司法書士のホームページ作成のポイント

司法書士のホームページ作成のポイント

公開日:2025/2/28
 最終更新日:2025/2/28

「司法書士はホームページを作成すべきなの?」
「司法書士向けのホームページ作成方法が知りたい!」

現代では士業の方が自身および所属事務所のホームページを持つのが当たり前の時代であり、司法書士も例外ではありません。

そこで今回は、司法書士がホームページを持つ重要性および作成時のポイントについて解説します。
本記事を読めば、司法書士のホームページ作成のイメージが具体的になるはずですので、ぜひ参考にしてください。

なお、ホームページ作成をご検討なら、Wepageをご検討ください。


01司法書士事務所にとってのホームページの重要性

司法書士事務所にとってのホームページの重要性

司法書士事務所にとって、ホームページは以下の点で重要な役割を持ちます。

  • 信頼感と安心感を与える
  • 他事務所との差別化
  • 集客ツールとして活用できる

近年、司法書士へ依頼・相談をしたい方は、インターネットを用いるのが一般的になりつつあります
その中で、ご自身の事務所が検索結果に表示されることは、名刺と同等の役割を果たし、見た人への認知・安心感を与えられるはずです。

また、ご自身の所属する事務所についての実績および強みをアピールできれば、他事務所との差別化もできます。
ご自身の所属する事務所にしかない強みを活かすには、ホームページはうってつけのツールだといえるでしょう。

他にも、ホームページは集客ツールとして活用できる点もメリットです。

例えば、あなたが出演されたメディアを見た方が、名前あるいは事務所名を検索したとしましょう。
このとき、ホームページがなければ、依頼および相談などの行動は起こりにくいです。
一方、ホームページが表示されたらほとんどの方が開くため、さらにあなたおよび事務所について知ってもらうことができます。

他にも、SEOと呼ばれる施策を行い検索結果に表示されるようになれば、見込み顧客にもリーチが広がります。
インターネットは24時間365日使えるので、万能な広告としてホームページを活用できるのです。

上記点から、司法書士事務所にとってホームページは重要であるといえます。


02司法書士ホームページのデザイン事例

いきなり司法書士のホームページを作るとなっても、デザインのイメージがしにくいはずです。
そこで、ここでは参考となる司法書士ホームページをいくつかピックアップしてご紹介します。

2-1.高橋・水城事務所

高橋・水城事務所

高橋・水城事務所のホームページでは、トップページに大きな画像を用いてインパクトを与えているのが印象的です。

画像の中で、代表する司法書士の高橋さんを掲載させることで、依頼する相手の顔が見えるという安心感を強調させています。

デザイン自体もシンプルでさほど複雑ではないため、取り入れやすく参考になるでしょう。

2-2.こやま法務事務所

こやま法務事務所

こやま法務事務所のホームページは、白をベースカラーにして清潔さや誠実さを伝えやすくするデザインが特徴です。

レイアウトも先進的なでおしゃれさを感じられる点も、時代に合わせて積極的に活動している印象を与えます。

ホームページデザインにオリジナリティを加えて、視覚的にも差別化を図っていきたいなら、こやま法務事務所を参考にしてみてはいかがでしょうか。

2-3.井上司法書士事務所

井上司法書士事務所

井上司法書士事務所のホームページは、イラストを取り入れて親しみやすさを強調させるデザインが特徴です。

司法書士と聞くと堅い印象を持たれてしまうので、あえてイラストを取り入れるのも差別化の手法といえるでしょう。

コンテンツやレイアウトも整っており、みやすさにも配慮されている点も参考になるはずです。


03ホームページ作成前の準備

ホームページ作成前の準備

ホームページ制作は見切り発車で進めてしまうと、ズレが生じやすくおすすめできません。
しっかりとした準備を行った上で制作にあたるのが適切です。

ここでは、ホームページ作成前に大切な準備について解説します。

3-1.ターゲット顧客の明確化

まずはターゲット顧客を明確にする作業が重要です。

ホームページを訪れた人が、あなたが提供するサービス・情報を必要としていなくては意味がありません

そのため、あなたの事務所を利用するであろう人物像を具体化し、ターゲット顧客として設定しましょう。
例えば、不動産に関する実務処理を強みとしているなら、物件売買を行った際に不動産登記が面倒に感じている方をターゲット顧客とします。

ターゲットなる顧客をより具体化できれば、ホームページに必要なデザイン・コンテンツも絞れていくはずです。

3-2.掲載する情報の整理

ターゲット顧客が明確化できたら、掲載する情報の整理をしていきましょう。

どのような情報を掲載するのかは、ターゲット顧客が知りたい内容かどうかで決めます。

ただし、基本的に掲載すべき情報の傾向は決まっているため、後ほど紹介する「司法書士ホームページに必要な要素」を参考にしてください。
また、情報に伴って必要な写真や画像もあるので、並行して収集できるよう動いていきましょう。


04司法書士ホームページに必要な要素

司法書士ホームページに必要な要素

ここでは、司法書士ホームページに必要な要素について解説します。
どのような情報を整理すればいいのかわからない方は、最低限度これから紹介する要素についてまとめてみましょう。

4-1.事務所概要と所在地

ご自身が所属する事務所の名前や連絡先、所在地を掲載する項目です。
中には代表者のプロフィールや事務所の経歴を記載しているところもあります。

最近では、所在地の項目にGoogleマップなどを埋め込み、アクセスしやすいよう配慮されているホームページが多いです。

4-2.取扱業務の詳細

ホームページを訪れる方は、取扱業務の詳細が知りたいはずです。
そのため、どのような業務を行っているのかを掲載しましょう。

取扱業務については、全て書き出したほうが見込み顧客は増えるためおすすめです。

4-3.所属資格・登録情報の提示

所属資格・登録情報の提示

司法書士としての資格や登録されている情報を提示して、信頼性を高めるホームページに仕上げるのも大切です。

中には、司法書士を謳って利用者を騙そうとする悪質な業者も存在します。

利用者にとっては、本当に相談していいものか、司法書士として信頼できるのかを調べるわけですから、所属資格・登録情報の提示は必須です。
安心して利用・相談してもらえるような要素を整えていきましょう。

4-4.初回相談の流れ

中には、司法書士を初めて利用する方もいますので、初回相談の流れを記載してあげると親切です。

初回相談では料金が発生するのか、という点も利用者は気になっている項目でしょう。
そのため、相談時の流れに加えて料金の有無についても記載してください。

4-5.料金体系

ホームページを訪れた方が興味を持つ項目として、料金があげられます。

司法書士の費用は自由に設定が可能だからこそ、良心的であるか、予算に収められるかどうかを重視します。
可能な限り業務ごとに発生する費用を記載し、利用者が安心して依頼できる料金体系を作っていきましょう。

4-6.スタッフ紹介

スタッフ紹介

信頼感や安心感を高める要素として、スタッフ紹介があります。

事務所に所属している司法書士だけでなく、可能であれば他に在籍している方も掲載すべきでしょう。

依頼を検討している方にとって、司法書士および事務所の人と顔がわかるのは、安心材料となるはずです。

また、どのような資格を持っているのか、経歴も含めて紹介できるなら、より信頼できるホームページに仕上がるでしょう。

4-7.お客様の声、口コミ掲載

サービスを利用する際は、第三者の意見を参考にする方も多いため、お客様の声や口コミを掲載するのもおすすめです。

  • どのような悩みを持っていたのか
  • ご自身の所属する事務所を利用するきっかけ
  • 利用してどうなったのか

上記を記載できると、利用を検討している方へ役に立つお客様の声・口コミページになります。

4-8.お問い合わせフォーム

司法書士のホームページには、お問い合わせフォームは必須です。
相談や質問がしたいときに電話受付だけでお問い合わせフォームがないと、離脱の原因になってしまいます。

お問い合わせフォームは訪れた方が見つけやすいよう、できるだけわかりやすい位置に設置しましょう。


05司法書士としての信頼感を醸成するデザインのポイント

司法書士としての信頼感を醸成するデザインのポイント

司法書士のホームページでは、とにかく信頼感を与えて安心してもらうことが重要です。
ここでは、司法書士としての信頼感を醸成するデザインについて、ポイントをいくつかご紹介します。

5-1.信頼感を重視した色・レイアウト

ホームページの色・レイアウトでも信頼感を与えることができます。

例えば、清潔感のあるグリーンやブルーは、司法書士のホームページによく用いられるカラーです。
また、レイアウトは規則正しく整理されていたほうが印象もよく、誠実さをアピールできます。

差別化をするためにスタイリッシュなデザインを取り入れるのも悪くはありませんが、奇抜過ぎてしまうと逆効果になる場合もあるので注意が必要です。

もしどのような色・レイアウトがいいかわからない方は、さまざまな司法書士のホームページを見てヒントを得てみるとよいでしょう。

5-2.スマートフォン対応の重要性

近年では、パソコンだけでなくスマートフォンでホームページを閲覧する方も多いです。

個人利用だけでなくビジネスシーンにおいても同様で、スマートフォンでホームページを見た時にデザインが崩れていると、マイナスな印象を与えてしまいます。
そのため、ホームページもスマートフォンに対応しているデザインを取り入れておきましょう。

おすすめはレスポンシブデザインです。
レスポンシブデザインなら、各デバイスに合わせてサイズを自動調整してくれます。

スマートフォンでホームページを見る方に対しても、信頼感を与えられるデザインを取り入れていきましょう。

5-3.難解な用語を避けた文章表現

ホームページには、実にさまざまな悩みを持った方が訪れます。
どのような方が訪れても理解してもらえるよう、難解な用語を避けた文章表現を心がけてください。

用語がわからないと知りたい内容が把握できないストレスから、ページ離脱の原因となってしまいます。
コンテンツの作成ごと、ホームページが完成した後など、定期的に文章を見返して、難解な用語を使っていないかチェックしましょう。


06司法書士ホームページのSEO対策で意識すべきこと

司法書士ホームページのSEO対策で意識すべきこと

ホームページで集客するには、SEO対策を行う必要があります。
ここでは、司法書士ホームページのSEO対策で意識すべきことについて解説します。

6-1.「○○市 司法書士」など地域キーワードの活用

司法書士を利用したいと考える方の中でも、「○○市 司法書士」など、地域キーワードで検索するケースは多いです。
そのため、対応可能な地域にある市や町などのキーワードをホームページ内に挿入し、検索結果に表示させられるよう対策を施しましょう。

地域系キーワードを活用する場合、Googleマップの検索に表示されるMEOと呼ばれる対策もおすすめです。
MEOとSEOを行えば、より効率よく集客効果が期待できるので、地域系キーワードを挿入する場合は並行して施策を行ってみてください。

6-2.法務系トピックのブログ更新

法務系トピックのブログは、SEO対策に効果的です。
法務に関するキーワードで上位表示できれば、より多くの方をホームページへ流入させることができるでしょう。

ただし、数記事だけでは上位表示するのが難しいため、定期的に記事の追加および情報の更新をする必要があります。
SEOは長期的に行う施策なので、継続しやすい手法でブログ更新をしていきましょう。


07司法書士ホームページの作成ならWepage(ウィーページ)

もしこれから司法書士のホームページを作成するなら、Wepage(ウィーページ)をおすすめします。

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ぜひ、ご興味があればWepage(ウィーページ)を検討してみてください。


08まとめ

今回は、司法書士のホームページ作成について、デザイン事例や制作ポイントをご紹介しました。

現代においては、司法書士のホームページは必ず持っておくべきで、必要な要素が記載されていると信頼度の向上や他事務所との差別化が図れます。
SEO対策を行えば、より効率的な集客ツールとしても活用ができるでしょう。

ただし、ホームページ制作においては、ターゲットの明確化や掲載情報の整理など、準備に時間をかける必要もあります。

スムーズに作成していくために、本記事で紹介したポイントを意識して、理想のホームページを完成させましょう。


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