ホームページ制作でやってはいけない37の掟 ジャンル別にご紹介!
ホームページ制作で「やってはいけないこと」に関して、設計やSEO対策、コンテンツ作成など、ジャンルごとに分けて初心者の方にもわかりやすく解説します。
2022/6/30
公開日:2024/9/30
最終更新日:2024/9/30
「ホームページを効率よく運用したい」
「効率のいいSEO対策を行いたい」
ホームページは完成したら終わりではなく、適切な運用を行う必要があります。
そこで今回は、ホームページ作成でやってはいけないことを運用・SEOという点に絞って6つにまとめました。
以前までは効果的な対策でも、今はNGになっているものもあるので、この機会にやってはいけないことかどうかを振り返ってみてください。
なお、ホームページ作成をご検討なら、Wepageをご検討ください。
ホームページの運用、SEO対策では、やってはいけないことがいくつか存在します。
それらをよく理解しないまま制作すると
上記のようなリスクを背負うことになるでしょう。
特に、商品・サービスの提供をしているホームページの場合、集客ができないと売上も伸びません。
さらには、薬機法に違反した広告を打ち出すと、最悪2年以下の懲役もしくは200万円以下の罰金が課される可能性があります。
こうした法律への違反は炎上よりも厄介なケースに発展するため、絶対にやってはいけないこととして覚えておきましょう。
以上のように、ホームページの制作から運営まで、しっかりと知識とマナーを身につけておかなくては、大きな損失を生んでしまいかねません。
これから「ホームページ制作でやってはいけない点」を「運用・SEO」に絞ってご紹介します。万が一既に実施してしまっていることがあったとしても、今からでも改善し挽回できれば遅くはありません。
この記事を読んでいただき、これからご紹介する項目をチェックしていきましょう。
なお、ホームページの構築や、ツール・制作会社についての「やってはいけないこと」は下記にそれぞれまとめております。
ご自身のホームページ制作のフェーズに合わせてぜひご覧ください。
運用・運営において、以下の2つはやってはいけません。
上記を行ってしまうと、ホームページ作成の目的を達成できないだけでなく、非効率な運用を強いられることになるでしょう。
では、上記2つのやってはいけないことについて、詳しく解説します。
アクセス解析を導入しないのは、ホームページの成長をさせるためのヒントがわからない状態と一緒です。
アクセス解析がないと、ホームページで商品・サービスが購入・契約されない場合に
などといった情報が、定量的に判断できません。
成約率やUU数・PV数を確認するには、アクセス解析を用いるのが効率よく確実です。
アクセス解析の使い方がわからない方は、以下の記事を参考にしてください。
無料かつおすすめのアクセス解析は、Googleが提供している「GoogleAnalytics」です。
Googleアナリティクスでは、成約率やPV数だけでなく、ユーザー属性や地域、デバイスなども解析できます。
詳しい使い方については以下の記事で解説しているので、あわせて読んでみてください。
ホームページを作成して満足し、その後放置してしまうといった行為はしてはいけません。
なぜなら、ホームページは作成した後が肝心だからです。
例えば、居酒屋のホームページを見たときに、お知らせやメニューが2020年2月で止まっていた場合、
などのマイナスなイメージを与えてしまいます。
Web制作やアパレルなど、時代に合わせたサービスの提供が必要な企業の場合は、特に売上機会の損失につながるでしょう。
逆に、ユーザーにとって最新の情報を発信しているホームページと印象付けられると、信用を得られる可能性が高いです。
また、ホームページの定期的な更新は、検索エンジンの評価対象になります。
更新頻度によるアクセス数の変化については、以下の記事でも解説しておりますので、ぜひ参考になさってください。
SEO対策は日々アップデートが繰り返されており、過去に効果的だった施策でも今はペナルティ対象となるものもあります。
主に上記4つの施策は、現代のSEOにおいてやってはいけないことに該当します。
では、なぜダメなのか理由とともに詳しくみていきましょう。
以前までは、外部のホームページから自分のホームページにリンク(被リンク)が数多くされていた場合、SEO効果が期待できました。
そのため、外部のサイトからリンクを設置してもらう有料リンクを購入し、ホームページを検索上位に表示させる施策が流行していたのです。
しかし、現在ではこの手法は全く効果がありません。
効果がないどころか、ペナルティを課されてしまう可能性もあるので、こういった有料リンクの購入はすべきではありません。
検索エンジンはアップデートの度に進化しているため、こういった不正なSEO対策も見破られてしまうようになっていきます。
現在、被リンクは数でなく質も重視されています。
リンクは購入せず、あくまで自然と集まるようにユーザーの役に立つコンテンツ発信を目指しましょう。
有料リンク同様に、隠しテキストも一昔前に流行った手法です。
ホームページの背景と同色のテキストを記載し、その中にキーワードや関連語を詰め込む、というものです。
ユーザーからは視認できませんが、検索エンジンは読み込めるため、隠しテキストも含めたページ内全てのテキストを対象として評価が行われます。
しかし、現在ではこのような手法でむやみやたらにキーワードをホームページ上に含めても、検索エンジンに隠しテキストだと判別されてしまうため、ペナルティが課される危険性があります。
文章は正しいSEOライティングを心がけ、正当な評価を得ることが重要です。
SEOライティングについて知識を深めたい方は、以下の記事もあわせて読んでみてください。
ページが最適化されておらず、複雑な状態で放置しているのは、ユーザーにとってもSEOにとっても不利益です。
多くのユーザーは、サイトが探しにくい構造をしていると、知りたい情報があっても別のサイトに移動してしまう傾向にあります。
ページを最適化するには、
といったように枠組みを作り、目的のページへ飛びやすいように促してあげるのが大切です。
ページが最適化されていると、検索エンジンの巡回もしやすくなるので、SEOの効果も期待できます。
また、ページを複雑にしていると、類似のコンテンツを制作してしまう危険性もあります。
類似のコンテンツはペナルティの対象にもなり得るので、ページの整理は必ず行うようにしましょう。
検索上位を狙いたいキーワードは、探せば探すほどたくさん候補に上がるはずです。
しかし、だからといってキーワードを詰め込みすぎた文章は、日本語として不自然になるためおすすめできません。
例えば、「完全個室 居酒屋 時間無制限」をキーワードにしたとします。
上記のように、キーワードを高頻度で出してしまうと、読みにくくなり文章としても不自然です。
このような不自然な文章は、検索エンジンもペナルティを課す要因になります。
先ほど紹介したSEOライティングの記事とあわせて、以下の「キーワードの作り方」の記事も参考になりますのでぜひご参照ください。
今回はホームページ作成の運用・SEO対策でやってはいけないことについて解説しました。
ホームページのコンテンツはSEO対策を行い、継続的な運用をすることで本来の目的が達成できるものです。
しかし、検索エンジンから低評価・ペナルティを受けてしまう可能性のある施策を行っていては、達成できる目的も遠ざかってしまうでしょう。
ぜひ本記事を参考にして、やってはいけない施策をしていないかどうかチェックしてみてください。
また、ホームページ作成の構築時やツール・制作会社選びでやってはいけないことについても別記事で紹介しています。
気になる方は、本記事とあわせてぜひご覧ください。