SNSを活用してホームページの効果を高めよう
スマートフォンの普及とともに利用者が増加してきたSNSを上手く活用したホームページ運用をご紹介します。
2021/6/4
公開日:2023/4/28
最終更新日:2023/4/28
現代においてビジネスでインターネットを活用するのは、ごく当たり前のことになってきました。
その中でも、個人サイトをブランディングや名刺代わりに活用している方も少なくありません。
そこで今回は、個人サイトの必要性やメリット・デメリット、Webサイト作成サービスの選び方について解説します。
なお、ホームページ作成をご検討なら、Wepageをご検討ください。
個人サイトは、
以上の2点があるからこそ、その必要性に注目が集まっています。
近年では、SNSによるブランディングが主流になりつつありますが、無数のアカウントが存在するため、個人アカウントに注目を集めることは難しいです。
一方、個人サイトでは、あなたの魅力を好きなようにアピールできるため、自身に注目を集めやすく、訪れた方に認知させることができます。
また、プロフィールや実績を掲載しておけば、名刺やポートフォリオ代わりにもなるでしょう。
わざわざ、自身について長々と紹介しなくても、個人サイトに訪れてもらえば理解してもらえる、という役割を担うこともできます。
個人サイトの開設・運営には、以下のようなメリットがあります。
では、それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
個人サイトでは、SNSやブログサービスの利用とは異なり、自分の好きなデザインを用いて自由に情報発信ができます。
SNSでは、投稿文字数に制限があり、アカウントのプロフィールや投稿のデザインは皆同じです。
一方、個人サイトでは文字数に制限はありませんし、プロフィールや投稿の仕方、デザインを自由に表現できます。
伝えたいことが伝えきれない、動画や画像をたくさん使いたい、などの要望にも応えられるのが個人サイトならではの強みでしょう。
自分の考えや自身で作り上げた作品を発表し、広く知ってもらうのにSNSは向いていますが、同時に不特定多数の人の目にさらされることにもなります。
そのため、人によっては他人の評価が気になってしまい、なかなか発表するのをためらってしまうこともあるでしょう。
しかし、個人サイトでは、他人の評価を気にする必要なく自由気ままに掲載できます。
いいねや拡散のボタンなども設置しなければ、数字を気にする必要なく、個人の活動を続けられるでしょう。
不特定多数の人と交流できるSNSとは違い、個人サイトでは自分のペースを保てます。
流動性のあるランキングやタイムラインに疲れることもなく、交流やコミュニティを作れるので、精神的に疲れることも少ないでしょう。
また、マイペースといっても創作活動や情報発信を続けていれば、サイト内に徐々にコンテンツが蓄積されていきます。
蓄積された作品や情報は自身の満足感や達成感につながりますし、資産にもなるはずです。
小説や二次創作を掲載してギャラリーのように作れるのも個人サイトの魅力です。
SNSでは制限があるため、自分の世界を表現できない可能性も高いでしょう。
しかし、個人サイトでは全て自由に構築できるため、一種アトリエのような世界観を演出することもできます。
もちろん自由だからといって原作者や権利者が許可していない二次創作を掲載するのは禁止です。
法律や規程の範囲内で、最大限に個性を発揮させられる場所と考えるとイメージしやすいでしょう。
無料ブログやSNSでは、サービスの一部を借りている状態なので、検索結果の表示は提供元のドメインパワーに依存します。
一方、独自ドメインを取得した個人サイトでは、そのサイト独自の評価がされるため、検索エンジン最適化に有利です。
もちろんSEO対策をしっかりと行う前提ではありますが、無料ブログやSNSよりもはるかに効果は出やすいでしょう。
ある特定のキーワードで検索結果の上位に表示させたいのなら、個人サイトの運営を視野に入れましょう。
ここまで個人サイトのメリットについてご紹介しましたが、デメリットがいくつかある点も覚えておかなくてはいけません。
個人サイトのデメリットは主に以下の2つです。
個人サイトを運営するとなると、デザインやレイアウト、コンテンツを制作しなくてはならないため、その分の手間が発生します。
最近では、専門知識不要でサイト制作・更新ができるサービスも増えているので、なるべく操作がしやすいサービスを検討するといいでしょう。
SNSの活動に比べて閲覧数や交流数が激減する点は、プラットフォーム上仕方のないことです。
SNSのアクティブユーザーは、個人サイトに訪れるユーザーよりもはるかに多く、その分の交流やコミュニティも活発です。
もし、閲覧数や交流が目的なのであれば、個人サイトよりもSNS上で情報や作品を投稿する、または併用するのが向いているでしょう。
現在において、個人サイトを作成する理由は、自身のことあるいは作品について知ってもらうためです。
かつてのホームページ作成サービスには、ジオシティーズ(Geocities)やトライポッド(Tripod)がありました。
これらは2000年ごろに主流となった無料ホームページ作成サービスであり、運営企業はユーザーのホームページに広告を掲載して利益を得るシステムです。
その後、インターネット上で日記のような投稿ができるブログサービスが流行します。
プログラミング言語を覚える必要がなく、気軽に投稿できるとして、ブログサービスは一躍人気となりました。
しかし、2010年ごろにはTwitterやInstagramといったSNSが普及し、日記形式のブログサービスは衰退していくことになったのです。
現在もSNSは人気ではあるものの、無数の投稿が生み出される中で個人が注目を集めることはなかなか少ないでしょう。
そうなると、個人サイトをもつことが、他人のコンテンツに埋もれずに、自身や作品について知ってもらえる場所となるのがわかるはずです。
現代において個人サイトが必要であるのと同時に、制作環境の進化にも注目すべきです。
では従来に比べてどのように進化しているのか、ここでは3つご紹介します。
これまでのサイト制作は、HTMLとCSSを用いるのが一般的であり、習得にはそれなりの時間を要していました。
しかし、現代ではノーコードツールやCMSといった、専門知識不要でWebサイトが作れるサービスが提供されています。
利用者は、テンプレートからデザインを選ぶだけなので、手軽に個人サイトを持てるようになったのです。
レンタルサーバーの進化にも注目しましょう。
従来ですと、使用できるプログラミング言語が限られている、広告が必ず表示されるなど、利用者にとって使いにくいものでした。
一方、現在では無料のレンタルサーバーでも容量が大きく、多彩なプログラミング言語が利用できるなど、自由度が高くなっています。
性能だけでなく料金も今の方がリーズナブルで、さほど予算を必要としない点は個人にとって心強いでしょう。
Webサイトやホームページの更新は、パソコンから行うのが一般的です。
しかし、現代においてはスマホ・タブレットから更新できるサービスも増えてきており、更新が手間だと感じるシーンも少なくなりつつあります。
例えば、普段はパソコンから更新し、外出先や移動時間にはスマホ・タブレットから更新など、やり方次第で効率よく作業が可能です。
スキマ時間を有効活用できるようになったのは、時代に伴った進化といえるでしょう。
個人サイトを作成する際は、どのサービスを選ぶのかによっても作りやすさやデザインの幅が変わります。
例えば、無料で利用できるWebサイト作成サービスでは、機能の制限や広告表示などがあり、人によってはわずらわしさを感じるはずです。
サイトの成長に伴い、上記のような制限を無くしたいと考えるのなら、有料プランへアップグレードができるサービスかどうかをチェックしましょう。
また、オリジナリティを出したいならテンプレート数にも注目すべきです。
無料のWebサイト作成サービスは使いやすさはあるものの、テンプレート数が少なく、どれも同じようなデザインが目立ちます。
そのため、個人としての色や世界観を最大限に発揮したいのなら、テンプレート数やレイアウトのカスタマイズ性に富んでいるサービスを選びましょう。
下記の記事では、無料のWebサイト作成サービスのおすすめについて紹介しています。
もし気になる方がいれば、ぜひ本記事とあわせて読んでみてください。
今回は、個人サイトの必要性について、メリット・デメリットやサービスの選び方を紹介しました。
SNSの時代とはいえ、個人をクローズアップするのに長けているのはWebサイトです。
ぜひ、自身に合った作成サービスを見つけて、魅力を存分に発揮できる個人サイトを制作してみてください。