【わかりやすく解説】レスポンシブデザインって何?
ホームページを作成するときによく聞くレスポンシブデザイン。スマートフォン最適化に欠かせない技術です。何故そんなに便利なのか?メリットデメリットは何か?手っ取り早く導入する方法はあるのか?わかりやすく解説します。
2021/11/19
公開日:2021/10/22
最終更新日:2021/12/10
「ホームページを作って結構年数が経っているけど、そろそろリニューアルした方がいいのかな?」
ホームページを公開してからある程度の年数が経ってくると、漠然とこのようなことをお考えになる方は多いのではないでしょうか。
しかし、実際はリニューアルする必要があるのか、リニューアルするにあたって気を付けるべきことは何なのか、わからない方が多いと思われます。
今回はホームページのリニューアルに関して、リニューアルを検討すべきタイミングと確認しておきたいポイントなどをまとめました。
自社のホームページはリニューアルする必要があるのか、リニューアルするときにどんなことに気を付ければいいのか、ご参考になれば幸いです。
なお、ホームページ作成をご検討なら、Wepageをご検討ください。
そもそも、ホームページのリニューアルは、どのような意味があるのでしょうか。
ホームページをリニューアルするメリットについて解説します。
ホームページのデザインをリニューアルすると、見た目や使いやすさの最適化を図ることができ、ブランドイメージの向上につながります。
デザインには流行があり、いつまでも同じレイアウトだと、古くさい印象を与えてしまいかねません。
新デザインを保ち、ホームページにもこだわりを持って運営している印象を与えることが企業にとって大切です。
レスポンシブ化ができると、スマホやタブレットなどのモバイルユーザーにも見やすいホームページになります。
レスポンシブ化とは、パソコンだけでなくスマホ・タブレットなど、デバイスに関係なく最適な幅で表示してくれる仕組みです。
現在ではWebサイトをスマホで閲覧するユーザーが増えており、レスポンシブデザインを採用するのが必須になりつつあります。
SEOの観点からもモバイルフレンドリーなサイトは評価対象とされており、リニューアル時のレスポンシブ化は必須といえるでしょう。
リニューアルでは導線の見直しができるので、成約率アップに期待ができます。
例えば、成約のメインとなるランディングページの内容を変更してみたり、成約率の高いページへの誘導を多くしてみたり、などです。
成約率が停滞している場合は原因が必ずあるため、リニューアル時にまとめて検討し直すのもいいでしょう。
コンテンツのカテゴリーを整理して、ユーザーの使いやすさを高められるのもリニューアルのメリットです。
ホームページの更新を続けるのはいいことですが、コンテンツ量が多く複雑になるとユーザーにとっては使いづらいホームページになります。
どこに何があるのか探せないホームページは離脱率が高くなる傾向にあるので、定期的な整理整頓が必要です。
コンテンツを整理して使いやすさが向上すると、ユーザー滞在率アップに期待ができます。
リニューアルの際にホームページ全体のSEO対策を見直し、必要な部分の改善ができます。
SEOは流動的で、以前までは効果が期待できた手法が今は通用しないケースも多いです。
そのため、リニューアル時はホームページ全体のSEOを改善できる絶好の機会となります。
など、SEOで評価されるような施策を行い、検索結果で上位を狙っていきましょう。
管理や運用コストを削減する意味も込めて、更新や修正しやすいシステムの導入ができるのもリニューアルのメリットです。
例えば、CMSのようにプログラミングの知識がなくても更新しやすいシステムの導入があります。
本来のホームページ運用では、ページやコンテンツの更新の度に言語の打ち直しやWeb制作会社に依頼をしなくてはいけませんでした。
しかし、CMSを用いれば知識のない方でもすぐにホームページの更新・修正が可能です。リニューアルの機会にそれらの導入も検討しましょう。
まずは、本当に自社のホームページはリニューアルするべきなのか、リニューアルを考えるタイミングについてです。
ホームページには「3秒ルール」というものがあります。
「人間はホームページを開いて、それが自分にとって有益か判断する=読み進める判断をするのに要する時間は【3秒】」というものです。
情報過多の現代においては「自分が探している情報がこのホームページにあるかどうか」を判断するのに時間をかけていられません。ホームページ業界ではその時間が3秒であると言われています。
特にホームページの技術やトレンドは日進月歩です。日々新しい技術が開発され、トレンドも変化していきます。
自社のホームページが競合他社より古いデザインであった場合、閲覧者は見た目の印象で古臭さを感じてしまいそれだけで読み進んでもらえず、競合他社が選ばれてしまうかもしれません。第一印象を良くし、見てもらえるホームページにするためにデザインの一新を検討しましょう。
ホームページは公開後もホームページを「育てる」必要があります。
写真や文章を追加し、コンテンツを増やしてこれまで育ててきたホームページは、気づいたら複雑化してしまい、訴えたい内容がバラバラになってしまっていたり、閲覧者が目的の情報にたどり着けなくなってしまっていたり、といったことが発生しがちです。
また、作った当時とは打ち出したい内容が異なっている、各商品やサービスが拡大していて既存のホームページには収まらない、といった状況になっている場合もあります。
リニューアルを機に、情報を取捨選択し、整理をすることによって、閲覧者が迷わず目的の情報にたどり着きやすいように見やすいホームページに改善します。また、同時にホームページを更新するマニュアルや方針を策定すれば、その後も企業イメージやブランディングに対して統一感のあるホームページ運用を行えます。
商品やサービス、採用については、専用のホームページを別に立ち上げるのもひとつの手段です。別のホームページを立ち上げることで特化した情報が掲載でき、SEOやブランディングに役立ちます。
インターネット利用率においては、2019年にはすでに「スマートフォン」(63.3%)が「パソコン」(50.4%)を12.9ポイント上回っています(総務省「令和元年通信利用動向調査」https://www.soumu.go.jp/johotsusintokei/statistics/data/200529_1.pdf)。
スマートフォン対応はもはや必須といえるでしょう。
特にパソコン用のホームページをスマートフォンで閲覧した場合、文字が小さくて読めない、写真が小さくて見づらい、バナーやメニューが小さくて押せない、問い合わせフォームの入力欄が小さくて入力できない・反応しない、といった状態になりがちです。
スマートフォン用のホームページを別で新しく作るという選択肢もありますが、レスポンシブデザインという手法でホームページをリニューアルすれば、閲覧する端末に合わせてひとつのホームページを自動で最適化して表示できます。このレスポンシブデザインはGoogleが推奨する手法であり管理もひとつのサイトでよいので、最近のホームページ作成の主流となっています。
一度自社のホームページをスマートフォンで表示して使い勝手を確認してみることをおすすめします。
自社のホームページURLが「http://」で始まっていた場合、注意が必要です。
第三者による情報ののぞき見や改ざんを防ぐため、これまでは問い合わせフォームやネットショップの購入画面など、一部でセキュリティの高いSSL通信というものを使ったページが作成されることが主でした。
ですが現在では、このSSL通信をホームページの全体に適用し、より安全性を高めることが求められています。これが常時SSLです。
ホームページを常時SSL対応にするには、サーバー側の設定も必要ですが、ホームページのソースコードを書き換える必要が発生する場合もあります。
ホームページの作り方によっては、その対応について専門的な知識が必要になってきます。であればいっそ管理しやすいシステムに乗り換えたりホームページ全体を見直したりなど、ホームページをリニューアルしてしまう良い機会かもしれません。
参考: 常時SSLでセキュリティ強化を
Flashは古くからある技術で、近年ではセキュリティの問題がありスマートフォンでは表示されないなどの対応がとられるようになってきました。
以前は主流ともいえる技術でしたので、Flashを使ったホームページは多く存在していました。ですが現在では表示すらされていないという状況に陥っている可能性があります。
自社のホームページをスマートフォンで見たときに、きちんと表示されていますか?一度確認されることをおすすめします。
ホームページは作ってからもコンテンツを追加し、改善し続け、育てる必要があります。
以前はホームページといえば専門的な知識がないと編集できませんでしたが、技術が進歩した現在では様々なツールが存在し、自分で簡単に編集したりアクセス解析したりできるようになってきました。
特にホームページの編集に関してはCMSというツールが一般的になり、専門的な知識が必要なく直感的な操作で編集できるようになってきています。
自分で編集できれば、コンテンツ作りに集中でき、どんどんホームページを改善していけます。
閲覧者にも「生きたホームページ」という好印象を与えられますので、ぜひ自分で簡単に更新できるシステムの導入をおすすめします。
ホームページを更新しているのに、コンテンツを追加しているのに、問い合わせ数やアクセス数が減ってきた…。
もしかしたらホームページの構成自体や、使い勝手といったところの既存の枠組みの中では解決しきれない根本的なものが原因かもしれません(先に挙げたスマートフォン対応なども含みます)。
その場合はホームページのリニューアルが必要になってきます。アクセス解析によって現在のホームページの状況を洗い出し問題点を把握、閲覧者のニーズを分析し、自社の目的を達成するにはどういったリニューアルをするべきか、を決めていきます。
以上ホームページをリニューアルするタイミングについて4つのポイントを挙げてまいりました。
一般的にはホームページのリニューアルは4~5年で行われる企業様が多い印象です。
もし貴社のホームページが5年以上前に作られたホームページであれば、デザイン面や機能面で劣化していると思われます。この機会にホームページのリニューアルをおすすめいたします。
ホームページをリニューアルするといっても、どのように進めればいいのかイメージが沸かない方も多いでしょう。
ここでは、具体的なホームページリニューアルの進め方を手順ごとに紹介します。
ぜひ参考にしてください。
まずは、リニューアルの目的を明確にしなくては、どう改善していいのかもわかりません。
目的を明確化するには、現状の問題点を分析するのがおすすめです。
現状の問題点にはアクセス解析ツールを利用すると、実際のデータから目的を明確化しやすくなります。
以上のデータを見ていくと、どの部分に改善が必要になってくるかが見えてくるでしょう。
また、目的だけでなくターゲットの再設定も場合によっては必要です。
もし、目的とターゲットが不明瞭なら、マーケティングで使用される「3C分析」や「4P分析」といった思考フレームワークを駆使してみましょう。
リニューアルの目的とターゲットを決めたら、ゴールを設定します。
ゴールは具体的な数値を決めておくと、何がどのくらい改善すべきかがわかりやすいです。
また、ゴールを達成するのに必要な中間目標も数値化でき、わかりやすい指標として今後の修正もしやすくなるでしょう。
マーケティングにおいて、最終的なゴールをKGIと呼び、KGIを達成するために設定する中間目標をKPIと呼びます。
KPIは1つに絞る必要はなく、複数あっても構いません。
複数あるKPIの中で、ゴールに直結するようなものを最優先項目として洗い出しておきましょう。
目的・ターゲット・ゴールが決まれば、ホームページリニューアルのためのワイヤーフレームを制作していきます。
ワイヤーフレームを制作する前にサーバー・ドメイン・システムの見直しは忘れず行ってください。
サーバーの変更 | 新しいシステムの導入を検討している場合、現在使用しているサーバーで問題ないかスペックを確認する |
ドメインの変更 | リニューアル時にドメインを変更するか検討しておく |
システムのリニューアル・導入 | CMSなどのシステムリニューアル・導入を考えているなら、サーバーを変更しなければいけない場合がある |
問題がなければワイヤーフレーム、つまりホームページのレイアウトの制作です。
レイアウトはユーザーの視線の動きやストーリー性を感じられるかを重視した構造を意識しましょう。
常にユーザーファーストのホームページに改善する意識を忘れないようにしてください。
ワイヤーフレームが決まれば、デザイン制作に入ります。
デザイン制作で意識することもユーザビリティの高いサイトかどうかです。
以前まではフラットでシンプルなデザインが好まれていましたが、UIの低さが懸念され、最近ではマテリアルデザインが主流になりつつあります。
マテリアルデザインは、シンプルながら要素に影や奥行きを設けることで、視認性を向上させたデザインです。
もし、イメージが上手く沸かない場合、トレンドであるマテリアルデザインを取り入れてみるのもいいでしょう。
デザインが完成したらコーディング・システム構築です。
デザインという設計図を、インターネット上に正しく表示させるための工程がコーディングと認識しておいてください。
コーディングと並行してシステム構築も行います。
もし、サーバーやドメインを変更する場合は、旧ホームページにアクセスしたユーザーを新ホームページへ転送するリダイレクト設定も忘れないようにしましょう。
コーディング・システム構築が終わればリニューアルは完了です。
最後に各デバイスで正常に表示されるか動作確認を行います。
もし、問題ないようであればリニューアルしたホームページを公開して、改善の成果が出るのか様子を見ていきましょう。
ホームページをリニューアルしても、安心するのはまだ早いです。
リニューアル後にはいくつか行わなくてはいけないことがあるので、それぞれ解説していきます。
ホームページのリニューアルはブランドイメージの刷新を伝える機会にもなります。
ホームページリニューアル後は、どのような目的・コンセプトで運用をしていくのか、今後の展望を含めて告知しましょう。
また、プレスリリースとあわせてSNSでも発信すると効率がいいです。
自社で運用しているSNSがあれば、プレスリリース同様にホームページリニューアルやメッセージについて発信してみてください。
ホームページをリニューアルしたら、改善されているのかどうかをモニタリングする必要があります。
モニタリングをする際は、KPIの達成率はどのくらいなのか、現時点で改善できる項目がないかをチェックしてください。
改善できる項目があれば、PDCAサイクルを回してマイナーチェンジのメンテナンス、A/Bテストなどで、新たにデータを収集していきましょう。
一点、注意するとしたら、ホームページリニューアル後は思ったような数値が取れないことが多い点です。
そのため、リニューアル後の直近で見るKPIの数値は少し低めに設定しておいた方がいいでしょう。
ホームページリニューアルを依頼する際の相場費用は、どの段階から依頼するのか、依頼先によって変動します。
また、リニューアル完成までにかかる期間も企画段階から依頼する方が長くなるでしょう。
では、各工程でかかる相場費用と期間を解説します。
ディレクションでは、WebディレクターがWebデザイナーやシステムエンジニアなどのメンバーを集め、プロジェクトの管理を行います。
ディレクションの費用算出方法は以下の2通り。
前者であれば総額50万円なら5万〜15万、後者なら1日におけるディレクターの単価相場4~6万×日数です。
ディレクションにかかる期間ですが、大体1〜2ヶ月かかるものと考えてください。
サイト・デザイン設計は、Web制作会社がどのくらい介入するのかによって費用の変動幅が大きくなります。
サイト設計の費用相場は大体50万円~が目安です。
デザイン設計については求めるクオリティにより異なりますが、大体1ページあたり5万~20万円かかるものと想定しましょう。
下層ページになると、大体1ページあたり5,000~5万円が費用相場になります。
サイト・デザイン設計にかかる期間も、ディレクション同様1~2ヶ月が平均です。
コーディングでは、1ページあたりの長さの上限や、レスポンシブ化に追加料金が発生する場合があるので、業者によってどこまでやってもらえるのか確認が必要です。
一般的なコーディングの費用相場は1ページあたり1.5万円です。
30ページのリニューアルを依頼する場合は1.5万×30ページで総額45万円になります。
期間は2週間~1ヶ月で完成するところがほとんどです。
動作確認はデバイスやOS、ブラウザなど、どこまで細かくチェックするのかによって費用・期間が変わってきます。
相場費用は1日あたりの金額で算出するところが多いです。
例えば、1日1万円で5日間かけて動作確認をするのであれば、費用は5万円になります。
ではホームページのリニューアルに際して、何か気を付けなければいけないことはないのか?と思われる方もいらっしゃるでしょう。
実際にリニューアルしようとお考えの方に向けて、事前に確認しておきたいポイントをご紹介します。
上記にもありましたが、リニューアルのためには現在のホームページを分析し、問題点を洗い出し、リニューアルの方向性を決める必要があります。
デザインを美しくすることも大切ではありますが、お客様や自社への貢献のために「何をホームページでしたいのか」を明確にしておきましょう。
ホームページは作ったら終わりではないのは、リニューアル公開後も同じです。設定した目標に向かってホームページをさらに改善、よりよいホームページを目指していくことが必要です。
これら分析、改善点の洗い出しは、なかなか初心者では難しいのも事実です。デザイン・制作だけではなく、こういった企画の立案から請け負ってくれるホームページ制作会社に依頼するのもひとつの選択肢です。複数のホームページ制作会社から相見積もりを取り、提案内容については価格だけの比較ではなく、その提供サービス内容までしっかりと吟味していきましょう。
自分たちがこれまで課題と考えていたことをとにかく洗い出し、その優先順位をつけることによって、リニューアルに際して譲れない条件を決めておくことも有効です(制作会社も提案しやすいです)。
リニューアルは思っている以上に時間も労力もかかります。ホームページのコンテンツ、ドメインは会社の財産です。おいそれと削除したり変更したりといったことも躊躇われるのではないでしょうか。
先に挙げたように、ホームページをリニューアルするのではなく、別の特化型ホームページを新しく作成する方がよい場合もあります。特に採用に関しては、ホームページで対象とするユーザーも訴えたい内容も異なってきます。
企業のホームページはお客様や取引先様に向けて、採用ページは求職者に向けての情報を発信する必要があり、必ずしも同じ構成・デザインにはならないでしょう。
ホームページの構成が複雑化してしまうことを考えると、採用に関しては特化したホームページを別で作成する方がいいかもしれません。
現在あるホームページの文章・画像があれば簡単にリニューアルできる、と思われる方が多いのではないでしょうか。
それらのコンテンツが、企業側で用意したものであれば問題はありません。ですが、それらがもしホームページの制作会社が用意したものであった場合は、自由に使っても問題ないのか、確認する必要が出てきます。
制作会社によってはすでに契約時に著作権の譲渡などが盛り込まれており企業側のコンテンツとなっていて使用が問題ない場合もありますし、そうでなく使用がNGという場合もあります。
ドメインとはホームページのURLのことです(wwwよりも後の文字列です)。
ホームページのリニューアルの際、このドメインを変更する検討をされる方もいらっしゃるかもしれません。ですが、安易なドメインの変更はあまりおすすめできません。
ホームページを長く運用している場合、ホームページの質の評価、被リンクの評価が蓄積されていて、検索エンジンにそのドメインが高く評価されている場合があります。
また、お気に入り登録している閲覧者がいる場合、ある日突然ホームページに繋がらないなんてことになってしまいますし、名刺や看板にURLを印刷していた場合、それらの差し替えも発生してきます。
メールを使用している場合、ドメインに紐づいたメールであれば、メールの設定を変更する必要も出てきます。このようにドメインの変更は、意外に大変なものです。
検索エンジンに対しては、ドメインの変更時にこれまでの評価を引き継ぐことのできる設定(301リダイレクト)を行うことで対応ができます。
また、閲覧者に対しては旧ホームページにアクセスした際に新しいホームページへリダイレクトされるように設定します。場合によってはコンテンツの整理や棚卸しをした際に、新旧それぞれ対応したページに個別にリダイレクト設定も検討した方が、閲覧者にとってはより親切です。
ホームページのリニューアル作成が新しい制作会社である場合、サーバーの引越しが必要になる場合もあります。引っ越ししても同じドメインを使い続けたい場合には、「ドメイン移管」を行う必要があります。
このドメイン移管に躓く方も多いです。実際、ドメインについては管理会社に任せっきりで実態がよくわかっていらっしゃらない方も多く、リニューアルの段階で初めて実態を把握される方も多いです。
①ドメインには契約による有効期限があります。有効期限間際ではドメイン移管ができません。ドメイン移管に必要な期間が残っているか確認しましょう(間際であった場合は契約を延長します)。ドメイン移管に必要な期間は業者によって異なるので、両社に確認する必要があります。
②ドメインに紐づいたメールを使用している場合、メールの設定変更が必要になります。メールは業務に密接に関わっていることも多いため、問題なく確実に送受信ができるよう段取りを決めておきましょう。
以上、漠然とリニューアルを考えていらっしゃる方に向けて、ホームページリニューアルの効果や流れ、タイミングと、気を付けるべきポイントについてご紹介してまいりました。
リニューアルをするためにホームページの目的を再確認・再設定することは、ご自身の企業の在り方を再確認することでもあります。
実際、弊社のお客様の中にも、ホームページをリニューアルすることで自社の業務やサービス、理念を改めて見直すことができたというお声をいただくこともありました。
弊社サービスであるWepageは、ご自身で制作するプランのほか、プロが制作を行うプランについてもご相談を承っております。リニューアルについてもお気軽にお問い合わせください。
Wepageを使ってホームページを作成すれば、レスポンシブデザイン対応でスマートフォンにも自動対応。自社で簡単に編集・更新ができますので、ご自身でどんどんホームページを改善できます。
Wepageでは無料プランをご用意しておりますので、まずはお気軽にご利用ください!