ホームページ作成費用の相場は?料金が変わる仕組みや抑えるポイントを解説
これからホームページを作成する方に向けて、ホームページ作成には費用がいくらかかるのか、相場を解説するとともに、ホームページ作成の流れやその料金を抑えるポイントについても解説します!
2022/12/1
公開日:2024/6/27
最終更新日:2024/6/27
ホームページ作成の際、その委託費用を抑えるために、個人やフリーランスに依頼しようと考えている方は多くいらっしゃいます。
技術や知識を持っている個人やフリーランスなら、安心して依頼を任せられるでしょう。
ただし、かかってくる費用が人によって大きく異なる可能性がある点には注意しなくてはいけません。
そこで今回は、ホームページ作成を個人やフリーランスに依頼する際の相場費用について解説します。
個人・フリーランスに依頼する際の注意点やメリットについても触れているので、ぜひ参考にしてください。
なお、ホームページ作成をご検討なら、Wepageをご検討ください。
フリーランスにホームページ作成を依頼する場合、制作会社に依頼するよりも低価格であることが一般的です。
制作会社に依頼すると、ホームページの規模や種類によっても異なりますが、最低でも数十万円~数百万円かかると認識しておきましょう。
ホームページ制作会社の費用相場については、以下の記事を参考にしてください。
一方、フリーランスのホームページ作成の費用相場は以下のとおりです。
ホームページの種類 | ページ数 | 費用相場 |
名刺代わりの簡易ホームページ | 1ページ~5ページ | 2~5万円 |
LP(ランディングページ) | 1ページ | 3~30万円 |
ホームページのリニューアル | 5ページ以上 | 一部のみリニューアル:1~5万円 フルリニューアル:5~50万円 |
採用サイト | 5ページ~10ページ | 10~30万円 |
ECサイト・ネットショップ | 10ページ~30ページ | 10~50万円 |
企業サイト・コーポレートの小・中・大規模サイト | 10ページ以上 | 小規模サイト:4~15万円 中規模サイト:10~50万円 大規模サイト:30~100万円 |
上記には、ロゴ、テキスト、画像の素材制作・準備の費用は含まれていません。
また、上記に加え管理費用が発生する場合がある点も理解しておきましょう。
ホームページ管理費については、以下の記事で紹介しているので、気になる方はあわせて読んでみてください。
では、それぞれの費用についてですが、まずページ数の少ない簡易ホームページやLPは、比較的安価で依頼が可能です。
ただし、LPについては成約に直結する重要なページであるため、フリーランスの経験値や経歴によって価格に差が生まれやすくなります。
ホームページのリニューアルについては、ページ数と目的によって価格が変わってきます。
例えば、挿入する画像や更新情報の変更など、簡易で一部分のみのリニューアルなら、1~5万円が相場です。
一方、サイトデザインの一新やコンテンツを検索上位に表示させるSEO施策を講じたリニューアル、フルリニューアルなら50万円ほどかかります。
採用サイトやECサイトについては、システムの構築有無によって費用相場は変わるでしょう。
既存の問い合わせフォームやショッピングカート機能を導入するだけなら安く済みますが、オリジナルで構築となると数十万円はかかってくると考えてください。
企業サイト・コーポレートサイトについては、規模によって価格は変動します。
ページ数を目安に考慮すると費用相場が把握しやすく、それぞれ小・中・大の規模で算出しました。
ページ数に加えて、システムや動画の埋め込みなどの必要性が出てくると、フリーランスに依頼したとしても100万円以上かかってくるケースがあります。
上記をふまえた上でも、制作会社よりもフリーランスのほうが低価格で依頼できる場合があることを覚えておきましょう。
ホームページを作成する方法は、主に以下の3種類です。
それぞれで発生する費用や手間が異なるので、ご自身にとってどれが最適なのかを把握していきましょう。
比較的リーズナブルな価格での外注ホームページ制作なら、フリーランスに依頼するのが最適です。
フリーランスは制作会社よりも安い価格帯で依頼ができ、なおかつ外注となりご自身で作業しなくてよいので時間の節約にもなります。
フリーランスに依頼する場合の費用相場は大体5~30万円ほどを見積もっておくといいでしょう。
ただし、制作会社とは異なり一人で全ての工程を担当するため、他社の仕事が詰まっていれば完成までに時間がかかる可能性、複雑なシステム・デザインの構築は応えられない可能性があります。
クオリティの高いホームページやオリジナルシステムの構築を検討しているなら、制作会社へ依頼するのが安心です。
制作会社では、デザイナーやプログラマーなど、各工程を担当するメンバーがチームとなってホームページ作成にあたります。
そのため、制作費用は高くついてしまいますが、フリーランスに依頼するよりクオリティが高い場合もあり、複雑な工程も対応可能な場合が多いです。
また、その後のサポートについても契約次第で行ってもらえます。
制作会社に依頼する際の費用相場は、大体30~300万円を見積もっておきましょう。
集客や目的達成のために本格的なホームページを制作したい、制作後のサポートも行ってほしいなどの要望があるなら、制作会社を検討してみてください。
なるべく費用を抑えたいなら自分でホームページを作成するのがおすすめです。
CMS(コンテンツマネジメントシステム)と呼ばれるサービスを利用すれば、専門知識がなくとも自身でホームページ作成ができます。
費用相場は大体1~3万円(サーバー代・ドメイン代・ホームページ作成サービス利用料など)です。
ただし、自分で作成する場合は時間的なコストが発生します。
コア業務とは別に制作時間を作らなくてはならないので、人によっては並立作業が厳しい可能性があるでしょう。
また、CMSや無料のホームページ作成サービスでは、デザインがテンプレート化されているので、オリジナリティを出しにくい点も特徴です。
名刺の役割を持つホームページやLPを作りたい、さほど本格的かつ複雑なホームページを作るわけではないのであれば、ご自身で作る選択肢も視野に入れておきましょう。
フリーランスへの依頼を失敗しないためには、以下の点に注意するといいでしょう。
では、それぞれの注意点について詳しく解説します。
自社に最適なフリーランスを見つけるには、過去実績(+ポートフォリオ)の確認は忘れずに行いましょう。
フリーランスの方が過去にどのようなホームページを制作したのかがわかると、似たようなデザインなら対応してくれる可能性が高くなります。
また、経験豊富であるかどうかもホームページのクオリティに大きく関わるので忘れずにチェックすべきです。
最近では、多くのフリーランスがポートフォリオサイトを制作しているので、気になる方がいたらWeb上で実績を公開しているか確認してみましょう。
該当するフリーランスがホームページ作成の工程をどこまで対応してくれるのかも注意しなくてはいけません。
要件定義から制作~公開までワンストップで依頼できればこちらの工数は削減できますが、フリーランスにも相応の技術と経験が必要になります。
特にフリーランスの場合には、デザインやコーディングなど、何かの工程に特化して技術を持つ方が多いです。
そのため、自社でどの工程を依頼したいのか、その範囲まで対応可能なフリーランスであるかも見極めるようにしましょう。
アフターフォローの体制が整っているかどうかも確認すべきポイントです。
ホームページが納品される前は、ミスがないか不具合が起きていないかなど、確認を徹底してくれます。
しかし、それでも後に不具合や修正箇所が見つかる可能性があるので、その際の対応もしてくれるのかは重要です。
アフターフォローについては、納品した後にどのくらいの期間まで保証しているかを聞くといいでしょう。
フリーランスにホームページ作成を依頼する場合、以下のようなメリットがあります。
では、それぞれのメリットについてみていきましょう。
フリーランスへホームページ制作を依頼すると、費用を安く抑えられる場合があります。
費用が安い理由としては、以下が考えられます。
人件費がかかっていない点においてはフリーランスの多くが該当するので、費用が安くなりやすいです。
また、独立当初のフリーランスの方は、顧客獲得と実績作りのために低価格で依頼を受注しているケースも考えられます。
費用が安くなるのであれば他の部分に予算を割けるので、メリットに感じる方も多いのではないでしょうか。
フリーランスだと個人で作業を進めるのが基本であり、納期や作業を柔軟に対応してもらいやすいです。
例えば、制作会社に依頼すると完成までに3ヶ月はかかるとされているものでも、フリーランスによっては依頼すれば1~2ヶ月で納品可能な場合があります。
制作会社では多くの依頼を抱えている場合も珍しくないので、並行作業によってどうしても時間がかかったり、柔軟な対応ができなかったりする場合があります。
しかし、個人で作業を進めるフリーランスの方は、多くの案件を保有できないので、ひとつずつプロジェクトをこなすケースが多いです。
そのため、納期や作業も柔軟に対応しやすく、要望が通りやすいという点でもメリットになるでしょう。
優良なフリーランスの方は、必ず対応速度を常に意識しているので、安心してプロジェクトを任せられます。
制作会社だと土日休みや出勤時間が決まっているので、イレギュラーな対応はしてもらえない可能性が高いです。
しかし、フリーランスだと勤務日・時間以外でも、突発的なタスクに対応してもらいやすいです。
もちろん、中には勤務日・時間を定めている方もいるため、事前に確認しておくのは忘れないようにしてください。
いきなりホームページ作成ができるフリーランスを探すとなっても、どのように見つければいいのかわからないはずです。
ここでは、ホームページ作成ができるフリーランスの探し方について解説します。
今後ホームページ作成を依頼する可能性があるなら、どこで見つけるのが最適なのかを把握しておきましょう。
最もお手軽にフリーランスを見つける方法は、クラウドソーシングサービスの利用です。
クラウドソーシングサービスでは作業してほしい案件を登録し、対応可能なフリーランスから提案を受けて選定します。
他にも、条件に合致するフリーランスを探して依頼するという方法もできるため、ホームページ制作で依頼したい工程が明確なら利用しやすいサービスです。
有名なクラウドソーシングサービスとしては、以下があげられます。
ただし、クラウドソーシングは依頼の際にクラウドソーシングサービス提供側への手数料が発生します。
通常価格より多く予算を設定するか、フリーランス側に負担してもらうか選択しなくてはいけないので、上記もふまえて利用を検討しましょう。
GoogleやBingなどの検索サイトで、ホームページ作成の依頼が可能なフリーランスを見つけるのも方法の1つです。
検索サイトに表示されるのは、ほとんどがポートフォリオサイトなので、そのままプロフィールや実績の確認もできて参考になるでしょう。
もし、依頼したい方の名前や活動者名を把握しているなら、検索サイトで調べて問い合わせ可能か、あるいは実績をチェックしておくと安心です。
フリーランスの方はSNSを運用しているケースが多いため、X(旧Twitter)やInstagramなどから探してみるのも方法の1つです。
SNSは手軽かつ無料で利用できるので、実績を公開しているフリーランスも珍しくありません。
そのため、実力や経験を確認するためにSNSの投稿をチェックするのもいいでしょう。
また、依頼したいフリーランスの方がいたらSNS上のダイレクトメッセージを利用できるので便利です。
ホームページ作成ができるフリーランスを知人から紹介してもらうのもいいでしょう。
知人からある程度の実績や人柄などを聴けるため、自社のホームページを作ってもらえそうかどうかが判断しやすいです。
また、紹介で依頼を受けるのは全くの他人とは違い、知人を通してすでに一定の信頼関係が生まれています。
取引先などと交流する機会にフリーランスでホームページ作成している方はいないか、紹介を受けられるかを確認しましょう。
今回は、ホームページ作成を個人やフリーランスに依頼した場合の相場費用やメリット・注意点について解説しました。
フリーランスにホームページ作成を依頼するのは、費用を安く抑えられ、柔軟な対応をしてもらいやすい点が魅力です。
しかし、実績や知識・経験は多種多様なため、フリーランスの中から自社に最適な方を選ぶ必要があります。
本記事で紹介した内容をもとにして、相場費用に見合った満足のいくホームページを納品してもらえるようにしましょう。