Webサイト構築とは?手順や費用の目安、期間、構築の注意点まで紹介
サイト構築について紹介します。構築の手順、費用の目安、制作期間から注意点まで、初心者の方にもわかりやすく詳しく解説します。
2023/6/30
公開日:2022/4/25
最終更新日:2023/12/1
インターネットを調べると、介護事業所・施設でホームページを運営しているところも多く見かけるようになりました。
自社でもホームページを開設したいと考えたものの、どのような方法で作成するのか、必要な項目がわからない方もいるでしょう。
そこで今回は、介護事業所・施設のホームページを作成するにあたり、必要な項目や制作方法をご紹介します。
ぜひ本記事を参考にして、立派なホームページを作っていきましょう。
なお、ホームページ作成をご検討なら、Wepageをご検討ください。
介護福祉業のホームページがあれば、介護利用者への宣伝手段になります。
介護利用者にとって、何の情報もなくいきなり事業所・施設を利用するのは気が引けることも多いでしょう。
そこで、利用を検討している介護福祉業のホームページがあれば、
などの情報を知ることができるので、利用者・利用者のご家族の方も安心です。
また、チラシや新聞広告では、限られた情報しか掲載できないのに対し、ホームページは制限がありません。
そのため、自事業所・施設の魅力を最大限にアピールができます。
それ以外にも、事業所や施設の名前を検索すれば、インターネット上でいつでも確認可能です。
ホームページが存在するという点でも、事業の信頼性が増すので、宣伝活動手段としてはうってつけの方法といえます。
介護福祉業のホームページは、介護従事者への宣伝・採用活動手段にもなります。
募集はホームページ内に採用ページを設けるだけでいいので、採用にかかる広告費を抑えられる点は大きなメリットです。
採用活動をする場合、求人情報誌や求人サイトへ掲載申請をするのが一般的です。
しかし、介護業界はケアスタッフの人材不足が懸念されているため、求人情報誌や求人サイトでは競合が溢れています。
その中から自社を選んでもらうには、掲載できる情報量が少なく、必要な人材が確保できるまでの期間も長くなりがちです。
掲載期間が長くなるほど広告費用がかさみますので、採用活動で発生するコストが大きくなります。
上記の懸念を考慮すると、ホームページで採用活動を行うのは、費用を抑えられるのはもちろんのこと、
以上の項目において成果を発揮します。
ケアマネージャーへの営業活動手段としても、ホームページは活用可能です。
介護業界のケアマネージャーは多忙の場合が多く、自事業所・施設の説明を聞いてもらう時間が取れないことも多いです。
そのため、新規で介護福祉業を立ち上げた場合は、特にホームページの存在が大きくなります。
限られた時間で自事業所・施設を説明しきれなかったとしても、「詳細をホームページで記載している」という旨を伝えればフォロー可能です。
事業所や施設によっては、近隣住民が参加できるコンサートや講演会などのイベントを検討しているかもしれません。
イベントについても、ホームページを通して宣伝が行えるので、地域を活性化する活動を行っている事業所・施設として認知してもらえます。
また、地域住民との接点を作ることは、結果として事業所・施設のブランディングにもなるでしょう。
「街の活性化に貢献してくれる介護施設」と覚えてもらえれば、地域に愛される介護福祉業になっていくはずです。
介護福祉業にとってホームページはさまざまな役割があるのを知ってもらえたはずです。
しかし、早速ホームページを作るとなっても、デザインやレイアウトのイメージがピンとこない方も多いでしょう。
そこで次に、介護福祉業のホームページ事例についてご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
社会福祉法人 慈楽福祉会のホームページは、サイズの違う写真をうまく散りばめ、独自性のあるデザインを演出しています。
各ニーズにあわせて色分けされている工夫が見られ、視覚的なわかりやすさにこだわりが感じられます。
要所でアニメーションを用いて先進的な印象を与えている点も参考になるでしょう。
箕面グリーンビィラのホームページは、トップページにサイズの大きい写真を用いて、インパクトを与えているのが特徴です。
イラストと写真をうまく用いて、わかりやすさにこだわりが見られ、ホームページからも誠実さが伝わってきます。
シンプルながら、信頼感のあるホームページを作りたいなら、箕面グリーンビィラを参考にするといいかもしれません。
社会福祉法人 愛和会は、こだわりが強くオリジナリティあふれるデザインが特徴のホームページです。
トップページの背景にある日本地図では、愛和会の活動拠点がわかり、取り巻く写真にカーソルを合わせると全体写真に切り替わる仕掛けがされています。
デザイン力・アイデア力が秀逸ですので、インスピレーションの参考としても見てみるといいでしょう。
株式会社ケアプラスは、デザインだけでなく構成しているページが参考になるホームページです。
株式会社ケアプラスでは、スタッフブログや最新のお知らせから、自社のスタッフおよび雰囲気が伝わるような工夫がされています。
安心・信頼できる介護福祉業のホームページに必要なコンテンツとして、参考になるホームページといえるでしょう。
社会福祉法人 さつき会のホームページは、イラストと写真を多く用いた、親しみやすいデザインが印象的です。
使用する写真は角を丸くさせることで親しみやすさや優しさを想起させている点もこだわりが見られます。
写真だけでなくイラストやアイコンを使用したデザインを想定している方は、ぜひ社会福祉法人 さつき会を参考にしてみましょう。
ホームページは主に3つの方法のいずれかで作成します。
それでは、それぞれのホームページ作成方法についてくわしく見ていきましょう。
ホームページを自作する場合は、HTMLやCSSといった言語を用いてデザインしていきます。
HTML・CSSを習得すれば、制作にかかるコストは考えず、無料でホームページ作成可能です。
また、カスタマイズ性に優れており、自身の好きなデザインやシステムを実装でき、更新タイミングも自由にできます。
ただし、言語の習得まで時間がかかってしまうため、既にHTML・CSSを習得している、あるいはよほどの時間がない限りはおすすめできない方法です。
HTML・CSSの知識やスキルはないが、なるべくコストを抑えたい場合は、ホームページ制作ツールを使って自作するのがおすすめです。
ホームページ制作ツールの多くは、専門知識を必要とせず、直感的な操作でデザインやコンテンツの挿入・装飾ができます。
制作時間の短縮や自社のタイミングで更新したい場合には、ホームページ制作ツールを検討しましょう。
ホームページ制作ツールは、無料プランのものもありますが、月額数千円~数万円で運用できる有料プランもあります。
どのような機能が使いたいか、サポートの有無などを加味して、最適なホームページ制作ツールを見極めましょう。
デメリットとしては、デザインがテンプレート化されているため、オリジナリティが出しにくい点です。
制作コストを抑えつつ、手軽にホームページの運用がしたいなら、制作ツールの利用を検討しましょう。
オリジナリティのあるデザインや品質にこだわりたい場合には、ホームページ制作会社に依頼するのが効果的です。
「社会福祉法人 愛和会」のようなデザイン性の高さは、ホームページ制作ツールでは表現できないでしょう。
自社の制作リソースが必要なくなるので、コア業務に割ける点もメリットです。
ホームページ制作会社によっては、制作後の運用やマーケティング支援もサポートしてくれます。
ただし、外部に委託するので、他の制作方法よりも費用が高くなる点がデメリットです。
規模や種類によっても異なりますが、およそ数十万円~数百万円かかるものと考えてください。
本格的なデザインや集客効果の出るホームページを作りたい場合や、制作後のサポートをしてほしい場合には、外注を視野にいれておきましょう。
介護事業所・施設といっても、展開しているサービスはさまざまです。
例)
また、細かな業務内容を伝えると、どこまで対応してもらえるかが伝わります。
例)
利用を検討している方にとっては、より具体的に掲載されている方が安心です。
細かな部分まで業務を洗い出し、サービス内容に記載していきましょう。
どのような施設になっているかは、利用者にとって特に気になる項目です。
施設情報は写真を多く用いると、見学ができない方にも雰囲気が伝わり、実際の利用イメージが沸いてきます。
また、バリアフリーなどの強みや魅力がある場合は、積極的に写真でアピールしましょう。
介護事業所・施設で働くスタッフの顔や特徴が分かれば、利用者や家族の方も安心できます。
そのため、スタッフ紹介の項目も追加しておくのがおすすめです。
スタッフ紹介では、
を基本としましょう。
また、業務内容によっては、常勤・非常勤、日勤・夜勤といった体制について触れておくと親切です。
SNSやブログを挿入して、日々のスタッフの姿や考えを伝える方法もいいでしょう。
ホームページを見てもわからない部分は、よくある質問に掲載しておくと、問い合わせ対応を減らせます。
特に利用までの流れや入居までのスケジュールが気になる利用者は多いです。
別ページで紹介するのもいいですが、端的に説明できるのなら、よくある質問にまとめておいても問題ないでしょう。
ホームページから手続きを受け付けたい場合は、問い合わせフォームの設置は必須です。
ホームページで集客をする場合、問い合わせフォームは目立つ位置に設置すると、成約率が高くなります。
また、問い合わせに即座に対応できるスタッフがいない場合、返信にどのくらいの日数がかかる場合があるかも明記しておきましょう。
アクセスマップを設置すれば、利用者が事業所・施設を見つけられず困ることが少なくなります。
より丁寧に記載するのなら
上記もあわせて載せておきましょう。
人材募集をしたい場合には、採用情報も載せておくべきです。
は最低限記載しておき、応募フォームを載せて、求職者がエントリーしやすいようにしてあげましょう。
会社概要があれば、誠実な印象を与えられるので、運営している会社がどこなのかを記載しましょう。
もし、事業所・施設の系列があれば、リンクを貼るのを忘れないようにしてください。
介護福祉業のホームページを作成する際は、以下のポイントを意識して制作するのが最適です。
では、それぞれのポイントについてくわしく解説します。
成果の出るホームページを作るなら、ターゲットの設定と情報の整理は欠かさず行うべきです。
ターゲットについては、介護福祉を求める方の中でもどのような方を顧客にしているのかを洗い出せば見えてくるでしょう。
例えば、老人施設のホームページの場合、入所する方の息子さん・娘さんをターゲットにします。
また、大切な家族を入所させるのに問題ないか、不安な気持ちが先行しているはずなので、安心感や信頼感を与えるデザインを取り入れましょう。
上記のように絞り込んでいくと、ターゲットと必要な情報が整理しやすくなります。
実際にホームページを運用していくと、アクセス解析によって分析できるようになるので、ターゲットについては仮として決めておきましょう。
介護福祉業のホームページで意識すべきなのは、見やすくわかりやすいデザインかどうかです。
ターゲットや利用者がミドル層から上の年代になるため、場合によってはインターネットの操作に慣れていない方がホームページに訪れる可能性もあります。
見やすさ・わかりやすさに配慮しなくては、欲しい情報にたどりつけない方が多くなってしまうでしょう。
といったターゲットが気になるコンテンツは、わかりやすい位置に配置しましょう。
見やすさ・わかりやすさにもこだわるべきですが、問い合わせや予約までの導線をしっかりと作る点も意識してください。
ターゲットがホームページ内のコンテンツを見て、自社の施設やサービスを利用しようと考えたときに問い合わせ・予約フォームがあるのが理想です。
そのため、ターゲットの心理をうまく理解し、最適かつ見やすい位置に問い合わせ・予約フォームを設置しましょう。
多くのホームページでは、以下のコンテンツに問い合わせ・予約フォームの設置をしているケースが多いです。
上記はあくまで参考なので、ホームページを運用してからABテストを実施して、どこに設置すると成約率が高くなるかを計測してみるといいでしょう。
今回は介護福祉業のホームページ作成方法について、ポイントや事例を含めて解説しました。
介護福祉業のホームページを作る際は、信頼や安心を与える、みやすくてわかりやすいデザインを意識すべきです。
デザインのイメージが沸かない場合には、今回紹介した事例以外にもさまざまなホームページがインターネット上に存在します。
上記をふまえた上で、自社の理想としているデザインのホームページを作り上げてみてください。