Webサイト構築とは?手順や考え方、費用を紹介
Webサイトの構築は数々の手順を踏んで完成に至ります。全体的な流れを理解することで専門業者との打ち合わせも効率よく円滑に進ませることができますね。今回はWebサイト構築の各ステップについて必要な作業や考え方、費用についてもご紹介します。
2021/12/24
公開日:2022/9/22
最終更新日:2022/9/22
インターネットの普及とともに新聞・雑誌・テレビ・ラジオといった既存メディアに代わり台頭してきた「Webメディア」。
今や大きな影響力を持つようになり人々の行動にも多大な影響を及ぼしています。
本記事ではそんなWebメディアについて、
をご紹介します。
なお、ホームページ作成をご検討なら、Wepageをご検討ください。
Webメディアとは、Web上で情報を発信しているメディアを指し、ニュースサイトから個人ブログまで、多くのWebサイトが該当します。
IT技術が普及する以前のメディアといえば、新聞・テレビ・ラジオ・雑誌などのマスメディアが一般的でした。
1990年代にさしかかると、インターネットが一般家庭に浸透し、手軽に情報を取得できるようになったため、Webメディアが台頭してきたのです。
Webメディアはインターネットメディアとも呼ばれ、ネットユーザーを対象に情報発信をしています。
一言にWebメディアといっても、現代ではさまざまな種類があります。
今回は、その中でも代表的な6つのWebメディアと、それぞれの特徴についてご紹介していきましょう。
引用:PR TIMES
情報の発信元として、記事やニュースを編集・公開するWebメディアを1次メディアと呼びます。
編集者やライターが運営しており、
といった職種が取り扱っている場合が多いです。
基本的には、以下の記事によって1次メディアは成り立っています。
記事の種類 | 特徴 |
オリジナル記事 | 編集部スタッフが書き下ろした記事 |
寄稿記事 | 外部のライターが書き下ろした記事 |
転載記事 | 海外ニュースの翻訳・引用をした記事 |
普段見かけるニュースや時事ネタは、1次メディアが情報元として発信している点も特徴です。
また、後述する2次メディアやキュレーションメディアは、1次メディアの情報をもとにしているため、Webメディアの母体ともいっていいでしょう。
引用:Yahoo!ニュース
1次メディアで配信された記事・ニュースを取り上げて発信するメディアが2次メディアです。
見出しや本文の内容を変えずに転載している場合や、注目を集めるように見出しのみ変更している場合があります。
また、2次メディアの中でも、以下のような種類があり、それぞれ特徴が異なります。
メディアの種類 | 特徴 |
ポータルサイト | 契約に従った配信をする2次メディア |
キュレーションサイト(まとめサイト) | 情報を流用して配信する2次メディア |
ハイブリッド型サイト | ポータルサイト+1次メディアとしての機能を持つ2次メディア |
2次メディアは大きな集客力が魅力です。
そのため、1次メディアで配信する以上に大量のアクセスが期待できます。
引用:Wepage運営事務局
企業・組織が自社内で運営しているWebサイトがオウンドメディアです。
オリジナルかつ読み手に有益な情報を提供することからSEOの評価が高く、現在においては多くの企業・組織が保有するようになりました。
自社で発信または寄稿した記事がほとんどなので、1次メディアと判断することも可能です。
ただし、1次メディアではサブスクリプションや広告からの収入が目的なのに対し、オウンドメディアは自社製品・サービスのコンバージョンや認知が目的です。
どのような目的を持っているかによって、メディアとしての分類を分けることができるでしょう。
引用:クックパッド
消費者によって投稿された内容で形成されるメディアがCGMです。
口コミサイトやソーシャルメディア(SNS)が該当し、企業ではなくユーザー自身が情報提供を行っています。
スマートフォンが普及したことによって、CGMは大幅に浸透し、よりリアルな意見・情報を取得する手段として役立っています。
ただし、消費者が投稿するからこそ、良くも悪くも企業側が意図していない情報が拡散する可能性もあるのがデメリットです。
引用:All About
キュレーションメディアは、ジャンルやテーマに沿ってまとめたコンテンツを発信するメディアです。
いわゆる「まとめサイト」として、膨大な情報から気になるものを手軽に収集できる利便性の高さが注目を集めています。
また、一般的な運営方法よりもアクセス数が多く、収益を出しやすい点から、WebサイトだけでなくSNSでも取り入れられているジャンルです。
引用:BuzzFeed
バイラルメディアは、爆発的なアクセス数を集めるために話題性やインパクトのある画像・動画を発信するメディアです。
SEO対策による検索上位表示によってアクセスの流入を増やそうとするこれまでのメディアと違い、拡散性の高いSNSからの流入を狙ったコンテンツが多く見受けられ、スマホユーザーに対して最適化されているという特徴が見られます。
バイラルメディアの多くが、コンテンツを作らずネット上に存在する情報を集めて発信する形態であるため、キュレーションメディアと混同しがちですが、バイラルメディアはSNSの拡散性を狙った爆発的なアクセス数が見込めるコンテンツのみ取り扱う点で異なります。
Webメディアでは、主に広告収入を収益源として活動しています。
サブスクリプションによる収入を得ているメディアもありますが、多くは広告からの収益にて成り立っていると考えて良いでしょう。
広告からの収入によってメディアを成長させるのは、CGMも例外ではありません。
CGMでは、YouTuberやインフルエンサーといった消費者が、広告収入の一部を得てメディア成長に貢献しています。
ただやみくもにWebメディアを作成しても、アクセス数が伸びずに運営の継続が困難になっていくでしょう。
そのため、正しいWebメディア作成の流れを理解する必要があります。
どのような流れでWebメディアを作っていけばいいのか解説してまいりますので、ぜひ参考にしてください。
Webメディアを運営する上で、どのようなユーザーが訪問してくれるメディアにしたいのか、目標とペルソナの設定をしなくてはいけません。
目標については、メディアを運営していくことによる結果を考えましょう。
例えば、企業のオウンドメディアの場合は、自社商品・サービスのコンバージョンを目標とし、具体的な数値まで絞り込みます。
また、ペルソナについては、ユーザーの属性を指しており
といった部分を、一人の人物像が浮かび上がるまで設定していきましょう。
目標とペルソナを設定したら、続いてコンテンツの作成です。
ペルソナへのニーズを満たしつつ、信頼できるコンテンツを目指していくと、SEOの評価も高く、次第にファンが増えるでしょう。
信頼を得るためには、
といった方法を用いるのが適切です。
コンテンツの作成ができたら、Webサイトを構築していきます。
Webサイトをゼロから構築する場合は、多大な労力とコストがかかるため、多くの企業では「WordPress(ワードプレス)」のようなシステムを導入しています。
WordPressはCMS(コンテンツマネジメントシステム)と呼ばれ、プログラミングの知識がなくともWebサイトを構築できるのが特徴です。
もし、ある程度の予算を確保できるなら、Webサイトの構築を外注するという選択肢もあるので覚えておきましょう。
Webサイトを構築し、コンテンツをアップロード・公開したら、そのままメディア運用を継続していきましょう。
大切なのは、更新頻度を落とさずに信頼できるコンテンツを制作・公開して運用を継続させることです。
上記を継続できれば、悩みを持つユーザーに対して満足のいく訴求ができ、メディアとしての目標を達成できるでしょう。
Webメディアの価値は、書籍や雑誌のように発行部数や販売部数に限りません。
では、Webメディアの評価基準となる指標をいくつかご紹介します。
PV(ページビュー)は、ユーザーがWebサイト内のページを何回見たかを表す数値です。
Webサイトの実績を表す際に用いられることが多く、「月間◯◯PVを獲得したWebメディア」と表現されます。
ただし、1人のユーザーが何ページに渡って行き来しても数字はカウントされていくため、
上記のどちらに該当するのかが判断できません。
そのため、PVは評価としてわかりやすい数値ではあるものの、他のデータと比較して正当な数値なのかも見極める必要があります。
PVよりも多くのユーザーにとって需要のあるWebメディアか判断しやすいのがUU(ユニークユーザー)です。
UUは特定のページに訪れたユーザー数をカウントするもので、同一ユーザーがどれだけアクセスしてもカウントは「1」にしかなりません。
そのため、Webメディアの目的・方針によってはUUを重視するケースもあります。
特定のページがどれだけユーザーに価値のあるコンテンツだったかを分析するのには、滞在時間を指標とすると良いでしょう。
滞在時間では、ページごとの滞在時間あるいはセッションごとの滞在時間を計測し、ユーザーがWebサイトをどれだけ見てくれたか検証できます。
単純に考えると、ページの滞在時間が長いほどよく読まれているコンテンツなので、価値があると捉えていいでしょう。
ただし、コンテンツの内容によって滞在時間は異なるため、ページごとに目安の滞在時間を算出して比較をしなくてはいけません。
多くのWebメディアが目指すのは、検索順位1位によるアクセス数の増加です。
そのためには、ユーザーが検索するキーワードに合わせてニーズを満たすコンテンツを作っていかなくてはなりません。
検索順位が高くなればなるほど、ユーザーからの評価として認識でき、なおかつWebメディアやコンテンツが資産となります。
株式会社東洋経済新報社が運営するメディアが東洋経済オンラインです。
出版社である利点を活かし、ビジネスや政治経済から、キャリア・教育、ライフといったように幅広く取り扱っているWebメディアになっています。
東洋経済オンラインでは、広告の他にもサブスクリプションによる収益も確保されており、有料会員限定記事では、
といった特典がついています。
メディア内で取り扱うジャンルが多いからこそ、トップページではコンテンツを細かく表示している点も特徴です。
また、ランキングやトピックス、特集の項目を設けて、興味・関心を抱かせる工夫もされています。
アイティメディア株式会社が運営するWebメディアがITmediaです。
ITmedia以外にも
など、多数のWebメディアを保有しているため、知識と経験が豊富にある会社であることがわかります。
ITmedia自体は前時代的なデザインではあるものの、シンプルだからこそ高い年齢層でも使いやすいレイアウトとも取れるでしょう。
トレンド情報を扱うメディアなので、新着記事にフォーカスされるような仕組みになっており、同時にSNSのシェアやいいね数がわかるようになっています。
また、検索キーワードによるランキング機能もあるため、どのようなキーワードが注目されているかすぐにわかる点も特徴です。
株式会社ベーシックが運営するマーケティングに関連したWebメディアがferretです。
マーケティングに関連したメディアだからこそ、思わず読みたくなるようなアイキャッチやタイトルのコンテンツがずらりと並んでいます。
また、ファーストビューから下にスクロールするにつれて画像が小さくなっていくというユーザーの導線や回遊率にもこだわりが感じられます。
記事ごとに設定されたタグを確認できるので、どのようなカテゴリーに分類されるのかもわかり、ユーザーファーストが意識されたレイアウトです。
株式会社VICTORYが運営するスポーツメディアがVICTORYです。
野球やサッカー、ゴルフなどのメジャースポーツから、ダンスやサーフィンなど、かなり幅広いジャンルのスポーツ記事を取り扱っています。
トップページ上部にはグリッド状に並ぶ最新記事を大きく見せることで、トレンドを掴みやすくしている点が特徴です。
また、最新記事の下にはVICTORY独自の特集記事や注目記事があり、カテゴリーによって枠色を整えて全体的に見やすい印象を与えています。
トップページに記事へのコメントが見られるのも珍しい仕様でしょう。
株式会社昭文社ホールディングスが運営している旅行に関する国内外の情報を発信するWebメディアがことりっぷWEBです。
ベースをホワイト、アクセントに淡いオレンジを基調としたシンプルなデザインで、画像のインパクトを強めています。
カテゴリーは国内外のエリアだけでなく、ごはんやカフェ、名所・旧跡などのジャンルにも分かれています。
また、自社運営だけでなく、ユーザーによる投稿も行っており、CGMのような側面を持っているのも特徴です。
掲載している情報が有益なだけでなく、ユーザーが参加して一緒に楽しめるメディアとなっているのが人気の理由でしょう。
今回は、Webメディアについて、種類や特徴、作成方法をご紹介しました。
Webメディアは自社の認知度向上だけでなく、広告収入や商品・サービスのコンバージョンにつながるきっかけになることがわかっていただけたのではないでしょうか。
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