ホームページ制作会社の選び方や比較ポイントを解説
一度作ったら数年は使うホームページ。しっかりとしたホームページ作成会社を選ぶためのポイントや外注する際の注意点をご紹介。
2021/12/3
公開日:2022/6/17
最終更新日:2024/4/26
インターネット上に数多あるホームページの中からユーザーに見付けてもらうには、面白いサイト・ホームページを作って話題になり、SNSなどで爆発的拡散されるいわゆる「バズる」というのもひとつの方法です。
しかし面白いサイト・ホームページを作るのはなかなか難しいもの。
そこで本記事では、面白いサイト・ホームページを作りたいという方に向けて、種類や特徴から、制作会社の紹介、アイデアを生み出すコツまで解説します。
なお、ホームページ作成をご検討なら、Wepageをご検討ください。
サイト・ホームページを見て面白い・ユニークであると感じるのは、個人によって異なります。
しかし、多くの方が面白いと感じるものには種類や特徴があるため、まずはそれぞれどのような要素があるのか見ていきましょう。
面白さを感じるものには、総じて企画や仕掛けが念入りに施されています。
例えば、「SPAM MUSEUM」では、迷惑メールをユーザーが投稿して評価するという、一風変わったサイトです。
本来であれば鬱陶しさや迷惑に思えてしまうメールも、サイトに掲載して評価するだけで面白さに変わります。
また、ユーザー参加することによって面白いサイトに育っていくという企画力も参考になるポイントです。
もうひとつ、仕掛けが面白いサイトとしては、「小学館2022年度採用サイト」があります。
小学館2022年度採用サイトでは、下にスクロールしていくとRPG調で企業の紹介が進んでいきます。
下へスクロールするのとは逆行してキャラクターやマップが上に進んでいく構成は、他のサイトにはない仕掛けでしょう。
同様のサイトを制作するとなると、非常に技術と時間を要するはずです。
ただし、企画・仕掛けのアイデアとしては参考になるサイトの1つなので、ぜひチェックしてみましょう。
アニメーションによってサイトやホームページに動きを持たせると、面白さを演出させることが可能です。
「スチールプランテック株式会社」のコーポレートサイトがよい例になるでしょう。
ファーストビューには、GIFによるアニメーションによる街の様子を掲載しています。
このアニメーションは非常に細部までこだわって作られており、流れをみているだけで面白さが伝わるはずです。
また、製品ページでも、GIFアニメーションが用いられています。
日本語だけでなく英語や中国語で構成されており、全国で共通するアニメーションの面白さは参考になるはずです。
アニメーションによって親近感やインパクトを与えることができるのも、面白さの要素の1つといえるでしょう。
一風変わったデザインや基本をあえて崩したデザインは、おしゃれさを感じると同時に面白さにも直結します。
見ているだけでワクワクや興味・関心を持たせるために、サイト全体のデザインに工夫をこらすのもいいでしょう。
例えば、株式会社TBWA HAKUHODOの公式サイトを見て、驚かない方はいないはずです。
レイアウトで使われているテキスト・画像の全てが斜めに構成されており、独自性独創性のあるデザインなのがわかります。
形が整っている方が見やすく使いやすいので、基本的なデザインはある程度決まっているはずです。
そこをあえて崩すことによって、他にはない面白いデザインを創造し、先進性をアピールできます。
また、株式会社TBWA HAKUHODOの公式サイトは、斜めでなく通常のレイアウトに変更も可能です。
ファーストビューでインパクトを与えるだけでなく、ユーザーへの配慮が欠けていないのも面白さの深みでしょう。
サイト自体に遊べる要素が含まれていると、訪れたユーザーはプレイし、楽しさや面白さを感じるようになります。
簡単な例でいえば、サイトに関連するクイズを出す、心理テストや相性診断などです。
また、遊べるサイトの多くは、SNSへシェアをするボタンを設置し、口コミによる拡散を狙う手法がとられています。
具体的には「Akinator(アキネイター)」のようなサイトです。
Akinatorは、自身が想像した有名な人物やキャラクターを、質問に答えていくだけで当ててくれます。
当たった際には驚きと面白さがあり、思わずもう一回プレイする、他の人に勧めるためにシェアする方も多いでしょう。
商品・サービスに関連付けるには企画力も大切ですが、遊ぶ要素があるサイト・ホームページは、面白さを作りやすいです。
では面白いサイト・ホームページはどのようなステップで作ればいいのでしょうか?
下記が基本ステップになります。それぞれ詳しく見ていきましょう。
まずは、面白いサイト・ホームページを作る目的・目標を決める工程が必要です。
なぜ面白さを演出するのかが明確にならなければ、サイト全体の目的がブレやすくなります。
など、どのような目的・目標があるのか、具体的な数値まで絞り込めるのが理想的です。
目的・目標を決めるのと同時にターゲットを決めるのも進行させていきます。
年代によって提供する面白さは若干異なり、10代・20代なのかあるいはもっと上の年代なのかを決めるのは重要です。
SNSを拡散のツールとして考慮しているなら、10代〜30代の比較的若い層をターゲットにした方が面白さの効果は出やすいでしょう。
ただし、商品・サービスやサイト制作時に設定したターゲットと大きく逸脱しないよう注意してください。
続いて、自社や商品・サービスのイメージに合う面白さを決めます。
簡単にいえば、先ほど紹介した面白さの種類・特徴のどれを用いるのか考える作業です。
例えば、BtoB向けの商品・サービスを紹介するサイトの場合、ビジネスマンが面白いと思うコンテンツを提供すべきです。
などがあります。
一方、BtoC向けかつ日用品や誰でも使用することのある商品・サービスを紹介するなら
のように、最適な面白さの種類を選び分けましょう。
ただし、さほど厳しく制限する必要はありません。
まずは誰もが面白いと思えるコンテンツからアイデアを出して、徐々に絞り込みをしていきましょう。
面白いサイトの目的〜企画が決まった後は、実際に制作する作業に入ります。
SNSでのPRを考えている場合は、この段階でアカウント運用を始めましょう。
中にはSNSの運用代行も可能なホームページ制作会社もあるので、制作依頼を検討している場合は相談してみるのもいいかもしれません。
また、自社で制作をする場合、必ず完成後のテスト・検証は忘れないようにしてください。
PCから見たサイトが正常でも、スマホで見るとデザインで崩れている場合もあります。
また、ブラウザによっても表示が変わる可能性があるので、テスト・検証は入念に行いましょう。
面白いサイト・ホームページを作るには、そのもとになる面白いアイデア・コンテンツが必要です。
ですがいざ考えてみてもなかなか思いつかないもの、これらのアイデア・コンテンツの考え方についても見ていきましょう。
ぜひご自身が考える際のヒントにしてみてください。
まずはユーザーにヒットするコンテンツの分析が肝心です。
自分が面白いと感じたコンテンツでも、ターゲットに面白いと思ってもらわなければ意味がありません。
そのため、
上記を分析し、自社のサイト・ホームページに活かしていきましょう。
ヒットする理由がわかり、実際に人気コンテンツとなれば再現性は高くなります。
継続して面白いコンテンツを生み出すために、分析は怠らないようにしましょう。
面白さを演出するなら、写真や画像を活用して視認性を高めるのもポイントの1つです。
文字だらけのサイトを見ても、読みにくさやつまらなさを覚えてしまうでしょう。
逆に、写真でイメージを伝えながら、要所に文字で補足してあげるコンテンツは、見やすく関心を抱きやすいです。
また、気軽に楽しむという点でも画像中心のコンテンツの方が適しています。
LP(ランディングページ )を制作する上でも画像を使っての見やすさと関心の想起は重要です。
その点では、LPの構成を参考にするのもいいかもしれません。
LPについては下記で解説しておりますので、ご興味のある方は以下の記事をチェックしてみてください。
また、あえてテキストを画像化して、フォントにこだわりを持たせることも可能です。
OSによってフォントが変更されるのも防げるので、コツとしても覚えておくといいでしょう。
また、視認性については使用するカラーも大切です。
配色については以下の記事で紹介しているので、気になる方はあわせて読んでみてください。
専門性の高いコンテンツや個人ではできないようなコンテンツを考えるのもコツの1つです。
多くの方に面白いと思ってもらうためには、ついついジャンルを広げてしまいがちです。
しかし、専門性の高い内容の方が独自性もあり、なおかつターゲットにも刺さりやすくなります。
例えば、ラムネのお菓子を販売する企業サイトに、クイズコンテンツを挿入したと仮定します。
上記だと、後者の方が企業の魅力を伝えながら面白いコンテンツを提供できるはずです。
このように、専門性の高さはその独自性によって自社の魅力を伝えやすくなります。
また企業の場合、莫大な予算や熟練したスキルなど、個人では表現できないコンテンツを作るのも良いでしょう。
面白さを見つけるヒントとして、共感を生み出すかどうかがあります。
どれだけ優れたデザインや技術で面白さを表現したとしても、見た人に伝わらなければ意味がありません。
ターゲットを決めているならば、その人が見た時に面白さを感じてもらえるかを意識してコンテンツを作っていきましょう。
面白さは日常生活にもヒントが隠れています。
常日頃から「自社サイトの面白いコンテンツとしてつなげられないか?」とアンテナを張っておくといいでしょう。
アンテナを張っておくだけで、普段何も思わなかったことからインスピレーションが沸いてくる場合もあります。
面白さを発見・追求するには、毎日がヒントだと考えて生活しましょう。
サイト・ホームページから面白さが伝わることで、得られるメリットはいくつかあります。
では、面白さの必要性も含めて、どのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。
面白いホームページを見たユーザーは、サイト内で紹介している商品・サービスへの印象もよくなる傾向にあります。
また、親近感を与えられるため、商品・サービスに留まらず企業全体のイメージアップにつながるでしょう。
スタイリッシュなホームページは、かっこよさや信頼性を与えられますが、親しみやすさについてはアピールしきれない可能性があります。
しかし、面白さによって企業とユーザーの距離が近づけば、ユーザーがよりコアなファンとして付いてくれるようになるでしょう。
ただし、ラグジュアリーや車などの商品を扱うサイトの場合、親しみやすさよりは「憧れ」や「かっこよさ・キレイさ」を優先すべきです。
そのため、面白さによるイメージアップは、企業として、あるいは商品・サービスに親しみを持ってもらいたい場合に最適です。
サイト・ホームページの面白さは、離脱率の低下や継続的な利用のきっかけになります。
面白いコンテンツは種類に関わらずじっくりと閲覧され、場合によっては改めて利用したくなるはずです。
離脱率が低下し、ページの滞在時間が長くなれば、サイトへの興味・関心が高まるので、商品・サービスへの誘導もしやすくなります。
また、コンテンツの内容が面白ければ、デザインやアニメーションにこだわらなくてもリピーターは増えるでしょう。
このように、面白さを取り入れたサイト・ホームページは、ユーザーのアクセスや成約率にもよい影響を与えます。
しかし、成約率まで考えるなら企業あるいは商品・サービス、サイトのコンセプトに関連した面白さを追求する必要があります。
離脱率低下や継続的な利用を活かすために、どの面白さがサイト全体にマッチしているかを考えて制作していきましょう。
面白いホームページはSNSとの相性がよく、うまく拡散ができれば爆発的な認知度向上も可能です。
以上のサイクルが作れると、SNSは非常に強力な販促ツールに変わります。
特にTwitterは拡散性に優れており、エンタメによる面白さは共感されやすいです。
「このサイトの作り込み方がヤバイ!」
「デザインがめちゃくちゃ面白いから見て欲しい!」
上記のような気持ちにさせるのが、面白いサイト・ホームページの醍醐味といえるでしょう。
また、SNSでバズると広告やSEOよりも即効性のある認知度向上・集客効果が見込めます。
バズる規模にもよりますが、拡散力・即効性をふまえると、SNSを関連させたサイト設計をしていくべきでしょう。
株式会社バーグハンバーグバーグは、「おもしろい広告で話題化する」がキャッチコピーのWeb制作会社です。
月間2,000万PVを超えるメディアによる面白さのノウハウを持ちながら、インフルエンサーを駆使した影響力も兼ね備えています。
また、何より企画力にも独創性があり、これまでにメルカリや楽天など、大手企業との実績が多数あるのも信頼のポイントです。
とにかくずば抜けた企画力で面白いコンテンツを作ってほしいなら、株式会社バーグハンバーグバーグを検討しましょう。
株式会社カヤックはサイト制作だけでなく、広告・ゲーム開発・運用・イベント企画開発など、実にさまざまな事業を展開しています。
手がけた企画は、
など、名前から面白さがわかるようなものばかりです。
自社が提供するサービスの種類にも、「面白プロデュース事業」と設定しているほど、自信があるのがわかります。
基本的な面白さから、固定概念を壊した斬新な面白さまで、多彩なアイデアを必要としているなら株式会社カヤックがおすすめです。
株式会社LIGは巧みな技術と高いコンテンツ・企画作成能力を持ったWeb制作会社です。
公式サイトのトップには、次々とイラストが変わるアニメーションがあり、マウスカーソルを合わせると変化する仕掛けが施されています。
また、株式会社LIGが運営するブログ(https://liginc.co.jp/blog)は、業界の中でも特に有名です。
ホームページで面白さを表現するための技術や知識が詰め込まれているだけでなく、株式会社LIGのブランディング戦略も学べます。
技術力を活かしたい、面白さとクオリティの高いコンテンツや企画を依頼したい場合には、株式会社LIGを検討するといいでしょう。
「面白くて変なことを考えている」がキャッチコピーの株式会社人間は、Webサイト制作だけでなく
と、多岐にわたって事業を行っている会社です。
常に面白さの追及をしており、公式サイトからも”株式会社人間らしさ”が感じられます。
時代に合わせた注目のコンテンツを作ってもらえるので、流行になる面白さを取り入れることができるでしょう。
株式会社バケモノは、斬新なアイデアと表現力で独創的な面白さの演出をサポートするWeb制作会社です。
実績からわかるように、笑いを生む面白さよりは、驚く・感心する面白さを創る方が得意としています。
面白さの中にもかっこよさやスタイリッシュさを取り入れたいと考えているなら、株式会社バケモノがおすすめです。
株式会社BIRDMANは先進的なエンターテインメントを追求しているWeb制作会社です。
Web制作のほか、事業企画・開発やコンサルティングも行っているため、多角的なサポートをしてもらえます。
デザイン力の高さも魅力で、
以上の大手会社との依頼にも、個性あふれるデザインを披露しています。
今回は、面白いサイト・ホームページの参考事例や、作り方・アイデアを生み出すコツについて解説しました。
面白さというのは種類があり、自社にとってどの方法で制作・運用していくのが最適なのか理解してもらえたのではないでしょうか。
訪れたユーザーに面白いと感じてもらえるコンテンツを提供し続ければ、企業や商品・サービスの認知度が上がります。
結果として、自社のプラスになることばかりなので、有益な情報提供に加えて、面白さやユーモアさもアピールできるようなホームページを作りましょう。