【2021年版】ASP型ネットショップサービス8選を徹底比較!
新型コロナウイルスの影響による実店舗の売上減少を補うためネットショップ開業を検討する企業や店舗に向けた、ネットショップ開業おすすめサービスのご紹介。
2021/1/21
公開日:2022/12/29
最終更新日:2022/12/29
ネットショップ作成サービスの中でも、「STORES」は誰でも簡単にネットショップを開設できることで有名です。
これからネットショップを開業しようとしている方の中でも、STORESを検討している方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、ネットショップ作成サービスは多数あるからこそ、具体的なサービス内容について理解し、自身に合っているか決めたいはずです。
そこで今回は、STORESの概要について、評判や決済手数料を含めて解説します。
有名なネットショップ作成サービスのBASEとの違いについても触れていますので、ぜひ参考にしてください。
なお、ホームページ作成をご検討なら、Wepageをご検討ください。
STORESとは、毎月1万ショップ以上の開設数を誇る、人気のネットショップ作成サービスです。
フリープランとスタンダードプランがあり、月額費用と手数料に違いがあります。
デザインやプログラミングのスキルがなくても、48種類のテンプレートから選ぶだけで本格的なネットショップが開設可能です。
ネットショップ作成サービスではトップレベルの人気を誇るBASEと比較されることが多く、本記事を読んでいる方の中にも気になる方は多いでしょう。
結論からいうと、
上記に該当する方はSTORESの利用がおすすめです。
では、そのほかでどのような違いがあるのか、詳しく見ていきましょう。
オンライン決済において最も利用率の高いクレジットカード決済は、STORES・BASEともに店舗側で決済手数料が発生します。
クレジットカードの決済手数料を以下にまとめました。
サービス名 | 決済手数料 | |
STORES | フリープラン | スタンダードプラン |
5% | 3.6% | |
BASE | スタンダードプラン | グロースプラン |
3.6%+40円 + サービス利用料3% |
2.9% |
双方の無料プラン(フリープラン・スタンダードプラン)で比較すると、BASEはサービス利用料3%が上乗せされているのがわかるはずです。
つまり、一見BASEの方が手数料は安く見えますが、STORESは5%、BASEは6.6%になるので、STORESの方が安くなります。
また、双方の有料プランでは、グロースプランの2.9%が安く感じますが、月額費用はBASEの方が高いです。
そのため、売上がさほど高くない時期では、STORESの方がお得に利用ができます。
手数料は注文ごとに発生するため、売上が多くなるほど影響も大きくなります。
利益を追求するなら、手数料についても考えるべきでしょう。
集客戦略としては、ショッピングアプリと連携が可能なBASEに軍配が上がります。
なぜなら、BASEで人気のショップに認定されると、ショッピングアプリで取り上げられ、アクセス数増加に期待ができるからです。
正確にはSTORESでもショッピングアプリの連携は可能ですが、「集客に有利な連携か」という点ではBASEの方が有利でしょう。
振込スピードについては、以下のような違いがあります。
サービス名 | 振込サイクル |
STORES |
手動入金:振込申請から2営業日以内
自動入金:月末締め翌月20日払い(最大60日) |
BASE | 振込申請から10営業日以内 |
STORESの手動入金を用いる場合は、BASEよりも振込スピードが早いです。
ただし、自動入金の場合には月末の売上が翌月に入金されるので、BASEよりも遅くなります。
また、STORESの手動入金は売上合計が10万円未満の場合、手数料が200円発生する点は注意しましょう。
BASEやSTORESでショップを開設する場合、URLの語尾に指定の文字列が含まれるサブドメインが提供されます。
◯◯の部分はショップのオーナーが自由に決められますが、以降のドメインについては強制的に付随するのが特徴です。
もし、ブランドやショップイメージを確立するためにURLを自由に決めるなら、独自ドメインの取得が必要です。
独自ドメインの取得には費用がかかるものの、STORESのスタンダードプランでは
のいずれかから無料で取得できます。
BASEでは独自ドメインを別途取得できればプランに関係なく設定可能です。
STORESはフリープランでは独自ドメインの設定ができないため、利用するなら自ずとスタンダードプランを選択する必要があります。
基本的にショップ利用者はURLを見て購入するか決めるわけではないので、ブランディングや将来的に自社管理にしたいなどの希望がなければ、そこまで重要視しなくてもいいでしょう。
オンライン決済の手段としてクレジットカード決済がありますが、STORESで導入しようとすると、事前審査が必要です。
審査に通過しなければ、ショップにクレジットカード決済を導入できないため、利用者の決済方法の幅を狭めてしまいます。
一方、BASEでは「BASEかんたん決済」の利用申請を行うだけで審査はありません。
唯一JCB/アメリカン・エキスプレスカードのみ利用準備期間が設けられている程度になります。
そのため、オンライン決済の導入のしやすさでいえばBASEの方が優れていると判断していいでしょう。
BASE以外にもSTORESに競合するネットショップ作成サービスはいくつかあります。
例えば、「カラーミーショップ」です。
カラーミーショップでは、電話・チャット・メールによるサポート体制が充実しています。
また、有料プランになると、利用できる機能やカスタマイズ性も高く、よりショップ運営がしやすく、オリジナル性が出しやすい点も魅力です。
また、海外出店を考えている場合には「Shopify」の方が相性よく、Shopifyは決済手数料も3.25〜3.9%と手ごろな価格帯で設定されています。
ネットショップの運営方針を見据えた上で、適切なネットショップ作成サービスを利用するといいでしょう。
STORESを利用すると、どのようなメリットがあるのかをまとめました。
ご自身にとって魅力的なメリットなのかも含めて見ていきましょう。
STORESは基本的にドラッグ&ドロップでショップが完成されていくため、開設・運営までが非常に簡単です。
デザインや制作スキルがない方でも、自身のイメージしているネットショップを作ることができるでしょう。
「気軽にネットショップを始めたいけど、制作会社に依頼する予算がない」という方でも安心して開設・運用を始められます。
先ほど比較してもわかるように、STORESの決済手数料は低めに設定されています。
同様のサービスを展開しているBASEでは「6.6%+40円」の手数料が発生しますが、STORESでは5%です。
少しでも手元に利益を残したい方にとっては、STORESの手数料の低さは魅力といえるでしょう。
STORESの無料テンプレートデザインは2022年現在で48種類と豊富です。
BASEの無料テンプレートデザインは全17種類なので、より独創性のあるデザインにしたい場合にはSTORESのテンプレート数の多さが活きるでしょう。
HTMLやCSSの知識がない方にこそ、テンプレートデザインの豊富さはありがたいですね。
STORESでは、無料で利用できるフリープランと、月額費用が発生するスタンダードプランがあります。
などの要望に合わせて、プラン変更が可能です。
特にスタンダードプランは独自の魅力的な機能が多数あるので、よりショップを成長させたい際に役立ちます。
STORESのデメリット・注意点としては、HTML・CSSの編集ができない点です。
HTML・CSSの知識がある方だと、ECサイトで使用されるテンプレートデザインを、より自分好みにカスタマイズができます。
しかし、STORESではそもそもHTML・CSSの編集ができないため、オリジナルデザインにすることはできません。
テンプレートデザインを限られた中でカスタマイズしてオリジナリティを出す、というのがSTORESを利用してデザインを構築する際の方向性になるでしょう。
「STORES決済」は、店舗にキャッシュレス決済を簡単に導入できるサービスです。
2020年4月までは、「Coiney(コイニー)」という名称でしたが、現在では「STORES ターミナル(STORES決済)」に変更されています。
では、STORES決済の導入には、どのようなメリットがあるのかを見ていきましょう。
STORES決済では、クレジットカードや電子マネーなど、複数のキャッシュレス決済の導入が可能です。
キャッシュレス決済の普及率が高まる昨今において、実店舗での導入は顧客満足度にも影響するでしょう。
本来キャッシュレス決済の導入には、
が必要になるため、少々手間です。
しかし、STORES決済では
と至ってシンプルな手続きで済むので、申請がしやすい点もメリットといえます。
STORES決済を利用した場合、決済情報は全てクラウド上に保存されるため、データとして一元管理が可能です。
また、「PCI DSS」と呼ばれるセキュリティの国際統一基準にも対応しているので、顧客・事業者双方が安心して利用できます。
STORES決済はPOSレジや会計ソフトといった外部サービスとの連携も可能で、会計業務の効率化も図ることができます。
導入もしやすく、ネットショップと実店舗の売上管理がスムーズになるメリットがあるので、連携は積極的に行うべきでしょう。
STORES決済は、日本国内だけでなく中国のキャッシュレス決済にも対応しています。
現在、中国のキャッシュレス決済では「WeChat Pay」が主流ですが、STORES決済でも利用可能です。
新型コロナウイルスによる影響で、一時的に訪日中国人が減少しましたが、円安や規制緩和によって、これからインバウンド需要は高まっていくでしょう。
そのため、STORES決済の海外のキャッシュレス決済に対応できる特徴は、最大限の利益を得るためのメリットと捉えることができます。
STORES予約は、インターネット上で実店舗の予約を円滑に行うためのサービスです。
無料プラン・有料プランによって利用できるサービスは異なりますが、どれも魅力的な内容が提供されています。
今回は、STORES予約のメリットについて3つピックアップしたので見ていきましょう。
STORES予約は活用幅が広く、およそ180以上の業種で対応可能なサービスです。
飲食店や美容室をはじめ、ヨガやピラティスなどの教室、イベント・セミナー、病院の予約に至るまで、STORES予約が利用できます。
毎月1,000社以上の企業に導入されている実績からも、STORES予約の信頼度が高いことがわかるでしょう。
STORES予約は24時間365日受付可能なので、営業時間外に予約ができないことによる機会損失を防げる点もメリットです。
予約を受け付けた場合にも、自動メール配信機能を活用すれば、スタッフが対応する必要もありません。
予約を1件ずつ手動で対応していた場合は、かなりの業務効率化に期待できます。
予約確認メールや来店後のフォローメール、顧客情報や支払い管理まで、全てを自動化できるのがSTORES予約です。
予約・顧客データ管理画面も見やすく操作性が良いので、自動化に抵抗がある方でも問題ないでしょう。
また、STORES予約はアプリを通して確認もできるため、場所問わず予約チェックも可能です。
様々な機能があるSTORESですが、実際に利用された方々の評価が気になるところです。
口コミを引用してご紹介します。
引用元:みん評
引用元:みん評
引用元:みん評
引用元:みん評
引用元:みん評
STORESでネットショップを開設する場合の登録方法や使い方について解説します。
基本的には、以下の流れで登録が可能です。
では、ステップごとに詳しく見ていきましょう。
STORESの登録方法は、メールアドレス・Facebookのどちらかを選択します。
いずれかで登録できるなら、PC・スマホどちらでも可能なので、お好きなほうを選んで登録完了まで進みましょう。
登録が完了したら、STORESにログインして管理画面に移行しましょう。
管理画面の「ストアデザイン」をクリックして、ショップのメインとなるデザインテーマを選ぶ作業です。
以上の設定が完了したら、「このデザインをストアに反映する」をクリックしてください。
ショップデザインが決まったら、続いて商品の登録作業です。
管理画面の「アイテムを追加」をクリックし、
以上の項目を入力してください。
問題なく入力できたら「保存」をクリックするとショップ内に商品が表示されます。
最後はストアの登録作業です。
以上の項目を設定し、保存をすればショップが公開されます。
送料については、
の4種類から選択が可能なので、自身で好きなものを選択してください。
また、月額税込2,178円でスタンダードプランに加入すると、利用できる機能が増えるため、本格的にネットショップに参入したい方はおすすめです。
スタンダードプランでは、以下のような機能があります。
以上の機能は業務効率化にもつながるので、ネットショップが成長したら切り替えを検討してみましょう。
今回は、STORESの料金や評判、メリットなどの概要について解説しました。
初期費用・月額費用が無料なので、試しにネットショップ運営を体験できるのがSTORESの魅力です。
ネットショップ初心者や、デザイン・制作スキルがない方は、ぜひSTORESを使って本格的なネットショップを制作・運用をしてみてください。