすいよう配慮がされているホームページです。

建築現場の様子を日々ブログ形式で更新しているため、家を建てる・リフォームする際のこだわりを感じられる工夫もポイントです。
どのような情報を提供すればいいか迷っている際に参考になる設計をしているホームページといえます。

2-5.シンプル工務店

シンプル工務店

シンプル工務店はその名の通り、シンプルでリーズナブルな家づくりを目指している工務店。
コンセプトに沿って、ホームページもシンプルに仕上げています。

施工事例のネーミングも短くシンプル且つユーモアがあり、コンセプトがわかりやすいからこそ細部までこだわれる良い例です。
はっきりとしたコンセプトがあるとどんなホームページに仕上げられるか参考になりますね。

2-6.株式会社 建販

株式会社 建販

株式会社 建販は木材の扱いにこだわりを感じる工務店で、使用する写真に合わせた朱色のメインカラーで構成されたホームページです。

ところどころにイラストを取り入れて、ポップさを出しているのも親しみやすさが感じられます。
コンセプトを5つに分けながら、うるさくならないような配置でストーリー性を出している点が他のホームページにはないポイントです。

2-7.株式会社イチエ建匠

株式会社イチエ建匠

株式会社イチエ建匠は和と洋を組み合わせた家づくりを強みとしている工務店です。

ユーモアなデザインをあえて一部だけ見せたスライドショーにすることで、訪れたユーザーの興味・関心をくすぐるトップページに仕上げています。

また、施工事例ごとにブログと連動させて、完成までのストーリーを辿れるのも、ユーザビリティのある工夫です。


03工務店ホームページに必要な要素

工務店ホームページに必要な要素

ここでは、工務店ホームページに必要な要素について解説します。

ホームページに訪れた方が知りたい情報や信用を与えられるコンテンツにもなるので、ぜひ参考にしてください。

3-1.会社概要と理念

どのような会社が運営しているホームページなのかがわかるよう、会社概要の欄は設けておくべきです。
会社概要では、最低限以下の項目を記載しておきましょう。

  • 会社名
  • 代表者名
  • 設立年
  • 所在地
  • 事業内容
  • 連絡先
  • 資本金
  • 従業員数

また、会社理念を掲載しておくと、どのような熱意で事業を展開しているかが伝わり、より信頼度の高いホームページに仕上がります。

3-2.施工事例紹介

この工務店ではどのような施工をしてもらえるのか、という点を伝えるため、施工事例の紹介を掲載するのもおすすめです。

施工事例では、施工前後それぞれの写真金額や顧客からの要望など、事細かに記載できると、よりクオリティの高いページに仕上げられます。

3-3.サービス内容と特徴

サービス内容と特徴

サービス内容と特徴は、自店舗の強みをアピールする要素です。

該当サービスが記載されていないと、ホームページに訪れた方は検討段階にもなってくれません。

そのため、どのようなサービスが提供できるのか、可能な限り書き出していきましょう。

さらに他店にはない特徴を記載しておくと、訴求力は高まります。

地域密着型をアピールしたいのなら、「土日祝日でも対応可能」「○○町でも出張可能」などがあげられるでしょう。

3-4.スタッフ紹介

従業員を雇っている場合、スタッフ紹介のページがあると施工時の不安が解消されやすいです。
「どのような方が施工しに来るのだろう?」という疑問は誰しもが抱えており、少しでも安心して依頼ができるよう、スタッフを紹介しましょう。

スタッフ紹介の項目では、顔写真や保有資格があると実績のアピールができ、より信頼度は高まります。

3-5.お客様の声

施工事例紹介の項目に含めても問題ありませんが、お客様の声を別コンテンツとして掲載するのもいいでしょう。

お客様が自店舗を利用してどのような感想を持ったのか、また依頼を決めたきっかけがわかれば、より顧客に寄り添ったコンテンツに仕上がるはずです。

実際に記入いただいたアンケートや写真などを掲載すると、より信ぴょう性が増します。

3-6.問い合わせ・見積もりフォーム

問い合わせ・見積もりフォーム

工務店のホームページへ訪れて、問い合わせや見積もりを取りたい方へ向けたフォームの設置も忘れてはいけません。

せっかく問い合わせや見積もりがしたくても、どうしたら連絡が取れるのかわからないと、離脱の原因になってしまいます。

問い合わせ・見積もりフォームはなるべく目立つ位置・色・大きさで設置しましょう。


04工務店のホームページ制作のポイントとは

工務店のホームページ制作のポイントとは

4-1.施工事例は写真とともに掲載する

施工事例が掲載されていると、顧客が依頼する際にイメージがしやすくなるのでおすすめです。
施工写真も一緒に載せておくと、よりイメージがしやすく、自店舗のこだわりを細部まで見せられます。

実際に、多くの工務店でさまざまな施工事例をホームページに掲載しており、

  • 角度
  • インテリアの配置
  • 光量

にも配慮されたクオリティの高い写真も見受けられました。

施工事例はホームページの中で最も重要なコンテンツです。
ホームページに訪れた顧客を建てたくなる・住みたくなる気持ちにさせられるよう、高品質な写真・施工を心がけていきましょう。

4-2.ターゲットに合わせたデザイン・構成にする

ホームページ全体のデザインや構成は、想定するターゲットに向けたものでなければいけません。

例えば、築10〜15年の戸建てに住んでいる4人家族をターゲットにするとします。
そうすると、施工事例に掲載する内容は内装リフォームをメインにする、コンテンツ(ホームページに掲載する文章や写真など)も内装に関するものを多く載せておく、のような構成になるはずです。

築10〜15年の戸建てに住んでいる4人家族をターゲットにしているのに、

  • 新築に力を入れている工務店です
  • 注文住宅はおまかせ!

など、ターゲットが求めるものとずれた訴求をしてしまうと、思ったような集客ができません。
ターゲットに合わせたデザイン・構成は、常に意識しましょう。

4-3.“お客様の声”を載せて安心感を与える

お客様の声”を載せて安心感を与える

商品・サービスを吟味するユーザーにとって、第三者の意見は購入・申込を左右する重要な情報です。

ただし、口コミサイトによくあるような、ありきたりな意見を掲載しても、見込み客の心には刺さりません。
施工後のアンケートや会話の中で、親身になって話してくれるお客様に、あらためて取材を行い、心に響くような声を語ってもらうのがベストです。

掲載時、できればお客様の名前(イニシャルでも可)、顔写真があるとより信頼感や安心感が高まります。

4-4.資料請求・来店予約フォームを設置しておく

ホームページを制作する最大の目的は、自社の工務店を利用してもらうことです。
しかし、ホームページを見ていきなり依頼を申し込むのは珍しく、数ある工務店から比較・検討して決めるはずです。

そのため、まずはホームページ内には資料やパンフレットを請求できるフォームを設置しておきましょう。
可能ならホームページ上でダウンロードできるようにしておくと、顧客にとっては面倒に感じず喜んでもらえます。

また、来店・来場予約フォームの設置もおすすめです。
自社の工務店に依頼したい、あるいは実際に店舗で話をしてみたいとなった際に、ホームページのどこから頼めばいいのかわからないと、せっかくの見込み客も離脱してしまう可能性があります。

成約率を高めるためには、資料請求・来店予約フォームの設置を忘れないようにしましょう。

4-5.こだわりや強みを掲載する

自社は何にこだわっているのか、どのような強みがあるのかを一目でわかるようにするのも大切です。

ホームページに訪れるユーザーは、トップページのファーストビューを見て、その店舗の印象を決めます。
ターゲットとなるユーザーに

  • 何を伝えたいのかわからない
  • 求めているものと違った

と思われないよう、自社のこだわり・強みを洗い出し、ホームページに反映させましょう。

たとえば、“施工の早さ”を強みとしているなら

  • 業界トップレベルの施工の早さ
  • 丁寧かつスピーディーな施工が自慢です

のような文言をホームページ内、できればファーストビュー内に挿入してみてください。

4-6.SNSと連携しておく

最近では、ホームページだけでなくSNSから集客するのも主流になりつつあります。

  • ツイッター
  • インスタグラム
  • フェイスブック
  • ライン
  • ティックトック

など、自社で運用しているSNSがあれば連携しておくようにしましょう。

ホームページ開設当初はGoogleに評価されない時期が続くため、集客はほとんど見込めません。
だからこそ、SNSを通じて集客を狙い、SNS・ホームページの両方から集客効果を狙っていくようにしましょう。


05工務店のホームページを制作する上での注意点

工務店のホームページを制作する上での注意点

5-1.ホームページの目的を決めておく

なぜホームページを制作するのか、目的を決めておかなければ全てが曖昧になります。

  • 誰に
  • どんなサービスを提供し
  • どうなってもらいたいのか

この3つを明確にしておくと、ホームページの目的が見えてきやすいです。

「誰に」の部分は

  • 年齢
  • 性別
  • 家族構成
  • 年収

までペルソナを絞り込みます。

ペルソナとは、“ターゲット”よりもさらに深く詳細に、製品を使用する典型的なユーザーを表すために作成された仮想的な人物像のことです。
設定したペルソナがどうなってもらいたいのかを考えると、それに沿ったデザインやコンテンツを追加していけばいいので、後々の運営がしやすくなります。

また、ホームページ制作会社に依頼する際も、目的が伝われば理想のデザインを作ってもらいやすくなるでしょう。

5-2.運用・更新がしやすい設計か確認する

ホームページは作って終わりではありません。

作ったあとはSEO施策や問い合わせ対応などをする必要があります。
そのため、運用・更新がしやすいかを考えて設計を行いましょう。

HTML・CSSのようなプログラミング知識がある方がいないなら、CMSの導入がおすすめです。
CMSはプログラミングの知識がなくても簡単にホームページを制作できるツールです。

制作にかかる時間的なコストも抑えられるので、ホームページを自社制作するなら、ぜひCMSを検討してみてください。

5-3.スマホ対応のデザインにしておく

最近は、PCよりもスマホでインターネットを見るユーザーの方が多いです。
だからこそ、ホームページもスマホ対応のデザイン(レスポンシブデザイン)にしておく必要があります。

スマホでホームページを見たときに、写真と文字がずれている、文字化けしているなどがあると、ユーザーはページを離脱しかねません。
ホームページを作るときは、スマホ対応のデザインにするのを忘れないようにしましょう。

5-4.ホームページ制作会社に依頼を検討する

クオリティの高いホームページを作るには、制作会社に依頼をするのが手っ取り早いです。
しかし、

  • コストがかかる
  • 更新・運用のしやすさ
  • 理想のデザインの擦り合わせ

以上の点を把握した上で依頼を検討しなくてはいけません。

コストをかけたにもかかわらず、更新・運用がしにくくデザインもイメージと違った、というトラブルは避けるべきです。
そのため、ホームページ制作会社に依頼する際は、自社の目的や想定しているデザインを言葉にできるようにしておきましょう。


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04まとめ

今回は、工務店のホームページ制作について、参考となるデザイン事例や必要なページ、作成時のポイントについて解説しました。

現代のビジネスにおいて、ホームページを持つことは信用・集客・求人の観点から重要であることが理解してもらえたはずです。

また、どのようにホームページを制作していけばいいのか、必要なページについても知っていただけたでしょう。

ホームページは、インターネット上の名刺のような役割を果たすため、丁寧に作り込む必要があります。
ぜひ、ご自身の工務店の魅力が伝わるよう、本記事を参考にしながら素敵なホームページを作ってみてください。

― この記事を書いた人 ―

Wepage運営事務局

Wepage運営事務局

3万サイト・30万ページの提供実績を持つホームページ制作会社が運営。成果の出るホームページ作成・運用ノウハウを初心者の方にも分かりやすくお伝えします!

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