動物病院のホームページ作成~デザイン事例から必要な項目まで解説

動物病院のホームページ作成~デザイン事例から必要な項目まで解説

公開日:2025/1/31
 最終更新日:2025/1/31

現代において、動物病院がホームページを持つのは当たり前の時代になってきています。
特に新規顧客獲得や認知度向上を狙うなら、ホームページの制作・運用はしておくべきでしょう。

そこで今回は、動物病院のホームページ作成方法について、デザイン事例とともに解説します。
本記事を参考に、素敵な動物病院のホームページを作っていきましょう。

なお、ホームページ作成をご検討なら、Wepageをご検討ください。


01動物病院のホームページ作成における重要性と目的

動物病院のホームページ作成における重要性と目的

動物病院がホームページを作成するのは、以下の点で重要です。

  • 信頼感と安心感を与える
  • 他院との差別化・自院の強みと特色をアピールする
  • スマートフォン対応

動物病院を調べる際、利用者は必ずといっていいほどインターネットを使って調べます。
調べた際に病院のホームページがあると、信頼感と安心感を与えることができ、来院へのきっかけにもなるでしょう。

また、ホームページは自院の強みと特色をアピールできる場であり、他院との差別化をする上でも重要な役割を持っています。

スマートフォンで情報を検索するユーザーが多く、ホームページもデバイスに合わせて最適化することが大切です。
スマートフォン対応のホームページにできれば利便性の向上により、さらに信頼感や安心感を与えることができるでしょう。

また、獣医療広告ガイドラインにおいては、ホームページは利用者が自らの意思で情報を得るために検索して訪れるため、広告には該当しないとされています(条件によっては広告と見なされる場合もあります)。

そのためホームページでは、広告には掲載できない診療メニューの掲載や診療費のほか、獣医師の経歴等も掲載できます。

ホームページは、自院の特徴や魅力を利用者様に伝えることができる強力なツールになるでしょう。


02動物病院のホームページデザイン事例

ここでは、動物病院のホームページをいくつかご紹介します。

自院のホームページに取り入れられるデザインやコンテンツがきっとあるはずなので、ぜひ参考にしてください。

2-1.KINS WITH 動物病院

KINS WITH 動物病院

KINS WITH 動物病院のホームページは、動画を用いて病院のイメージをうまく表現しているデザインが特徴です。

犬が安心して獣医師に寄り添っている動画を埋め込むことで、信頼感や安心感が伝わるような工夫がされています。
使用されている獣医師・スタッフの写真は皆笑顔で表情が柔らかく、親しみやすさにもこだわっている点がポイントです。

信頼してもらえる動物病院を目指すなら、KINS WITH 動物病院のデザインをヒントにするといいでしょう。

2-2.ペットクリニックわたり

ペットクリニックわたり

ペットクリニックわたりのホームページは、イラストをうまく取り入れてポップながら清潔感のあるデザインが特徴です。

テキストや画像など、全体的に丸みを取り入れることで温かさを演出し、安心して来院できる動物病院という印象を与えています。

また、動物の健康に関する情報を発信しており、ホームページ自体にアクセスを増やす施策も見受けられます。

堅苦しくなく、ほどよいおしゃれを取り入れたホームページにしたいなら、ペットクリニックわたりを参考にしてみましょう。

2-3.尾石動物病院

尾石動物病院

尾石動物病院のホームページは、要所にこだわったデザインを入れつつも、全体的に整っているため、清潔な印象を与えているのが特徴です。

画像に座っている女性や猫、マップ画像の上を散歩する男性と犬など、ちょっとした遊びを取り入れています。

おしゃれで雰囲気のあるホームページに仕上げたい場合は、尾石動物病院のホームページが参考になるはずです。


03動物病院のホームページ作成の準備

動物病院のホームページ作成の準備

動物病院のホームページを作成する前に、以下の準備をしておくと作業がスムーズになります。

  • ターゲット層の明確化
  • 提供したい情報の整理

では、それぞれの準備について詳しく紹介します。

3-1.ターゲット層の明確化

動物病院のホームページは誰に見てほしいのかを決めると、より具体的なデザインや必要なコンテンツが洗い出しやすくなります。

例えば、20~40代といった比較的若年層をターゲットにした場合、ホームページも先進的で流行を取り入れたデザインにすべきです。
デザイン例としては、フェードインしてくるテキストや、スライドショーのように変化する画像などがあげられます。

上記のように、まずはターゲット層を決めてから、最適なデザインが何かを考えていきましょう。

3-2.提供したい情報の整理

動物病院のホームページで、どのような情報を提供したいのかを整理するのも重要です。

情報が乱雑に並んでいるホームページは読みにくく、訪れた方へストレスを与えてしまいます。
また、情報を整理するとターゲットが知りたい情報は何かが理解できるようになるはずです。

そのため、ホームページを作り始める前に、必ず提供したい自院の情報整理を行うようにしてください。


04動物病院のホームページに必要な要素

動物病院のホームページに必要な要素

動物病院のホームページには、以下の要素が必要です。

  • 診療時間と休診日
  • 診療科目と料金
  • 獣医師紹介
  • 設備紹介
  • よくある質問(FAQ)

上記の情報をわかりやすくまとめ、見やすいホームページを目指していきましょう。
では、それぞれの要素について簡単に説明します。

4-1.診療時間と休診日

動物病院のホームページに必須な要素が診療時間と休診日です。
来院したい方にとって、今診療してもらえるかどうかは最も気になる内容だからです。

固定で診療時間と休診日を設けている場合は、日~土の曜日だけ記載されたカレンダーを用いると、一目で伝わりやすくなります。

もし不定休の場合は、日にちが記載されている月間カレンダーを利用し、視覚的にわかりやすくしてあげると親切です。

また、診療時間と休診日と一緒に所在地を記載してあげると、よりわかりやすいコンテンツになります。

4-2.診療科目と料金

診療科目と料金

動物病院のホームページでは、診療科目と料金もチェックされやすい要素です。

最近では、多種多様な動物を飼育するご家庭が増えているため、より詳細な診療科目を設けることで誤解されにくくなります。

閲覧している動物病院がどのような診療を行っているかがわかれば、安心して受診するきっかけにもなるでしょう。

また、診療や施術内容にあわせてどのくらい料金がかかるのかも記載があると安心です。
ホームページに記載されていない料金を請求されたとなると、トラブルに発展するリスクもあります。分かりやすい料金掲載を心がけましょう。

4-3.獣医師紹介

信頼感・安心感を持ってもらうために、獣医師の紹介ページを設けるのもおすすめです。

獣医師のことがわからないと、「本当にこの動物病院でいいのだろうか」という不安がつきまとってしまいます。

獣医師紹介では、名前だけではなく顔写真や経歴を記載してあげると、より信頼度を高められるので、具体的な人物像がわかるよう記載しましょう。

4-4.設備紹介

ペットの飼い主が安心してくれるように、設備紹介を設けるのも効果的です。

院内ではどのような設備が整っているのか、写真と一緒に掲載すると安心感が高まります。

4-5.よくある質問(FAQ)

よくある質問(FAQ)

問い合わせの多い内容をよくある質問にまとめておくと、対応を減らすことができて効率的です。

例えば、支払いや入院、予約制なのかといった質問があげられます。

よくある質問については、ホームページ開設後に随時追加できるよう、シンプルな作りにしておくのがおすすめです。


05ペットオーナーに配慮したホームページデザインのポイント

ペットオーナーに配慮したホームページデザインのポイント

動物病院は一般的な医療機関とは異なり、信頼感や誠実さだけでなく、親しみやすさや温かさを伝えるのもポイントです。

例えば、ペットクリニックわたりのように、丸みを帯びたテイストを取り入れる、尾石動物病院のような遊びのあるイラストを取り入れるなどがあります。

ペットクリニックわたり
尾石動物病院

また、情報の見つけやすさ・わかりやすさも動物病院のホームページには重要です。

ペットの体調がいつもと異なるからこそ来院を決断し、中には緊急性を伴ったケースもあるでしょう。
そうした中で、情報が見つからないのはストレスを与え、不信感を高めてしまいます。

診療時間やアクセス、診療科目といった情報は、トップページからすぐ見つけられるようにグローバルメニューに設置するなど工夫を凝らしましょう。


06動物病院の信頼感を得るホームページコンテンツ作成のコツ

動物病院の信頼感を得るホームページコンテンツ作成のコツ

動物病院のホームページでは、信頼してもらうのが何よりも大切です。
そこで、コンテンツを作成する際に意識すべきポイント・コツについて解説します。

6-1.症例紹介

これまでにどのような方針で診療および治療を行ってきたのかがわかると、ペットのオーナーから共感が得られやすく、安心感も生まれます。
そのため、症例紹介はできるだけ多く掲載するのが最適です。

単純な症例紹介ではなく、何を思ってどのような診断をして快復へ向かったのかなど、より状況を細かく記載できるとよいでしょう。

6-2.ペットケア情報の提供

ペットケア情報の提供

ペットケア情報のコンテンツ作成をする際は、信ぴょう性があるものか、信頼できる根拠があるのか注意しながら作成してください。

間違った情報を提供してしまうと、ペットの健康に悪影響を及ぼすだけでなく、動物病院としての信用を損ねてしまいます。

逆に、有益かつ信頼できる情報を提供できれば、ホームページへの流入が増えるだけでなく、獣医師としての信頼が厚くなることでしょう。

ペットケア情報を提供する際は、最新の注意を払った上でコンテンツ作成を行ってください。


07動物病院のホームページSEO対策と地域密着型の情報発信

動物病院のホームページSEO対策と地域密着型の情報発信

ホームページの流入数を増やす施策として、SEO(検索エンジン最適化)対策地域密着型の情報発信があります。

SEOについては、よく検索されるキーワードをもとにコンテンツを作成する方法で、「動物名+病名」「動物名+症状」「動物名+健康診断」などが例です。
SEO対策によってコンテンツが上位表示されると、より多くのペットオーナーに自院を知ってもらうきっかけとなるでしょう。

また、「地域名+動物病院」といったように地域系のキーワードで検索する方も多いです。
地域密着型の情報発信ができていると、この地域系キーワードの検索結果でも上位表示される可能性が高まります。

動物病院のホームページで認知度や集客力を向上させるなら、上記で述べたSEO対策や地域密着型の情報発信(MEO)にも力を入れましょう。


08動物病院のホームページ作成ならWepage(ウィーページ)

動物病院のホームページを作成するなら、弊社が提供しているWepage(ウィーページ)がおすすめです。

Wepageは、誰でも簡単にホームページが作れるサービスで、制作時間の短縮やコストの削減に期待できます。
デザインは約2万種類もあるテンプレートから選び、自院の情報に合わせてカスタマイズするだけです。

無料プランもご利用いただけますので、まずはお気軽にWepageでホームページを作ってみてください。


09まとめ

今回は動物病院のホームページ作成について、必要な準備や要素などを解説しました。

動物病院のホームページは信頼と安心感に加えて、親しみやすさを伝えなくてはなりません。
そのため、ターゲット層の明確化、情報の収集・整理を徹底して行った上で、デザインに着手するべきでしょう。

本記事で紹介した手順やポイントを抑えれば、必ず素敵なホームページに仕上がります。

ぜひ、自院の強みや魅力が存分に詰め込まれたホームページで、認知度や集客力向上を狙ってみてください。


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