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飲食店・レストランのホームページ事例10選~作成のポイントも紹介
飲食店・レストランのおしゃれなホームページ事例10選を解説。またホームページ作成で準備しておきたいことや集客の追加施策などもご紹介します。
2024/1/31
公開日:2025/1/31
最終更新日:2025/1/31
熾烈な飲食業界の中で生き残っていくためには、ホームページを活用するのも効果的な戦略の1つです。
自店舗でもホームページを検討してはいるが、作り方がわからず頭を悩ませているという方もいるのではないでしょうか。
そこで今回は、飲食店のホームページ制作について、重要なポイントや載せるべきコンテンツを解説します。
本記事を読めば、飲食店ホームページ制作に必要な知識が身につくはずですので、ぜひ参考にしてください。
なお、ホームページ作成をご検討なら、Wepageをご検討ください。
飲食店がホームページを持つのは、以下の役割と重要性があります。
競合がひしめき合う中で、SNSやポータルサイトだけでは自店の魅力は十分に伝えきれません。
ホームページがあることで、自店ならではの強みや魅力を最大限にアピールでき、他店との差別化ができます。
また、正確な情報発信ができる点もホームページの役割です。
例えば、諸事情により営業時間を変更しなくてはならない場合、ポータルサイトでは反映に時間がかかり、顧客が把握できない可能性があります。
一方、ホームページではすぐに反映ができるため、顧客へ正しい営業時間を知らせることが可能です。
採用サイトとして活用できる点でも自店のホームページは重要です。
近年の傾向では、飲食店の店舗数は多くなる一方で、従業員不足が目立っています。
そのため、従業員を採用するには、自社・自店舗について深く知ってもらわなくてはいけません。
そこでホームページを活用すれば、より効果的にアピールができ、熱意のある従業員を集めることができます。
こうした理由から、飲食店であってもホームページは制作しておくべきなのです。
飲食店ホームページは、お店のターゲットやブランディング、コンセプトによってデザインが変わります。
そのため、ホームページ制作の経験がない方にとっては、どのようなデザインにすればいいのか頭を悩ませてしまうでしょう。
そこでおすすめなのが、さまざまなホームページを見て、参考になるデザインやレイアウトを学ぶ方法です。
以下の記事では、飲食店・レストランのおしゃれなホームページをピックアップしてご紹介していますので、ぜひ本記事とあわせて読んでみてください。
飲食店・レストランのホームページを制作する上で重要なのは、以下の5つのポイントです。
ぜひ、上記のポイントを理解して、ホームページに取り入れてみてください。
一番重要なポイントは、ターゲット層を明確にする点です。
ターゲット層がはっきりしていないと、デザインもコンテンツもぼやけたものになってしまいます。
店舗にはどのようなユーザー層が多いのかを考え、以下の部分を埋めていきましょう。
例えば、居酒屋街にある立ち飲み屋のケースです。
年齢: | 32歳 |
性別: | 男性 |
職業: | 保険の営業職 |
年収: | 400〜500万 |
家族構成: | 一人暮らし |
住所: | 会社の近くに立ち飲み屋の店舗があり、家は3駅隣にある |
来店のきっかけ: | 1件目で安く・美味しく・サクッと飲める場所を探していた。昭和チックな雰囲気に懐かしさを覚え、フラッと立ち寄ってしまった |
上記のように、自店舗にくるお客様をできる限り具体化すると、どのようなユーザーがホームページに訪れるのかも見えてきます。
それに合わせて、自店舗の強みも見えてくるため、まずはターゲットを明確にする作業を行いましょう。
今回でいえば
などが強みとして洗い出せます。
上記の強みをもとにして、ターゲットに伝えるべきことを整理していきましょう。
次に、ユーザーに店舗の強みを伝えるために、コンテンツ(画像や文章などのホームページに掲載される内容)を充実させていきます。
基本的なコンテンツは以下の通りです。
上記項目の中に、自店舗の強みを活かしていきましょう。
先ほどの立ち飲み屋の例でいえば、
などです。
特にレストラン・飲食店のホームページでは、写真のクオリティが求められます。
見ているだけでお腹が空いてしまうような美味しい料理の写真など、ユーザーにインパクトを与えられる素材を存分に使っていきましょう。
飲食店の魅力を伝えるには、料理の味や匂いが伝わってくるような、店内の雰囲気が感じられるような写真を掲載すべきです。
まずは高画質であることが大前提で、キレイな写真というだけでも撮影対象の魅力がアップします。
また、光の入れ方や焦点(フォーカス)の合わせ方でも、コンセプトがガラッと変わる映り方になります。
もし、写真撮影スキルに不安があるなら、プロのカメラマンに依頼するのも方法の1つです。
注目・関心を抱いてもらえるような魅力的な写真を掲載しましょう。
飲食店ホームページは、必ずスマートフォンに対応したデザインで制作してください。
インターネットで調べ物をする際は、スマートフォンを利用するユーザーが多く、飲食店も例外ではありません。
また実店舗へ足を運ぶ際に出先において、スマートフォンで閲覧する方もおられるでしょう。
表示された飲食店ホームページが、レイアウトが崩れていたり、サイズが小さかったりするだけで、離脱してしまう方も珍しくないのです。
自店舗の魅力を十分に伝えるためには、スマートフォンに対応したレスポンシブデザインを採用しましょう。
もしSNSを運用しているのなら、ホームページと連携しておくのがおすすめです。
自店舗に興味を持ってくれた方に訴求ができ、フォローしてもらえるとSNSとホームページの両方からアピールができます。
普段はSNSを利用するといったユーザーにもアプローチができるため、認知度や集客力向上のツールとして、SNS連携は必ずしておきましょう。
飲食店・レストランのホームページには、載せておくべきコンテンツが多数あります。
提供方法やホームページのコンセプトによっても異なりますが、これから紹介するコンテンツが必要だと判断したなら、ぜひ取り入れてください。
コンセプトは短く簡潔に伝えられるものが良いでしょう。
例えば、「日本料理 かが万」のコンセプトを見てみると
「移ろう季節を料理にとどめて」
と、短く簡潔ながら季節の素材を使った日本料理を楽しめるという想いが伝わってくるはずです。
また、コンセプトはサイズを大きくして目立たせ、文章は余白を駆使して読みやすくなる工夫をしています。
各種コンテンツへの説得力を高めるため、コンセプトはファーストビューのすぐ下に持ってくるケースが多いです。
レストラン・飲食店のホームページには必ず店舗の外観・内観写真を取り入れるべきです。
どのような雰囲気なのかをユーザーに伝えられると、来店へのイメージが沸き集客につながります。
例えば、
など、ユーザーが自身の目的に合ったお店かどうか判断できるでしょう。
また、外観写真は店舗の場所を見つけるヒントにもなります。
入り組んだ場所や似たような通りの多い場所に立地しているなら、必ず外観写真を掲載して置くようにしましょう。
料理やメニューは、ユーザーがレストラン・飲食店にいくか決める重要なコンテンツです。
できる限り、料理写真やメニュー欄を充実させておくようにしましょう。
また、料理写真は自分で撮るのもいいですが、よりこだわるのならプロのカメラマンに依頼した方が高品質に仕上がります。
今回事例で紹介したレストラン・飲食店で使用した写真も、料理の魅力や店舗のこだわりが感じるものだったはずです。
さらに、調理中や接客中、お客様が実際に食べている写真を掲載するのも、店舗イメージが伝わるのでおすすめです。
写真・映像からお店の雰囲気・料理の味を伝えられるように工夫していきましょう。
来店したいユーザーのために営業日や営業時間を掲載しておくのも忘れてはいけません。
さらにいえば、ラストオーダーの時間や予約可能かもわかると、より親切でしょう。
仮に、ホームページを見て来店してくれても
上記のような事態になると、もう一度来店しようと思わない方もいるので、非常にもったいないです。
せっかくホームページを見て足を運んでくれるお客様がいるのなら、精一杯楽しむ・味わってもらえるような配慮もしておきましょう。
オーナーや店舗で働くスタッフの紹介も、ユーザーにとって興味のあるコンテンツです。
の3つは最低限記載するといいでしょう。
ただし、スタッフ紹介は店舗の規模やブランドイメージによって柔軟に変えるべきコンテンツでもあります。
スタッフが何十人もいて、一人一人紹介していてもユーザーは最後まで見ないでしょう。
ユーザーが興味のあるコンテンツではありますが必須ではないので、スタッフ紹介をホームページに入れるべきかは、よく検討して決めましょう。
お知らせやニュースは、店舗に関する更新情報を流すコンテンツです。
などがあります。
お知らせ・ニュースはリアルタイムで行うコンテンツなので、SNSと連動させて拡散を狙うのもいいでしょう。
飲食店によっては
などの、店舗で提供する料理以外のサービスを提供しているところもあります。
特に最近はテイクアウトやデリバリーの需要も増えているので、サービスを行っているなら忘れずに掲載しておきましょう。
店舗の予約システムや予約フォームを設置しておくと、ホームページを見て利用したいと感じてくれた方に効果的な訴求ができます。
予約フォームを実装させるなら、なるべく目立つ色と位置に配置しましょう。
また、ポータルサイトの予約機能を並行して使う場合は、ダブルブッキングしないよう最新の注意を払ってください。
自店舗がどこにあるのかを記す店舗情報もホームページには必須です。
最近では、店舗情報にGoogleマップを埋め込み、よりわかりやすく案内しているホームページが多く見受けられます。
上記を参考に、ご自身の店舗に初めてくる方が、迷わず来られるような店舗情報の記載を意識してください。
もし採用も兼ねたホームページにしたいなら、採用情報も掲載すべきです。
基本的には同ホームページ内に採用情報を掲載すれば問題ありません。
より採用力の向上にこだわりたいなら、採用サイトを制作して自店舗のホームページから遷移を促すのも方法の1つです。
採用サイトを作る場合、制作コストがかかりますので、リソースを考慮して最適な方法で採用情報を充実させていきましょう。
飲食店のホームページで差別化および集客につながるアイデアとして、以下のようなものがあります。
取り入れられるものがあれば、ぜひ参考にしてください。
ファンになった顧客も含めて注目・関心を集められるのが季節メニューの紹介です。
季節限定のメニューは魅力的に見え、思わず行ってみたくなるものです。
また、既存顧客が飽きないようにリピーターになってもらう工夫でもあるため、季節メニューを考案したらホームページにも掲載するように意識しましょう。
親しみやすい店舗にする点では、スタッフブログを設けるのも効果的です。
日々のできごとや料理・ドリンクへのこだわり、予約状況など伝えるのにも役立ちます。
ただし、何も変化のないつぶやきではブログのリピーターになってはもらえません。
そのため、スタッフブログを作るなら、どのような情報を見てくれるかを模索し、日々更新を続けていきましょう。
ホームページ内にクーポン情報があると、アクセス数の向上や認知のきっかけになります。
ホームページ内の目立つ所にクーポンを埋め込んでおき、来店時に見せるとお得になる、といった施策がいいでしょう。
クーポンの活用次第で、顧客と交流できるツールにもなるので、ぜひ工夫を凝らしてみてください。
ホームページから店舗への集客につなげるには、以下のような施策が効果的です。
効率よく集客するために上記の施策が取り入れられそうなら、積極的に実践してみてください。
Googleビジネスプロフィールは、GoogleマップやGoogleでの検索結果表示に店舗を表示させるために有効なサービスです。
あなたの店舗名を検索したユーザーだけでなく、該当するキーワードで検索したユーザーに対して上位表示される場合もあります。
Google ビジネスプロフィールは無料で登録できるので、レストラン・飲食店のネット集客を考えているなら忘れないように登録しておきましょう。
ぐるなびや食べログといった口コミの集まる専門サイトに情報を掲載するのも集客法の1つです。
これらの専門サイトは多くのユーザーが活用するため、注目を集めるツールとして使うには最適です。
ホームページには店舗に興味を持ったユーザーが訪れますが、専門サイトには自分のニーズを満たす店舗を探したいユーザーが集まります。
そのため、専門サイトは多くのユーザーの目にとまる機会を作れるので、ホームページと併用しながら運用していきましょう。
情報の拡散性を考えると、SNSが効果的です。
メインとなる4つのSNSの特徴を紹介しますので、自店舗に合ったものを見つけて運用してみてください。
SNS名 | 特徴 |
X |
10代〜30代の若い年齢層の使用率が高い
拡散性が非常に高くテキスト+文字の発信に優れる 年代が高い層の利用者は少ない傾向 |
10代〜30代の若い年齢層かつ女性ユーザーが多い
写真や映像コンテンツを重視されるSNSなので、インパクトのある料理や注目を集められる料理の掲載がおすすめ 拡散性は低い |
|
実名公開が原則なので、ユーザーと信頼できるやり取りが可能
30代〜40代のビジネスマンが多い |
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LINE@ |
登録してくれたユーザーに情報を届けられるツール
すでに自店舗に興味・関心のあるユーザーなので、お得情報やクーポン配布でリピートを狙うのに効果的 |
ホームページ制作会社に依頼するのは予算が心許ないが、自作するほどの知識・スキルがない、とお悩みの方は、弊社が提供しているWepage(ウィーページ)がおすすめです。
今回は、飲食店ホームページの制作に必要なコンテンツやデザインのコツについて解説しました。
飲食店ホームページの制作は、ターゲット層の明確化や他店舗の差別化を洗い出し、効率よく作業するのが最適だと理解してもらえたはずです。
また、掲載すべきコンテンツや集客アイデアもご紹介したので、自店舗に合わせて組み合わせ、素敵なホームページを作りあげてください。
ホームページは制作だけでなく、継続して運用することも成果を出す上で重要です。
どのような情報を発信していくのか、新規顧客や既存顧客が興味を持ってくれるようなコンテンツを作れるよう、常にアンテナは広げておくようにしましょう。
ぜひ、自店舗の魅力を存分にアピールしたホームページを完成させてください。