【わかりやすく解説】レスポンシブデザインって何?
ホームページを作成するときによく聞くレスポンシブデザイン。スマートフォン最適化に欠かせない技術です。何故そんなに便利なのか?メリットデメリットは何か?手っ取り早く導入する方法はあるのか?わかりやすく解説します。
2021/11/19
公開日:2022/2/25
最終更新日:2022/2/25
ランディングページは商品・サービスの魅力を伝えるためのページであって、SEO対策は不要という話をよく聞きます。
しかし、インパクトのあるデザインや訴求力の強いキャッチコピーでランディングページを制作しても、アクセスがなければ売上につながりません。
そうなると、ランディングページにはSEO対策が必要という結論になり、どうすればいいのかわからなくなる方も多いでしょう。
そこで今回は、ランディングページにおけるSEO対策についてご紹介します。
ランディングページにSEO対策が必要か知りたい方は、ぜひ参考になさってください。
なお、ホームページ作成をご検討なら、Wepageをご検討ください。
広義の「ランディングページ(LP)」とは、ユーザーが最初に訪れるページのことを指します。
ランディング(Landing)は“着地する”という意味を持ちます。
その名の通り、ユーザーが最初に会社概要ページを開いたとしたら、そのユーザーにとって会社概要ページがランディングページになるのです。
アクセス解析ツールで表示されているランディングページも、この広義の意味がほとんどなので覚えておきましょう。
一方、狭義のLPはユーザーの購買や申し込みなどのアクションを起こしてもらうためのページという意味です。
企業としては、商品・サービスの魅力を伝えてコンバージョンに特化したページといえば伝わるでしょう(コンバージョンとはそのサイトが目的とする成果のことです。お問い合わせや資料請求、お申込みなどになります)。
ランディングページ にはコンバージョンさせるための施策がされており、「縦長のレイアウト」や「インパクトのあるデザインを重視する」などの特徴があります。
SEO対策が必要か考えるのも、狭義のランディングページの方を指しているので、この記事でも狭義の意味で進めていきます。
1ページで完結するLP形式は、ユーザーを購買に至るための要素を全て詰め込んだランディングページの形式です。
1ページの中に
・キャッチコピー
・商品訴求
・ベネフィット
・口コミ・お客様の声
・料金プラン
・他社との比較
などの情報を紹介し、基本的にページを離脱してしまうようなリンクは掲載せず、最終的に1ページのみで購買や申し込みのアクションまで誘導するのが目的。
サプリやダイエット商品、健康食品などのターゲットが明確かつニーズが高い商品・サービスは1ページ完結型LPがおすすめです。
カテゴリ別にまとめたようなLP形式は、多数の商品・サービスをまとめて掲載しておくランディングページの形式です。
1ページで完結するLP形式とは違って、購買や申し込みのアクションをすぐに求めているものではありません。
どちらかといえば集客に重きをおいたランディングページになり、多くの商品・サービスの中から自身に合ったページへと誘導することを目的としています。
そのため、必要な分だけ下層ページが存在し、誘導先のページへのリンクがあるのも特徴です。
そのようなLP形式のことを本記事では「サイト型LP」と呼称します。
ランディングページにSEO施策を行うメリットの1つは、広告を使わずに高い宣伝効果を得られる点です。
商品やサービスの認知力や売上を高める場合、広告を出稿するのが一般的ですよね。
しかし、広告は広いターゲット層に簡単にアプローチできる反面、出稿すればするだけ費用がかさみ、必ずしもリターンが得られるわけではない弱点があります。
一方、ランディングページは制作にコストはかかるものの、SEO施策の効果が出れば、広告よりも長く顧客獲得・売上増加が見込めるのです。
なぜなら
上記2点の理由があるからです。
SEO施策を効果的に行うなら、サイト型LPを構築するのがおすすめ。
サイト型LPは、訴求力の強いデザインやキャッチコピーを残しつつ、下層には別ページを設けてSEO対策との相性をよくするのが特徴です。
通常のホームページと似たような構造にはなるものの、商品・サービスの訴求の強さなどが若干異なります。
LPの課題であるコンテンツ量の少なさをカバーでき、SEO施策を組み込めるため、集客に伸び悩んでいる場合は、サイト型LPの導入を検討しましょう。
サイト型LPを検討しろとはいわれても、PV数の増やし方をどうすればいいのか気になりますよね。
サイト型LPの場合は、記事の最後に必ずサイト型LPのトップページへ戻れるような導線づくりをしてあげましょう。
商品・サービスに関する知識やお役立ち情報を見ると、満足して離脱するユーザーが多いです。
そこで、サイト型LPのトップページへと導線を作ってあげると、改めて購入・申し込みのきっかけを作ることができます。
もう一点付け加えるとしたら、PVを増やすならレスポンシブデザインを導入するべきです。
最近はPCよりもむしろスマホユーザーの方が利用者も多く、レスポンシブデザインに対応していないサイトは離脱されやすい傾向にあります。
また、SEOの観点でもスマートフォンに対応したデザイン、つまりレスポンシブ化されているサイトかどうかもSEOの評価対象です。
サイト型LPのPV数を増やすために、トップページへの導線づくりとレスポンシブデザインの導入は怠らないようにしましょう。
サイト型LPのコンバージョン(CV)を増やすためには、コンバージョン率(CVR)の高い構成を見つける必要があります。
どの構成が良いかは、実際に運用データをもとに判断するといいでしょう。
判断方法の例として、ABテストがあります。
ABテストは、2種類のトップページを作成し、どちらのCVRが高いかを測定する方法です。
AとBの違いを1ヵ所に絞ることで、影響範囲が判断でき仮説が立てやすく改善点も明確になります。
では、サイト型LPにおいてCVRが影響しやすい5ヵ所を解説するので、ABテストをする際の参考にしてください。
ユーザーがページに訪れた際に目にとまるのがキャッチコピーです。
キャッチコピーは、商品・サービスについて一言でわかるようなワードを使うようにしましょう。
ユーザーはページに訪れてから3秒で続きを読むか離脱するか判断します。
そのため、ファーストビューに設置するキャッチコピーで、どれだけ注目を集められるかが鍵となるでしょう。
キャッチコピーと同様に、メイン画像もファーストビューの中で重要な要素です。
どれだけキャッチコピーが魅力的でも、メイン画像の画質が粗かったり、どんな商品・サービスなのか分かりづらかったりすると、ユーザーは離脱してしまいます。
キャッチコピーを際立たせるようなメイン画像を選んで、ファーストビューでユーザーの心をつかんでいきましょう。
CTAボタンは、「購入する」「申し込みはこちら」といったアクションを起こさせるための文言をいれたボタンです。
実はCTAボタンもCVRに影響します。
要素としては、
があり、ユーザーがCTAボタンを押したくなるような工夫が必要です。
CTAボタンの設置場所を変えただけでCVRが上がった、目立つ色にしただけでCVしやすくなったなどのケースも珍しくありません。
ボディコピーは、商品・サービス紹介のメインとなる部分。
キャッチコピーやメイン画像で興味・関心を持ったユーザーを、さらに魅力を伝えて購入や申し込みまで導く重要な役割を持っています。
ボディコピーで、ユーザーが持つ悩みへの共感や、商品・サービスを使うことで得られるベネフィットなどを訴求していきましょう。
ランディングページはセールスレターのような仕組みで訴求をしていくため、1ページのボリュームが多くなります。
そのため、どの順番でコンテンツを紹介していくかも大切です。
基本的には
のコンテンツがあり、優先度に合わせて並べていきます。
ユーザーはランディングページを最後までしっかり読む訳ではないため、伝えたいことはなるべく上部に持ってきた方がいいでしょう。
基本的な型を守りつつ、あえてコンテンツを入れ替えてCVRを分析するのも有効的です。
検証しなければ結果は分かりませんので、ユーザーの心理を考えたコンテンツを並べていきましょう。
サイト型LPを運用していくには、仮説と検証を繰り返してサイトを成長させていく必要があります。
まずは、ターゲットが検索するだろうキーワードに対してSEO施策を行いましょう。
その後、該当キーワードの検索順位やアクセス数をチェックし、その都度修正していきます。
ユーザーのニーズをもとに補足コンテンツを追加するのもいいでしょう。
上記の運用に加えて、SEOの評価対象となる良質な被リンクをもらう方法も有効的です。
被リンクとは、外部から自社サイトに対してリンクをしてもらえることです。
例えば、他社のブログで「このサイトいいよ!」とリンクを付けて紹介してもらえたとします。
このリンクを付けてもらう行為が被リンクです。
ただし、被リンクの掲載の方法・集め方によってはペナルティを受けてしまう可能性もあるので注意してください。
難しい場合は、被リンクのことは考えず、まずはそれ以外のSEO施策に力をいれましょう。
Google Search Consoleのようなアクセス解析ツールを用いると、ユーザーの動向が分析しやすくなります。
また、Google Search ConsoleはGoogleアナリティクスとの連携もできるのでおすすめです。
上記2つの解析ツールを使えば、
などがわかります。
ユーザーがLPへ訪れた後の行動を解析するには、「ヒートマップ」が有効です。
ヒートマップ を導入すると、
などを理解できるようになります。
LPにおいて、どこが読まれているか、クリックされているかは非常に重要です。
そのため、ページに訪れたユーザーの動向を知るためには、ヒートマップの導入が欠かせません。
以上のように、細かな問題点を見つけられるため、ユーザー行動解析ツールは積極的に導入していきましょう。
アクセス解析・ユーザー行動解析ができれば、現状の問題や改善策が見えてくるはずです。
また、広告予算が確保できているなら、流入キーワードに対して広告出稿をするのもいいでしょう。
上記のように問題点が見えてきたら、すぐに改善・結果の分析を繰り返すことが、LPの効果的な運用であり、LPO(ランディングページ最適化)です。
参考: ホームページのアクセス解析
今回は、ランディングページのSEO対策方法について紹介しました。
結果として、SEO対策を行うならコンテンツの多いサイト型LPがおすすめです。
商品・サービスの魅力を存分に伝えられるページに、効率よく集客を行えるよう、分析や改善方法を取り入れていきましょう。
当社の提供するWepageでランディングページを作成すれば、「見たまま編集機能」を使って誰でも簡単にすぐページの編集が可能です。
Wepageは直感的な操作で編集がしやすいので、アクセス解析や行動解析をしたあと、すぐにページを編集でき、どんどんランディングページを改善していけます。
ページのコピー機能があるので、ABテストも簡単!
アクセス解析についても、Googleアナリティクスは無料で利用できる高機能なツールですが、高機能ゆえにどうしても慣れるまでの習熟期間が必要です。
Wepageの有償プランでは見やすくてわかりやすいアクセス解析もついているので、すぐに効果を確認できます。
Wepageでは無料プランをご用意しておりますので、まずはお気軽にご利用ください!