【初心者必見】ホームページ公開後の運用について
CMSで簡単なホームページを作って運用してはみたものの、「何をしていいのか分からない!」という方に向けた、オススメの更新コンテンツをご紹介
2022/6/17
公開日:2024/1/31
最終更新日:2024/1/31
「パン屋のホームページを作成したいけど、どんなデザインがいいのだろう?」
「ベーカリーのホームページ作成のポイントや参考事例が知りたい」
現代において、企業や事業者がホームページを持つのが当たり前の時代、パン屋・ベーカリーも例外ではありません。
しかし、パン屋・ベーカリーのホームページを作成するには、どのようなコツが必要なのか、デザインの参考もほしいところです。
そこで今回は、パン屋・ベーカリーのホームページ作成のポイントや事例について紹介します。
なお、ホームページ作成をご検討なら、Wepageをご検討ください。
ホームページ作成をする前に、まずはデザインや作成するコンテンツのイメージを持っておくことで、よりスムーズにホームページ作成を進めることができます。
ここでは、参考となるパン屋・ベーカリーのホームページ事例を7つご紹介するので、ぜひ参考にしてください。
「どんぐり」は、札幌を拠点としているパン屋・ベーカリーです。
パンのイラストや手書き風のフォントを用いて、温かみのあるイメージをホームページ全体で演出しています。
ファーストビューには、パンの製造過程や従業員の姿を動画で表現し、美味しさや社風が伝わるような工夫も特徴的です。
また、オンライン通販とデリバリー注文のボタンをわかりやすい色・形でメインビジュアル直下すぐの箇所に設置しています。
パン屋・ベーカリーの温かな雰囲気と、パンを購入したい方がすぐに注文できるように配慮されたサイト設計で、参考になる部分は多いのではないでしょうか。
「あづみのるベーカリー」は、長野県にあるパン屋のホームページです。
ファーストビューにパンとお店の外観写真のスライドショー、サイドバーにメニューやオンラインショップ、店舗情報を掲載している設計になっています。
こちらも手書き風のフォントを用いて、手作り感や温かみのある印象を与えているのが特徴的で、安曇野市の風土が伝わるようなデザイン構成です。
シンプルながら細部にこだわったデザイン、地域性のアピールで差別化したい場合に、「あづみのるベーカリー」のホームページは参考になるでしょう。
「MOOJUU BREAD」は、冷凍食パンを販売しているサービスサイトで、ECサイト専用のパンを販売する方の参考になるでしょう。
開発者であるイタリアンシェフのこだわりを強く想起させるファーストビューのスライドショーは、インパクトがあります。
また、一般的なパン屋・ベーカリーとは異なり、ダークグレーをベースカラーにして、高級感を演出している点もポイントです。
どのようなキャッチコピー、あるいはサイト設計をすれば、訪れた人が購入したくなるのかわからない方は、「MOOJU BREAD」からヒントを得てみましょう。
「丘の上のパン屋」は神奈川県横浜市にあるパン屋のホームページです。
ファーストビューでは、大きな画像と小さなテキストで壮大さを演出し、まさに”自然に囲まれた丘の上にあるパン屋”を表現しています。
全体のデザインは非常にシンプルにまとめられており、素朴さも相まってブランドイメージを確立しているのが特徴です。
さらに、他のパン屋ホームページには見られない「焼き上がり時間」のページも用意しており、訪問者への配慮も見受けられます。
「ベーカリー チロル」は京都府にあるパン屋のホームページです。
背景のカラーやパンのイラストに至るまで、どことなく昭和を感じさせるデザインを特徴としています。
というのも「ベーカリー チロル」は昭和51年に創業した老舗のパン屋です。
だからこそ、現代でもあえて昭和チックなホームページを演出し、老舗のパン屋というイメージの創出に成功しています。
「ベーカリー チロル」は、コンセプトやブランドの伝え方が参考になるホームページといえるでしょう。
「だれのパンや」は大阪府寝屋川市にあるパン屋のホームページです。
店舗名だけでなく、ホームページのコンテンツも大阪のパン屋というイメージが伝わる独特のコンテンツが差別化のポイントといえます。
全体的に丸みのあるフォントとふっくらしたパンの画像を用いて、柔らかさや食べたときの食感が伝わるような工夫がされている点も魅力です。
パン屋としてのこだわりやコンセプトをうまく伝えたい、商品だけでなく地域性をアピールして店舗としてファンになってほしい場合に参考となるホームページでしょう。
「Pan&」は急速冷凍したパンを提供しているECサイトです。
メインビジュアルでは他のパン屋さんに見られるような店舗や商品の製造工程でなく、あえて高品質な「パンのある風景」写真とキャッチコピーを用いています。
これにより、閲覧者が商品を購入した後のイメージがしやすくなると同時に、ブランディングの確立にも貢献しています。
「極上のプティパン」を伝えるために、サイト全体は主に白とグレーでまとめられ、パンの写真を強調するようにデザインされています。
またホームページ全体で上品かつ、柔らかな光を入れたパンの画像を用いているのも特徴的です。
読み物やレシピのページ、Instagramと連携したSNS展開なども参考になります。
他社との差別化ができているパンをどのようにアピールしていけばいいのか迷った場合に、「Pan&」のホームページは参考になるでしょう。
URL | https://pand.jp/ |
パン屋・ベーカリーのホームページを作成する場合は、以下の4つのポイントを意識しましょう。
では、それぞれのポイントについて解説します。
自身のホームページには、どのようなユーザーが訪れるのかを理解し、ターゲットを決める必要があります。
ターゲットが明確でないと、ホームページのデザインやコンテンツの見せ方がわかりにくくなってしまいます。
ターゲットについては、実際に店舗に訪れてくれる人を設定すると明確にしやすいです。
一人の人物像まで絞り込むと、どのようなターゲットがホームページに訪れてくれるのか、そしてファンあるいは購買に至ってくれるのかが見えてきます。
例:店舗から徒歩10分圏内に家がある40代主婦、買い物帰りに学校帰りの子どもに買っていく→子どもが喜びそうなパンのメニューを掲載、など
先ほどのパン屋・ベーカリーのホームページ参考事例を見るとわかるように、全て高品質な写真を使用しているのもポイントです。
高品質・高精細であるほど、パンの柔らかさやおいしさが伝わり、思わず食べたくなる感覚を与えることができます。
もし、写真撮影に自信がない場合には、プロのカメラマンに依頼する方法も検討しましょう。
ホームページは、定期的に更新する必要があります。
あなたのパン屋・ベーカリーのファンになってくれた方が訪れた際に、新しい情報があると「この店は活発に営業している」と、定期的にチェックしてくれるようになるはずです。
過去の更新で止まっていると、新しいメニューや情報がほしい方にとっては不要なホームページとなり、以降は訪れてくれない可能性があるでしょう。
上記のようなコンテンツを定期的に更新して、ホームページに訪れるメリットをユーザーに与えるようにしてください。
最近では、ホームページの運用と並行してSNSやGoogleビジネスプロフィールの連携もおすすめです。
SNSでは、ホームページとは異なり、常に最新情報がタイムライン上に表示されます。
うまく活用すれば、多くのユーザーの目にとまるだけでなく、爆発的なアクセス・拡散を生むこともできるでしょう。
Googleビジネスプロフィールについては、登録しておくとGoogleマップに表示されるので、実店舗がある場合には必ず登録しておくべき要素です。
また、ホームページのアクセス・マップのコンテンツにGoogleビジネスプロフィール登録後のGoogleマップを埋め込めば、ユーザーが店舗を探しやすくなります。
そもそも、ご自身の店舗でホームページを持つべきなのか迷っている方もいるかもしれません。
ここでは、パン屋・ベーカリーがホームページを持つメリットについて解説します。
ECサイトや購入予約などにホームページを活かせば、新たな顧客への販路開拓が期待できます。
足を運べる距離ではない方に自店舗を知ってもらうには、本来ならポップアップストアや系列店を出店するのが一般的です。
しかし、ホームページを活用すれば、全国のユーザーへ24時間365日アピールができ、さらにはECサイトや予約機能があれば購入まで誘導させることもできるでしょう。
ホームページは集客ツールとして活用できるのもメリットの1つです。
例えば、キャンペーンやセール、イベントをホームページ内で告知すれば、集客を促すことができます。
SNSでの告知も有効ですが、SNSはタイムラインが常に流れているため、古い情報は押し流されてしまいます。
ホームページであれば、ずっとイベントの告知をしておけるので、SNSと連携して活用できれば集客に役立てることができるでしょう。
他にも、ターゲットとなりうるユーザーにホームページを使って自店舗の魅力を十分に伝えられると、オンラインサイトや実店舗での購入も促せるでしょう。
ホームページを用いて情報発信ができるのもメリットです。
不定休でお店を営業している場合、休みの日を発信して顧客に周知させる役割として活用できます。
店舗の拡大やリニューアル、イベントやメディア掲載など、さまざまな情報を発信できるのがホームページです。
パンおよび店舗を知ってもらうため、あるいはファンになってもらうために、常に新しい情報を発信し続けていきましょう。
パン屋・ベーカリーのホームページには、共通して掲載されているコンテンツがあります。
では、どのようなコンテンツを掲載すべきなのか、それぞれのポイントとあわせて見ていきましょう。
お知らせについては、日々の簡単な情報発信の場として設けておくべきコンテンツです。
例えば、営業日・営業時間について、新規店舗のオープン、メニューの変更などがあげられます。
今回紹介した「だれのパンや」のように、ファーストビューの下に設置しているパン屋・ベーカリーのホームページがほとんどなのでぜひ参考にしてみてください。
お店やパンに込めているこだわりを掲載するコンテンツも必要です。
「こだわり」のコンテンツでは、他店舗との差別化や自店舗の魅力を伝えるページだと考え、最大限にアピールしていきましょう。
「あづみのるベーカリー」では、地元食材にこだわっている点や季節によって変わる素材を利用したメニュー、パン屋から見える景色などを解説しています。
期間限定の商品を販売することが決まっているなら、「季節商品の紹介」のコンテンツを掲載してもいいでしょう。
季節商品は、ファンの方にとっては気になるメニューであり、顧客を飽きさせない施策としては最適です。
また、使用した素材や季節の色に合わせてホームページのデザインを変えると、オシャレさが増すので、視覚的にもユーザーを楽しませ再来訪を促すことができます。
売れ筋商品については、初めて訪れたユーザーにとって親切なコンテンツです。
各パン屋・ベーカリーの人気商品は、おいしさに一定の信頼ができるので、知りたいという方も多いでしょう。
ランキング形式にしておけば、読んでいるユーザーにもワクワク感を与えられるのでおすすめです。
パン屋・ベーカリーのホームページにとって、どのようなメニューがあるのかは最も大切です。
今回紹介した参考事例の全てが、メニュー一覧を掲載しているので、忘れずに作成しておきましょう。
メニューごとに実際の写真や簡単な説明を載せておくと、よりユーザーの方がイメージしやすいのでおすすめです。
最近では、テイクアウトやデリバリーを活用する方が多くなっているため、自店舗で利用可能ならホームページにもコンテンツを作成しておくべきでしょう。
今回紹介した「どんぐり」では、ファーストビューの直下にオンライン通販とともにデリバリー注文のボタンを設置しています。
テイクアウト・デリバリーは外部サービスを利用する方が多いものの、自店舗から注文する方も少なくありません。
そのため、顧客を取りこぼさないような施策として、それらへの流入経路をわかりやすい位置に設置しておくのが望ましいでしょう。
オンラインでパンを販売するなら、注文や予約フォームの設置も忘れずに掲載すべきです。
掲載する際は、なるべく目立つ位置・色を使ってユーザーがたどりつきやすくしましょう。
「MOOJUU BREAD」では、右上に「購入はこちら」というバナーを、スクロールしても追従するように設置しています。
商品紹介やメニューの下に注文フォームを設置するのも効果的です。
購入者がどのような感想を持っているのかわかるように「お客様の声」を掲載するのもおすすめです。
店内の雰囲気や接客態度、パンの味について口コミを集めて掲載すれば、より自店舗の雰囲気を伝えやすくなります。
自店舗がある場合、店舗案内・駐車場案内を設けておきましょう。
Googleビジネスプロフィールを登録していれば、ホームページ内に埋め込んだGoogleマップと連携しているので便利です。
また、店舗がわかりにくい立地なら、周辺の目印となる建造物などを説明しておくと、迷うことなく店舗に訪れてくれるでしょう。
スタッフ募集も行っている場合は、採用情報・求人情報を掲載しておきましょう。
「丘の上のパン屋」のように、採用ページを設けて、求職者に対して必要な情報を提供してあげるのが適切です。
といった項目を掲載してあげると、求職者にわかりやすいでしょう。
店舗の雰囲気が伝わるようにスタッフ紹介ページを設けておくのもいいでしょう。
スタッフ紹介があると、どのような方がパンを作ってくれているのかが伝わり、より信頼や安心感を与えることができます。
今回はパン屋・ベーカリーのホームページ作成のポイントや参考事例について解説しました。
パン屋・ベーカリーの販路開拓や集客に効果的なツールとして、ホームページを活用できることがわかっていただけたのではないでしょうか。
今回紹介した事例を参考に、ぜひ自店舗なりのオリジナリティのあるホームページに仕上げていきましょう。