個人事業主のホームページ作成について必要性とメリットとは?事例も紹介

個人事業主のホームページ作成について必要性とメリットとは?事例も紹介

公開日:2021/10/8
 最終更新日:2024/11/11

個人事業主をとして活動している方、これから開業を予定している方でホームページを作成するべきか、作成する場合どのようなコンテンツを掲載すればよいのか、悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

本記事では、個人事業主がホームページを持つべき理由や掲載すべきコンテンツについて解説します!

なお、ホームページ作成をご検討なら、Wepageをご検討ください。

目次

  1. 1.個人事業主にはホームページが必要?
  2. 2.個人事業主がホームページを持つべき理由とメリット
  3. 3.個人事業主のホームページ作成方法
  4. 4.個人事業主のホームページ作成のポイント
  5. 5.個人事業主のホームページ作成にかかる費用相場
  6. 6.個人事業主がホームページに掲載すべきコンテンツ
  7. 7.個人事業主がホームページでの集客に失敗するよくある原因
  8. 8.個人事業主がホームページを作成・運用する際の注意点
  9. 9.自分でできるホームページの作成事例
  10. 10.ホームページ作成のことならWepage
  11. 11.まとめ

01個人事業主にはホームページが必要?

個人事業主にはホームページが必要?

個人事業主が自分のホームページを持つ目的は、自分自身あるいは事業について広く認知してもらうためです。

何かの取引をする際に、相手に信頼を与えられなければビジネスは成立しません。
そこで、自身のホームページでプロフィールや事業内容、実績を掲載しておけば、説得力が増し、信頼を勝ち取ることができます。

事実、多くの企業ではコーポレートサイトを保有しており、事業内容やIR情報、採用情報などを掲載し、誠実性や実績をアピールしています。

個人事業主が持つホームページは、インターネット上の名刺代わりといえるでしょう。

1-1.仕事を獲得するためにホームページを活用する

個人事業主がホームページを仕事獲得にも活用していると、株式会社ビーブレイクシステムズが2021年6月9日から10日にかけて実施した調査で明らかになりました。

内容は、個人事業主・フリーランス(1,100名)の18.3%がホームページ・SNSを仕事獲得のために活用しているとのことです。

  • ITエンジニア
  • Webデザイナー
  • Webライター
  • イラストレーター
  • 写真家
  • ブロガー
  • コンサルタント
  • マーケター
  • 士業

今回のアンケートでは、上記に該当する個人事業主を対象としていますが、それ以外の方でもホームページの活用は見受けられるでしょう。


02個人事業主がホームページを持つべき理由とメリット

個人事業主がホームページを持つべき理由とメリット
  • 新規顧客を獲得できる
  • 24時間365日営業してくれる
  • 信頼獲得に繋がる
  • 事例集・ポートフォリオを手軽に作成できる
  • 積み上げていける資産を構築できる

上記は個人事業主がホームページを持つべき理由の一例です。
これらを順番にご説明します。

2-1.新規顧客を獲得できる

個人事業主として事業を行うにあたり、最も課題に感じるのは、新規顧客の獲得ではないでしょうか。この課題を解決するにもホームページはうってつけです。

ホームページを持っていると、それだけ人の目に触れる機会が増えます。ホームページの訪問者数が増えるほど、仕事を依頼してもらえるチャンスに巡り合えるということです。

新規顧客の獲得ができれば売上も伸びるため、事業を安定させたり、次なる事業へ投資したりすることが可能です。

2-2.24時間365日営業してくれる

ホームページは誰でも好きな時間に閲覧することが可能です。事業について掲載されたホームページを持っていれば、24時間365日、あなたが寝ている時間もホームページが営業をしてくれます。

ホームページを活用した営業は、整理された情報を相手に伝えられるだけでなく、ホームページを訪れた人は自発的に訪れていることもあり、掲載内容を適切に理解してくれるメリットがあります。

営業時のトークスクリプトを掲載コンテンツに落とし込んでおけば、今まで営業に使っていた時間を効率的かつ有意義に使えることもホームページを持つメリットの1つです。

2-3.信頼獲得に繋がる

ホームページで情報発信しておくと、信頼獲得に繋がります。
例えば、あなたが何かを依頼しようと考えた時、人柄やこれまでの実績などを見た上で判断すると思います。当然、人柄や実績などが分からない方とこれらの情報を発信している方を比べた場合の信頼感は大きな差が生じるでしょう。

特に個人事業主の場合は、企業と比較してどうしても信頼感は薄くなってしまいがちです。そのため、信頼を獲得するためにもホームページで適切な情報を発信することが重要です。

2-4.事例集・ポートフォリオを手軽に作成できる

ホームページがあれば、事例集やポートフォリオを手軽に見てもらうことが可能です。

事例集やポートフォリオは個人事業主が仕事を獲得する上では必須のコンテンツです。ホームページのトップページなどに掲載し、ホームページの訪問者が「どのような人が発信し、どのような実績を残しているのか」を素早く判断できるようにしましょう。

2-5.コンテンツは積み上げていけば資産になる

ホームページに掲載したコンテンツは、どれも資産になります。
例えば執筆した記事の中で商品の紹介をすれば、そこからの売り上げも見込めます。

個人事業主にとって、ホームページは販路の1つとしても重要なものとなります。

2-6.SNSと違い情報が埋もれにくい

情報が埋もれにくい

SNSと異なり、ホームページに掲載している情報は埋もれにくいです。

情報を自身で削除する、あるいは新規で追加し続けない限りは、ホームページの見える範囲から消えることはないでしょう。

一方、SNSの場合は古い情報が徐々に下に埋もれてしまいます
また、タイムラインでは他者の投稿も積み重なるので、より埋もれやすくなるはずです。

そのため、必要な情報をすぐに知りたい場合には、SNSよりもホームページの方が見つけやすく、優れているのがわかります。

2-7.自己紹介や名刺の代わりになる

個人事業主がホームページを持つと、自己紹介や名刺代わりに使うことができます。
ホームページ内に実績を掲載するとポートフォリオにもなるので、営業する際に活用できるでしょう。

個人事業主が仕事を獲得する際は、営業メールの送信、クラウドソーシングへの応募が基本です。
その際、自身をアピールするのに文字数や画像添付数に制限があり、十分に伝えられない可能性があります。

一方、ホームページには掲載できる情報に制限はなく、見やすいデザインや文章で伝えることが可能です。

特に、事業やビジネスに対する想いや人間性を伝えられると、より取引先への信頼感を与えられるので工夫してみましょう。

2-8.顧客獲得に必要なコストを抑えられる

ホームページを活用して顧客獲得ができれば、コストを抑えることもできるでしょう。

特に広告媒体や営業代行業者に委託をしている場合、顧客獲得コストは比較的大きくなりがちです。
一方、ホームページは開設しただけで広告料や委託料は発生しませんので、大幅なコストカットが見込めます。

さらにホームページが検索上位に表示されるようになれば、自然検索によってアピールできる機会が増えるだけでなく、実績にもなるでしょう。
広告媒体や営業代行に委託するより遥かにコストパフォーマンスがよく、長期的な集客が見込めるツールに変わります。

顧客獲得のコストが気になる個人事業主の方は、ホームページによる集客に注力してみてはいかがでしょう。


03個人事業主のホームページ作成方法

個人事業主がホームページを作成する方法は?

個人事業主のホームページは、以下のいずれかの方法で作成します。

  • 完全オリジナルで自作する
  • WordPressで自作する
  • ホームページ作成ツールで自作する
  • ホームページ制作会社に依頼する

プログラミングの技術がない、あるいは効率よく作成したい場合には、WordPressあるいはホームページ作成ツールでの自作がおすすめです。
WordPressやホームページ作成ツールを使えば、制作スキルがなくとも直感的な操作でホームページを作成できます。

しかし、ただホームページを作成するだけでは効果は上がりません。
作成時に意識しておかなくてはならないポイントがあるので、それぞれ詳しく見ていきましょう。


04個人事業主のホームページ作成のポイント

個人事業主にとってホームページがどれほど重要なものか、お分かりいただけたでしょうか?

しかし、ただホームページを持てばいいという訳ではありません。ホームページ作成のポイントを理解しなければ、期待以上の結果は残りません。

ここでは、個人事業主がホームページを作る際のポイントについて解説します。

個人事業主がホームページを作る際のポイントル
  • 独自ドメインを取得する
  • 信頼感を与える
  • 比較されることを意識する
  • ゴールを設定する
  • 集客方法も考えておく

上記5つのポイントを順番に見ていきましょう。

4-1.独自ドメインを取得する

独自ドメインとは、「example.com」のように、自分だけが持つアドレスのことです。
独自ドメインでホームページを作成しておくことで、下記4つのメリットを得られます。

  • アドレスを見ればどこの誰のホームページか分かる
  • 顧客に覚えてもらいやすい
  • 一度取得すれば、永久的に使える
  • SEO的にプラスに働く

例えば、「google.com」や「amazon.co.jp」のように、企業名がドメイン名に入っていると、分かりやすく、覚えやすいことが分かるかと思います。

個人事業主も上記のように屋号や覚えやすいドメイン名にしておくことで、顧客にどこの誰のホームページかをすぐに把握してもらい易くなります。

また、一度取得すれば、永久的に使える独自ドメインは、長く使い続けることでドメインの価値も積み上げられ、SEO的にプラスに働くというメリットがあります。
ホームページを制作する際は必ず独自ドメインを取得しましょう。

4-2.信頼感を与えるコンテンツを掲載

ホームページ経由でお問い合わせや取引を獲得したい場合は、相手に信頼感を与えることが非常に重要です。ユーザーは少しでも不信感を覚えてしまうと、すぐにホームページから離脱してしまいます。

したがって、事業を提供する事業者として、プロフィールや経歴、料金・事業内容等の情報をきちんとホームページに記載しておきましょう。

4-3.比較されることを意識する

ユーザーは、必ずあなたと競合他社のホームページの情報を見比べています。
ご自身も検索結果に表示された複数のサイトを見比べて、自分に必要な情報を取捨選択した経験があるのではないでしょうか。

したがって、ホームページを制作するときは必ず「ユーザーが見てどう感じるか」をイメージして制作、更新を行うことが必要です。

4-4.達成したいゴールを設定する

ゴールとは、「ホームページを見た人に最終的に何をして欲しいのか」にあたるものです。

  • お問い合わせをして欲しい
  • 資料請求をして欲しい
  • 見積もり依頼をして欲しい

このように最終的にどのようなアクションを起こして欲しいのかを考え、ホームページのゴールをあらかじめ設定しておきましょう。ゴールを設定することで、ホームページに必要なコンテンツやページ構成を適切に決定することができます。

ゴールの設定されていないホームページは、情報がまとまっていないことや不足していることが多々あります。せっかくホームページを開設しても、ユーザーを逃してしまうと売上アップには繋がりません。

ホームページの役割が単にアクセス集めだけで終わらないように、どのようにゴールへ導くかも考え、ホームページを作成しましょう。

4-5.ホームページへの集客方法も考えておく

集客方法も考えておく

ホームページを単に作成しただけでは、誰にも見てもらえません。これは実店舗に置き換えても言えることですが、ただ開店するだけでお客様を呼び込むことは難しいでしょう。

例えばチラシを配ったり、看板を出したり、広告に力を入れたりすることで、集客する必要があります。

ホームページの集客方法としては、下記のように様々な方法があることが特徴です。

  • SEO
  • リスティング広告
  • SNS
  • YouTube
  • Googleマイビジネス

それぞれを簡単にご紹介いたしますので、ご自身に合った集客方法を検討ください。

4 - 5 - 1.SEO

SEOとは、「検索エンジン最適化(Search Engine Optimization)」の略称で、ホームページ等を検索エンジンに最適化させることで、GoogleやYahoo!などで検索された際に、上位に表示させることを指します。

検索結果でより上位に表示させることで、検索からの流入が見込めます。

4 - 5 - 2.リスティング広告

リスティング広告とは、検索エンジンの検索結果にユーザーが検索した検索語句に連動して掲載される広告のことを指します。検索連動型広告やPPC広告とも呼ばれます。

リスティング広告は、SEOと関係がなく、検索エンジン1ページ目に表示することも可能なため、短期間で成果を得やすいことが特徴です。

4 - 5 - 3.SNS

SNSとはソーシャルネットワーキングサービスの略称で、FacebookやTwitter、インスタグラムなどの総称です。
今や企業もこぞって活用しており、情報発信を続けたり、SNS上で広告をうったりすることでユーザーの獲得に繋げることができます。

4 - 5 - 4.YouTube

YouTubeは今最も勢いのある動画共有サービスで、動画クリエイターや芸能人にとどまらず、企業の動画投稿もますます増加しています。

YouTubeでは投稿した動画ごとに概要欄があり、動画や投稿者の説明などをテキストで掲載することが可能です。ここに簡単な会社や商品、サービスの紹介を加えましょう。もし商品を紹介しているのであればホームページの商品紹介ページのURLを掲載することで、興味を持った方をホームページに誘導することが可能です。

4 - 5 - 5.Googleマイビジネス

Googleマイビジネスとは、自分の店舗情報を登録でき、かつGoogle検索やGoogleマップでその情報を表示させることができる無料ツールのことです。

実店舗やオフィスがあれば、ぜひ登録しておきましょう。登録をしておけばGoogle検索やGoogleマップで表示されるため、多くのユーザーに知ってもらうきっかけとなります。

これらの集客方法を例に挙げましたが、やみくもに掲載するのではなく、誰にホームページを閲覧してほしいのかを検討し、そのユーザーが利用するであろう媒体にて集客を始めましょう。


05個人事業主のホームページ作成にかかる費用相場

個人事業主のホームページ作成にかかる費用相場

5-1.最低限での費用の場合

個人事業主のホームページ作成にかかる費用相場について見ていきましょう。

最低限必要なのは、独自ドメイン代とレンタルサーバー代です。
上記に加え、ホームページ作成ツール利用料や、制作会社への外注費用が上乗せされます。

エックスサーバーを使った場合の費用は、以下の通りです。

サーバー代
(エックスサーバー12ヶ月契約)
1,100円/月
(13,200円/年)
独自ドメイン代 100円~1,000円/年
WordPress利用料 無料
合計 13,300円~14,200円

個人事業主のホームページであれば、月額1,000円ほどのレンタルサーバーで十分です。

また、WordPressのデザインテンプレートは有料のものもあり、実用性の高いテーマを選ぶと上記費用よりもさらに加算されるでしょう。

5-2.ホームページ作成ツールを使った場合

では、ホームページ作成ツールを使った場合の費用も見てみましょう。
今回は、弊社が提供している「Wepage」の独自ドメインありのプランを利用した際の費用を算出します。

サーバー代 なし(月額費用に含まれます)
独自ドメイン代 なし(月額費用に含まれます)
Wepage利用料 初期費用:無料
月額費用:2,200円
合計 2,200円

より具体的に費用相場が知りたい場合、以下の記事で紹介しています。

また、ホームページは制作して完了ではなく、運用・更新も必要です。
ホームページの維持費・管理費については以下で解説しているので、気になる方はチェックしてみてください。


06個人事業主がホームページに掲載すべきコンテンツ

個人事業主がホームページに掲載すべきコンテンツ

せっかくホームページへの集客を行っても、ユーザーが離脱してしまっては意味がありません。
訪問するユーザーがどのような情報を求めているのかを考え、ゴールへ繋げるためのコンテンツを掲載しましょう。

下記コンテンツ例を順番に解説します。

  • 運営者情報
  • 事業内容
  • 実績とお客様の声
  • 料金
  • お問い合わせ

6-1.事業者概要

基本的な事業者情報を記載しておきましょう。

  • 屋号
  • 所在地
  • 電話番号
  • メールアドレス
  • 略歴・実績

上記のような項目が事業者情報に挙げられます。
仕事の依頼を検討している方は必ずと言っていいほど確認するポイントになるため、適切に作り込んでおきましょう。

6-2.事業内容

事業内容

どんなことをしているのか、何が得意なのか、ユーザーに知ってもらえるよう、事業内容はきちんと記載しましょう。その際、箇条書きで羅列するのではなく、文章でわかりやすく紹介することがポイントです。

また、複数の事業がある場合は、事業ごとにカテゴリを分け、漏れなく書いておくことが重要です。

6-3.実績とお客様の声

実績とお客様の声

実績やお客様からいただいた喜びの声を掲載することで、技術力の高さや顧客満足度をアピールできます。実績はただ並べるだけでなく、可能な限り成果物のリンクや写真を掲載することで、仕事ぶりをアピールしましょう。

BtoC事業であればTwitterなどSNSのリンクで発信されたお客様の声を載せるのもおすすめです。より信憑性が増し、ユーザーからの信頼獲得に繋がります。

6-4.料金

料金

料金は依頼を検討しているユーザーが、最も興味を持つ項目です。分かりやすく記載することを心掛けましょう。料金が固定でない場合は、依頼内容に応じて3パターン程記載することで、顧客が依頼価格のイメージがしやすくなるメリットがあります。

6-5.お問い合わせ

お問い合わせ

お問い合わせフォームへのリンクボタンは、ホームページのどこを訪れても目に入る位置に設置しておきましょう。
ホームページを見た人が「この人に仕事を依頼したい」と思ったときに見える位置にあることが重要です。

また、お問い合わせフォームの入力項目が多いとユーザーの離脱率が高まり易くなります。そのため、最低限の項目のみ設定しておきましょう。

6-6.プライバシーポリシー

プライバシーポリシー

プライバシーポリシーは、個人情報やプライバシーをどう取り扱うか、あるいは配慮しているかを文章で示すページです。

もし、プライバシーポリシーで公表せずに個人情報を取得する場合、法律違反になってしまうので注意してください。

  • 個人情報取扱事業者は、あらかじめ本人の同意を得ないで、前条の規定により特定された利用目的の達成に必要な範囲を超えて、個人情報を取り扱ってはならない。
  • 個人情報取扱事業者は、個人情報を取得した場合は、あらかじめその利用目的を公表している場合を除き、速やかに、その利用目的を、本人に通知し、又は公表しなければならない。

プライバシーポリシーの表記については、弁護士や行政書士の方に確認するのが一番安心です。


07個人事業主がホームページでの集客に失敗する原因

ホームページを制作しても、うまく集客できずに失敗してしまうケースがあります。

たとえば、失敗する原因は下記のようなものが挙げられます。

  • ホームページが完成しただけで売上が増えると勘違いしている
  • ホームページ完成後からほとんど更新していない
  • リソース不足に陥る
個人事業主がホームページでの集客に失敗する原因

7-1.ホームページを作成したらすぐに仕事が獲得できる?

基本的に、ホームページが完成しただけで売上が増えることはありません。ホームページが完成しても何も発信しなければ、多くのユーザーに見てもらうことは難しいでしょう。

また、SEOによる集客にしても、制作したてのホームページがすぐに検索上位を取るのは困難です。ホームページを制作しても、すぐに売上が増えないことを念頭に置き、中長期的に発信することを心がけましょう。

7-2.ホームページ完成後からほとんど更新していない

個人事業主の方がホームページを公開しても、それのみで満足してしまうケースは往々にしてあります。ホームページは、中身のコンテンツを充実させていかなければ伸びていきません。定期的にコンテンツを更新していくことを念頭に置きましょう。

7-3.リソース不足に陥る

個人事業主の場合、リソース不足でホームページ運用に時間が当てられないという場合もあるかと思います。
しかし、そのまま放置していては、実際の集客には繋がらないことも事実です。ホームページを運用するリソースが無く、予算を準備できるようであれば、外注も視野に入れることを検討しましょう。

また、自身で時間や手間をかけずに更新ができるホームページシステム(CMS)を選ぶこともリソース不足解決の一手でしょう。


08個人事業主がホームページを作成・運用する際の注意点

個人事業主がホームページを作成・運用する際の注意点

個人事業主がホームページを作成・運用する際は、以下の点について注意しなくてはいけません。

  • ホームページ制作の目的を見失わない
  • 集客方法は常に検討する
  • 虚偽の記載はしない

それぞれについて詳しく見ていきましょう。

8-1.ホームページ制作の目的を見失わない

よく陥りがちなのが、ホームページを完成させた後、運用せずにそのまま放置してしまう点です。

まず、個人事業主としてのホームページは、名刺やポートフォリオとして活用できます。
それ以外にも検索上位に表示させれば、それだけで実績になるため、武器としてアピールすることができるでしょう。

ホームページ制作で満足するのではなく、本来の目的通りに活用できるよう意識して運用していきましょう。

8-2.集客方法は常に検討し続ける

新規顧客となるユーザーをホームページに流入する場合には、集客方法を考えなくてはいけません。
できるだけコストを抑えるなら、SNSとの相性がいいのでおすすめです。

SNSでフォロワーを多く獲得できれば、自然とホームページへ誘導しやすくなるでしょう。
しかしSNSでフォロワーを獲得するには、有益となるコンテンツを継続して発信しなくてはいけません。

もし、短期間で成果を出したいなら、Web広告を活用するという方法もあります。
自身のホームページに訪れてほしいターゲットに合わせて広告を作成し、Web広告を配信している会社に申し込みます。

また、実店舗がある場合にはGoogleマイビジネスを利用する方法もあります。

このように、集客できる方法は多数存在するので、自身のホームページにはどのように流入できるのかを常に検討していきましょう。

8-3.虚偽の記載はしない

ホームページに虚偽の記載をしてしまうと、信用問題に関わってしまうため、取引先との契約が抹消されてしまう恐れがあります。
また、自身のホームページで商品・サービスを取り扱う場合には、誇張した表現や、他社の製品より優れていると誤解させる表現は避けましょう。

詳しくは「不当景品類及び不当表示防止法」に記載があるので確認してください。


09自分でできるホームページの作成事例

自分でホームページを作成したい方の中には、デザインのイメージが湧かない方もいるかもしれません。
ではここで、自分でできるホームページの作成事例についていくつかご紹介します。
ぜひご自身で作成するホームページデザインの参考にしてください。

9-1.飲食業

飲食業

こちらは、飲食業のホームページとして参考になるデザインです。

飲食業では、提供する食事メニューや店内の雰囲気が伝わるようファーストビューにスライドショーを設けている場合が多いです。
また、視覚的に訴求する方がユーザーも興味・関心を抱きやすいため、メニュー項目や要所に該当する写真を取り入れるといいでしょう。

アクセスや営業時間、定休日も記載してあげると、ユーザーが店舗へ足を運ぶきっかけになるので、忘れずに記載してください。

9-2.医療業

医療業

こちらは医療業をイメージしてデザインされたホームページ事例です。

医療業では、信頼感を与えるデザインを取り入れる場合が多く、今回の事例でも

  • 診察や院内風景
  • 診療時間・電話番号・お問合せフォーム
  • ユーザーが求めるコンテンツをグローバルメニュー化

といった部分をファーストビューに詰め込んでいます。

より安心感をもってもらうために、診察や診療についてのこだわりや、初診の方への案内をコンテンツ化し、別ページで紹介する方法も参考になるはずです。

9-3.士業

士業

こちらのホームページは会計士や税理士などの向けにデザインされています。

誠実性を与えるために青色をメインカラーに取り入れ、シンプルながらユーザーにもわかりやすく心に響くようなサイト設計が参考になるでしょう。

基本を抑えたデザインだからこそ、初心者にとって再現性がある点も取り入れるべきポイントです。


10ホームページ作成のことならWepage

Wepage

もしこれから個人事業主としてホームページを制作する予定なら、ぜひ弊社の「Wepage」をご検討ください。

Wepageでは、誰でも簡単に本格的なホームページが制作できるようこだわったCMS(コンテンマネジメントシステム)です。
制作はもちろんのこと、運用・更新しやすいようになっているため、ホームページに慣れていない方にもおすすめできます。

Wepageでは無料プランをご用意しておりますので、まずはお気軽にご利用ください!


11まとめ

今回は、個人事業主がホームページを持つべき理由と掲載すべきコンテンツについて解説してきました。ホームページを制作し、適切なコンテンツを作りこんでいけば、新規顧客の獲得に繋げられます。また、ホームページから集客できることで、営業にそれほど時間を割かずとも売上を上げられるでしょう。

まずは本記事で紹介した作る際のポイントや掲載すべきコンテンツを押さえ、定期的な情報発信をすることから始めてみてはいかがでしょうか。


関連記事



― Let's Share! ―