【初心者でもわかる】ホームページの作り方を基礎から解説
初心者の方向けにホームページ作成について、作り方の基礎から作る前に準備するもの、自分に合った作成方法、よくある質問まで解説します。
2023/6/30
公開日:2020/10/13
最終更新日:2023/12/1
実は日本では、ホームページを持ったことがない企業も珍しくありません。
当社が、中小企業の経営者4811名に実施したアンケート調査では、ホームページを開設している割合は43%に留まっています。
実際にWepageをご利用いただいているお客様の約半数は、初めてホームページを作成する企業・個人事業主の方々です。
開業・起業して間もなくホームページを開設する場合もありますが、ある程度年数が経過してご依頼いただくケースも多くあります。
そのような企業・個人事業主の方々が、なぜホームページを作成しようと思われたのか、実際に作成してどのような効果を得られたか、お客様の声をご紹介します。
これから初めてホームページの作成をお考えの方は、ぜひ参考になさってください。
なお、ホームページ作成をご検討なら、Wepageをご検討ください。
当社で初めてホームページを作成された事例について解説します。
ホームページを作成した目的と効果についてもそれぞれ解説するので、ぜひ参考にしてください。
所在地:群馬県太田市
事業内容:焼きまんじゅう・最中の製造・販売
ホームページURL:https://www.donryu-yamadaya.com/
『より多くの方に当店を知ってもらい、名物の焼きまんじゅうをぜひ一度召し上がっていただきたい。そのためにきちんと情報をお伝えし、興味を持っていただけるホームページを作りたいと考えました。』
『24時間いつでもホームページを見て注文いただけるようになったのは大きいですね。今はほぼ毎日商品を発送しており、多い時は30件ほどになります。中には、来店されたことはないけれど長年注文いただいている方もいて、「どんなお店で、どんな人が作っているのか分かって親しみを感じる」と言っていただきました。』
所在地:埼玉県戸田市
事業内容:産業用モーターの修理・メンテナンス
ホームページURL:https://www.shinwadenki-ss.jp/
『代表に就任して、どうやって新しいお客様を獲得していくかを考えた時、まずはホームページが必要だと思い、作成を依頼しました。』
『以前は同業者から請け負う仕事がほとんどでしたが、ホームページを通じてエンドユーザーさんから直接依頼をいただくことが増えました。今では毎日のように問い合わせが入り、その半分は仕事につながります。メーカーさんから共同開発の話をいただいたのもホームページがきっかけです。そこから新たな事業につながり、効果の大きさを実感しています。』
所在地:静岡県裾野市
事業内容:製作金物の設計・製作・運搬・取付
ホームページURL:https://www.kaneya-susono.co.jp/
『当社は官公庁・公共施設の仕事が多く、広告という考えがありませんでした。しかし採用が必要になったのを機にホームページを考えるようになりました。作るからには中途半端なものは嫌。とことん良いホームページを作りたいと思い、制作を依頼しました。』
『求職者を意識したホームページを開設し、人材募集をしたところ、1ヶ月足らずで5名から応募がありました。そのうち求めていた2名を採用することができました。面接に来た方は皆さん、異口同音にホームページを見て来たと言ってくれます。ドローンで撮影したトップの動画が素晴らしいと褒めてくれた方もいました。想像以上の効果に、ホームページを作って良かったと思っています。』
実際にこれらのお客様は当社が提供しているホームページ作成サービスを使って作成されています。
それでは、他にはホームページの作成方法はどのようなものがあるのか、見ていきましょう。
ホームページの作成方法は、主に以下の3つです。
では、それぞれの作成方法について見ていきましょう。
1つ目が自分でHTMLやCSSを使ってホームページを作る方法です。
HTML・CSSの知識やスキルを駆使すれば、自身でゼロからホームページを作成できます。
メリットとしては、自由度の高いホームページが作成できる点、更新やカスタマイズが好きなタイミングで行える点です。
一方、知識・スキルの習得には時間がかかる点や、実装するのに時間がかかってしまうのがデメリットです。
もしこれからHTML・CSSを習得してホームページを作成しようとお考えであれば、労力や時間がかかるのであまりおすすめはできません。
2つ目がホームページ作成ソフトやウェブサービスを活用する方法です。
ホームページ作成ソフトやウェブサービスを使えば、HTML・CSSの知識が必要なくホームページを作成できます。
デザインやレイアウトのテンプレートがある場合がほとんどなので、制作時間の短縮になる点もメリットです。
また、外注するよりも費用は安く、ランニングコストも予算をさほど圧迫しない点から、利用する企業も多く存在します。
デメリットとしては、テンプレートを利用するためオリジナリティが出にくく、デザインによる差別化が難しくなる点です。
ただし、ソフトやサービスによっては多彩なテンプレートを用意しているので、自社の目的によって最適なものを選択していきましょう。
3つ目が専門の制作会社に依頼する方法です。
プロのエンジニアに委託できるため、高品質なデザインやアニメーション、複雑なシステムの実装など、自社の要望に柔軟に対応してくれます。
また、制作に充てる時間を考えなくてもいいので、自社のコア業務に注力できる点もメリットです。
ただし、こだわりのデザインやシステムを要望するほどコストは高くなるので、それなりの予算の確保をしなくてはいけません。
ホームページを作成する際は、以下のポイントに注意すべきです。
上記ポイントを意識しながら、ホームページ作成を行いましょう。
それでは、それぞれのポイントについて詳しく解説します。
そもそもホームページで何をしたいのかを明確にしなければ、デザインやコンテンツの方針がブレやすく、成果の出にくいものになります。
例えば、以下のような目的・役割を検討するといいでしょう。
そうすると、ホームページのおおよその規模やデザイン、実装すべきページや機能が見えてくるはずです。
目的・役割を明確に決めておけば、ホームページ作成時に方針がブレにくく、効率よく着手できます。
ホームページの目的・役割と同様に、訪れるだろうターゲット層を具体的にするのも忘れてはいけません。
「このホームページに訪れるターゲットはどのような属性を持つのだろう」という疑問をより明確にしていく作業です。
ターゲット層は、具体的であるほどデザインやコンテンツを絞りやすくなります。
ある特定の人物まで絞り込めたら、その人物がホームページを訪れたきっかけや購入に至るまでの導線が見えてくるはずです。
ホームページ作成段階では、ターゲット層はイメージでしかありませんが、運用を続けていくと解析によってより明確になります。
そのため、設計段階ではイメージで問題ないので、特定の人物像が浮かび上がるまで絞り込んでいきましょう。
ホームページを作成していると、ついつい伝えたいことばかり先行してデザインしがちです。
しかし、大切なのはユーザー目線で考えたデザイン・コンテンツを作ることです。
例えば、見た目でインパクトを与えたいからとアニメーションや動画を多く取り入れたとしましょう。
たしかに見た目のインパクトはあるかもしれませんが、それが原因でホームページの表示速度が遅く、ユーザーの知りたい情報がどこにあるかわからないとユーザーにとってはストレスです。
場合によってはユーザーが離脱してしまうリスクもあるので、見やすさ・使いやすさに配慮したデザイン・コンテンツを意識しましょう。
品質の高い写真・文章を使うのは、効果のあるホームページを作るためには重要です。
品質の高さをより具体的に表現すると「ユーザーの求める情報を提供できるか、購買意欲やファン化できる写真・文章を用いているか」です。
写真に関しては、高画質であるほど印象はよくなるので、プロのカメラマンに撮影を頼むのもいいでしょう。
抽象的な文章はユーザーにとってわかりにくく、他社コンテンツからコピー&ペーストで作成された文章では検索エンジンから低品質のペナルティを受ける可能性が高いです。
そのため、常に品質にはこだわり、洗練された写真・文章を用いるようにしましょう。
ホームページは完成したら終わりではありません。
むしろ完成後の運用こそ、成果が出る鍵となるので、以下のポイントは忘れずに実行しましょう。
それでは、ホームページを作成した後にするべき項目について詳しく解説します。
ホームページに訪れるユーザーの動向を分析するには、GoogleアナリティクスとGoogleサーチコンソールを実装するのがおすすめです。
どちらもGoogleアカウントを持っていれば無料で利用できます。
Googleアナリティクスはホームページに訪れたユーザーのアクセス分析が可能です。
一方、Googleサーチコンソールは検索結果画面に関するアクセス分析で、順位やクエリ、クリック率といった項目がわかります。
アクセス解析ツールの導入を迷っているなら、上記の2ツールを入れておけばひとまず問題ないでしょう。
ホームページの更新は定期的に行い、常に最新情報を提供する意識を持ってください。
更新を怠って古い情報のままだと、場合によってはユーザーに誤った認識を持たせてしまい、結果として信頼を失う可能性があります。
特に法律に触れる内容を提供している場合には、改正が行われたタイミングで、掲載している情報が問題ないか最新の注意をはらいましょう。
ホームページに問い合わせフォームを設置しているなら、作成後には対応をしなくてはいけない場面も多くなります。
送信されたフォームはどこから確認できるのか、どのように対応するのかは予め決めておきましょう。
もし内容がテンプレート化できるなら、自動返信ツールを活用すると対応業務の削減が可能です。
サーバー・ドメインは契約が切れてしまうとホームページが表示されなくなってしまうので、期限に合わせて更新します。
サーバー・ドメインを提供しているサービスの多くは、クレジット決済で自動更新が可能です。
更新を忘れてしまうのが不安なら、クレジットカード情報を登録して契約の自動更新を設定しておくと安心でしょう。
今回は初めてホームページを作成する方に向けて、事例やポイントを解説しました。
ホームページ作成は、自身で作成する方法と制作会社へ依頼する方法に大別され、それぞれでメリット・デメリットがあるのを理解していただけたのではないでしょうか。
ぜひ、自社の予算や制作に充てるリソースをふまえて、最適な作成方法でホームページを完成・運用していきましょう。