ランディングページの作り方や注意点、おすすめツールを紹介!
ランディングページとは商品の購入などの目的に特化した広告のようなホームページです。ランディングページの制作手順、注意点から便利なツールまで、ランディングページのことについて幅広く解説します!
2021/12/10
公開日:2021/12/24
最終更新日:2021/12/24
「魅力的なランディングページにしたいけどイメージが沸かない・・・」
「デザインの参考にできるランディングページが知りたい・・・」
ランディングページはデザイン力や訴求力を集約したページだからこそ、作り込むのが難しいですよね。
そこで今回は、おしゃれなランディングページにするためのポイントや参考サイトをご紹介します。
なお、ホームページ作成をご検討なら、Wepageをご検討ください。
ランディングページの本来の意味は、ユーザーが検索結果や広告を経由して訪れる最初のページのことです。
ランディング(landing)=着地、という点から由来し、LPと略されます。
例えば、検索結果からWebサイトのトップページにアクセスした場合、そのトップページがランディングページになります。
つまり、最初にアクセスしたページなら、どのページでもランディングページになり得るのです。
しかし、Webマーケティングにおいてランディングページは、少し違う意味を持っています。
Webマーケティングにおけるランディングページとは、ユーザーが購入や申込などのアクションを誘導させることに特化したページです。
今回は、アクションを誘導させることに特化したページという意味のランディングページについて、話を進めていきます。
おしゃれなランディングページには、共通する3つのポイントがあります。
この3つのポイントを意識するだけで、見栄えがよくなり、訴求力も高めることが可能です。
ランディングページの作り方を詳しく知りたい方は、以下の記事でもご紹介しているので参考になさってください。
では、それぞれのポイントについて見ていきましょう。
おしゃれなランディングページは、総じてしっかりと構成が作り込まれています。
ユーザーがどのような悩みを抱えてページに訪れるのか、どうしたらアクションを起こしやすいのかを理解して、作り込むことが必要です。
構成に必要な要素は
などがあります。
上記の要素を盛り込みながらデザイン性を高めていくと、魅力的なランディングページに仕上がっていくはずです。
まずは構成の段階で、どの要素をどこに配置するのかを決めましょう。
ランディングページの設計図をワイヤーフレームとして残しておくと、作業がしやすくなります。
商品の宣伝・販売にはキャッチコピーは欠かせません。
なぜなら、良いキャッチコピーはユーザーの記憶に残りやすく、興味や購買動機のきっかけにもなるからです。
キャッチコピーの参考を以下に載せておきます。
どれも、記憶に残っているものばかりではないでしょうか。
ランディングページにおいても、キャッチコピーを取り入れるのは重要です。
インパクトのあるイメージや印象を与えられるキャッチコピーを考えて、ランディングページを魅力的にしていきましょう。
おしゃれなランディングページを目指すためには、多くの参考事例を見て勉強するのも大切です。
多くの参考事例から構成やキャッチコピーを学んでいくと、おしゃれなランディングページ の規則性やコツが見えてきます。
たくさんの参考事例を研究して、自身のランディングページに活かしていきましょう。
ここでは、おしゃれで参考になるランディングページをまとめたサイトをいくつかご紹介します。
高品質で学ぶべき構成・デザインが多く掲載されていますので、細かく確認しながら参考にしてみてください。
LP幹事は、検索機能・掲載数の豊富さがウリのランディングページまとめサイトです。
検索機能は非常に多彩で、
の3つを基本にして、さらに該当するタイプを細かく絞り込むことができます。
自社と同じ業種なだけでなく、作りたいイメージに近いランディングページを探せるのは、非常に嬉しい機能です。
また、掲載数は2,500件以上と、全部見るには時間が足りないほどのボリューム。
ぜひ、国内のランディングページをお探しなら、LP幹事を参考にしてみましょう。
LP advanceはシンプルな検索機能に、メインビジュアルも選べる便利なランディングページまとめサイトです。
各ランディングページのキャッチコピーもわかるため、テキストも参考にしたい、勉強したい方にはうってつけのサイトでしょう。
対象のランディングページはサイト内に画像で表示され、わざわざリンクを飛ぶ手間がない点もユーザーには高評価です。
現在の掲載数は1,700件以上と、人気だったものから最新のランディングページまで、幅広く参考にできるでしょう。
ランディングページ集めました。は、2009年から公開され続けているランディングページ専門の参考サイトです。
掲載数も3,000件以上と多く、業種だけでなくBtoBやアプリなどの多彩なジャンルにカテゴリが分けられています。
ランディングページ集めました。を運営しているのはWebディレクターの方で、おしゃれだけでなく、コンバージョンしやすいデザインを集めている点も魅力です。
絞り込みや検索機能がない点は少し使いづらさを感じますが、さまざまなランディングページを学びやすいサイトとなっています。
LPアーカイブは、ランディングページ掲載数27,500件以上と、まとめサイト内ではトップクラスを誇るサイトです。
カテゴリはシンプルに
に分かれています。
LPアーカイブの嬉しいところは、PCサイトだけでなくスマホで表示された場合も確認できる点です。
モバイルユーザーに向けたランディングページも参考にしたい方にも配慮されています。
One Page Loveは海外で作られたランディングページをまとめているサイトです。
サイト内は英語で表記されていますが、国内にはない独創的なデザインを用いたものも多く、インスピレーションを刺激したいときに役立つでしょう。
HTML・CSS、ワードプレスなどで使用できるテンプレートも用意されており、お気に入りのものがあれば購入・ダウンロードして活用することもできます。
ランディングページを作成する際は、いくつか注意すべきポイントがあります。
よく理解しないままランディングページを制作すると、成果が出ない、予算が足りないなどのトラブルにもなるので注意しなくてはいけません。
では、どのような点に注意するのか、それぞれ見ていきましょう。
まず、ランディングページは工数がかかります。
たった1ページで訪れたユーザーの興味をひき、購入や申込のアクションを起こさせるには、セールスレターのような構成が必要です。
そのため、ランディングページは精錬の営業マンや、商品・サービスを熟知した方に原稿を依頼し、ユーザーを行動させるようなデザインに練り込んでいかなくてはいけません。
慣れている方なら、効果的なランディングページを作るのにさほど時間を要しませんが、初めて担当する場合は、それなりに工数がかかってしまう点は覚えておきましょう。
ランディングページは工数だけでなくコストもかかります。
デザイン性の高さがコンバージョンに影響するのがランディングページです。
自社で担当デザイナーがいない場合は、基本的にWeb制作会社へ依頼することになるでしょう。
Web制作会社へ依頼する際の相場は大体10〜40万で、本格的なデザインなら50万円以上する場合があります。
さらに、ランディングページを複数制作、スマホ用にレスポンシブ化されたデザインにするなら、その分のコストや追加料金が発生します。
SEOの観点からすると、ランディングページは少々不利です。
というのも、ランディングページは画像内にテキストを載せることが多く、検索エンジンのクローラーは認識できません。
そのため、検索エンジンにとって、ランディングページは情報量が少ないページと評価される場合があります。
ランディングページはSEOには不利なので、何も考えずに運用するだけでは思ったような成果は見込めません。
そこで、これからランディングページを効果的に利用する5つの方法をご紹介します。
ぜひ取り入れていただき、ランディングページで最大限の成果をあげていきましょう。
ランディングページで素早く成果を上げるには、広告を活用するのが1番です。
特に、検索結果に表示されるリスティング広告なら、すでに情報や悩みを求めるニーズに絞れているので、高いコンバージョン率が期待できます。
潜在ユーザーにもアプローチしたい場合には、バナー広告やアフィリエイト広告なども効果的です。
SNS内で表示できる広告もあるため、提供する商品・サービスがSNSのユーザー層に合致しているのならSNS内広告を活用するのも視野に入れておきましょう。
自社で保有しているWebサイトがあれば、そこからランディングページへ誘導させるのも方法の1つです。
集客力をWebサイトでカバーし、コンバージョンをランディングページで行う、とイメージするとわかりやすいでしょう。
そのため、Webサイトからランディングページへ誘導しやすいようなコンテンツを制作、あるいは既存ページのリライトが必要です。
Webサイトに訪れたユーザーをうまくランディングページへ誘導できれば、単独で運用するよりも多くのコンバージョンが期待できるでしょう
LP(ランディングページ)制作ツールを活用するのも効果的な方法です。
ツールを使えば、誰でも簡単にランディングページが作れるため、
を削減できます。
ただし、あくまで自社にWebデザイナーがいる、あるいは知識のある方がいる場合に限ります。
前述したように、ランディングページは構成からデザインまで、高度な技術を求めるページです。
ランディングページを簡単に制作できるとはいえ、知識が乏しい方が作ってもユーザーに響かないコンテンツになる可能性があります。
コスト削減したい気持ちはわかりますが、自社のWeb担当次第では外注を選ぶ決断をしましょう。
ランディングページ制作を得意としているWeb制作業者に依頼するのが、適切かつ効果的な方法です。
中には、制作後の運用までサポートしてくれる業者もあり、コンバージョンを高めるアドバイスももらえます。
外注費はかかるものの、
を手に入れられるチャンスであり、結果的に自社にプラスとなるでしょう。
ランディングページを完成して公開したら、測定・改善を繰り返し行う必要があります。
なぜなら、どれだけ優れたランディングページを作ったとしても、結果を見なければ流入数やコンバージョンはわからないからです。
アクセス解析を用いて
を測定し、改善していきましょう。
また、ユーザーがページ内でどのような動きを見せるのかも分析できると、より成果の出しやすいランディングページになります。
ユーザーの動きについてはヒートマップを用いるのがおすすめです。
アクセス解析・ヒートマップを用いて、効率よくランディングページを最適化(LPO:Landing Page Optimization)していきましょう。
今回は、おしゃれなランディングページを制作するためのポイント、参考となるまとめサイトについて紹介しました。
ランディングページはインパクトのあるデザインとユーザーの心に響かせるコンテンツである必要があります。
だからこそ、おしゃれになるポイントを理解し、自社のランディングページにうまく取り入れていきましょう。