文化系サークルのホームページ作成マニュアル｜無料で魅力的なサイトを作る手順

文化系サークル・部活の魅力を伝えるには、ホームページの作成が効果的です。
新入生への情報発信や活動記録の公開など、ホームページがあることで得られるメリットは数多くあります。

しかし、初めてサイトを作る方にとっては、何から始めればいいのか分からないことも多いのではないでしょうか。

そこで今回は、無料ツールを使った文化系サークルのホームページ制作手順を、初心者の方にも分かりやすく解説します。
掲載すべき内容やデザインのコツまで紹介しますので、ぜひ参考にしてください。

なお、ホームページ作成をご検討なら、Wepageをご検討ください。

文化系サークルでホームページを作れば、活動の魅力を広く発信できるようになります。
SNSだけでは伝えきれない情報を整理して掲載できるため、サークルの認知度向上や新入部員の獲得に役立ちます。

ここでは、ホームページを持つことで得られる具体的なメリットを３つ紹介します。

１-１．新入生や見学者への情報提供

ホームページがあれば、サークルに興味を持った新入生や見学希望者に対して、必要な情報をいつでも届けることができます。
活動内容や練習日程、入部条件などをまとめてホームページへ掲載しておくことで、問い合わせの手間も減らせます。

また、新歓時期だけでなく年間を通じて情報を発信できるため、途中入部を考えている学生にもアプローチが可能です。
SNSでは情報が流れてしまいがちですが、ホームページなら必要な情報を整理して見せられる点が大きな強みです。

１-２．活動実績のアーカイブとして

１-３．外部との連絡窓口として活用

ホームページに問い合わせフォームや連絡先を設置しておくと、外部からの依頼や取材、イベントへの出演オファーなどを受け付けやすくなります。
公式の連絡窓口があることで、サークルの信頼性も高まるでしょう。

個人のSNSアカウントで対応するよりも、ホームページ経由で連絡を受ける方が、担当者の引き継ぎもスムーズです。
サークル運営を円滑に進めるうえでも、ホームページ制作は有効な手段といえます。

文化系サークルのホームページを作成するなら、始めは無料で使えるツールがおすすめです。
近年では、専門知識がなくても直感的に操作できるホームページ作成サービスが数多く登場しています。

ここでは、特にサークル活動に適した3つのホームページ作成ツールを比較しながらご紹介します。
それぞれの特徴を理解して、自分たちのサークルに合ったツールを選びましょう。

参考： ホームページ作成ツール19選徹底比較！

２-１．Wix（ウィックス）の機能とメリット

Wix（ウィックス）は世界中で利用されているホームページ作成ツールです。
豊富なテンプレートが用意されており、デザイン性の高いサイトを作りたい方に向いています。

引用：https://ja.wix.com/

ドラッグ&ドロップ操作で自由にパーツを配置できるため、レイアウトにこだわりたいサークルにおすすめです。
アニメーション効果なども簡単に追加でき、見栄えのするホームページが完成します。

ただし、機能が多い分、操作に慣れるまで少し時間がかかることがあります。
また、無料プランでは広告が表示される点に注意が必要です。

参考： Wixとは？初心者向けに機能・料金・他サービス比較を解説

２-２．Jimdo（ジンドゥー）のシンプルな操作性

Jimdo（ジンドゥー）はドイツ発のホームページ作成ツールで、日本語にも対応しています。
シンプルな操作画面が特徴で、初心者でも迷わずに使い始められるでしょう。

引用：https://www.jimdo.com/jp/

AI機能を使えば、質問に答えるだけで自動的にホームページの骨組みが完成します。
時間をかけずにサイトを公開したいサークルには便利な機能です。

デザインの自由度はWixに比べるとやや控えめですが、その分シンプルで見やすいホームページを作りやすいという利点があります。

参考： Jimdo（ジンドゥー）とは？基本の使い方から口コミ・評判も解説

２-３．Wepage（ウィーページ）の特徴と使い方

Wepage（ウィーページ）は日本国内で開発されたホームページ作成ツールです。
日本語でのサポートが充実しており、困ったときも安心して相談できます。

引用：https://wepage.com/

操作画面がわかりやすく設計されているため、パソコン操作に自信がない方でも簡単にホームページを作成できます。
テンプレートを選んで文章や写真を入れ替えるだけで、見栄えの良いサイトが完成します。

サークル活動で必要なお問い合わせフォームやギャラリー機能も標準で備わっており、追加設定の手間が省けます。

参考： Wepage（ウィーページ）とは？ホームページ作成方法から特徴まで徹底解説

２-４．各ツールの選び方のポイント

どのツールを選ぶかは、サークルの状況や目的によって異なります。
以下の比較表を参考に、自分たちに合ったツールを検討してみてください。

選ぶ際のポイントとして、まずは無料プランで実際に触ってみることをおすすめします。
操作感や機能を確認してから本格的に制作を始めると、途中で困ることが少なくなります。

無料プランと有料プランの違い

では、各サービスにおいて無料プランと有料プランは何が違うのでしょうか？

多くのサービスでの無料プランは初期費用がかからず、基本的な機能でサークルサイトを運営できます。
ただし、独自ドメイン(自分だけのURL)が使えない、広告が表示される、容量が少ないなどの制限があります。

一方、有料プランは月額数百円から利用でき、独自ドメインの取得、広告の非表示、画像や動画をたくさん保存できる大容量、メンバー専用ページの作成など、より本格的な機能が使えます。

まずは無料プランで試してみて、サークルの活動が活発になったら有料プランへの切り替えを検討するのがおすすめです。

参考： ホームページ作成サービスの有料・無料の違いを徹底比較｜初心者でもわかる選び方ガイド

ホームページ作成では作り始める前に、いくつかの準備を整えておくことが大切です。
事前にしっかり準備しておけば、作成作業がスムーズに進み、完成度の高いサイトに仕上がります。

ここでは、文化系サークルのホームページ制作に必要な3つの準備について解説します。

３-１．ホームページの目的を明確にする

最初に、なぜホームページを作るのかを明確にしましょう。
目的がはっきりしていないと、どんな情報を載せるべきか迷ってしまいます。

文化系サークルの場合、主な目的として次のようなものが考えられます。

目的を決めたら、メンバー全員で共有しておきましょう。
そうすることで、サイト作成の方向性がぶれにくくなります。

３-２．掲載する情報の洗い出し

情報を洗い出す際は、新入生の立場になって「何を知りたいか」を考えると、必要な内容が見えてきます。

３-３．写真や動画素材の収集

写真を使う際は、写っている人に掲載の許可を取ることを忘れないでください。
また、画像のサイズが大きすぎると読み込みが遅くなるため、適切なサイズに調整しておくと良いでしょう。

参考： ホームページで使う画像サイズを徹底解説！

ホームページを作成する際には、どのような情報を載せるかがとても重要です。
訪問者が知りたい情報をわかりやすく整理して掲載することで、サークルの魅力がしっかり伝わります。

ここでは、文化系サークルのホームページに掲載すべき内容を具体的に紹介します。

４-１．トップページのデザインと構成

４-２．サークル概要と活動内容

サークルの基本情報は、訪問者が最も知りたい内容の一つです。
以下のような項目を整理して掲載すると、わかりやすくなります。

活動内容は文章だけでなく、写真や動画を添えると雰囲気が伝わりやすくなります。

４-３．メンバー紹介とOBOGの声

サークルに興味を持った方は、どんな人が所属しているのか気になるものです。
メンバー紹介ページを作成し、学年や役職、ひとことコメントなどを載せると親しみやすさが生まれます。

また、OBOGからのメッセージを掲載すると信頼感が高まります。
卒業後の進路や、サークルで得た経験についてのコメントがあると、入部を検討している方の参考になります。

４-４．年間行事と実績紹介

４-５．入部案内と見学申込

新入生や入部希望者に向けた案内ページは必ず用意しましょう。
入部の流れや条件、必要な費用などを明記しておくと入部希望者も安心です。

見学や体験参加の申し込み方法も記載します。
お問い合わせフォームやSNSへのリンクを設置しておくと、気軽に連絡してもらえるでしょう。
連絡先を明確にしておくことが入部につながる第一歩です。

ここでは、前述で紹介した無料のホームページ作成ツールWepageを使って、実際にサークルのホームページを作る手順を解説します。

初めての方でも迷わず進められるよう、ステップごとに説明していきます。

５-１．Wepageへの登録とログイン

まずはWepageに登録しましょう。
Wepageのサービスサイトから、「今すぐ無料でホームページを作成」ボタン、または「無料登録」ボタンをクリックします。

メールアドレスを入力する画面で、ご希望のメールアドレスを入力します。
「利用規約、個人情報の取得・利用について」をお読みいただき「同意する」にチェックを入れたうえで、「入力内容を確認」ボタンをクリックします。

ご入力いただいたメールアドレスにご案内メールが届きますので、メールをご確認ください。
（すぐに届かない場合は少しお待ちいただくか、入力したメールアドレスに間違いがないか、迷惑メールに振り分けられていないか、などをご確認ください）

デザイン選択画面上部で「趣味・サークル」ボタンをクリックします。

趣味・サークルテンプレートカテゴリが表示されますので、ご自身のサークルや部活動のテンプレートにカーソルを合わせる、またはタップして「このデザインで始める」または「これで始める」をクリックします。

５-２．サークル・部活のサイト名とアドレスを入力

ホームページ名とご希望のアドレスを入力します。
URLは「https://【ご希望の文字列】.wepage.com」です。
5文字以上の半角小文字英字・数字・ハイフン（先頭・末尾のハイフン除く）のみご利用いただけます。

入力したら下部の「次へ」ボタンをクリックします。

会社や活動の情報を入力する画面になります。
必要があれば入力しますが、入力しなくても構いません。
完了したら「決定」ボタンをクリックします。

ホームページが完成しました！
すぐに公開したければ「公開する」ボタンをクリック、できたホームページを一度確認したい場合は「プレビュー」ボタンをクリック、さらに編集したい場合は「編集する」ボタンをクリックします。

このように、Wepageではこれだけのステップで簡単にWebサイトを作成することができます。

５-３．文章と写真の準備と配置

さらにホームページを充実化させるため、テンプレートを選んだら、あらかじめ用意していた文章と写真を配置しましょう。

掲載するコンテンツは、サークル概要の説明文やメンバーの紹介文、活動の雰囲気が伝わる写真などです。
写真は明るく、作品や活動風景が魅力的に見えるものを選びましょう。
文章は簡潔で読みやすく、サークルの魅力が伝わる内容を心がけてください。
それでは、準備した素材をテンプレートの各セクションに配置していきます。

「編集する」ボタンをクリックすると、編集画面に移動します。
文章や画像は、編集したい箇所をクリックすることで簡単に編集できます。

Wepageでは操作方法について、詳しくはサポートサイトで動画でもご確認いただけます。

編集が完了したら、上部メニューから「ダッシュボード」ボタンをクリックします。
表示されるメニューから、「保存」ボタンをクリックします。

ダッシュボード画面が表示されますので、「公開」ボタンをクリックします。
表示されるメニューから「公開」ボタンをクリックします。

ホームページが公開されました。

５-４．LINEやSNSで告知、定期的に情報更新

ホームページのURLは、最初に設定したURLです。
ダッシュボード画面の「URL」でもご確認いただけます。

このURLをコピーして、メール、SNS、チラシや名刺等でも告知しましょう。

また、定期的な情報更新を行い、常に最新情報を掲載することをおすすめします。

ホームページは作成するだけでなく、見た目の印象も大切です。
文化系サークルらしい雰囲気を伝えるデザインにすることで、訪問者の興味を引きやすくなります。

ここでは、初心者でも取り入れやすいデザインのコツを紹介します。

参考： ホームページデザインの基礎知識～ポイントや注意点も解説

６-１．サークルのカラーとイメージに合わせた配色

ホームページの配色は、サークルの印象を左右する重要な要素です。
まずはサークルのロゴやユニフォーム、活動内容からイメージカラーを決めましょう。

使用する色は3色程度に絞ると、まとまりのあるデザインになります。
メインカラー、サブカラー、アクセントカラーの3つを決めておくと、ページ全体に統一感が生まれます。

落ち着いた雰囲気を出したい文芸サークルなら紺や茶色系、明るい印象を与えたい音楽サークルならオレンジや黄色系など、活動内容に合った色を選びましょう。

６-２．見やすいレイアウトの基本

また、1行あたりの文字数は30〜40文字程度が読みやすいとされています。
長すぎる行は目が疲れる原因になるため、適度な幅に調整してください。

６-３．写真の効果的な使い方

６-４．モバイル表示の確認と調整

現在、多くの人がスマートフォンでホームページを閲覧しています。
パソコンで作成したページがスマートフォンでも見やすいか、必ず確認しましょう。

無料のホームページ作成ツールには、モバイル表示のプレビュー機能が備わっているものがほとんどです。
文字が小さすぎないか、ボタンが押しやすい大きさかを確認してください。

画像が画面からはみ出していないか、横スクロールが発生していないかもチェックポイントです。
公開前に複数のデバイスで表示を確認しておくと安心です。

参考： スマホ対応ホームページの作り方と6つのポイントを解説

ホームページは作って終わりではありません。
公開後の運用と改善が、サークルの魅力を伝え続けるために重要です。

ここでは、文化系サークルのホームページを効果的に運用するためのポイントを解説します。

７-１．更新頻度と内容の工夫

ホームページの情報が古いままだと、訪問者に「このサークルは活動していないのかな」と思われてしまいます。
定期的な更新は、サークルが活発に活動している証拠になります。

更新のタイミングと内容の例を以下にまとめました。

無理のない範囲で、月に1回程度の更新を目標にすると継続しやすいでしょう。

７-２．訪問者数を増やす方法

さらに、検索で見つけてもらいやすくするために、ページのタイトルや説明文にサークル名や活動内容を含めておくことをおすすめします。

７-３．メンバー間での管理体制

このように管理体制を整えておくことで、サークルのホームページを長く運用し続けることができます。

ここまで無料ツールを使ったホームページ作成の方法を紹介してきましたが、文化系サークルのホームページを手軽に作りたい方にはWepage（ウィーページ）がおすすめです。

Wepageは、専門知識がなくても直感的な操作でホームページを作成できるサービスです。
テンプレートを選んで文章や写真を入れ替えるだけで、プロが制作したような見栄えの良いサイトが完成します。

８-１．Wepageが文化系サークルに向いている理由

Wepageには、サークル活動の魅力を伝えるために役立つ機能がそろっています。
写真ギャラリー機能を使えば、展示会や演奏会の様子を美しく見せることが可能です。
また、お問い合わせフォームも簡単に設置でき、見学希望者からの連絡をスムーズに受け付けられます。

スマートフォンでの表示にも自動で対応しているため、新入生が外出先からサイトを見た場合でも、きれいなレイアウトで情報が伝わります。

８-２．無料プランでも充実した機能

Wepageは無料プランでもホームページの公開が可能です。
まずは無料で試してみて、活動が本格化してきたら有料プランへの移行を検討するという使い方もできます。

サークルの予算が限られている場合でも、費用をかけずにホームページ運用を始められる点は大きなメリットといえるでしょう。

今回は、文化系サークルのホームページ作成について、無料ツールの選び方から具体的な作成手順、公開後の運用方法まで解説しました。

ホームページを持つことで、新入生への情報発信や活動実績の記録、外部との連絡窓口など、さまざまな場面で役立ちます。
無料ツールを使えば、専門知識がなくても魅力的なサイトを作ることができるでしょう。

大切なのは、サークルの雰囲気が伝わるデザインにすることと、定期的に情報を更新し続けることです。
まずは掲載したい内容を整理して、今回紹介した手順に沿って作成を始めてみてください。

なお、ホームページ作成をご検討なら、操作がシンプルで初心者にも使いやすいWepage（ウィーページ）をぜひお試しください。