【2021年版】ASP型ネットショップサービス8選を徹底比較!
新型コロナウイルスの影響による実店舗の売上減少を補うためネットショップ開業を検討する企業や店舗に向けた、ネットショップ開業おすすめサービスのご紹介。
2021/1/21
公開日:2023/1/27
最終更新日:2024/11/11
オンライン販売を行うサイトを運営するビジネスモデルとして、「ドロップシッピング」があります。
ドロップシッピングは在庫を持たず発送や梱包作業も必要としない販売形態で、初心者でも開業しやすく簡単にネットビジネスを立ち上げられるといわれます。
初期投資が抑えられて比較的リスクが低いビジネスですが、もちろん注意するポイントも多くあります。
今回はそんなドロップシッピングに関するメリットやデメリットについてご紹介します。
なお、ホームページ作成をご検討なら、Wepageをご検討ください。
「ドロップシッピング(Drop Shipping)」は日本語に直訳すると「直送」という意味です。
ショッピングサイトなどで購入された商品が、メーカーや卸業者から直接購入者へ発送されます。
メーカーや卸業者側は、簡単に取引先を増やせるメリットがあります。
また、受注生産のような形がとれるため、取引先から回収不能になってしまうようなリスクを低減できます。
ドロップシッピングの運営側は、仕入れのコストや在庫管理、発送・梱包の作業が無くなり、集客や販売に注力できるメリットがあります。
「無在庫販売」と同意に聞こえますが、「ドロップシッピング」ではメーカーや卸業者と事前に契約を行うという部分が異なります。
そのため在庫が無い場合の対応や発送時のトラブルなどのリスクがありません。
このように、メーカーなど製造側と販売する側の双方でメリットを享受できるのがドロップシッピングの特長です。
また、海外の調査会社「リサーチ・ネスター」は、ドロップシッピング市場は2022年から2030年に25%の年平均成長率(CAGR)で成長すると予想しており、将来的にも期待されている販売形態です。
ショッピングサイト(ECサイト)で掲載されている商品は、通常、営業拠点や倉庫などで在庫管理がされています。
商品は購入者が注文後に、梱包や配送などの作業をサイト運営側で行っています。
ドロップシッピングでは、サイト運営側は掲載されている商品の在庫を持ちません。
注文後に製造元や卸業者に依頼を行い購入者に直送されるため、在庫管理や梱包、発送の作業も行いません。
このように、ドロップシッピングでは販売と配送を分業にしています。
そのため作業コストを抑えて在庫に関するリスクを取らずにオンライン販売を運営できる、という特徴があります。
SNSやブログなどで集客を行いサイトに誘導し、商品の販売やサービスの成約で報酬を受け取る、という点では、バナー広告を掲載して商品やサービスの宣伝を行う「アフィリエイト」と似ています。
しかしドロップシッピングは、自前でショッピングサイトを運営し集客や受注、顧客管理までを運営側が担います。
アフィリエイトでは商品の購入やサービスの成約、バナー広告のクリック数などで設定された報酬を受け取ります。
ですが、ドロップシッピングでは自前でショッピングサイトを運営する以上、より深く利用者と関係を持つ点でアフィリエイトとは異なってきます。
また、商品の値付けやサイトに掲載する紹介文章や写真など、より販売に特化したサイト運用を行うのもアフィリエイトとの違いです。
ドロップシッピングで販売する商品は、注文後に卸業者や製造元に直送を依頼するので、在庫を持つ必要がありません。
そのため、物販で最も注意すべき不良在庫というリスクから解放されます。
例えば、仕入れた後に新商品が出てしまった場合や、他のサイトが大幅な値下げをした場合などのリスクは、仕入れを伴う販売をする際に避けられません。
想定した数量よりも実績が少なかった場合、残ってしまった在庫に頭を抱えることになります。
また、大量の在庫を抱えると保管場所や棚卸し作業など、不必要なコストが発生する場合もあります。
このように、在庫に関するリスクを抱えることなく運営できるのはドロップシッピングのメリットです。
在庫管理が不要になる他、商品が外注先から直送されるため、梱包や配送に関する作業コストも必要ありません。
ビジネスが好調で受注数が増えてくると、請求書や納品書の発行など事務作業が増加します。
その他にも、商品のピッキングや包装、段ボールや梱包材の手配など、配送に関する業務も増えてきます。
ドロップシッピングの場合、梱包や配送はすべて外注先が行います。
そのため、注文数が増えても卸業者や製造元に依頼する事務作業が増えるだけで、作業コストを抑えることができます。
特に梱包や配送作業で増える人件費を抑えることは、大きなメリットとなります。
ドロップシッピングは、ショッピングサイトで掲載される商品の販売と配送の分業を可能にします。
契約内容にも関係しますが、サイトの注文からメーカーや卸業者への依頼までの期間を短くすることで、利用者に即日発送のようなサービスの提供が実現できます。
納品までの日数を短くすることは顧客の満足度を上げる効果もあり、サイトのリピート利用にも繋がります。
Amazonのような大規模なサイトでは、販売から配送までを自動化して納品までの日数を短縮していますが、小さなサイトではそのような対応は困難です。
しかし、販売と発送を分けて運用できるドロップシッピングであれば、相手先との連携を工夫することで即日発送のような短縮が行えます。
バナー広告をからの商品の購入やサービスの成約で報酬を受け取る「アフィリエイト」とは異なり、ドロップシッピングでは販売価格や紹介する方法に制限がありません。
例えば、期間限定でキャンペーン価格の設定や、数量による値引きなど、販売サイト側の裁量で自由に値付けが可能です。
そのため、キャンペーンの内容やセット販売など販売方法に制約を受けないのもメリットです。
梱包や配送を行う場合、作業スペースの他に段ボールや包装紙などを保管する場所が必要になります。
ですがドロップシッピングでは、作業スペースや資材の保管場所が不要になります。
また、スマートフォンで受注作業などもできるため、自宅や公園などサイトの管理を行う場所を選びません。
在庫の保管や作業スペースに必要な拠点に関するコストが抑えられるため、少ない初期投資でサイトの運営ができるのもメリットの1つです。
オンライン販売以外でも、大量に仕入れることで値段を下げることができます。
しかし、ドロップシッピングの商品は都度発注のため、数量で仕入れ値を下げることができません。
例えば、同じ商品を販売する場合、ドロップシッピングで販売するサイトは売値で負けることがあります。
そのため、商品を選ぶ際には価格競争にならないように注意する必要があります。
今からドロップシッピングを使ってビジネスを始める場合、後発であるため検索エンジンで上位の結果に表示されるまで時間がかかります。
また、販売実績も少ない期間は、仕入れを支援してくれるDSP(ドロップシッピング・サービス・プロバイダー/ドロップシッピングに対応した商品仕入れサービス)を利用するケースも増えます。
しかし、DSPで取り扱われている商品は競合サイトでも多く掲載されることになります。
競合サイトと比較して選ばれるために価格を下げる必要もあり、結果的に価格競争に入ってしまう可能性が考えられるのです。
競合するサイトを減らすために、掲載する商品は慎重に選定する必要があります。
商品の販売と、梱包や配送などの作業を分業して行うため、外部委託先との連携が重要になります。
また、DSPを使う場合には、発送や梱包などの業者と直接交渉などができないことが多く、不測の事態が発生した場合に対処できない可能性があります。
競合が多い商品を販売する際に、顧客満足の低下は致命的です。
ある程度継続的に販売できる商品があれば、配送業者やメーカー、代理店など直接交渉をしておく必要があります。
まず、商品の仕入・配送先を決定します。
特に商材などが決まっていなければ「TopSeller(トップセラー)」や「NETSEA(ネッシー)」などのDSPに登録するのが、ドロップシッピングでサイトを運営する近道になります。
もちろん、製造元や代理店に直接取引の交渉する方が利幅を多くできますが、実績や経験が少ない場合には相手にして貰えません。
ある程度売上実績や経験が伴うまで、DSPで公開されている動画やマニュアルでノウハウを蓄積することをお勧めします。
次に、商品紹介ページや決済用のカートを用意するサイトを構築します。
「MakeShop」や「カラーミーショップ」、「Cafe24」などのショッピングサイト構築サービスには無料で試用できるプランがあります。
しばらく使ってみて、自分に合ったサービスと契約してサイトを公開しましょう。
最後に、ショッピングサイト以外でも重要なサイトの宣伝とSEO対策を実施し、集客を行います。
SNSやウェブサイト、ブログなどで、商品紹介ページの投稿やキャンペーンのお知らせなど、利用者にサイトを知ってもらうための施策を行います。
例えば、競合サイトを調査して広告宣伝のノウハウを習得することもできます。
ですがサイト運営の経験が無い場合には、「Wepage」などホームページ作成サービスのSEO対策やSNS連携機能で施策を行う方法もあります。
DSPを利用せず、業者を見つけてドロップシッピングに関する交渉を行うこともできます。
最近ではGoogle検索で見つけることも可能です。
交渉を行う前に、相手先に伝える情報は事前に用意しておきます。
例えば、一般消費者では取引が出来ない業者も多いため、「法人情報」や「個人事業主の開業届」などの情報は用意した上で探します。
マイナンバーや取引口座も必要になるので、事前に用意しておいた方がスムーズに交渉ができます。
後は、Google検索でキーワードに「仕入れ」や「卸」「問屋」に加え、「ドロップシッピング可」「直送」などの単語を組み合わせて検索します。
検索結果から、対応してくれる業者のホームページを探します。
ですが必ずしも、検索結果の上位に希望のサイトが表示されることはありません。
検索結果をすべて確認するくらいの根気が必要になってきます。
既に販売する商品が決まっているのであれば、製造元や卸業者を検索し、電話やメールで連絡を取る方法もあります。
しかし、すべての製造元がドロップシッピングに対応してくれる訳ではないので注意が必要です。
ショッピングサイトを立ち上げた直後など、メーカーや卸業者から直接仕入れができる商品は少ないです。
ですので、DSPを利用した商品の掲載が多くなります。
結果、競合サイトと同じ商品の販売も多くなってきます。
自サイトで売れ筋の商品は、他のサイトでも同様に人気があるはずです。
そのために、DSPが品切れを起こした場合に対応ができません。
DSPを利用した売れ筋商品がある場合には、代替品を探す、メーカーや代理店に交渉するなど、品切れへの対応に注意が必要になります。
ドロップシッピングを行うサイトも、集客をせずに認知された成功例はありません。
通常のサイトと同じく利用者に知ってもらうために、ブログやSNSを活用する必要があります。
また、検索エンジンと連動したリスティング型のウェブ広告を利用して集客する手段もありますが、薄利のドロップシッピングでは費用対効果の面で慎重に検討しなくてはいけません。
ドロップシッピングやウェブサイトの運営に経験が無い場合には、検索エンジンへの対応にも苦慮する可能性があります。
ドロップシッピングサイトの運営を始める前に、SNSやブログなどで集客を望める手段を考えておくことも注意点の1つです。
販売と配送を分業するドロップシッピングの場合、サイトを運営する販売側はあらゆる手段で商品を紹介することに注力しなければなりません。
しかし無在庫で実際の商品を手にすることのないドロップシッピングの場合には、商品の知識不足に陥ります。
そのため、商品ページで魅力を伝えることができなかったり、問い合わせやサポートに寄せられる質問に良い回答が出来なかったりする場合があります。
顧客満足度を上げることにも繋がりますので、コストをかけても実際に入手して商品知識を付けておくことも重要になります。
分業を行うために、仕入れ先や配送依頼先など外部業者との関係性にも注意が必要になります。
ショッピングサイトでの取引では、「商品の入れ間違い」「梱包の破損」「到着の遅れ」など、配送時にトラブルが発生する可能性があります。
その際のコストを外部の業者や利用者に請求する、などの態度は、更なるトラブルに発展してしまいます。
トラブルの解決から目を背けることは、信頼関係が悪くなり問題になるため、常に外部の業者や利用者と同じ立場になった対応が重要になります。
今回は、仕入れや配送作業を分業し、初期投資を低く抑えてショップ運営を実現できる、ドロップシッピング型のビジネスをご紹介しました。
により、オンライン販売を行うサイトを低コストで構築し、ビジネスをスタートできます。
ぜひ、ホームページを作成する際に参考になさってください。
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