
ワードプレス(WordPress)とは 特徴をわかりやすく解説!
ワードプレス(WordPress)について、その種類やメリットデメリット、費用や開始に必要なものまで、初心者の方にもわかりやすく解説します。
2022/7/15
更新日:2025/4/30
「WordPressには種類があるって本当?」
「WordPress.comについて詳しく知りたい!」
全世界でトップシェアを誇るCMS(コンテンツマネジメントシステム)がWordPressです。
しかし、WordPressには「WordPress.com」と「WordPress.org」の2種類があることをご存じでしょうか。
そこで今回は、WordPress.comの特徴について、WordPress.orgとの違いとあわせて解説します。
なお、ホームページ作成をご検討なら、Wepageをご検討ください。
WordPress.comとWordPress.orgの大きな違いは、利用方法にあります。
まずWordPress.comは、レンタル型のブログおよびホームページ作成サービスです。
はてなブログやAmebaブログのように、アカウントを登録するだけでホームページ作成・運用が始められます。
一方、WordPress.orgは、サーバーにWordPressをインストールして、ブログやホームページ作成を行うサービスです。
レンタルサーバーにWordPressをインストールして利用するWordPress.orgのほうが、一般的に用いられています。
WordPress.comは、サーバーやドメインの準備不要で利用が開始できる点が特徴です。
サーバーやドメインはWordPress.com側で用意してくれるため、利用者はドメイン名を決めるだけでブログやホームページを始められます。
WordPress.comは2005年にリリースされ、当初は招待制でしたが、現在のアカウント登録型に切り替わっています。
無料プラン、有料プランが用意されており、ご自身のニーズに合わせて変更できる点も特徴です。
手始めにWordPressでホームページを作りたいという方でも、利用しやすいのがWordPress.comの魅力といえるでしょう。
WordPress.comが向いている人は、以下のようなタイプです。
WordPress.comではサーバーやドメインの準備が不要で利用開始できるため、ホームページ作成・運用に充てる時間があまり取れない方に向いています。
また、セキュリティやアップデートが自動で行われるため、ホームページ制作の知識がなくても安心です。
もしわからないことがあっても24時間年中無休のサポート体制が整っています(有料プランに限る)。
すぐにホームページを公開・運用したい方にとっては、WordPress.comの特徴・機能は合致している可能性が高いでしょう。
WordPress.comの無料版・有料版では何が違うのでしょうか。
まず、大きな違いとして選択できるテーマ(テンプレート)があります。
有料版で利用できるテーマのほうがこだわったデザインやレイアウトになっているため、使いたいと感じる方も多いのではないでしょうか。
また、無料版では独自ドメインが利用できません。基本は末尾に「wordpress.com」の文字列が付随する共有ドメインを使用することになります。
有料プランなら1年間は無料で独自ドメインを利用できますが、2年目以降は有料プランの料金に加えて通常価格のドメイン更新料が必要になります。
他にも無料版と有料版の違いについて、以下にまとめましたので参考にしてください。
項目 | 無料版 | 有料版 |
費用(月額払い) | 無料 |
パーソナル:1,280円
プレミアム:2,500円 ビジネス:5,600円 コマース:10,000円 |
カスタマイズ性 | 低い | やや高い |
プラグイン | 利用不可 | 利用可能 |
広告非表示 | 不可 | 可能 |
ここでは、WordPress.comの特徴とメリット・デメリットについて解説します。
メリットだけでなくデメリットを理解すると、よりご自身にWordPress.comが合っているのかがわかるはずです。
WordPress.comを利用するメリットは、主に以下の2点です。
WordPress.comはサーバーやドメインを用意する手間がありませんので、アカウント登録をすればすぐにホームページ制作に取り掛かることができます。
しかも無料プランであればコストがかかることもありません。
またWordPress.orgとは違い、サポート体制も整っています。
有料プランになると専任サポートスタッフが24時間いつでも対応してくれるので、制作・更新について不明点があっても安心です。
一方、WordPress.comには以下のようなデメリットがあります。
WordPress.comは、無料プランだとプラグインが制限されており、有料プランでもさほど多くはありません。
デザインテーマも規定のものから選ぶのみで、インストール型のWordPress.orgと比較すると、カスタマイズ性の乏しさを感じてしまうでしょう。
また、収益化にも制限がある点もWordPress.comのデメリットです。
特にGoogleアドセンスやアフィリエイトの掲載は、ビジネスプラン以上の加入が必須となります。
独自ドメインを設定する際も、無料プランではできず、有料プランに加入しなくてはいけません。
WordPress.comは手軽に利用できる反面、上記のような制限が気になってしまう方も多いのではないでしょうか。
ここでは、WordPress.comの基本的な使い方について解説します。
登録から公開までの流れを把握し、ご自身で操作が可能かどうか判断してみてください。
まずはWordPress.comの公式サイトへ遷移し、画面右上の「始めてみよう」をクリックしてください。
クリック後、アカウントを作成する作業です。
メールで登録した場合は、登録メールアドレスに確認用メールが届くので、記載のURLをクリックしてください。
URLを開くとドメインを選択する画面が表示されます。
ドメイン名や必要事項を入力し、問題なければ次の画面へ遷移しましょう。
続いて、WordPressのタイプ選択です。
ここで無料版・有料版のどちらにするか決められます。
独自ドメインを使用する場合には、有料版でなければ利用できない点は注意しましょう。
タイプ選択が完了したら、ホームページの目的を決める作業です。
ひとつ以上を選んでページ下部の「次へ」をクリックします。
(右上の「スキップ」の選択も可能です)
テーマ(デザインテンプレート)選択画面で、テーマを選択します。
使用したいテーマをクリックし、「次へ」をクリックします。
その後は、画面の案内に従って必要事項を入力していきましょう。
ホームページを公開する場合は、以下の手順で進めましょう。
また、WordPressではコンテンツごとに公開・非公開を選択できます。
各コンテンツの制作画面に行くと、右上に「公開」ボタンがあり、クリックすると公開可能です。
もしコンテンツを完成させてから公開したい場合には、「下書き保存」のボタンをクリックすると、非公開のままデータを保存できます。
また、公開した記事およびサイトは、いつでも非公開にできるため、必要時に上記と同様の操作で対応しましょう。
WordPress.comと他のホームページ作成ツールの違いはどのような点があるのでしょうか。
まず、WordPress.comは海外製のCMSのため、国内製のCMSと比較すると使いやすさが異なります。
例えば、Wepageは国内CMSなので、マニュアルおよびサポートは全て日本語に対応しています。
ホームページ作成の操作が苦手な方や初心者の方にとっては、WordPress.comはハードルが高いと感じるかもしれません。
また、WordPress.comはCMSの中ではカスタマイズ性に富んでいます。
WixやJimdoといったCMSと比較しても、プラグインの導入やテーマのカスタマイズは、WordPress.comのほうが優れていると感じるでしょう。
もしWordPress.comはハードルが高そうだと感じるなら、弊社が提供しているWepage(ウィーページ)をご利用ください。
Wepage(ウィーページ)は、誰でも簡単に本格的なホームページが作成できるようこだわって作られたサービスです。
テンプレートも2万種類以上ありますので、業種や利用シーンに最適なデザインを見つけられるでしょう。
無料で利用できるフリープランをご用意しており、利用中のアップグレードも可能です。
この機会にぜひお気軽にWepage(ウィーページ)をお確かめください。
今回はWordPress.comとは何か、WordPress.orgとの違いや特徴、メリット・デメリットについて解説しました。
WordPress.comはサーバーやドメインの準備が不要で、アカウント登録のみですぐに始められるサービスであることがわかってもらえたはずです。
ただし、WordPress.orgと比較すると、カスタマイズ性が低く、本格的なホームページを運用したい方にとっては不向きかもしれません。
WordPress.comは、無料プランから始められるため、まずはアカウント登録をしてから合う・合わないの判断ができます。
ぜひ、興味のある方はWordPress.comを利用して、素敵なホームページを作ってみてください。